JPS628251Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628251Y2 JPS628251Y2 JP1981085930U JP8593081U JPS628251Y2 JP S628251 Y2 JPS628251 Y2 JP S628251Y2 JP 1981085930 U JP1981085930 U JP 1981085930U JP 8593081 U JP8593081 U JP 8593081U JP S628251 Y2 JPS628251 Y2 JP S628251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- insulating
- boards
- heat
- panel according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 21
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 claims description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 1
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 3
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 1
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主として室内の防音間仕切りや界壁
などを現場において組立施工する場合に用いられ
るパネルで、詳しくは、表裏少なくとも二枚のプ
ラスターボードや合板、石綿板などの遮音性ボー
ドを、コの字形又はほぼコの字形に成形した成形
部材の一つ又は複数個を介して、パネル巾方向に
少なくとも三つの隔壁部と独立した少なくとも二
つの空気層とが形成される状態で固着連結してあ
る遮音断熱パネルに関する。
などを現場において組立施工する場合に用いられ
るパネルで、詳しくは、表裏少なくとも二枚のプ
ラスターボードや合板、石綿板などの遮音性ボー
ドを、コの字形又はほぼコの字形に成形した成形
部材の一つ又は複数個を介して、パネル巾方向に
少なくとも三つの隔壁部と独立した少なくとも二
つの空気層とが形成される状態で固着連結してあ
る遮音断熱パネルに関する。
冒記した遮音断熱パネルは、表裏の両ボードを
繋ぐ中間部材としてコの字状に形成した成形部材
を用いているので、両ボード間に高音域での遮音
効果が大きい空気層が形成され、この空気層によ
つて遮音効果を発揮すると同時に、前記空気層の
存在により、そこがグラスウール等で充めつくさ
れているものに比べて熱貫流率の低下が図れ、優
れた断熱効果を得ることができる。その上、前記
中間部材がコの字形又はほぼコの字形に成形され
た剛性の高い形状であることによつて、パネルと
しての必要剛性を十分に確保しながら、前述の通
り遮音効果及び断熱効果を得られるのであるが、
前述のコの字形又はほぼコの字形に成形された成
形部材が、従来、石綿等の硬質材料で形成されて
いたため、この成形部材が一方の遮音性ボードか
らの音を他方の遮音性ボードに伝えるいわゆる音
響ブリツジを形成し、遮音効果を損なう欠点があ
つた。
繋ぐ中間部材としてコの字状に形成した成形部材
を用いているので、両ボード間に高音域での遮音
効果が大きい空気層が形成され、この空気層によ
つて遮音効果を発揮すると同時に、前記空気層の
存在により、そこがグラスウール等で充めつくさ
れているものに比べて熱貫流率の低下が図れ、優
れた断熱効果を得ることができる。その上、前記
中間部材がコの字形又はほぼコの字形に成形され
た剛性の高い形状であることによつて、パネルと
しての必要剛性を十分に確保しながら、前述の通
り遮音効果及び断熱効果を得られるのであるが、
前述のコの字形又はほぼコの字形に成形された成
形部材が、従来、石綿等の硬質材料で形成されて
いたため、この成形部材が一方の遮音性ボードか
らの音を他方の遮音性ボードに伝えるいわゆる音
響ブリツジを形成し、遮音効果を損なう欠点があ
つた。
本考案は、かかる実情に鑑み、前記の表裏両ボ
ードを繋ぐ中間部材の改良によつて、パネル剛性
を十分に確保しながら、一層優れた遮音効果を有
する遮音断熱パネルを提供する点に目的を有す
る。
ードを繋ぐ中間部材の改良によつて、パネル剛性
を十分に確保しながら、一層優れた遮音効果を有
する遮音断熱パネルを提供する点に目的を有す
る。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
冒記した遮音断熱パネルにおいて、前記成形部材
を高密度グラスウールで形成してある点にあり、
かかる構成から次の作用効果を奏する。
冒記した遮音断熱パネルにおいて、前記成形部材
を高密度グラスウールで形成してある点にあり、
かかる構成から次の作用効果を奏する。
即ち、前記のコの字形成部材をそれ自身が特に
低周波域における吸音特性に優れ、かつ、音響イ
ンピーダンスが小さくて防振特性にも優れた高密
度グラスウールを用いて形成したので、音響ブリ
ツジによる遮音効果の低下が生じにくい状態で空
気層を形成することができ、遮音効果を一層向上
させることができるに至つた。
低周波域における吸音特性に優れ、かつ、音響イ
ンピーダンスが小さくて防振特性にも優れた高密
度グラスウールを用いて形成したので、音響ブリ
ツジによる遮音効果の低下が生じにくい状態で空
気層を形成することができ、遮音効果を一層向上
させることができるに至つた。
次に本考案の実施例を図面に基づいて、詳述す
る。
る。
実施例 1
第1図で示すように、標準横巾が900mm、全長
が1800〜2400mm、厚みが5〜10mmのプラスターボ
ード、石綿板、合板等の表裏二枚の遮音性ボード
1,1′を、約100〜200Kg/m2の高密度グラスウ
ールをもつて、板厚が5〜20mm、横巾が300〜450
mm、全厚が50〜100mm、全長が約1800〜2400mmで
それの長手方向視形状がほぼコの字形、実際に
は、それの対向辺遊端部から夫々外方に向けて突
条片2a,2aを有するハツト形にプレス成形さ
れ、かつ、その開口部を交互に表裏に向けて並置
した複数個の成形部材2群の両面に、例えば、酢
酸ビニール樹脂接着剤等の接着剤を介して固着す
ることにより、パネル横巾方向で複数個の隔壁部
3と独立した複数個の空気層4とを有するパネル
を構成させたもので、各成形部材2の凹入空間に
相当する三つの空気層4内には、必要に応じて、
低密度グラスウール、ロツクウール、発泡樹脂等
の吸音材5を封入する。
