JPH05240682A - 液面検出装置 - Google Patents

液面検出装置

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Publication number
JPH05240682A
JPH05240682A JP3982892A JP3982892A JPH05240682A JP H05240682 A JPH05240682 A JP H05240682A JP 3982892 A JP3982892 A JP 3982892A JP 3982892 A JP3982892 A JP 3982892A JP H05240682 A JPH05240682 A JP H05240682A
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
liquid level
fuel tank
detecting device
level detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3982892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Senoo
妹尾  秀樹
Takemi Sugiura
健実 杉浦
Shinji Tsuda
真二 津田
Masaki Ito
昌樹 伊藤
Akihiro Takahashi
明広 高橋
Masaya Tsuji
昌也 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP3982892A priority Critical patent/JPH05240682A/ja
Publication of JPH05240682A publication Critical patent/JPH05240682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的底が深く縦長の燃料タンクに好適であ
り、しかも種々の深さの燃料タンクに対しても共通して
使用することができる液面検出装置を提供すること。 【構成】 燃料タンク(2) 内部の基準底面(3) に圧接さ
れた状態で燃料タンク(2) により支持される液面検出装
置(1) である。サーミスタ(4) を所定部位で保持するア
ーム(5) と燃料タンク天板部(6) の取付穴(7) に固定さ
れるアームホルダー(8) とを備える。アームホルダー
(8) には、上方へのアーム(5) の移動を許容するために
アーム(5) が通る上側、下側ガイド穴(10a),(10b) が形
成されている。上側、下側ガイド穴(10a),(10b) 間のア
ーム(5) 部位に係止部材(13)が固定されている。係止部
材(13)、上側ガイド穴(10a) 間のアーム(5) 部位にスプ
リング(14)が圧縮状態で装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液面検出装置、詳し
くは、車載用燃料タンク内部の基準底面に圧接された状
態で燃料タンクにより支持され、燃料タンク内の燃料残
量を検出する液面検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液面検出装置は、使用対象とな
る燃料タンクの種類による容量の相違や同一種類の燃料
タンク間におけるバラツキ(個体差)等に十分対応でき
るよう、燃料タンクに設置する際、その高さ寸法を短縮
可能なように構成されている。
【0003】図3は、このような液面検出装置の従来例
を示している。
【0004】この従来例の液面検出装置1は、サーミス
タ(液面検出端子)4を所定部位で保持するアーム5
と、燃料タンク天板部6の取付穴7に固定されるアーム
ホルダー8とを備える。アームホルダー8は、アーム5
が溶接されたボデー部材22と、取付穴7に固定される
取付部材23との二部材からなる。ボデー部材22に
は、取付部材23の貫通穴から突出する突起24が形成
され、この突起24にねじりコイルばね25が装着され
ている。ねじりコイルばね25は、一端が取付部材23
の切起し片26に、他端がボデー部材22の切起し片2
7にそれぞれ係止され圧縮状態とされている。また、ボ
デー部材22には係止突起28が形成され、一方、取付
部材23には上記貫通穴を中心とする円周上に周方向に
所定幅をもつ係止穴29が形成されており、係止突起2
8は係止穴29から突出し、燃料タンク2への設置前の
状態においては、ねじりコイルばね25の付勢力により
係止穴29の図面左端辺に押付けられて係止されてい
る。
【0005】上記のように構成された液面検出装置1を
燃料タンク2に設置する際、アーム下端部5bが基準底
面3(液面検出端子4の設置位置を決定するにあたり基
準となる面)に当ると、ボデー部材22は、ねじりコイ
ルばね25の付勢力に抗して図示矢印で示すように突起
24を中心として時計方向へ回動し(換言すると、上方
へ移動し)、相対的に取付部材23が反時計方向へ回動
し(換言すると、下方へ移動し)、その後取付部材23
が取付穴7に固定される。このような設置後において
は、アーム下端部5bは、ねじりコイルばね25の付勢
力により基準底面3に圧接された状態に保たれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の液
面検出装置1は、比較的底が浅い扁平な燃料タンク2に
対して好適であるが、比較的底が深い縦長の燃料タンク
