JPS604090Y2 - 流量検出器 - Google Patents

流量検出器

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JPS604090Y2
JPS604090Y2 JP7990781U JP7990781U JPS604090Y2 JP S604090 Y2 JPS604090 Y2 JP S604090Y2 JP 7990781 U JP7990781 U JP 7990781U JP 7990781 U JP7990781 U JP 7990781U JP S604090 Y2 JPS604090 Y2 JP S604090Y2
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JP
Japan
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shaft
rotor
flow rate
flow path
axis
Prior art date
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Expired
Application number
JP7990781U
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English (en)
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JPS57192435U (ja
Inventor
一夫 関
栄一 諸角
Original Assignee
株式会社山武
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社山武 filed Critical 株式会社山武
Priority to JP7990781U priority Critical patent/JPS604090Y2/ja
Publication of JPS57192435U publication Critical patent/JPS57192435U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として気体あるいは液体等の流体の流量を
検出する流体の流量検出器に関する。
さらに具体的に説明すれば、たとえば給湯システムや暖
房システムにおける熱交換器への水の流量やその他各種
の装置における流体の流量を検知してその流量にほぼ比
例する電気信号を出力するものである。
従来給湯システムにおいては一般に空だき防止を目的と
して所定流量の水の流入をベンチュリー管部によって差
圧に変換し、その差圧を駆動力として電気接点を開閉す
るフロースイッチ、あるいは上記流量に対応する差圧に
より弁を開閉する水圧自動ガス弁などがある。
この考案は流体の流れによって羽根車を回転するととも
にこの羽根車を支持するシャフトを介して回転子を駆動
し、さらにこの回転子に設けた磁性体によって磁電変換
素子を付勢し、これによって電気的なパルス信号を得る
もので、とくに磁性体を保持する回転子を流路から実質
的に分離した室内に収容するとともに、その回転子を、
これと別体に構成した軸受等を用いることなく、回転時
の損失を極力減少させるようにしたものである。
この考案の具体例について図面を参照して説明する。
すなわちボディ1は一端に流入口2を、またそのボディ
の中間部においてボディ1の軸心と交差する方向に流出
口3を有し、その流入口と流出口との間にはL字形の流
路4が形成されている。
またボディ1の軸心上において、その他端側に、すなわ
ち流路4の中、L字の一方の辺を形成する第1の流路5
の延長線上にはこの第1の流路と同一の軸心を有する室
7が流路4と一体に形成されている。
しカルその室は流路4の中、L字の他方の辺を形成する
第2の流路6よりもボディ1の他端側に設けられている
ため、流路4からは流体的に独立している。
流路4内にはシャフト10がボディ1の軸心すなわち第
1の流路5の軸心に沿って配設され、その一端は流入口
2側に、またその他端は室7内に延びている。
また流路4内にわいて流入口2側に近接する内壁部には
凹部11が設けられ、この凹部にはスパイダー12の周
縁係合部13.13が係合され、その中央部にはシャフ
ト10の一端を回転自在に支持する軸受部14が一体に
形成されている。
さらに第1の流路5と室7との間にはシャフト10の他
端を回転自在に支持する軸受15が設けられ、この軸受
によって流路4と室7とは構造的にも分離される。
スパイラル状の羽根車16は流路4内に収容され、中心
部にシャフト10をその軸方向に沿って抜き差し自在に
貫通させる貫通穴17を有している。
さらに羽根車1.6の両端部には凸部18.18が突設
され、この凸部の中、少なくとも一方の凸部にはその軸
心を通り、かつその軸心と交差する所定深さのスリット
状の係合凹部19が形成されている。
一方シャフト10の中間部には係合凹部19と係合する
係合凸部20が形成され、この凸部はこの実施例におい
