JPH0438259Y2 - - Google Patents

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JPH0438259Y2
JPH0438259Y2 JP1984124559U JP12455984U JPH0438259Y2 JP H0438259 Y2 JPH0438259 Y2 JP H0438259Y2 JP 1984124559 U JP1984124559 U JP 1984124559U JP 12455984 U JP12455984 U JP 12455984U JP H0438259 Y2 JPH0438259 Y2 JP H0438259Y2
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JP
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impeller
permanent magnet
nozzle hole
rectifying member
tip
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JP1984124559U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は羽根車と共に回転する永久磁石の回転
を磁気センサで検出する流量センサに関し、更に
詳細にはノズル孔を形成する整流部材の形状を改
良して凍結による動作不良を防止した流量センサ
に関する。
(ロ) 従来技術 従来の流量センサとしては、第3図に示される
ように、本体aに形成された流路b内に羽根車l
を固定して回転軸cを設けてその回転軸の一端
(図において上端)を本体aに取り付けられたカ
バーdの軸受けeで支持し、かつ他端(流路bの
入口側端部)に凹部fを形成してその凹部fに流
路の入口部に設けた整流部材gに固定したピボツ
ト軸hの尖つた先端を当接させ、回転軸の他端の
支持をピボツト軸により一点で行い、回転軸cの
中間部を本体a内に嵌合されたアダプタiの軸穴
jで案内し、羽根車lに向けて流体を流すノズル
孔mを整流部材gに形成して構成されている。
しかしながら、上記従来の流量センサにおいて
は整流部材の下端すなわち上流側端面が一平面上
にあつたため、すなわちノズル孔mの外周壁n、
内周壁o及び隔壁pの下端面が同一平面上にある
ため次のような不都合がある。すなわち、流量セ
ンサを給湯回路に使用した場合で給湯器を長期間
使用しないとき又は凍結による破損防止のため水
抜きを行うが、水抜き後ノズル孔の上流側(図で
下側)に水の表面弾力により水の膜ができて、こ
れが凍結してしまい、次に通水したときに流体の
流れが妨げられて正常に動作状態に復帰するのに
時間がかかる問題がある。
また、アダプタiの軸穴jと回転軸cとを基準
に見た場合、整流部材g、ピボツト軸hの取付け
穴k、ピボツト軸h及び凹部fが、工作上同軸度
を確保することが困難で、そのために回転軸cと
ピボツト軸hとが第4図に示されるように同軸で
ない状態が起こつて回転摩擦が大きくなり、底流
量で羽根車lが円滑に回転できず、流量検出が不
正確になる問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、流量センサ
において、整流部材の構造を改良して水抜き後に
ノズル孔内に水の膜が張るのを防止し、凍結によ
る動作不良を防止することである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、本体に形成した羽根車室内に羽根車
を回転可能に設けるとともに該羽根車より上流側
には軸方向に貫通する複数のノズル孔が形成され
た整流部材を取り付け、該羽根車の回転軸には永
久磁石を取り付けて該永久磁石を該羽根車と共に
回転するようにし、該永久磁石の回転を磁気セン
サで検出する流量センサにおいて、該ノズル孔を
該整流部材の中心部、周壁及び該中心部と該周壁
との間で半径方向に伸びる複数の隔壁とで画定
し、該中心部の先端を該周壁及び隔壁の先端より
流体の流れ方向下流側に位置をずらし、該中心部
の先端と該隔壁の先端との関において該ノズル孔
の半径方向内側の部分を開口させて構成されてい
る。
(ホ) 作用 上記構成の流量センサにおいて、流体はノズル
孔を通して羽根車室内に入り、羽根車を回転軸及
び永久磁石と共に回転させ、羽根車室の外部に流
出する。そして永久磁石の回転を磁気センサで検
出し、流量を検出する。そして給湯回路から水抜
きをしたとき整流部材の先端部の形状により水の
膜は張らない。
(ヘ) 実施例 以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
第1図において、流量センサ1は、円筒状の室
21、室21から同軸上に伸びる入口ポート22
及び室21から半径方向に伸びる出口ポート23
が形成された本体2と、本体2に取り付けられた
カバー3とを有している。本体2内には、軸方向
に貫通する複数のノズル孔41が形成された整流
部材4及び円筒状の羽根車室すなわち流路51を
形成するアダプタ5が、整流部材4を入口ポート
側にして嵌合されている。アダプタ5には出口ポ
ートに対応する位置に複数の通孔52が円周方向
に隔てて形成されている。
整流部材4の後端中央には軸受穴42がかつア
ダプタの中央ボス部53には貫通する軸穴54が
形成されている。
整流部材4の先端すなわち上流端(図で下端)
は第1図及び第2図に詳細に示されるような形状
になつている。すなわち、中心部43の先端(第
1図で下端)面は周壁47及び隔壁44の先端
(第1図で下端)面より流体の流れ方向下流側
(第1図で上側)に位置がずらされている。そし
て各隔壁の半径方向内側縁は隔壁44の先端面と
中心部43の先端面との間の位置において自由に
なつている。したがつてその位置においてはノズ
ル孔の半径方向内側の部分は開口されている。し
たがつて、水抜き後ノズル孔の壁に付着していた
水が整流部材の先端に下がつて来てもその先端部
で水の膜が張ることはない。
流路51の中心には、下端が軸受穴42内に直
接受けられかつ上端が軸穴54を貫通してカバー
3の凹部31内に伸びる回転軸6が設けられ、そ
