JPS6145945B2 - - Google Patents
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- JPS6145945B2 JPS6145945B2 JP56039947A JP3994781A JPS6145945B2 JP S6145945 B2 JPS6145945 B2 JP S6145945B2 JP 56039947 A JP56039947 A JP 56039947A JP 3994781 A JP3994781 A JP 3994781A JP S6145945 B2 JPS6145945 B2 JP S6145945B2
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- JP
- Japan
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- panel body
- sound
- panel
- sound insulation
- sound insulating
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ドア、間仕切り等に使用されるパネ
ル体に、優れた遮音性能を具備することができる
遮音パネルに関するものである。
ル体に、優れた遮音性能を具備することができる
遮音パネルに関するものである。
今日、工場騒音、飛行機、自動車などの交通騒
音が大きな社会問題となり、これら騒音発生地域
では騒音を遮断するため、ドア、間仕切り等に遮
音性能を具備したパネル体を用いることが望まれ
ている。
音が大きな社会問題となり、これら騒音発生地域
では騒音を遮断するため、ドア、間仕切り等に遮
音性能を具備したパネル体を用いることが望まれ
ている。
ところが、従来のパネル体は第5図に示すよう
に、鋼板1を面板として用い、該面板1の裏面に
直接遮音材を貼着したものをペーパーコア等の中
間支持部材を介装した構造であるため、一体化し
た面板と遮音材とが共振作用を生じてしまい、十
分な遮音性能を得ることができない欠点があつ
た。
に、鋼板1を面板として用い、該面板1の裏面に
直接遮音材を貼着したものをペーパーコア等の中
間支持部材を介装した構造であるため、一体化し
た面板と遮音材とが共振作用を生じてしまい、十
分な遮音性能を得ることができない欠点があつ
た。
本発明は、上記のような実状に鑑み、種々研究
を重ねた結果、本来、音が入射する面板に対して
遮音材は面板から離間させた方が透過損失が良い
点に着目し、鋼板を面板に用いたパネル体であり
ながら、遮音材を面板から離間せしめて自由状態
部位が確保されるように、支持部材を介して保持
させ、もつて遮音性能を著しく向上させたパネル
体を提供することを目的とするものである。
を重ねた結果、本来、音が入射する面板に対して
遮音材は面板から離間させた方が透過損失が良い
点に着目し、鋼板を面板に用いたパネル体であり
ながら、遮音材を面板から離間せしめて自由状態
部位が確保されるように、支持部材を介して保持
させ、もつて遮音性能を著しく向上させたパネル
体を提供することを目的とするものである。
以下、本発明の研究経過を図面に示された実施
例について説明する。
例について説明する。
第1図および第2図に示す実施例としてのパネ
ル体AおよびBは、鋼板から形成された表裏一対
の面板1,1間に支持部材として用いたペーパコ
ア芯材2を介装して構成された軽量パネル体であ
つて、第1図のパネル体Aは、軟質塩化ビニール
シートからなる遮音材3をペーパーコア芯材2と
一方の面板1との間に介装したものであつて、こ
れら面板1、ペーパーコア芯材2および遮音材3
はホツトメルト系接着剤で接着されている。
ル体AおよびBは、鋼板から形成された表裏一対
の面板1,1間に支持部材として用いたペーパコ
ア芯材2を介装して構成された軽量パネル体であ
つて、第1図のパネル体Aは、軟質塩化ビニール
シートからなる遮音材3をペーパーコア芯材2と
一方の面板1との間に介装したものであつて、こ
れら面板1、ペーパーコア芯材2および遮音材3
はホツトメルト系接着剤で接着されている。
また、第2図のパネル体Bは、軟質塩化ビニー
ルシートからなる遮音材3をペーパーコア芯剤2
と両方の面板1,1との間にそれぞれ介装したも
のであつて、第1図に示す実施例の場合と同様に
ホツトメルト系接着剤で接着されている。
ルシートからなる遮音材3をペーパーコア芯剤2
と両方の面板1,1との間にそれぞれ介装したも
のであつて、第1図に示す実施例の場合と同様に
ホツトメルト系接着剤で接着されている。
なお、上記第1図および第2図に示す符号4は
断面コ字形をした側枠である。
断面コ字形をした側枠である。
次に第3図に示す実施例としてのパネル体C
は、一定の間隔を存して対設した表裏一対の面板
5,5の各内面に、支持部材6として用いたハツ
ト型材の頂部6aがそれぞれ対向するように、そ
の脚部6bを固定すると共に、上記支持部材6の
頂部6a間に軟質塩化ビニールシートからなる遮
音材7をゴム系接着剤を介して面板5と平行に、
かつ面板5から離間させて自由状態部位が確保さ
れるように保持せしめ、パネル体の内部空間を、
この遮音材7によつて面板5に平行な二室に区画
したものである。なお、支持部材6はハツト型材
