JP2526883Y2 - 流量センサー - Google Patents

流量センサー

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JP2526883Y2
JP2526883Y2 JP1990094237U JP9423790U JP2526883Y2 JP 2526883 Y2 JP2526883 Y2 JP 2526883Y2 JP 1990094237 U JP1990094237 U JP 1990094237U JP 9423790 U JP9423790 U JP 9423790U JP 2526883 Y2 JP2526883 Y2 JP 2526883Y2
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impeller
chamber
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JP1990094237U
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正吉 伊東
敏幸 涌井
徹 成沢
幸雄 祖山
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、流体の流量を羽根車の回転により検出す
るタイプの流量センサーに関し、特に小型で比較的小流
量の検出に好適なものに関する。
[従来技術およびその問題点] 従来、この種の羽根車を用いた流量センサーでは、羽
根車と共に回動する永久磁石を設けてホール素子等でそ
の回転を検出するタイプのもの、または羽根車を磁性体
で形成しその回転をバイアス磁石を備えた磁気抵抗素子
等で検出するタイプのものが知られている。
こうした従来のセンサーでは、羽根車に磁石を取り付
けたり、羽根車を磁性金属で形成する必要があるため、
羽根車の重量が大きくなり小流量の検出が困難となる問
題があった。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記問題点に対処して羽根車の回転を光
電素子を用いて検出し羽根車の軽量化等をはかったもの
で、次のa〜cの構成を備えたことを特徴とする。
a.放射状に延出する複数の駆動羽根と、該駆動羽根より
少数の検出羽根とを同軸に設けた羽根車。
b.内部に前記羽根車を収容する略円柱状の室を形成する
と共に、該室下方で駆動羽根に対応する位置に室弧面に
略接線方向へ流体を導入する入口と、前記室上方で検出
羽根に対応する位置に開口する出口とを備え、少なくと
も検出羽根に対応する位置を透光材で形成したケーシン
グ。
c.前記ケーシングの透光材部を挾んで発光素子と受光素
子とを対向させ、検出羽根の回転を検出する検出手段。
[実施例] 以下その実施例について図面を基に説明する。
第1図は本考案一実施例を使用した流量調節装置を示
し、1はモータ2・減速機3によって駆動される流量調
節弁、4は流量調節弁1の二次側に連通し羽根車5およ
び発光素子6・受光素子7を備えた検出部8を含む流量
センサーである。流量センサー4は、流量調節弁1の開
度に応じた流量信号を制御部9へ送信し、制御部9で
は、流量センサー4で与える流量が操作部10で設定され
た流量範囲となるようモータ2を駆動制御する。
ここで、流量調節弁1のケーシング1cと流量センサー
4のケーシング4cとは一体に形成され、部品点数の削減
をはかると共に、流量調節弁1と流量センサー4との連
絡流路11を短くして応答性を向上させている。また、連
絡流路11は図示のように屈曲した形状を呈しているが、
これは流量調節弁1で流路が紋られ増速された流体が直
接流量センサー4へ導入され、実際の流量以上の流量を
検出してしまうことがないよう対策したものである。
第2図は流量センサー3の断面説明図、第3図は同じ
く組立説明図である。羽根車5は遮光材からなり、8枚
の駆動羽根12を放射方向へ延出させ、このうち対称に位
置する2枚を軸方向に延長して検出羽根13としている。
また羽根車5は、気泡の付着を防止するため、つや消し
塗料を塗る等の表面処理が施され、着水性を向上させて
いる。
ケーシング4cは透光材からなるケース14と遮光材から
なるベース15とを接合させてなり、内部に略円柱状の室
16を形成して羽根車5を収容する。ケース14内中央には
羽根車5を回転自在に支持する軸17が一体に形成され、
この軸17に検出羽根13がベース15側に来るよう羽根車5
をセットする。ケース14下方には、駆動羽根12に対応す
る位置に室16弧面の接線方向へ流体を導入する入口18が
設けられ、一方のベース15上方には出口19が設けられて
いる。入口18にはオリフィス20(第1図参照)が形成さ
れ、室16へ流入する流体の流速を上げ、低流量でも羽根
車5を応答性良く回動できるよう考慮されている。
発光素子6および受光素子7は、ベース15に設けられ
る溝21内にケース14を挾んで対向するように取り付けら
れ、検出羽根13により光信号が遮られたのを検出する。
次にこの実施例の動作を説明する。流量調節弁1が開
かれ、入口18より室16に流体が導入されると、駆動羽根
12を回転させつつ検出羽根13側へ流れ、出口19より吐出
される。ここで、駆動羽根12の回転に伴い検出羽根13も
