JPS6117180Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117180Y2 JPS6117180Y2 JP7399980U JP7399980U JPS6117180Y2 JP S6117180 Y2 JPS6117180 Y2 JP S6117180Y2 JP 7399980 U JP7399980 U JP 7399980U JP 7399980 U JP7399980 U JP 7399980U JP S6117180 Y2 JPS6117180 Y2 JP S6117180Y2
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- Japan
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- sound
- door
- plate
- board
- insulating
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- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は遮音扉に係り、表面に吸音板を有する
構成に関する。
構成に関する。
従来の扉は、２枚の扉板を対向配置させ、この
扉板を木質合板又は木質合板の表面にビニルクロ
スを貼つたもの等で構成していたが何れも音の反
射や音の吸収が不充分で遮音効果が良くなかつ
た。
扉板を木質合板又は木質合板の表面にビニルクロ
スを貼つたもの等で構成していたが何れも音の反
射や音の吸収が不充分で遮音効果が良くなかつ
た。
本考案は上記問題に鑑み、扉板の間に吸音材
を、また少なくとも一方の扉板を表面より順次織
布、吸音板、木質合板、遮音板、木質合板を重ね
合わせ接合し、表面と内部の吸音と中間層におけ
る遮音効果を増大させるとともに、扉の製造が容
易となる遮音扉を提供することを目的とする。
を、また少なくとも一方の扉板を表面より順次織
布、吸音板、木質合板、遮音板、木質合板を重ね
合わせ接合し、表面と内部の吸音と中間層におけ
る遮音効果を増大させるとともに、扉の製造が容
易となる遮音扉を提供することを目的とする。
次に、本考案の実施例の構成を添付図面の第１
図、第２図について説明する。１は遮音扉本体
で、この遮音扉本体１は芯材２、扉板５，１１吸
音材１７で構成されている。この芯材２は縁枠材
３で上下左右枠状に囲繞されているとともに、こ
の縁枠材３間に間隔をもつて介装された補強材４
で構成されている。
図、第２図について説明する。１は遮音扉本体
で、この遮音扉本体１は芯材２、扉板５，１１吸
音材１７で構成されている。この芯材２は縁枠材
３で上下左右枠状に囲繞されているとともに、こ
の縁枠材３間に間隔をもつて介装された補強材４
で構成されている。
前記扉板５，１１はこの芯材２の両側面に装着
されるものである。この一方の扉板５は、表面が
布クロス材などの織布６で被覆されたグラスウー
ルなどの集合体よりなる綿状の吸音板７、木質合
板８、ビニールシート、鉄粉などの遮音材を混入
させたゴムまたは合成樹脂などのシートよりなる
軟質状の、または鉄板などの遮音板９、木質合板
１０が表面より順次重ね合わせ接合されて構成さ
れている。この木質合板８，１０は前記織布６、
吸音板７、遮音板９の下地材及び反射吸音材とな
るものである。また他方の扉板１１は、表面がビ
ニールクロスよりなる合成樹脂クロス板１２で、
この下部は前記扉板５同様木質合板１３、遮音板
１４、木質合板１５が順次積層され構成されてい
る。この木質合板１３，１５も前記木質合板８，
１０と同様のものである。
されるものである。この一方の扉板５は、表面が
布クロス材などの織布６で被覆されたグラスウー
ルなどの集合体よりなる綿状の吸音板７、木質合
板８、ビニールシート、鉄粉などの遮音材を混入
させたゴムまたは合成樹脂などのシートよりなる
軟質状の、または鉄板などの遮音板９、木質合板
１０が表面より順次重ね合わせ接合されて構成さ
れている。この木質合板８，１０は前記織布６、
吸音板７、遮音板９の下地材及び反射吸音材とな
るものである。また他方の扉板１１は、表面がビ
ニールクロスよりなる合成樹脂クロス板１２で、
