JPH0325145Y2 - - Google Patents

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JPH0325145Y2
JPH0325145Y2 JP1985155486U JP15548685U JPH0325145Y2 JP H0325145 Y2 JPH0325145 Y2 JP H0325145Y2 JP 1985155486 U JP1985155486 U JP 1985155486U JP 15548685 U JP15548685 U JP 15548685U JP H0325145 Y2 JPH0325145 Y2 JP H0325145Y2
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JP
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hole
liquid level
tube
breakwater
level detector
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JP1985155486U
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JPS6262927U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、例えば自動車用燃料タンク内に設備
される液面検出器に関するものである。
〔考案の背景〕
従来の自動車用燃料タンクには、第2図に示す
如く、燃料タンク1内に、該タンク1の底面1′
に当接位置決めされる液面検出器2が具備されて
いるが、この液面検出器2は、防波筒3と、この
防波筒3の下側開口部を閉塞する底板4と、上記
防波筒3の上側開口部に穿設した透孔5を貫通
し、底板4との間で保持されると共に、側面に導
体パターン10,11を設けてなる摺動抵抗板6
と、上記防波筒3内に位置されかつ摺動抵抗板6
に沿つて上下動するフロート7を有し、そして自
動車の登坂、コーナリング等によつてタンク1内
の燃料液8の液面が大きく変動しても、防波筒3
内における燃料液8の流入出は、底板4に設けた
細孔9によつて規制されるために、その防波筒3
内における燃料液は、大きく変動せず、これによ
つて図示しない指示計器による指示値の読み取り
が容易かつ正確に行なえるようになつている。
しかしながら、このような従来の液面検出器2
にあつては、防波筒3に設けた透孔5、即ち抵抗
板6を防波筒3内に挿通しかつ防波筒3内の通気
口を兼ねている透孔5が、第3図に示すように、
摺動抵抗板6の断面形状と同形の長方形であり、
しかもその透孔5内に挿通した摺動抵抗板6が、
透孔5内で大きなガタを生じないように、即ち透
孔5の内側面と、摺動抵抗板6の外側面との間の
間隙が小さくなるように設計されているために、
例えば燃料タンク1内の気化水分が、その透孔5
と摺動抵抗板6との間に生ずる狭い間隙に付着し
やすく、このため第3図に示す如く、その間隙内
に水滴12が付着されたままとなり、この水滴に
より、摺動抵抗板6に形成されている双方の導体
パターン10,11が短絡されて誤指示やマイグ
レーシヨンによる導体パターンの損傷が起るとい
つた問題点があつた。
そこで、このような問題点を解消するために第
3図の破線で示すように、防波筒3の頂部に透孔
5に連なる切欠き凹部5aを設けて、防波筒3と
摺動抵抗板6との間に水滴12が付着されないよ
うに構成した液面検出装置を実願昭60−50803号
で先に出願を済ませている(第4図参照)。なお
13はリード線であつて、その一端は半田14に
よつて摺動抵抗板6に接続されている。
しかしながら、このような先願の液面検出装置
にあつては、上記切欠き凹部5aが、防波筒3の
水平上面に形成されているために、燃料タンク1
内に浸入された水滴12が、防波筒3の上面に滴
下されると、この水滴12が、その切欠き凹部5
aより、摺動抵抗板6を伝わつて防波筒3内に導
入されるためにその水滴により摺動抵抗板6表面
の導体パターン10,11間で電触を起し、導体
パターンが損傷するといつた不具合が生じた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる先行技術による不具合を解消
するためになされたもので、防波筒3の頂部を錐
体状に形成することにより、その防波筒3上に滴
下された水滴を、防波筒3の外側に案内するよう
にして摺動抵抗板への水滴の付着を防止すること
ができる液面検出装置を提供することを目的とす
るものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例における構造と従来例
で示した構造との同一部分は、従来例で引用した
符号を付してその同一構造部分についての説明を
省略する。
即ち本実施例においては、防波筒3の頂部にカ
バーを設けたことに特長を有するものであつて、
その他の構造は、先行例と同じである。
つまり、この防波筒3の頂部には、この防波筒
3の頂部外側に被着される防水カバー20が取付
けられているが、この防水カバー20は、例えば
軟質樹脂材料より略半球状に形成されている。そ
してこの防水カバー20の開口部は、防波筒3の
頂部外側に締付バンド21によつて固定されてい
る。また上記防水カバー20の頂部には、リード
線13を引出すための透孔22が穿設されてお
り、この透孔22に挿通されたリード線13は締
付バンド23により防水カバー20と一体に固定
されている。24は防水カバー20の側部に形成
