JPH06160156A - 液面検出器 - Google Patents

液面検出器

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Publication number
JPH06160156A
JPH06160156A JP31746292A JP31746292A JPH06160156A JP H06160156 A JPH06160156 A JP H06160156A JP 31746292 A JP31746292 A JP 31746292A JP 31746292 A JP31746292 A JP 31746292A JP H06160156 A JPH06160156 A JP H06160156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid level
float
tank
highest
level detector
Prior art date
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Pending
Application number
JP31746292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemi Sugiura
健実 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP31746292A priority Critical patent/JPH06160156A/ja
Publication of JPH06160156A publication Critical patent/JPH06160156A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最低液位のみならず、最高液位及び最低液位
と最高液位との中間域のそれぞれについても正確に検出
することができる液面検出器を提供すること。 【構成】 液体タンク2に固定される上部ホルダー4
と、上部ホルダー4に対し、ボス部8を中心として回動
可能な下部ホルダー7とを備える。ボス部は最高液位と
ほぼ同じ高さ位置に設定されている。下部ホルダー7に
は底面基準ロッド15が固定され、底面基準ロッド15
は、ねじりコイルばね5により液体タンク2の底面に圧
接される。さらに、下部ホルダー7には、先端にフロー
ト12が取着されたフロートアーム11が回動自在に取
り付けられている。フロート12は、下部ホルダー7の
回動に従い底面基準ロッド15とともに回動し、最低液
位のとき底面2bからの高さ位置が一定に保たれる。ま
た、フロート12は、最高液位のとき常に最高液位と等
しい高さ位置に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液面検出器、特に、深さ
にばらつきのある各液体タンク内の液位例えば燃料タン
ク内のガソリン残量を正確に検出することができるよう
にした液面検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液面検出器の一例として、実公昭
58−12110号公報に開示されるものがある。
【0003】この公報記載の液面検出器は、液体タンク
に固定される取付部(ブラケット1a等)と、液体タン
クの深さに応じて上記取付部の所定部位(取付部3)を
中心として回動可能な検出部(ボデー2,フロート4
等)とからなり、この液面検出器が深さにばらつきのあ
る各液体タンクに装着された場合、液体タンクの深さに
応じて検出部が回動し検出部の最低液位検出部位、すな
わち、最低液位(いわゆるE点)のときのフロート4、
を最低液位と一致する高さ位置まで変位させる構成をと
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によると、最低液位については正確に検出することがで
きるが、上記検出部の回動に伴い検出部の最高液位検出
部位、すなわち、最高液位(いわゆるF点)のときのフ
ロート4、が変位し、このため最高液位、及び最低液位
と最高液位との中間域については、正確に検出すること
ができなくなるという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決し、最低液位
のみならず、最高液位及び最低液位と最高液位との中間
域のそれぞれについても正確に検出することができる液
面検出器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る液面検出器は、液体タンクに固定され
る取付部と、該取付部の所定部位を中心として回動可能
な検出部とからなり、各液体タンクの深さに応じて前記
検出部が回動し該検出部の最低液位検出部位が最低液位
と一致する高さ位置に変位する液面検出器において、前
記検出部の最高液位検出部位を前記取付部所定部位と一
致する高さ位置に設定したことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用効果】深さにばらつきのある各液体タンク
に当該液面検出器を装着したとき、最高液位検出部位
は、いずれの液体タンクであっても本来的に一定である
最高液位と、常に同じ高さ位置に位置する。
【0008】このため、本発明によると、最低液位のみ
ならず、最高液位及び最低液位と最高液位との中間域の