この下部は前記扉板５同様木質合板１３、遮音板
１４、木質合板１５が順次積層され構成されてい
る。この木質合板１３，１５も前記木質合板８，
１０と同様のものである。
そして、この芯材２及び扉板５，１１によつ
て、扉板５，１１の間に空間部１６が形成され、
この空間部１６にグラスウールなどの吸音材１７
が配置されている。
て、扉板５，１１の間に空間部１６が形成され、
この空間部１６にグラスウールなどの吸音材１７
が配置されている。
このように構成された遮音扉本体１は、第２図
にように建物の出入口枠体１８の四辺の当接面に
装着されたパツキング材１９にその一面が当接す
るよう設置される。
にように建物の出入口枠体１８の四辺の当接面に
装着されたパツキング材１９にその一面が当接す
るよう設置される。
次に上記実施例の作用を説明する。出入口枠体
１８を境として一方の部屋Ａで発生した音は、遮
音扉本体１の一方の扉板５表面でまず吸収され
る。すなわち扉板５表面の織布６及び吸音板７で
まず音を吸収する。そしてこの織布６及び吸音板
７で吸収しきれなかつた音はここを通過し、木質
合板８で減衰しつつ遮音板９に達し、ここで反射
され前記吸音板７、織布６で再度吸収される。ま
た遮音板９で反射しきれなかつた音は木質合板１
０で減衰しつつ吸音材１７に達し、ここで吸収さ
れる。従つて、一方の部屋Ａで発生した音は他方
の部屋Ｂには伝わらないようになる。さらに、遮
音扉本体１と出入口枠体１８との当接面にはパツ
キング材１９が取付けられているから、遮音扉本
体１と出任口枠体１８間は充分気密性が保たれ、
遮音作葉が大となる。
１８を境として一方の部屋Ａで発生した音は、遮
音扉本体１の一方の扉板５表面でまず吸収され
る。すなわち扉板５表面の織布６及び吸音板７で
まず音を吸収する。そしてこの織布６及び吸音板
７で吸収しきれなかつた音はここを通過し、木質
合板８で減衰しつつ遮音板９に達し、ここで反射
され前記吸音板７、織布６で再度吸収される。ま
た遮音板９で反射しきれなかつた音は木質合板１
０で減衰しつつ吸音材１７に達し、ここで吸収さ
れる。従つて、一方の部屋Ａで発生した音は他方
の部屋Ｂには伝わらないようになる。さらに、遮
音扉本体１と出入口枠体１８との当接面にはパツ
キング材１９が取付けられているから、遮音扉本
体１と出任口枠体１８間は充分気密性が保たれ、
遮音作葉が大となる。
なお、一方の部屋Ａで発生した音が大きくて、
中間の吸音材１７で吸収できなかつた場合は、他
方の部屋Ｂ側に位置する扉板１１の遮音板１４で
音を吸音板１７側へ反射させ、この音を吸収させ
る。そしてこの遮音板１４でも反射しきれず透過
した者は扉板１１表面の合成樹脂クロス板１２に
よつて部屋Ａ側へ反射される。
中間の吸音材１７で吸収できなかつた場合は、他
方の部屋Ｂ側に位置する扉板１１の遮音板１４で
音を吸音板１７側へ反射させ、この音を吸収させ
る。そしてこの遮音板１４でも反射しきれず透過
した者は扉板１１表面の合成樹脂クロス板１２に
よつて部屋Ａ側へ反射される。
また、他方の部屋Ｂで発生した音は扉板１１の
合成樹脂クロス板１３、遮音板１５によつて部屋
Ｂ側へ反射されるとともに、吸音材１７で吸収
し、一方の部屋Ａ側に位置する扉板５の遮音板９
で反射し、織布６、吸音板７で吸収する。
合成樹脂クロス板１３、遮音板１５によつて部屋
Ｂ側へ反射されるとともに、吸音材１７で吸収
し、一方の部屋Ａ側に位置する扉板５の遮音板９
で反射し、織布６、吸音板７で吸収する。
このように、この実施例によれば、一方の部屋
Ａで発生した音は遮音扉本体１の一方の扉板５と
吸音材１７で、または両方の扉板５，１１と吸音
材１７で吸収、反射、吸収し、他方の部屋Ｂへ伝
えなくするとともに一方の部屋Ａの音を吸収軽減
することができる。
Ａで発生した音は遮音扉本体１の一方の扉板５と
吸音材１７で、または両方の扉板５，１１と吸音
材１７で吸収、反射、吸収し、他方の部屋Ｂへ伝
えなくするとともに一方の部屋Ａの音を吸収軽減
することができる。
なお、上記実施例では芯材２の両側に異なる構
成の扉板５，１１を配置したが、両側に織布６吸
音板７を有する扉板５を配置してもよく、また音
の発生する状況に応じて、少なくとも一方のみを
上記織布６吸音板７を有する扉板５を装着し、他