の回転軸6には整流部材4に隣接して羽根車7が
固定されている。回転軸6は軸受穴42内にゆる
く入つていて下端は摩擦が少なくなるように尖つ
ている。したがつて従来のピボツト軸は省略され
ている。羽根車7は軸線に対して斜めになつた複
数の羽根を有している。
回転軸の上部にはカバー3の凹部31内におい
て回転板8が固定されている。回転板8は複数の
永久磁石81をN極及びS極が交互に外周に向く
ようにして円周方向に隔てて埋め込んだ公知の構
造のものである。回転軸の上端は丸くなつてい
て、カバー3の凹部31内に取り付けた円板状の
軸受部材32に当接するようになつている。カバ
ー3には回転板の磁極を検出するセンサ(図示せ
ず)が設けられている。
アダプタ5の上部には環状部55が一体的に形
成され、環状部55はカバー3の凹部31内に嵌
つている。そして環状部55の上端面が軸受部材
32に当接し、その軸受部材により位置決めさ
れ、逆に軸受部材はアダプタの環状部により凹部
からの脱落が防止されている。
上記構成において、入口ポート22から流体が
流入するとその流体はノズル孔41を通してアダ
プタ5内の羽根車室すなわち流路51内に流入
し、羽根車7を回転させて通孔52を介して出口
ポート23から外に流れる。羽根車7が回転する
と回転軸6及び回転板8も回転し、永久磁石81
の回転を磁気センサ(図示せず)により検出し、
流量を検出する。そして羽根車の回転は流量に比
例するので、回転板の回転速度を検出すれば流量
を検出できる。
(ト) 効果 本考案によれば、次のような効果を奏すること
が可能である。
水抜き後ノズル孔内に水が張るのを防止でき
るので動作開始の動作不良を招くことがない。
ピボツト軸をなくし、回転軸の下端を整流部
材に形成した軸受穴内で直接受けるのでピボツ
ト軸の不整合による動作不良をなくすことがで
きる。
部品点数を少なくして安価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による流量センサの一実施例の
断面図、第2図は第1図の線−に沿つて切断
した整流部材の横断面図、第3図は従来の流量セ
ンサの断面図、第4図は従来の流量センサの回転
軸とピボツト軸とが不整合の状態を示す図であ
る。 1……流量センサ、2……本体、3……カバ
ー、4……整流部材、42……軸受穴、43……
中心部、44……隔壁、47……周壁、5……ア
ダプタ、51……羽根車室、55……環状部、6
……回転軸、7……羽根車、81……永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に形成した羽根車室内に羽根車を回転可能
    に設けるとともに該羽根車より上流側には軸方向
    に貫通する複数のノズル孔が形成された整流部材
    を取り付け、該羽根車の回転軸には永久磁石を取
    り付けて該永久磁石を該羽根車と共に回転するよ
    うにし、該永久磁石の回転を磁気センサで検出す
    る流量センサにおいて、該ノズル孔を該整流部材
    の中心部、周壁及び該中心部と該周壁との間で半
    径方向に伸びる複数の隔壁とで画定し、該中心部
    の先端を該周壁及び隔壁の先端よの流体の流れ方
    向下流側に位置をずらし、該中心部の先端と該隔
    壁の先端との間において該ノズル孔の半径方向内
    側の部分を開口させたことを特徴とする流量セン
    サ。
JP12455984U 1984-08-15 1984-08-15 流量センサ Granted JPS6138515U (ja)

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JP12455984U JPS6138515U (ja) 1984-08-15 1984-08-15 流量センサ

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JP12455984U JPS6138515U (ja) 1984-08-15 1984-08-15 流量センサ

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Publication Number Publication Date
JPS6138515U JPS6138515U (ja) 1986-03-11
JPH0438259Y2 true JPH0438259Y2 (ja) 1992-09-08

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ID=30683284

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JP12455984U Granted JPS6138515U (ja) 1984-08-15 1984-08-15 流量センサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014070781A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Sansha Electric Mfg Co Ltd 液冷装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60123630U (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 株式会社ノーリツ 流量検出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014070781A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Sansha Electric Mfg Co Ltd 液冷装置

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Publication number Publication date
JPS6138515U (ja) 1986-03-11

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