回転し、これに伴い検出部8で発光素子6からの光が検
出羽根13に遮られたのを受光素子で検出すると信号出力
する。制御部9ではこの信号のカウントもしくは信号間
隔を演算することによって流量を検知し、操作部10で設
定された流量範囲と比較して範囲内になければモータ2
を駆動して流量調節弁1を開閉操作する。
なお、流量センサー4にとって好ましくない状態とし
て、室16への空気の混入が考えられるが、混入した空気
は下方の入口18から駆動羽根12・検出羽根13を経て上方
の出口19へ至る液流に沿って円滑に排出され、室16内に
残留することがないため、気泡付着により羽根車5の回
転を阻害したり、気泡を検出部8で誤検出したりする不
都合を最小限にくい止めることができる。また、室16に
流体がなく羽根車5が乾いた状態にあっても、羽根車5
は表面処理により着水性が向上されているため、流体の
流入に伴い空気が羽根車5に気泡となって付着すること
がなく円滑に排出され、早期に正確な流量検出が可能と
なる。
以上のように実施例として流量調節装置に使用した例
を説明したが、上記以外にも公知の幅広い用途に適用で
きる。
[考案の効果] この考案は以上のように構成され、従来のように羽根
車に磁石を取り付けたり磁性金属で形成する必要がなく
軽量に形成できる。また、羽根車は駆動羽根と検出羽根
とを軸方向へ分けて配置するので、羽根車を円滑に回転
させるに十分な数の駆動羽根を設けられる一方で、発光
素子と受光素子との間で確実に光を遮断および透過でき
るピッチで検出羽根を設けることができる。しかも、ケ
ーシング内へ導入される流体は駆動羽根に対し室内略接
線方向へ作用して小流量でも確実に羽根車を回転させる
ことができる。更に、流体はケーシング下方より駆動羽
根および検出羽根を介してケーシング上方へ流れ、下方
から上方へ且つ羽根車の軸方向に沿って流れることにな
るから、気泡が混入しても室内に滞留することなく円滑
に排出され、羽根車に気泡がいつまでも付着して回転を
阻害したり、発光素子からの光が気泡で遮られて誤検出
したりする不都合がない。そして以上の結果、小流量で
も駆動羽根により羽根車を確実に回転させ、検出羽根に
おいてこの回転を確実に検出でき、精度の高い流量検出
が可能になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案一実施例を使用した流量調節装置の断面
説明図。 第2図は実施例の断面説明図。 第3図は実施例の組立説明図。 4は流量センサー、4cはケーシング、5は羽根車、6は
発光素子、7は受光素子、12は駆動羽根、13は検出羽
根、16は室、18は入口、19は出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−119959(JP,U) 実開 昭55−157726(JP,U) 実開 昭59−45517(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸支部より放射状に延出する複数の駆動羽
    根と、該駆動羽根のうちの幾つかを軸方向へ延長させて
    なる検出羽根とを同軸に設けた羽根車と、 内部に前記羽根車を収容する略円柱状の室を形成すると
    共に、該室下方で駆動羽根に対応する位置に室弧面の略
    接線方向へ流体を導入する入口と、前記室上方で検出羽
    根に対応する位置に開口する出口とを備え、少なくとも
    検出羽根に対応する位置を透明材で形成したケーシング
    と、 前記ケーシングの透明材部を挾んで発光素子と受光素子
    とを対向させ、検出羽根の回転を検出する検出手段とを
    備えたことを特徴とする流量センサー。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の流量センサーにおい
    て、前記ケーシングの入口にオリフィスを形成したこと
    を特徴とする流量センサー。
JP1990094237U 1990-09-06 1990-09-06 流量センサー Expired - Lifetime JP2526883Y2 (ja)

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JPH0451631U JPH0451631U (ja) 1992-04-30
JP2526883Y2 true JP2526883Y2 (ja) 1997-02-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5641215Y2 (ja) * 1977-02-28 1981-09-28
JPS55157726U (ja) * 1979-04-27 1980-11-13
JPS5945517U (ja) * 1982-09-20 1984-03-26 トキコ株式会社 蒸気用流量計

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Publication number Publication date
JPH0451631U (ja) 1992-04-30

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