方は合板、シートなどでもよい。
成の扉板５，１１を配置したが、両側に織布６吸
音板７を有する扉板５を配置してもよく、また音
の発生する状況に応じて、少なくとも一方のみを
上記織布６吸音板７を有する扉板５を装着し、他
方は合板、シートなどでもよい。
以上のように、本考案によれば、芯材の両側に
配置した扉板の少なくとも一方を、表面より順
次、織布、吸音板、木質合板、遮音板、木質合板
を重ね合わせ接合して構成し、また扉板との間に
遮音材を配置したので、外部からの音を、扉板の
表面の織布及び吸音板で吸音し、中間部の遮音板
で遮音するとともに木質合板で減衰させつつ中央
の吸音材で吸音できるので室内の音の外部へ伝達
を減少させることができ、また室内の音を減衰さ
せることができ吸音、遮音効果をあげることがで
きるとともに、それぞれの木質合板が吸音板及び
遮音板の下地材となり、これらの重ね合わせ接合
が容易となり、扉の製造が容易となるなどの作用
効果を奉する。
配置した扉板の少なくとも一方を、表面より順
次、織布、吸音板、木質合板、遮音板、木質合板
を重ね合わせ接合して構成し、また扉板との間に
遮音材を配置したので、外部からの音を、扉板の
表面の織布及び吸音板で吸音し、中間部の遮音板
で遮音するとともに木質合板で減衰させつつ中央
の吸音材で吸音できるので室内の音の外部へ伝達
を減少させることができ、また室内の音を減衰さ
せることができ吸音、遮音効果をあげることがで
きるとともに、それぞれの木質合板が吸音板及び
遮音板の下地材となり、これらの重ね合わせ接合
が容易となり、扉の製造が容易となるなどの作用
効果を奉する。
第１図は本考案の一実施例を示す横断面図、第
２図は遮音扉本体の取付状態を示す横断面図であ
る。 １……遮音扉本体、２……芯材、５……扉板、
６……織布、７……吸音板、８……木質合板、９
……遮音板、１０……木質合板、１７……吸音
材。
２図は遮音扉本体の取付状態を示す横断面図であ
る。 １……遮音扉本体、２……芯材、５……扉板、
６……織布、７……吸音板、８……木質合板、９
……遮音板、１０……木質合板、１７……吸音
材。
Claims (1)
- 芯材の両側面に扉板を対向配置させたものにお
いて、これら扉板の間に吸音材を配置するととも
に、これら扉板の少なくとも一方を、織布吸音
板、木質合板、遮音板、木質合板を表面より順次
重ね合わせ接合して構成したことを特徴とする遮
音扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7399980U JPS6117180Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7399980U JPS6117180Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56176387U JPS56176387U (ja) | 1981-12-26 |
| JPS6117180Y2 true JPS6117180Y2 (ja) | 1986-05-26 |
Family
ID=29436744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7399980U Expired JPS6117180Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117180Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002089142A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-03-27 | Juken Sangyo Co Ltd | 防音ドア |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7399980U patent/JPS6117180Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56176387U (ja) | 1981-12-26 |
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