て、シャフト10の一部を押し潰すことにより、その軸
心と交差する方向に突設されている。
そしてこの係合凸部と係合凹部19とにより係合部が形
成され、それらの係合状態においてシャフト10と羽根
車16とは相対的に回動することが防止されるとともに
羽根車16をシャフト10上の所定位置に保持する。
すなわちこの実施例においては羽根車16は係合部によ
って流路4の曲り角Cよりも流入口2側に位置される。
したがって流路4を流れる流体によって羽根車16が回
転すると、この羽根車とともにシャフト10が回転する
また室7内にはたとえばナイロン等の非磁性体により形
成された回転子21が収容され、中心部にシャフト10
をその軸方向、に沿って抜き差し自在に嵌挿させる穴2
2を有している。
さらに回転子21の一端にはその軸心を通り、かつその
軸心と交差する所定深さのスリット状の係合凹部23が
形成されている。
一方シャフト10の他端には係合凹部23と係合する係
合凸部24が形成され、この凸部はこの実施例において
、シャフト10の一部を押し潰すことにより、その軸心
と交差する方向に突設されている。
そしてこの係合凸部と係合凹部523とにより保合部が
形成され、それらの係合状態においてシャフト10と回
転子21とは相対的に回動することが防止される。
・回転子21にはたとえば金属あるいは永久磁石等から
なる磁性体25が嵌合あるいは埋設等の手段により配設
されている。
そしてこの磁性体はこの実施例において1個の棒状磁石
により構成されているが、これは棒磁石に他の磁性体を
交差して配設したものや、多極マグネット〈あるいは複
数個の磁極を有するたとえばリングマグネットにより構
成してもよい。
また室7内において、かつシャフト10のほぼ軸心上に
おいて、回転子21の両端部、すなわち回転子21の軸
受15と接する一端、およびボディ1と接する他端に当
接凸部26,26が形成され、これによって当接凸部2
6.26は軸受の作用を兼ねる。
また軸受15と羽根車16との間においてシャフト10
には、軸受15と羽根車16との間隔にほぼ等しいスト
ツピングパイプ30がその軸心方向に沿って移動自在に
貫挿され、したがってそのパイプの内径はシャフト10
の外径に比して大きく設定されている。
そしてそのパイプは流路4を流れる流体の圧力によって
羽根車16がその他端側に押圧されたとき、その押圧力
によって軸受15側に押圧され、かつその軸受15と衝
合することにより、その軸受とシャフト10との間の隙
間31を流体的に封塞する。
一部ボディ1には信号変換ユニットケース37がねじ3
B、3Bにより着脱自在に取付けられている。
この信号変換ユニットケース内には磁性体25と近接す
る部分にこの磁性体によって付勢される、たとえばホー
ルIC素子や検出コイル等の磁電変換素子40が一体に
埋設されている。
また同様に信号変換ユニットケース37には流路4に近
接る部分に、たとえばサーミスタ等の温度検出素子41
が一体にモールドされ、しかもこの温度検出素子41は
ユニットケース37のボディ1に対する接触部分におい
てユニットケース37から一部露出して設けられ、これ
によって流路4内の流体温度をより確実に検出するよう
にされている。
さらに磁電変換素子40および温度検出素子41に接続
されるリード線やピン等の導体42゜42もユニットケ
ース37に一体にモールドされ、その端部はさらにユニ
ットケース37の外部に突出している。
なおボディ1の流路4において流入口2側には必要に応
じてフィルター45が設けられている。
なお回転子21に設けた当接凸部26,26は第3図に
示すように小半円球状の凸部により形成することもでき
、また第4図に示すようにピン状に形成し、必要に応じ
て室7の内壁に凹部27を形成することができる。
この考案は上述のように室7内において、かつシャフト
10のほぼ軸心上において、回転子21の少なくともボ
ディ1と接する他端に当接凸部26を形成しているので
、回転子21とボディ1との間のまさつがひじように小
さく、したがって回転損失が小さく、いきおい正確な流
量を検出することができる。
また回転子21にシャフト10を抜き差し自在に貫挿さ
せる穴22を設けるとともに、回転子21とシャフト1
0にはこれら両者が相対的に回動するのを防止するとと
もに、回転子21をシャフト10の所定位置に保持する
保合部をそれらの軸方向に沿ってたがいに着脱自在に設
けているので、シャフト10の回転が回転子21に確実
に伝達され、したがって正確な回転数が検出される。
さらに回転子21または磁性体25が破損したばあいに
はこれを容易に交換することができ、しかもその組付は
作業がひじように簡単となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す流量検出器の正断面
図、第2図は要部の正断面図、第3図はこの考案の他の
実施例を示す正断面図、第4図はこの考案のさらに他の
実施例を示す正断面図である。 1・・・・・・ボディ、2・・・・・・流入口、3・・
・・・・流出口、4・・・・・・流路、7・・・・・・
室、10・・・・・・シャフト、11・・・・・・凹部
、12・・・・・・スパイダー、13・・・・・・係合