に限られることなく、第1図および第2図に示し
た実施例のように、ペーパーコア芯材でもよい。
は、一定の間隔を存して対設した表裏一対の面板
5,5の各内面に、支持部材6として用いたハツ
ト型材の頂部6aがそれぞれ対向するように、そ
の脚部6bを固定すると共に、上記支持部材6の
頂部6a間に軟質塩化ビニールシートからなる遮
音材7をゴム系接着剤を介して面板5と平行に、
かつ面板5から離間させて自由状態部位が確保さ
れるように保持せしめ、パネル体の内部空間を、
この遮音材7によつて面板5に平行な二室に区画
したものである。なお、支持部材6はハツト型材
に限られることなく、第1図および第2図に示し
た実施例のように、ペーパーコア芯材でもよい。
更に第4図に示す実施例としてのパネル体D
は、鋼板で形成された表面板7の裏面側に、左右
両側の上下に支持部材として用いた断面コ字形の
補強枠8の脚部を固定した、いわゆる片面フラツ
シユ型のパネル体であつて、軟質塩化ビニールシ
ートからなる遮音材3を表面板7の表面と支持部
材として補強枠8との間に介装し、ホツトメルト
系接着剤で表面板7と遮音材3とを固定したもの
である。
は、鋼板で形成された表面板7の裏面側に、左右
両側の上下に支持部材として用いた断面コ字形の
補強枠8の脚部を固定した、いわゆる片面フラツ
シユ型のパネル体であつて、軟質塩化ビニールシ
ートからなる遮音材3を表面板7の表面と支持部
材として補強枠8との間に介装し、ホツトメルト
系接着剤で表面板7と遮音材3とを固定したもの
である。
上記遮音材として用いた軟質樹脂シートは、実
施例のような塩化ビニールに限定されるものでは
なく、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質ゴム
等の軟質性樹脂材を用いることもできる。
施例のような塩化ビニールに限定されるものでは
なく、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質ゴム
等の軟質性樹脂材を用いることもできる。
なお、図示しないが、研究の過程で上記パネル
体Bと同様の構成で、遮音材として加硫ゴムで形
成した樹脂シートを用いたパネル体Eについても
遮音性能を実験したが、その測定結果は後述する
とおりである。
体Bと同様の構成で、遮音材として加硫ゴムで形
成した樹脂シートを用いたパネル体Eについても
遮音性能を実験したが、その測定結果は後述する
とおりである。
次に、叙上のように実施例として示した各パネ
ル体A,B,C,D,Eおよび第5図に示した従
来のペーパーコア芯材のみを介装したパネル体F
の遮音性能について、JIS(日本工業規格)A−
1416の「実験室における音響透過損失測定方法」
に準じて測定した結果を第6図および第7図に示
す。
ル体A,B,C,D,Eおよび第5図に示した従
来のペーパーコア芯材のみを介装したパネル体F
の遮音性能について、JIS(日本工業規格)A−
1416の「実験室における音響透過損失測定方法」
に準じて測定した結果を第6図および第7図に示
す。
すなわち、第6図および第7図に示した測定結
果から明らかなように、遮音性能はパネル体Cが
最も優れ、次いでパネル体B、パネル体A、パネ
ル体Dと続き、従来のパネル体Fは音響透過損失
が低く遮音性能が劣つていることがわかる。また
加硫ゴムシートを用いたパネル体Eについては、
低音域側ではパネル体A、パネル体Bと殆んど差
がないが、高音域側での音響透過損失は未だ十分
でないことがわかつた。
果から明らかなように、遮音性能はパネル体Cが
最も優れ、次いでパネル体B、パネル体A、パネ
ル体Dと続き、従来のパネル体Fは音響透過損失
が低く遮音性能が劣つていることがわかる。また
加硫ゴムシートを用いたパネル体Eについては、
低音域側ではパネル体A、パネル体Bと殆んど差
がないが、高音域側での音響透過損失は未だ十分
でないことがわかつた。
このように、従来のパネル体Fにし比し、パネ
ル体の内部に軟質樹脂シート材を介装したパネル
体A,B,C,D,Eが遮音性能に優れた結果を
示したのは、パネル体の透過損失は質量則に従う
もの、すなわち近似的にはパネル体の面密度によ
つて影響を受けるものであつて、軟質樹脂シート
材を用いたことにより、シートの音響吸収効果と
共に、肉薄のものでありながら面密度の増加を同
時に満足することができるため、従来のパネル体
Fにはない十分な遮音性能を具備することができ
たものであるが、特にパネル体Cは、遮音材を面
板から離間させて自由状態部位が確保されるよう
に保持したことによつて、第7図に示すように、
パネル体A,B,C,D,Eよりも一層十分な遮
音性能が得られたので、最良の実施例であるとい
えよう。
ル体の内部に軟質樹脂シート材を介装したパネル
体A,B,C,D,Eが遮音性能に優れた結果を
示したのは、パネル体の透過損失は質量則に従う
もの、すなわち近似的にはパネル体の面密度によ
つて影響を受けるものであつて、軟質樹脂シート
材を用いたことにより、シートの音響吸収効果と
共に、肉薄のものでありながら面密度の増加を同
時に満足することができるため、従来のパネル体
Fにはない十分な遮音性能を具備することができ
たものであるが、特にパネル体Cは、遮音材を面
板から離間させて自由状態部位が確保されるよう
に保持したことによつて、第7図に示すように、
