JPH0210414Y2 - - Google Patents

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JPH0210414Y2
JPH0210414Y2 JP1984058713U JP5871384U JPH0210414Y2 JP H0210414 Y2 JPH0210414 Y2 JP H0210414Y2 JP 1984058713 U JP1984058713 U JP 1984058713U JP 5871384 U JP5871384 U JP 5871384U JP H0210414 Y2 JPH0210414 Y2 JP H0210414Y2
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JP
Japan
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impeller
rotating shaft
case
flow rate
support tube
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JP1984058713U
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JPS60170725U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は流体流量、とりわけ水の流量を検出し
て電気信号を送ることにより、関連機器の自動制
御を行わせるための流量検出器に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来流体の流量を検出するのに、流体の流路内
に磁石を取に付けた回転羽根車を配し、この磁石
の回転数をホール素子等の磁気センサで検出する
ようにしたものがあり、かかる流量検出器の構成
を第1図に基づいて説明する。
1は下部に流入口2、上部側方に流出口3を開
口した円筒状の流量検出器本体で、本体1内に形
成した作動室4内には流出口3より下方に羽根車
5を回転自在に収納してある。羽根車5には多数
の羽根6を流入口2の軸心に対し斜交させて設
け、かつ回転軸7を羽根車5より上下方向に突出
せしめて羽根車5に取付けてある。8は作動室4
の下部に配設した整流板で、周囲に通水孔9を分
割形成してあり、中央部には上記回転軸7の尖状
下端を支持する軸受10を設けてある。又回転軸
7の上部は本体1内に装着するケース11を貫通
して、上端を円頭状に尖らせて、その周囲に永久
磁石12を取付けてある。13はホール素子等の
磁気センサであり、磁石12の回転による磁界の
変化を受けて、回転数に応じたパルスを発する。
かかる構成において、通水流が生じると羽根車
5が水流によつて回転し、磁石12が回転して磁
気センサ13が回転数に応じたパルスを発する。
(考案が解決しようとする課題) ところでこの種流量検出器を湯沸器の制御、即
ち通水検出器としてまた加えて通水量に応じて加
熱量を制御するのに用いた場合には低水量での回
転安定性が要求される。当該例では通水流量が比
較的小流量の場合は羽根車5に生じる押し上げ力
は弱く羽根車5は回転軸7に下端が軸受け10に
当接し、大流量の場合は羽根車5に働く押し上げ
力が大きく羽根車5は上方に押し上げられ、回転
軸7上端が本体1の上部内面に突き当る。従つて
かかる流量検出器では流量の大小に応じて回転軸
7の支承部を上下に変更せしめ、回転軸7の上
端、下端を尖状に形成したので小流量から大流量
に至る広範囲で高精度の検出が行なえるのであ
る。
しかるに上記のように小流量での検出精度を高
めると以下に述べる問題がある。つまりこの流量
検出器は湯沸器の下方位置に取付けられ、しかも
燃焼の開始と停止は通水を検出して行うようにし
てある為、排水操作が行われると流出口3から流
入口2に向けて水が逆流し、この逆流水により羽
根車5が回転して、通水が検出されたように誤動
作して、燃焼が行われ、空焚きする問題があつ
た。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために、羽根車の
上端に接して羽根車の回転方向に係合し軸方向に
は摺動自在な逆転防止板をケースの支持筒に配設
した構成としてある。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本考案の構成
を具体的に説明するが、従来例と同一構成のもの
は同一番号を付してその説明を省略する。
第2図は本考案の一実施例を示す縦断面図で、
ケース11の上部側壁には流出口3と対向する位
置に通口11aを設けてあり、又ケース11の回
転軸7挿通部分は下端を作動室4内へ突出せしめ
て支持筒11bをケース11と一体に突出せしめ
て形成してある。尚上記支持筒11bは外形を断
面非円形状にしてある(第4図参照)。14は羽
根車5の上端に接して上記支持筒11bに通して
配設した逆転防止板で、該逆転防止板14に設け
た挿通口形状は支持筒11bの外形形状と相似し
た形状にしてあり、従つて回転方向には支持筒1
1bと回転不能に係合し、軸方向には摺動するよ
うにしてある。
以上の構成において、通水停止時は回転軸7の
下端は軸受10に当接しており、逆転防止板14
は羽根車5上端に接触した状態にある。この状態
で通水を行うと羽根6に通水流が当つて羽根車5
が回転すると同時に逆転防止板14は上方にスラ
イドして羽根車5と無関係な位置に移動し、従つ
てこの逆転防止板14によつて何ら羽根車5の回
転性能に影響を与えないので流量検出は従来と同
様に高精度なものとなる。(第3図)。
尚上記通水時流量が大であれば羽根車5の受け
る浮力が大きくなつて羽根車5が上方にスライド
するが、回転軸7上端と流量検出器1本体上部内