部、14・・・・・・軸受部、15・・・・・・軸受、
16・・・・・・羽根車、17・・・・・・貫通穴、1
8・・・・・・凸部、19・・・・・・係合凹部、20
・・・・・・係合凸部、21・・・・・・回転子、22
・・・・・・穴、23・・・・・・係合凹部、24・・
・・・・係合凸部、25・・・・・・磁性体、26・・
・・・・当接凸部、27・・・・・・凹部、30・・・
・・・ストツピングパイプ、37・・・・・・信号変換
ユニットケース、38・・・・・・ねじ、40・・・・
・・磁電変換素子、41・・・・・・温度検出素子、4
2・・・・・・導体、45・・・・・・フィルター、C
・・・・・・曲り角。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ボディ1に流入口2および流出口3を設けるとと
    もに、上記流入口2と上記流出口3との間に流路4を形
    成し、またこの流路内には上記ボディ1の軸心に沿って
    シャフト10を配設し、さらにこのシャフトには上記流
    路4を通過する流体によってそのシャフトとともに回転
    する羽根車16を取付け、一方上記ボディ1の軸心上に
    おいて、その他端側には上記流路4から流体的に独立し
    た室7を設け、かつこの室内には上記シャフト10の他
    端を延長して設けるとともに、上記室7内において上記
    シャフト10の他端にはこのシャフトと共動する非磁性
    体からなる回転子21を設け、しかもこの回転子には磁
    性体25を設け、さらに上記ボディ1には上記磁性体2
    5によって付勢される磁電変換素子40を設け、また上
    記回転子21には上記シャフト10を抜き差し自在に貫
    挿させる穴22を設けるとともに、その回転子21と上
    記シャフト10にはこれら両者が相対的に回動するのを
    防止するとともに、上記回転子21を上記シャフト10
    上の所定位置にそれらの軸方向に沿ってたがいに着脱自
    在にに保持する係合部を設け、また上記室7内において
    、かつ上記シャフト10のほぼ軸心上において、上記回
    転子21の少なくとも上記ボディ1と接する他端に当接
    凸部26を形成した流量検出器。
  2. (2)上記当接凸部26は球面状の突出部によって形成
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の流量検出器。 (31上記当接凸部26は端部に球面を有するピン状体
    により構成するとともに、上記ボディ1には上記当接凸
    部26と係合し、上記回転子21を上記シャフト10の
    軸心上に保持する係合凹部27を炒成した実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の流量検出器。
JP7990781U 1981-05-30 1981-05-30 流量検出器 Expired JPS604090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7990781U JPS604090Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30 流量検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7990781U JPS604090Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30 流量検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57192435U JPS57192435U (ja) 1982-12-06
JPS604090Y2 true JPS604090Y2 (ja) 1985-02-05

Family

ID=29875489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7990781U Expired JPS604090Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30 流量検出器

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JP (1) JPS604090Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104019U (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 株式会社山武 流量検出器

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Publication number Publication date
JPS57192435U (ja) 1982-12-06

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