パネル体A,B,C,D,Eよりも一層十分な遮
音性能が得られたので、最良の実施例であるとい
えよう。
したがつて、パネル体Cをマンシヨン、工場等
のドアに使用した場合、ドアに生じがちな閉塞時
に生じる大きな衝撃音の発生を減少することもで
きて都合がよい。
のドアに使用した場合、ドアに生じがちな閉塞時
に生じる大きな衝撃音の発生を減少することもで
きて都合がよい。
そのうえ、このパネル体Cでは、遮音材は支持
部材を介して面板とは離間せしめて、自由状態部
位を確保してその両側に二重の空気層が形成され
るので、遮音性能の向上と相俟つて断熱性能をも
向上させることができ、結露防止にも有効であ
る。
部材を介して面板とは離間せしめて、自由状態部
位を確保してその両側に二重の空気層が形成され
るので、遮音性能の向上と相俟つて断熱性能をも
向上させることができ、結露防止にも有効であ
る。
更にパネル体Cは、面板間に軟質樹脂シートを
介在させたものでありながら、表裏一対の面板は
支持部材によつて直接固定できるので、これを製
造するにあたつては、単に軟質樹脂シートを配設
するだけでよく、したがつて、従来のパネル製造
工程をそのまま導入することができ、殊更格別な
製造ラインを設ける必要がない等の効果がある。
介在させたものでありながら、表裏一対の面板は
支持部材によつて直接固定できるので、これを製
造するにあたつては、単に軟質樹脂シートを配設
するだけでよく、したがつて、従来のパネル製造
工程をそのまま導入することができ、殊更格別な
製造ラインを設ける必要がない等の効果がある。
図面は、本発明に係る遮音パネルの実施例およ
び測定結果を示すものであつて、第1図〜第4図
はそれぞれ遮音性能を測定したパネル体A〜Dの
断面図、第5図は従来のパネル体Fの断面図、第
6図はパネル体A,B,E,Fの音響透過損失の
測定結果、第7図はパネル体C,Dの同上測定結
果である。 図中、1は面板、2はペーパーコア芯材、3は
遮音材、4は側枠、5は面板、6は支持部材であ
る。
び測定結果を示すものであつて、第1図〜第4図
はそれぞれ遮音性能を測定したパネル体A〜Dの
断面図、第5図は従来のパネル体Fの断面図、第
6図はパネル体A,B,E,Fの音響透過損失の
測定結果、第7図はパネル体C,Dの同上測定結
果である。 図中、1は面板、2はペーパーコア芯材、3は
遮音材、4は側枠、5は面板、6は支持部材であ
る。
Claims (1)
- 1 一定間隔を存して表裏一対の面板にて構成さ
れるパネル体において、上記面板間にはパネル体
内部に介装される遮音材を面板とは離間せしめ
て、自由状態部位を確保すべく支持部材を介して
保持させたことを特徴とする遮音パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56039947A JPS57152939A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Acoustic panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56039947A JPS57152939A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Acoustic panel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57152939A JPS57152939A (en) | 1982-09-21 |
JPS6145945B2 true JPS6145945B2 (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=12567145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56039947A Granted JPS57152939A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Acoustic panel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57152939A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61165448A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-26 | ナショナル住宅産業株式会社 | 床パネル |
JPS61165449A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-26 | ナショナル住宅産業株式会社 | 床パネル |
JPH0421927Y2 (ja) * | 1985-01-14 | 1992-05-19 |
-
1981
- 1981-03-19 JP JP56039947A patent/JPS57152939A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57152939A (en) | 1982-09-21 |
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