JPS62225682A - 吸音戸 - Google Patents
吸音戸Info
- Publication number
- JPS62225682A JPS62225682A JP61066181A JP6618186A JPS62225682A JP S62225682 A JPS62225682 A JP S62225682A JP 61066181 A JP61066181 A JP 61066181A JP 6618186 A JP6618186 A JP 6618186A JP S62225682 A JPS62225682 A JP S62225682A
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- JP
- Japan
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- door
- sound
- diaphragm
- door body
- edge
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
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- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Special Wing (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野〕
この発明は、ドアや窓などに適用する吸音戸に関するも
のである。
のである。
一般に、ドアやガラス窓は、次表に示すように、音に対
して反射性であるため、リスニングルームや楽器練習室
などの音響設計を行う場合、反射・吸音のランダム配置
ができず、最適音響を得るうえで大きな障害となってい
た0表はドア、窓、カーテンの1オクターブバンドでの
吸音率を示している。
して反射性であるため、リスニングルームや楽器練習室
などの音響設計を行う場合、反射・吸音のランダム配置
ができず、最適音響を得るうえで大きな障害となってい
た0表はドア、窓、カーテンの1オクターブバンドでの
吸音率を示している。
(以下余白)
このため、面積比率の大きい窓については、やむをえず
厚手のカーテンを引くことによって吸音力をカバーして
いた。
厚手のカーテンを引くことによって吸音力をカバーして
いた。
しかしながら、カーテンを引くことによって、採光がで
きなくなり、また上表に示すように、厚手のカーテンを
用いても低音域での吸音は困難であった。
きなくなり、また上表に示すように、厚手のカーテンを
用いても低音域での吸音は困難であった。
この発明の目的は、戸自体の機能を具備しつつ、それ自
体が吸音面、とくに低音吸音面となった吸音戸を提供す
ることである。
体が吸音面、とくに低音吸音面となった吸音戸を提供す
ることである。
この発明の吸音戸は、戸本体の戸面に振動板を対向並設
させ、この振動板の周縁部を前記戸本体にエツジを介し
て接合し、戸本体と振動板との間に空気層を形成したこ
とを特徴とするものである。
させ、この振動板の周縁部を前記戸本体にエツジを介し
て接合し、戸本体と振動板との間に空気層を形成したこ
とを特徴とするものである。
このため、この発明によれば、振動板、エツジおよび空
気層による共振によって、戸が吸音面、特に低音吸音面
になり、部屋の吸音・反射のランダム配置が可能となっ
て、最適な残響特性が得られるようになる。
気層による共振によって、戸が吸音面、特に低音吸音面
になり、部屋の吸音・反射のランダム配置が可能となっ
て、最適な残響特性が得られるようになる。
実施例
この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。すなわち、この実施例は吸音戸を窓に適用した
ものであって、窓ガラスまたは窓障子である戸本体1の
戸面1aに振動板2を空隙をもって対向並設させ、この
振動板2の周縁部を前記戸本体1の外枠4にエツジ3を
介して接合し、戸本体1と振動板2との間に密閉した空
気層5を形成したものである。
明する。すなわち、この実施例は吸音戸を窓に適用した
ものであって、窓ガラスまたは窓障子である戸本体1の
戸面1aに振動板2を空隙をもって対向並設させ、この
振動板2の周縁部を前記戸本体1の外枠4にエツジ3を
介して接合し、戸本体1と振動板2との間に密閉した空
気層5を形成したものである。
前記振動板2は、E/ρ(E;ヤング率、ρ:中密度が
大きい高分子材料やそのハニカムなどからつくられた厚
さ数n程度のものであり、とくに採光のために透明な高
分子材料(たとえばアクリル樹脂など)を用いるのが好
ましい、また、エツジ3はヤング率の小さい高分子発泡