が1800〜2400mm、厚みが5〜10mmのプラスターボ
ード、石綿板、合板等の表裏二枚の遮音性ボード
1,1′を、約100〜200Kg/m2の高密度グラスウ
ールをもつて、板厚が5〜20mm、横巾が300〜450
mm、全厚が50〜100mm、全長が約1800〜2400mmで
それの長手方向視形状がほぼコの字形、実際に
は、それの対向辺遊端部から夫々外方に向けて突
条片2a,2aを有するハツト形にプレス成形さ
れ、かつ、その開口部を交互に表裏に向けて並置
した複数個の成形部材2群の両面に、例えば、酢
酸ビニール樹脂接着剤等の接着剤を介して固着す
ることにより、パネル横巾方向で複数個の隔壁部
3と独立した複数個の空気層4とを有するパネル
を構成させたもので、各成形部材2の凹入空間に
相当する三つの空気層4内には、必要に応じて、
低密度グラスウール、ロツクウール、発泡樹脂等
の吸音材5を封入する。
実施例 2
第2図で示すように、前記成形部材2として、
それの長手方向視形状が角Cの字形のものを用
い、これの複数個を密接並置して構成したもので
ある。
それの長手方向視形状が角Cの字形のものを用
い、これの複数個を密接並置して構成したもので
ある。
実施例 3
第3図で示すように、前記成形部材2として、
それの長手方向視形状がコの字形のものを用い、
これの複数個を密接並置して構成したものであ
る。
それの長手方向視形状がコの字形のものを用い、
これの複数個を密接並置して構成したものであ
る。
実施例 4
第4図で示すように、前記成形部材2として、
それの長手方向視形状が〓(コの字形の変形例で
ある)形のものを用いて構成したものである。
それの長手方向視形状が〓(コの字形の変形例で
ある)形のものを用いて構成したものである。
実施例 5
第5図で示すように、コの字形成形部材2をそ
れの開口部がパネル横巾方向に向かう状態に配置
して、その両面に遮音性ボード1,1′を固着し
て構成したもので、これの変形例として、パネル
横巾方向で隣接するコの字成形部材2,2をそれ
らの開口部が互いに向かい合う状態で配置するも
良い。
れの開口部がパネル横巾方向に向かう状態に配置
して、その両面に遮音性ボード1,1′を固着し
て構成したもので、これの変形例として、パネル
横巾方向で隣接するコの字成形部材2,2をそれ
らの開口部が互いに向かい合う状態で配置するも
良い。
尚、本考案は、上記の各実施例で示したもの以
外、次のような応用例も考えられる。
外、次のような応用例も考えられる。
表裏二枚のボード1,1′を同一材質とし、
それらの厚みを互いに異にすること。
それらの厚みを互いに異にすること。
表裏二枚のボード1,1′を、例えば、プラ
スターボードと石綿板といつたように、互いに
異にすること。
スターボードと石綿板といつたように、互いに
異にすること。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
図面は本考案に係る遮音断熱パネルの実施例を
示し、第1図乃至第5図は各実施例の一部切欠き
斜視図である。 1,1′……遮音性ボード、2……成形部材、
3……隔壁部、4……空気層。
示し、第1図乃至第5図は各実施例の一部切欠き
斜視図である。 1,1′……遮音性ボード、2……成形部材、
3……隔壁部、4……空気層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 表裏少なくとも二枚の遮音性ボード1,1′
を、コの字形又はほぼコの字形に成形した成形
部材2の一つ又は複数個を介して、パネル巾方
向に少なくとも三つの隔壁部3……と独立した
少なくとも二つの空気層4とが形成される状態
で固着連結してある遮音断熱パネルにおいて、
前記成形部材2を高密度グラスウールで形成し
てある事を特徴とする遮音断熱パネル。 前記表裏二枚のボード1,1′が同一材質の
ものである実用新案登録請求の範囲第項に記
載の遮音断熱パネル。 前記表裏二枚のボード1,1′が異種材質の
ものである実用新案登録請求の範囲第項に記
載の遮音断熱パネル。 前記成形部材2とボード1,1′との固着手
段が接着である実用新案登録請求の範囲第項
乃至第項のいずれかに記載の遮音断熱パネ
ル。 前記空気層4がその一部に低密度グラスウー
ル等の吸音材5を封入したものである実用新案
登録請求の範囲第項乃至第項のいずれかに
記載の遮音断熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981085930U JPS628251Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981085930U JPS628251Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57196708U JPS57196708U (ja) | 1982-12-14 |
JPS628251Y2 true JPS628251Y2 (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=29881182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981085930U Expired JPS628251Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS628251Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6044907U (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-29 | 三和シャッタ−工業株式会社 | 軽量防音パネル |
JPH0668180B2 (ja) * | 1987-09-10 | 1994-08-31 | 松下電工株式会社 | 遮音パネル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518409U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-05 |
-
1981
- 1981-06-10 JP JP1981085930U patent/JPS628251Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518409U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57196708U (ja) | 1982-12-14 |
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