壁間の間隙を羽根車5上面と通口11a上端間の
間隙より小さく設定してあれば何ら問題はないの
である。
次に排水操作により水が逆流した場合には、こ
の逆流水により逆転防止板14が自重も加わつて
羽根車5を上方より圧接するので羽根車5の回転
を摩擦力により阻止し、それ故羽根車5が逆流水
により回転力を受けても羽根車5が回転すること
がないのである(第5図)。
尚、第4図に示したように逆転防止板14の下
面に突起15を設けておけば上記逆流時に羽根車
5の羽根6と突起15が係合して、羽根車5の回
転防止効果が一層確実なものとなる。又突起の他
逆転防止板14の下面を凹凸にして、凸部で羽根
6と係合させる等種々のものが考えられる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は下部に流入口、
上部に流出口を開口した本体内に、内部に羽根車
を収納すると共に側壁に流出口と連なる通口を開
口したケースを装着し、羽根車には上下両端を尖
状に形成した回転軸を突出しかつ多数の羽根を回
転軸心に対し斜めに形成し、上記回転軸下端は流
入口から作動室に至る流路に介設した整流板の上
端中央に形成した軸受に支持させる一方、回転軸
上端はケースと一体に作動室内に突出形成した支
持筒を貫通せしめて本体上面壁に対向せしめると
共に磁石を取着したものにおいて、前記羽根車の
上端に接して羽根車の回転方向に係合し、軸方向
には摺動自在な逆転防止板をケースの支持筒に配
設したものであるから、小流量から大流量までの
広範囲にわたつて正確な流量検出を行うことがで
きると共に、逆流時の羽根車の回転を防止し、従
つてこの種流量検出器により燃焼制御を行うよう
にした湯沸器における誤動作を防止することが出
来、実用効果の大なる提案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断面図、第2図〜第5
図は本考案の一実施例を示したもので第2図は縦
断面図、第3図と第5図は通水時と逆流時の状態
を示す要部断面図、第4図は第2図のA−A線断
面図である。 1……流量検出器本体、2……流入口、3……
流出口、4……作動室、5……羽根車、7……回
転軸、8……整流板、10……軸受、11……ケ
ース、11b……支持筒、12……磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に流入口、上部に流出口を開口した本体内
    に、内部に羽根車を収納すると共に側壁に流出口
    と連なる通口を開口したケースを装着し、羽根車
    には上下両端を尖状に形成した回転軸を突出しか
    つ多数の羽根を回転軸心に対し斜めに形成し、上
    記回転軸下端は流入口から作動室に至る流路に介
    設した整流板の上端中央に形成した軸受に支持さ
    せる一方、回転軸上端はケースと一体に作動室内
    に突出形成した支持筒を貫通せしめて本体上面壁
    に対向せしめると共に磁石を取着したものにおい
    て、前記羽根車の上端に接して羽根車の回転方向
    に係合し、軸方向には摺動自在な逆転防止板をケ
    ースの支持筒に配設したことを特徴とする流量検
    出器。
JP5871384U 1984-04-20 1984-04-20 流量検出器 Granted JPS60170725U (ja)

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JP5871384U JPS60170725U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 流量検出器

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JP5871384U JPS60170725U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 流量検出器

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Publication Number Publication Date
JPS60170725U JPS60170725U (ja) 1985-11-12
JPH0210414Y2 true JPH0210414Y2 (ja) 1990-03-15

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JP5871384U Granted JPS60170725U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 流量検出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115519U (ja) * 1984-07-03 1986-01-29 シ−ケ−デイコントロ−ルズ株式会社 流量センサ
JP5199018B2 (ja) * 2008-10-15 2013-05-15 リンナイ株式会社 流量センサ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6326728U (ja) * 1986-08-06 1988-02-22

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JPS6326728U (ja) * 1986-08-06 1988-02-22

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JPS60170725U (ja) 1985-11-12

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