それぞれについても正確に検出することができるように
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1及び図2は一実施例に係る液面検出器
を示している。
【0011】図1及び図2において、液面検出器1は、
液体タンク2の上壁2aに固定されるフランジ3を有す
る上部ホルダー4を備える。
【0012】この上部ホルダー4は本発明にいう取付部
に対応する。上部ホルダー4には、ねじりコイルばね5
の一方の腕部5aを係止する切起し片6が形成されてい
る。また、上部ホルダー4には、下部ホルダー7のボス
部8が間隙をもって嵌挿された貫通孔9が形成されてい
る。上部ホルダー4における貫通孔9が形成された部位
が、本発明にいう取付部の所定部位に対応している。
【0013】下部ホルダー7には、最高液位と同じ高さ
位置にボス部8が水平方向へ突出して形成されている。
ボス部8は上部ホルダー4の貫通孔9内に嵌挿され、ね
じりコイルばね5のコイル部5bを取着している。ま
た、下部ホルダー7には、ねじりコイルばね5の他方の
腕部5cを係止する切起し片10が形成されている。
【0014】このように、上部ホルダー4に対し下部ホ
ルダー7がボス部8を中心として回動可能とされてお
り、また、下部ホルダー7はねじりコイルばね5により
液体タンク2の底面2bへ向かう方向へ付勢される。
【0015】フロートアーム11は、先端にフロート1
2を備えている。フロートアーム11は、下部ホルダー
7にピン結合されており、下部ホルダー7に形成された
最低液位検出用ストッパー13と最高液位検出用ストッ
パー14との間を回動自在とされ、最高液位検出用スト
ッパー14に当接したとき、フロート12がほぼボス部
8の仮想延長軸線上に位置するような回動軌跡を描くこ
とができるよう下部ホルダー7に取り付けられている。
【0016】底面基準ロッド15は、フロート12より
も下方に位置するよう下部ホルダー7に固定されてい
る。なお、下部ホルダー7、フロートアーム11、フロ
ート12、底面基準ロッド15等が、本発明にいう検出
部に対応している。また、図面には現われていないが、
下部ホルダー7には、周知の可変抵抗器が設けられてい
る。また、図1及び図2において、他の符号16は警告
表示用サーミスタを表わしている。
【0017】次に、上記のように構成された液面検出器
1の動作を、概念図としての図3を併せて参照しつつ説
明する。
【0018】当該液面検出器1を、深さにばらつきのあ
る各液体タンク2に装着するにあたって、底面基準ロッ
ド15を液体タンク2の底面に当接させると、底面基準
ロッド15と下部ホルダー7とが一体になってボス部8
を中心としてねじりコイルばね5の付勢力に抗して回動
し、上部ホルダー4を液体タンク2に固定したときに
は、ねじりコイルばね5の付勢力により底面基準ロッド
15は液体タンク2の底面2bに圧接した状態となり、
また、フロート12は底面2bの僅かに上方に位置す
る。
【0019】ここで、当該液面検出器1を深さの比較的
深い液体タンク2(以下、深タンクという。)に装着し
た場合と、深さの比較的浅い液体タンク2(以下、浅タ
ンクという。)に装着した場合とを比較すると、図3に
示すように、深タンクに装着された場合、底面基準ロッ
ド15の先端部15a、及び最低液位検出用ストッパー
13と当接したフロート12は、それぞれ図示実線(下
側)で示すように位置し、一方、浅タンクに装着された
場合、底面基準ロッド15の先端部15a及び上記フロ
ート12は、それぞれ上記図示実線の状態からボス部8
を中心として角度θだけ回動した図示二点鎖線(下側)
で示す状態に変位している。従って、当該液面検出器1
が深タンク、浅タンクのいずれに装着された場合であっ
ても、底面2bからのフロート12の高さ位置は略一定
となる。このため当該液面検出器1によると、最低液位
を正確に検出することができる。なお、最低液位のとき
のフロート12が、本発明にいう最低液位検出部位に対
応している。
【0020】深タンク、浅タンクのいずれであっても、
通常、最高液位は一定に設定される。そして、液位が最
高液位以上であるとき、深タンクに装着された液面検出
器1のフロート12は、最高液位検出用ストッパー14
と当接し、図示実線(上側)で示すようにボス部8の高
さ位置と略等しい高さ位置にあり、一方、浅タンクに装
着された液面検出器1のフロート12も、最高液位検出
用ストッパー14と当接し、図示二点鎖線(上側)で示
すようにボス部8の高さ位置と略等しい高さ位置にあ
る。従って、当該液面検出器1が深タンク、浅タンクの
いずれに装着された場合であっても、液位が最高液位以
上にあるときのフロート12はともに最高液位に位置す
る。このため、当該液面検出器1によると、最高液位を
正確に検出することができる。また、最低液位と最高液
位を正確に検出することができることから、当該液面検
出器1によると、最低液位と最高液位との中間域につい
ても正確に検出することができる。なお、最高液位にあ
るときのフロート12が、本発明にいう最高液位検出部
位に対応している。
【0021】図4は、他の実施例に係る液面検出器1の
模式図を示している。
【0022】図4に示す液面検出器1は、フロート12
自体が抵抗18の抵抗値を直接変える筒形タイプのもの
であり、上部ホルダー4に対してボス部8を中心として
筒状ケース17を回動可能とし、かつ、ボス部8にコイ
ル部5bが取着されたねじりコイルばね5により、筒状