2、換言すると幅狭な燃料タンク2に使用する場合に不
具合が生じることが判明した。
【0007】すなわち、上記従来の液面検出装置1を比
較的底が深く縦長の燃料タンク2に使用しようとする場
合、まず、装置1自体の横幅が大きいため燃料タンク2
への設置が不可能な場合が生じる。そこで、ボデー部材
22と取付部材23とを一直線状に連結させることによ
り装置1の横幅を小さく設定することが考えられる。し
かし、このように構成した場合、燃料タンク2への設置
の際、アーム下端部5bが基準底面3に当ってもボデー
部材22が円滑に回動しないおそれがある。また、燃料
タンク2への設置前では全体形状は略一直線状である
が、設置の際はボデー部材22が回動してL字状に変形
して横幅が増大する(この横幅は、アーム下端部5bの
移動量を大きく確保しようとすればする程増大する。)
ことから、幅狭な燃料タンク2に使用することが困難に
なる等の不具合が生じる。
【0008】この発明は、上記従来の液面検出装置の問
題点を解決し、比較的底が深く縦長の燃料タンクに好適
であり、しかも種々の深さの燃料タンクに対しても共通
して使用することができる液面検出装置を提供すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る液面検出装置は、燃料タンク内部の
基準底面に圧接された状態で燃料タンクにより支持され
る液面検出装置であって、液面検出端子を所定部位で保
持するアームと燃料タンク天板部の取付穴に固定される
アームホルダーとを備える液面検出装置において、前記
アームホルダーには、上方への前記アームの移動を許容
するために前記アームが通る上側、下側ガイド穴が形成
されており、前記上側、下側ガイド穴間のアーム部位に
係止部材が固定されており、また、前記係止部材、上側
ガイド穴間のアーム部位にスプリングが圧縮状態で装着
されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】まず、燃料タンクへの設置前の液面検出装置に
おいては、係止部材は圧縮状態にあるスプリングの付勢
力により下側ガイド穴へ押付けられ、このためアームは
下方へ最も伸びた状態に保持され、液面検出装置全体の
縦方向の長さが最大となっている。
【0011】そして、この状態にある液面検出装置を燃
料タンクへ設置する際においては、アーム下端部が基準
底面に当ると、アームは上側、下側ガイド穴により上方
へ移動可能なため係止部材がスプリングの付勢力に抗し
て上方へ移動し、相対的にアームホルダーが下方へ移動
する。そして、アームホルダーは燃料タンク天板部の取
付穴に固定される。
【0012】このようにして燃料タンクに設置された後
の液面検出装置においては、アーム下端部はスプリング
の付勢力により基準底面に圧接された状態にある。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0014】図1は、一実施例に係る液面検出装置の正
面を示している。
【0015】図1において、液面検出装置1は、燃料タ
ンク2内部の基準底面3に圧接された状態で燃料タンク
2により支持される。この液面検出装置1は、サーミス
タ(液面検出端子)4を所定部位で保持するアーム5
と、燃料タンク天板部6の取付穴7に固定されるアーム
ホルダー8とを備える。
【0016】アームホルダー8はガイドフレーム9を備
え、図2(B) に示すように、ガイドフレーム9の上側壁
部9a及び下側壁部9bには、それぞれ上方へのアーム
5の移動を許容するためにアーム5が通る上側ガイド穴
10a及び下側ガイド穴10bが形成されている。上側
ガイド穴10aの形状は図2(A) に示すように半月状で
あり、この上側ガイド穴10aに断面半月状のアーム上
端部5aが挿通されて、アーム5の回動を防止してい
る。
【0017】上側、下側ガイド穴10a,10b間のア
ーム部位には、図2(B) に示すように合成樹脂製のイン
シュレータ11とEリング12とからなる係止部材13
が固定されている。また、係止部材13、上側ガイド穴
10a間のアーム部位には、図2(B) に示すようにスプ
リング14が圧縮状態で装着されている。
【0018】なお、図1中の他の符号15は燃料タンク
底部、16はサーミスタ4に接続されアーム5に巻かれ
たリード線、17はフロート、18はフロート支持アー
ム、19はアームホルダー8に配設され内部にフロート
支持アーム18の回転角度に応じて抵抗値が変化する可
変抵抗器を有するボデー部、20は可変抵抗器に接続さ
れた他のリード線、21はコネクタをそれぞれ表わして
いる。
【0019】液面検出装置1は上記のように構成されて
いるため、燃料タンク2への設置前においては、係止部
材13は圧縮状態にあるスプリング14の付勢力により
下側ガイド穴10bへ押付けられ、このためアーム5は
下方へ最も伸びた状態に保持され、液面検出装置1全体
の縦方向の長さが最大となっている。
【0020】そして、この状態にある液面検出装置1を
燃料タンク2へ設置するに当っては、まず、アーム5側
を先頭にして液面検出装置1を取付穴7から燃料タンク
2内部へ挿入する。
【0021】そして、アーム下端部5bが基準底面3に
当ると、アームホルダー8を下方へ押付けるようにす
る。すると、上記のようにアーム5は上側、下側ガイド
穴10a,10bにより上方へ移動可能なため、アーム
が図2(B) 図示矢印で示すようにスプリング14の付勢
力に抗して円滑に上方へ移動し、相対的にアームホルダ
