JPH073025Y2 - 横型回転式圧縮機 - Google Patents
横型回転式圧縮機Info
- Publication number
- JPH073025Y2 JPH073025Y2 JP16493388U JP16493388U JPH073025Y2 JP H073025 Y2 JPH073025 Y2 JP H073025Y2 JP 16493388 U JP16493388 U JP 16493388U JP 16493388 U JP16493388 U JP 16493388U JP H073025 Y2 JPH073025 Y2 JP H073025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- compressor
- case
- rotary compressor
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は絶縁不良を招かない横置きとなる横型回転式圧
縮機に関するものである。
縮機に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、一般に用いられている横型回転式圧縮機として
は、第3図に示すように圧縮機a自体を一定の高さを持
つクッション部材bを介在して水平配設するものであ
る。この場合、回転式圧縮機にあっては、このケースc
内にターミナル端子部dが露出する構成となっている。
このため、圧縮機の運転中や冷媒寝込み状態での油面e
の上昇時に、オイルの中を浮遊する異物が前記ターミナ
ル端子ガラス部に付着し易いものとなっている。
は、第3図に示すように圧縮機a自体を一定の高さを持
つクッション部材bを介在して水平配設するものであ
る。この場合、回転式圧縮機にあっては、このケースc
内にターミナル端子部dが露出する構成となっている。
このため、圧縮機の運転中や冷媒寝込み状態での油面e
の上昇時に、オイルの中を浮遊する異物が前記ターミナ
ル端子ガラス部に付着し易いものとなっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 即ち、ターミナル端子ガラス部に異物が付着し易く、絶
縁不良の原因となっている。
縁不良の原因となっている。
本考案は上記実情に鑑み、圧縮機自体を傾いた設置と
し、且つターミナル端子をオイルから遮断する如くし、
前記課題を解決する回転式圧縮機を提供することを目的
としたものである。
し、且つターミナル端子をオイルから遮断する如くし、
前記課題を解決する回転式圧縮機を提供することを目的
としたものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、横型回転式圧縮機において、ケース形状をタ
ーミナル端子取付け位置の下部を凹部形状にし、このケ
ース内のターミナル端子の周りに上部を開口し該ターミ
ナル端子を囲繞する遮蔽板を取付けると共に、圧縮機自
体を支持固定するクッションゴムの高さを少なくともタ
ーミナル端子側を高くし、該圧縮機を斜め支持し、ケー
ス内ターミナル端子と油面とを離すようにしたものであ
る。
ーミナル端子取付け位置の下部を凹部形状にし、このケ
ース内のターミナル端子の周りに上部を開口し該ターミ
ナル端子を囲繞する遮蔽板を取付けると共に、圧縮機自
体を支持固定するクッションゴムの高さを少なくともタ
ーミナル端子側を高くし、該圧縮機を斜め支持し、ケー
ス内ターミナル端子と油面とを離すようにしたものであ
る。
〈作用〉 上記のような構成のため、ケース内の油面(オイルレベ
ル)は圧縮機自体がターミナル端子側が高くなるように
傾斜してなるため、必然的に前記ターミナル端子までに
距離が隔てられ、且つ遮蔽板が位置し油面が上昇して
も、直接の接触がない。従って、ターミナル端子のガラ
ス部に対する異物付着をみない。
ル)は圧縮機自体がターミナル端子側が高くなるように
傾斜してなるため、必然的に前記ターミナル端子までに
距離が隔てられ、且つ遮蔽板が位置し油面が上昇して
も、直接の接触がない。従って、ターミナル端子のガラ
ス部に対する異物付着をみない。
〈実施例〉 以下、本考案を実施例の図面について説明すれば、次の
通りである。
通りである。
1はケース1a内に圧縮部2と電動部3を備えた横型圧縮
機で、該圧縮機1はケース1aの下面前後に突設した支持
腕4,5を所定のクッションゴム6,7を介して固定設置す
る。この場合、ターミナル端子8側となるクッションゴ
ム6の高さh1を反対側(後方)のクッションゴム7の高
さh2より高くし、該圧縮機1を傾斜させ内部に充填のオ
イル9の油面eとターミナル端子8との距離aを(第2
図(A)参照)、第2図(B)に示す従来型の水平設置
の圧縮機1のオイル9の油面eとターミナル端子8との
距離bに比して大きく設定する(a>b)。また、前記
ケース1a内に突出のターミナル端子8の周囲を上部を開
口10aとなる遮蔽板10で囲繞する。更に、ターミナル端
子8の取付け位置下部のケース1aには凹部形状11を屈曲
形成し、該凹部形状11に起因した内壁凸部にて上昇油面
端をターミナル端子8位置真下より内方へ離すようにす
る構成となっている。
機で、該圧縮機1はケース1aの下面前後に突設した支持
腕4,5を所定のクッションゴム6,7を介して固定設置す
る。この場合、ターミナル端子8側となるクッションゴ
ム6の高さh1を反対側(後方)のクッションゴム7の高
さh2より高くし、該圧縮機1を傾斜させ内部に充填のオ
イル9の油面eとターミナル端子8との距離aを(第2
図(A)参照)、第2図(B)に示す従来型の水平設置
の圧縮機1のオイル9の油面eとターミナル端子8との
距離bに比して大きく設定する(a>b)。また、前記
ケース1a内に突出のターミナル端子8の周囲を上部を開