した空気抜き孔、25は防波筒3の上端部外周に
形成した係止用突起であつて、この係止用突起2
5によつて、締付バンド21による防水カバー2
0と防波筒3との係止力を高めているものであ
る。
このように本実施例にあつては、防波筒3の頂
端部に防水カバー20を被着せしめたものである
から、この防波筒3の上部に滴下された水滴は、
防水カバー20により、防波筒3内に滴下される
ことがないので、水滴が摺動抵抗挿通孔5より摺
動抵抗板6を辿つて防波筒3内へ流入されること
もなくなり、従つてその摺動抵抗板6の表面に水
分が付着されることもなくなり、摺動抵抗板6に
おける導体パターンの電触による損傷を有効に防
止することができる効果がある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、液体収容タンク1内に
取付けられ、その内部の液体8が緩慢に流出入す
る細孔9を有する底板4が設けられた防波筒3、
該防波筒3の頂部に設けられた透孔5に挿入さ
れ、かつ上端が該透孔5に支持される抵抗板6及
び該防波筒3内を前記液体の液面の変化に応じて
前記抵抗板6に沿つて上下動するフロート7を備
えてなる液面検出器において、前記防波筒3の頂
部に、軟質材料により半球状に形成されかつ頂部
にリード線13の引出し用の透孔22、及び側部
に空気抜き孔24が形成された防水カバー20を
取り付けたことを特徴とする液面検出器である。
〔考案の効果〕
従つてこの液面検出器によれば、その防波筒3
の頂端部に、防水カバーを設けたものであるか
ら、水滴が防波筒の透孔5を経て摺動抵抗板に付
着されるといつた不具合がなくなり、従つて該摺
動抵抗板パターンの電触による損傷が防止できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる液面検出器の実施例を
示した要部断面図、第2図は従来の液面検出器を
示した断面図、第3図及び第4図は先行技術によ
る液面検出器の要部斜視図及び断面図である。 20……防水カバー、21,23……締付バン
ド、22……透孔、24……空気抜き孔、25…
…係止用突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体収容タンク1内に取付けられ、その内部の
    液体8が緩慢に流出入する細孔9を有する底板4
    が設けられた防波筒3、該防波筒3の頂部に設け
    られた透孔5に挿入され、かつ上端が該透孔5に
    支持される抵抗板6及び該防波筒3内を前記液体
    の液面の変化に応じて前記抵抗板6に沿つて上下
    動するフロート7を備えてなる液面検出器におい
    て、前記防波筒3の頂部に、軟質材料により半球
    状に形成されかつ頂部にリード線13の引出し用
    の透孔22、及び側部に空気抜き孔24が形成さ
    れた防水カバー20を取り付けたことを特徴とす
    る液面検出器。
JP1985155486U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH0325145Y2 (ja)

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JP1985155486U JPH0325145Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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JP1985155486U JPH0325145Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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JPS6262927U JPS6262927U (ja) 1987-04-18
JPH0325145Y2 true JPH0325145Y2 (ja) 1991-05-31

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ID=31076236

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6206210B2 (ja) * 2014-01-22 2017-10-04 株式会社デンソー 液面検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826625B2 (ja) * 1976-10-25 1983-06-03 株式会社フジクラ ゴム、プラスチツクケ−ブルの接続方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5662535U (ja) * 1979-10-21 1981-05-27
JPS5826625U (ja) * 1981-08-12 1983-02-21 日産車体株式会社 燃料タンクのバ−チカルゲ−ジ

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JPS5826625B2 (ja) * 1976-10-25 1983-06-03 株式会社フジクラ ゴム、プラスチツクケ−ブルの接続方法

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JPS6262927U (ja) 1987-04-18

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