ケース17を液体タンク2の底面2bに圧接させるよう
構成されている。また、ボス部8は、最高液位と同じ高
さ位置に設定してある。
【0023】従って、本実施例によっても、上述した実
施例と同様、最低液位のみならず、最高液位及び最低液
位と最高液位との中間域のそれぞれについても正確に検
出することが可能となる。なお、上部ホルダー4が本発
明にいう取付部に、筒状ケース17、フロート12、抵
抗18等が本発明にいう検出部に、ボス部8が形成され
た部位が本発明にいう取付部の所定部位に、最低液位の
ときのフロート12が本発明にいう最低液位検出部位
に、最高液位のときのフロート12が本発明にいう最高
液位検出部位にそれぞれ対応している。
【0024】図5は、更に他の実施例に係る液面検出器
1の模式図を示している。
【0025】図5に示す液面検出器1は、液体と空気の
比率に基づく静電容量の変化により液位を検出する静電
容量タイプのものであり、図4に示した実施例と同様、
上部ホルダー4に対してボス部8を中心としてコンデン
サ19を回動可能とし、かつ、ボス部8にコイル部5b
が取着されたねじりコイルばね5により、コンデンサ1
9を液体タンク2の底面2bに圧接させるよう構成され
ている。また、ボス部8は、最高液位と同じ高さ位置に
設定してある。
【0026】従って、本実施例によっても、上述した各
実施例と同様、最低液位のみならず、最高液位及び最低
液位と最高液位との中間域のそれぞれについても正確に
検出することが可能となる。なお、上部ホルダー4が本
発明にいう取付部に、コンデンサ19が本発明にいう検
出部に、ボス部8が形成された部位が本発明にいう取付
部の所定部位に、最低液位のときのコンデンサ19の静
電容量が本発明にいう最低液位検出部位に、最高液位の
ときのコンデンサ19の静電容量が本発明にいう最高液
位検出部位にそれぞれ対応している。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る液面検出器の正面図
【図2】同液面検出器の側面図
【図3】同液面検出器の動作説明図
【図4】他の実施例に係る液面検出器の模式図
【図5】更に他の実施例に係る液面検出器の模式図
【符号の説明】
1 液面検出器 2 液体タンク 4 上部ホルダー(取付部) 7,11,12,15等 検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体タンクに固定される取付部と、該取
    付部の所定部位を中心として回動可能な検出部とからな
    り、各液体タンクの深さに応じて前記検出部が回動し該
    検出部の最低液位検出部位が最低液位と一致する高さ位
    置に変位する液面検出器において、 前記検出部の最高液位検出部位を前記取付部所定部位と
    一致する高さ位置に設定したことを特徴とする液面検出
    器。
JP31746292A 1992-11-26 1992-11-26 液面検出器 Pending JPH06160156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31746292A JPH06160156A (ja) 1992-11-26 1992-11-26 液面検出器

Applications Claiming Priority (1)

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JP31746292A JPH06160156A (ja) 1992-11-26 1992-11-26 液面検出器

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JPH06160156A true JPH06160156A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18088499

Family Applications (1)

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JP31746292A Pending JPH06160156A (ja) 1992-11-26 1992-11-26 液面検出器

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JP (1) JPH06160156A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236796A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置
JP2016137850A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 トヨタ自動車株式会社 燃料タンク
JP2017090127A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 株式会社デンソー 液面検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009236796A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置
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