JPS6326726Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6326726Y2
JPS6326726Y2 JP19787983U JP19787983U JPS6326726Y2 JP S6326726 Y2 JPS6326726 Y2 JP S6326726Y2 JP 19787983 U JP19787983 U JP 19787983U JP 19787983 U JP19787983 U JP 19787983U JP S6326726 Y2 JPS6326726 Y2 JP S6326726Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
rectifier
boss portion
flowmeter
annular protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP19787983U
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English (en)
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JPS60104719U (ja
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Publication date
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Priority to JP19787983U priority Critical patent/JPS60104719U/ja
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  • Details Of Flowmeters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、水道メータとしてよく用いられて
いるウオルトマン形流量計に関する。
ウオルトマン形流量計は、流体の流速を利用し
て羽根車を回転させ、この回転を表示機構部の歯
車列に伝達して該表示機構部に表示させるように
構成したものである。
ところで、このようなウオルトマン形流量計
は、羽根車の回転軸を回転自在に軸支するため、
第1図に示すように、回転軸bの下面をその下方
に位置する軸受棒cで軸支させていた。
ところが、ウオルトマン形流量計では、一般に
羽根車aに流体を通水した時、該羽根車aを押上
げようとする不連続で且つ不規則なスラスト荷重
が働くため、どうしても羽根車aは若干揺動しな
がら回転しやすく、そのため軸受棒cの先端部d
が摩耗してしまうというやつかいな問題があつ
た。特に大口径のウオルトマン形流量計などで
は、羽根車aが非常に大きな上記スラスト荷重を
受けながら高速回転するため、上記軸受棒cとそ
の先端部dが短期間のうちに摩耗してしまうとい
う問題があつた。
しかるに、このような摩耗は、すぐに確認でき
ればそれを即部品交換することによつて問題は解
決されるが、実際には一度設置された水道メータ
を常時確認するのは無理な話であり、通常は何年
も放置したままとなる。したがつて、このような
状態を放置しておいたために、更に一層この摩耗
と羽根車aの揺動が激しくなり、ついにはこの揺
動による力にたえきれずに軸受棒cが変形を起こ
したり、折れたりして、羽根車a全体が破損に至
るという結果を招いていたのである。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
ある。その目的とするところは、前述の摩耗が生
じても、羽根車全体の破損に至ることを防止でき
るウオルトマン形流量計を提供することにある。
すなわち、本考案のウオルトマン流量計は、か
かる目的を達成するため、羽根車の下面部及びこ
れに直対向する整流器の上面部のいずれか一方
に、羽根車の回転軸と同心をなす環状の凹溝を設
けると共に、他方に該凹溝内にその内外径面及び
溝底面との間に極く僅かな間隙を有して嵌入する
連続的若しくは断続的な環状突部を設けてなるこ
とを要旨とするものである。
以下、図面に基づいてこれを詳細に説明する。
第2図は本考案に係るウオルトマン形流量計の
一実施例の縦断面図であつて、ここに1は計量
室、2は整流器、3は羽根車、4は表示機構部で
ある。
計量室1は、側壁部に形成された複数の流出口
5,5と、上方に突設された筒部6とを有するも
ので、整流器2の上に載置され、ボルト7で分離
不能に数個所締着されている。そして、整流器2
は、羽根車3の下方に位置する部分にボス部2a
が設けられていて、その外周縁部が整流口9,9
とされており、これによつて整流器2を整流板の
役目をなすように構成させている。
また、表示機構部4は、指針計(不図示)や該
指針計に羽根車3の回転を減速して伝達する歯車
列10をケース11内に設けたもので、計量室1
の筒部6に嵌着固定されている。
計量室1に内蔵された羽根車3は、回転軸1
2、ボス部13及び複数の羽根8を有するもので
ある。そして、前記回転軸12の上端にはピン挿
入穴15と駆動ギア16が設けられている。この
ピン挿入穴15は表示機構部4のケース11に固
着のピン17に挿入されており、また前記駆動ギ