口10aとなる遮蔽板10で囲繞する。更に、ターミナル端
子8の取付け位置下部のケース1aには凹部形状11を屈曲
形成し、該凹部形状11に起因した内壁凸部にて上昇油面
端をターミナル端子8位置真下より内方へ離すようにす
る構成となっている。
次に、この作用を説明すると、この横型圧縮機1はクッ
ションゴム6にて嵩あげされ傾斜し、オイル9の油面e
をターミナル端子8より離され、且つターミナル端子8
自体は遮蔽板10にて周囲を囲繞しているため、圧縮機運
転時とか冷媒寝込み時に油面eが上昇してもターミナル
端子8は傾斜上方に位置し距離があり、遮蔽板10の囲繞
と相俟ってオイル中に浮遊する異物がターミナル端子8
のガラス部に付着することが無い。
ションゴム6にて嵩あげされ傾斜し、オイル9の油面e
をターミナル端子8より離され、且つターミナル端子8
自体は遮蔽板10にて周囲を囲繞しているため、圧縮機運
転時とか冷媒寝込み時に油面eが上昇してもターミナル
端子8は傾斜上方に位置し距離があり、遮蔽板10の囲繞
と相俟ってオイル中に浮遊する異物がターミナル端子8
のガラス部に付着することが無い。
〈考案の効果〉 上述のように本考案の回転式圧縮機は、圧縮機自体の据
付をターミナル端子側のクッションゴムを高く全体を傾
斜配置し、且つターミナル端子を遮蔽板にて囲繞するよ
うにしたため、圧縮機運転中,冷媒寝込み等にて油面が
上昇してもオイル及びオイル中を浮遊する異物のターミ
ナル端子への付着は防止でき、ケースとターミナル端子
間の絶縁抵抗の劣化はなくなり、絶縁不良による圧縮機
不良低減につながるものである。しかも、本考案の構成
は極めて簡単な構造を採ってなるため、取扱いが容易
で、且つ安価に提供できる等の実用的効果を奏する。
付をターミナル端子側のクッションゴムを高く全体を傾
斜配置し、且つターミナル端子を遮蔽板にて囲繞するよ
うにしたため、圧縮機運転中,冷媒寝込み等にて油面が
上昇してもオイル及びオイル中を浮遊する異物のターミ
ナル端子への付着は防止でき、ケースとターミナル端子
間の絶縁抵抗の劣化はなくなり、絶縁不良による圧縮機
不良低減につながるものである。しかも、本考案の構成
は極めて簡単な構造を採ってなるため、取扱いが容易
で、且つ安価に提供できる等の実用的効果を奏する。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図A,Bは本
考案品と従来品の油面とターミナル端子までの距離比較
を示す説明図、第3図はは従来例の断面図である。 1…圧縮機、1a…ケース、6,7…クッションゴム、8…
ターミナル端子、9…オイル、10…遮蔽板、10a…開
口、11…凹部形状、e…油面。
考案品と従来品の油面とターミナル端子までの距離比較
を示す説明図、第3図はは従来例の断面図である。 1…圧縮機、1a…ケース、6,7…クッションゴム、8…
ターミナル端子、9…オイル、10…遮蔽板、10a…開
口、11…凹部形状、e…油面。
Claims (1)
- 【請求項1】横型回転式圧縮機において、ケース形状を
ターミナル端子取付け位置の下部を凹部形状にし、この
ケース内のターミナル端子の周りに上部を開口し該ター
ミナル端子を囲繞する遮蔽板を取付けると共に、圧縮機
自体を支持固定するクッションゴムの高さを少なくとも
ターミナル端子側を高くし、該圧縮機を斜め支持し、ケ
ース内ターミナル端子と油面とを離すことを特徴とした
横型回転式圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16493388U JPH073025Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 横型回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16493388U JPH073025Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 横型回転式圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285885U JPH0285885U (ja) | 1990-07-06 |
JPH073025Y2 true JPH073025Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31450969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16493388U Expired - Lifetime JPH073025Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 横型回転式圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073025Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2632097B2 (ja) * | 1991-10-09 | 1997-07-16 | 三洋電機株式会社 | 横型ロータリーコンプレッサの固定装置 |
JP2007064094A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 圧縮機 |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP16493388U patent/JPH073025Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0285885U (ja) | 1990-07-06 |
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