ー8が下方へ移動する。そして、アームホルダー8を取
付穴7に固定する。
【0022】このようにして燃料タンク2に設置された
後の液面検出装置1においては、アーム下端部5bはス
プリング14の付勢力により基準底面3に圧接された状
態にある。
【0023】以上説明したように、この実施例に係る液
面検出装置1は、図1から明らかなように、横幅が比較
的狭い構成であり、また、燃料タンク2への設置の際、
アーム下端部5bが基準底面3に当った後アームホルダ
ー8を下方へ押付けると、アーム5はスプリング14の
付勢力に抗して円滑に上方へ移動し、相対的にアームホ
ルダー8が下方へ円滑に移動する。このため、この液面
検出装置1は比較的底の深い縦長の燃料タンク2に好適
なものとなる。また、その移動量は、上側、下側ガイド
穴10a,10b間の間隔を大きく設定することで大き
く設定することができるため、種々の深さの燃料タンク
2に共通して使用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明に係る液面検出装置によると、燃料タンクへ設置する
際、アーム下端部が基準底面に当ると、アームは上側、
下側ガイド穴により上方へ移動可能なため係止部材がス
プリングの付勢力に抗して上方へ円滑に移動し、相対的
にアームホルダーが下方へ円滑に移動する。このため、
この発明に係る液面検出装置は、全体形状が上下方向の
みにおいて短縮するよう変形するため、比較的底の深い
縦長の燃料タンク換言すると幅狭な燃料タンクに好適と
なる。また、そのアームホルダーの移動量は、上側、下
側ガイド穴の間隔を大きく設定することで長く設定する
ことができるため、種々の深さの燃料タンクに共通して
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る液面検出装置の正面図
【図2】同装置の要部拡大図であり、(A) は平面図、
(B) は正面断面図
【図3】従来例の正面図
【符号の説明】 1 液面検出装置 2 燃料タンク 3 基準底面 4 サーミスタ(液面検出端子) 5 アーム 5b アーム下端部 6 燃料タンク天板部 7 取付穴 8 アームホルダー 10a 上側ガイド穴 10b 下側ガイド穴 13 係止部材 14 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 昌樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 高橋 明広 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 辻 昌也 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内部の基準底面に圧接された
    状態で燃料タンクにより支持される液面検出装置であっ
    て、液面検出端子を所定部位で保持するアームと燃料タ
    ンク天板部の取付穴に固定されるアームホルダーとを備
    える液面検出装置において、 前記アームホルダーには、上方への前記アームの移動を
    許容するために前記アームが通る上側、下側ガイド穴が
    形成されており、 前記上側、下側ガイド穴間のアーム部位に係止部材が固
    定されており、また、 前記係止部材、上側ガイド穴間のアーム部位にスプリン
    グが圧縮状態で装着されていることを特徴とする液面検
    出装置。
JP3982892A 1992-02-26 1992-02-26 液面検出装置 Pending JPH05240682A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3982892A JPH05240682A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 液面検出装置

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JP3982892A JPH05240682A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 液面検出装置

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JPH05240682A true JPH05240682A (ja) 1993-09-17

Family

ID=12563836

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3982892A Pending JPH05240682A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 液面検出装置

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JP (1) JPH05240682A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014010008A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014010008A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置

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