ア16は表示機構部4の歯車列10に噛合されて
いる。
一方、回転軸12の下端には断面略凹状の挿入
穴18が形成されている。そして、この挿入穴1
8に人造石14が嵌着されていて、この人造石1
4に整流器2のボス部2aの下方から螺入した軸
受棒19のネジ切りしてない先端部を、当接させ
ることにより回転軸12が回転自在に軸支されて
いる。
本考案の最大の特徴は、羽根車3のボス部13
下面部と整流器2のボス部2a上面部との間の構
成にある。
すなわち、羽根車3のボス部13下面部には、
回転軸12と同心をなす環状凹溝21が設けられ
ており、一方整流器2のボス部2a上面部には、
前記環状凹溝21内にその内外径面及び溝底面と
の間に極く僅かな間隙を有して嵌入する連続的な
環状突部22を有したガイド体23が複数のビス
(不図示)を介して取付けられている。
したがつて、前記環状凹溝21に環状突部22
を極く僅かな間隙を有して嵌入させておくと、正
常時(羽根車3の下端のボス部13や軸受棒19
の先端部が摩耗してない場合)には、羽根車3は
回転軸12の軸心回りに円滑に回転するのに対
し、異常時(例えば、軸受棒19の先端部が摩耗
して軸受棒19が変形したり、折れたりしている
場合)には、羽根車3は前記環状突部22に沿つ
て回転するので、羽根車3全体が破損してしまう
ことが有効に防止される。
なお、前記実施例では、環状凹溝21を羽根車
3のボス部13下面部に設け、環状突部22を整
流器2のボス部2a上面部に固着したガイド体2
3に設けたが、環状凹溝21を前記ガイド体23
に設け、一方環状突部22を羽根車3のボス部1
3下面部に設けるようにしてもよい。
また、前記実施例では、環状突部22を有する
ガイド体23を整流器2のボス部2a上面部に取
付けたが、このガイド体23を羽根車3の下面部
に取付けるようにしてもよい。この場合には、環
状凹溝21を整流器2のボス部2a上面部に形成
することとなる。
また、前記実施例では、環状突部22を連続的
な環状のものとしたが、環状突部は断続的な環状
のものとしてもよい。
以上のように、本考案のウオルトマン形流量計
は、軸受棒の先端部が摩耗していない正常時に
は、羽根車の回転軸を軸受棒の先端部で軸支して
いるので、羽根車を円滑に回転動作させることが
できるものであり、また軸受棒及びその先端部が
摩耗して該軸受棒が変形したり折れたりしている
異常時には、環状突部が環状凹溝に沿つて回転す
るので羽根車は常に回転方向に案内されて羽根車
全体の破損は有効に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知ののウオルトマン形流量計を
示す縦断面図、第2図は本考案の一実施例を示す
ウオルトマン形流量計の要部縦断面図である。 符号の説明、図において、2……整流器、2a
……整流器のボス部、3……羽根車、12……回
転軸、21……環状凹溝、22……環状突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 羽根車の下面部及びこれに直対向する整流器の
    上面部のいずれか一方に、羽根車の回転軸と同心
    をなす環状の凹溝を設けると共に、他方に該凹溝
    内にその内外径面及び溝底面との間に極く僅かな
    間隙を有して嵌入する連続的若しくは断続的な環
    状突部を設けてなることを特徴とする竪形ウオル
    トマン流量計。
JP19787983U 1983-12-21 1983-12-21 竪形ウオルトマン流量計 Granted JPS60104719U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19787983U JPS60104719U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 竪形ウオルトマン流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19787983U JPS60104719U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 竪形ウオルトマン流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104719U JPS60104719U (ja) 1985-07-17
JPS6326726Y2 true JPS6326726Y2 (ja) 1988-07-20

Family

ID=30756408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19787983U Granted JPS60104719U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 竪形ウオルトマン流量計

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JP (1) JPS60104719U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60104719U (ja) 1985-07-17

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