体や布1紙などからなる厚さ数n程度のものである。
大きい高分子材料やそのハニカムなどからつくられた厚
さ数n程度のものであり、とくに採光のために透明な高
分子材料(たとえばアクリル樹脂など)を用いるのが好
ましい、また、エツジ3はヤング率の小さい高分子発泡
体や布1紙などからなる厚さ数n程度のものである。
戸本体lの周囲には、金属などからなる外枠4が取付け
られる。この外枠4は戸面1aに対して垂直に突出し、
その端面にエツジ3の外周端が密接して坂付けられる。
られる。この外枠4は戸面1aに対して垂直に突出し、
その端面にエツジ3の外周端が密接して坂付けられる。
また、エツジ3の内周端は振動板2の周縁に密接して取
付けられ、戸本体1゜振動板2.エツジ3および外枠4
によって空気層5を形成する。
付けられ、戸本体1゜振動板2.エツジ3および外枠4
によって空気層5を形成する。
このような構成において、振動板2に音波が到来すれば
、特定の周波数で共振し、その振動エネルギが然エネル
ギに変換され、吸音する。共振する周波数(fr)は、
振動板2の質量と空気の付加質量とを加えた実効’ff
1mと、振動板2の面積S、空気5の容積V、エツジ3
のスティフネスρ0によって、次式で表される。
、特定の周波数で共振し、その振動エネルギが然エネル
ギに変換され、吸音する。共振する周波数(fr)は、
振動板2の質量と空気の付加質量とを加えた実効’ff
1mと、振動板2の面積S、空気5の容積V、エツジ3
のスティフネスρ0によって、次式で表される。
ρ: 空気密度
C: 音速
このパラメータにより、rrを低周波数にすれば、低音
域での吸音を実現することができる。また、上記パラメ
ータとエツジの粘性抵抗を変えることにより、吸音力や
吸音周波数帯域を変えることができる。
域での吸音を実現することができる。また、上記パラメ
ータとエツジの粘性抵抗を変えることにより、吸音力や
吸音周波数帯域を変えることができる。
ここで、振動板28X2BCI1).戸本体60X45
C1空気層の厚さ100鶴としたときの吸音率を第3図
に示す。
C1空気層の厚さ100鶴としたときの吸音率を第3図
に示す。
また、振動板2と戸本体1とは空気層5を介して並設さ
れた中空二重構造となるので、戸本体1のみの場合に比
べて中高音部での遮音能力が付加される。第4図はこの
実施例における遮音量を調べたものである。
れた中空二重構造となるので、戸本体1のみの場合に比
べて中高音部での遮音能力が付加される。第4図はこの
実施例における遮音量を調べたものである。
なお、振動板2およびエツジ3の形状は、第1図および
第2図に示したもののみに限定されるものではなく、振
動板2には円形、三角形状などが、またエツジ3につい
てはU字形や逆U字形などの種々の断面形状のものがい
ずれも採用可能である。
第2図に示したもののみに限定されるものではなく、振
動板2には円形、三角形状などが、またエツジ3につい
てはU字形や逆U字形などの種々の断面形状のものがい
ずれも採用可能である。
さらに、第5図に示すように、振動板2に対して垂直に
密接されたエツジ3′においても同様の効果が得られる
ものである。
密接されたエツジ3′においても同様の効果が得られる
ものである。
第6図はこの発明をドアに適用した例を示している。ド
アの場合は、前述の実施例のような外枠4を使用せずに
、戸本体6の周縁に外枠部6′を一体に形成したものを
使用することができる。また、戸本体の任意の位置に振
動板2.エツジ3および空気層5を形成することができ
る。さらに、ドアの場合は採光の必要がないので、振動
板2の材料として金属や紙あるいはそのハニカムなどの
不透明材料を用いることができる。
アの場合は、前述の実施例のような外枠4を使用せずに
、戸本体6の周縁に外枠部6′を一体に形成したものを
使用することができる。また、戸本体の任意の位置に振
動板2.エツジ3および空気層5を形成することができ
る。さらに、ドアの場合は採光の必要がないので、振動
板2の材料として金属や紙あるいはそのハニカムなどの
不透明材料を用いることができる。
なお、より一層広い帯域での吸音や吸音力を向上させる
ためには、第7図に示すような同一もしくは相異なる複
数の振動板2a・・・2dを同一戸本体1.6に設置す
ることも可能である。
ためには、第7図に示すような同一もしくは相異なる複
数の振動板2a・・・2dを同一戸本体1.6に設置す
ることも可能である。
〔発明の効果〕
この発明によれば、振動板、エツジおよび空気層による
共振によって、戸が吸音面、特に低音吸音面になり、部
屋の吸音・反射のランダム配置が可能となって、最適な
残響特性が得られるという効果がある。
共振によって、戸が吸音面、特に低音吸音面になり、部
屋の吸音・反射のランダム配置が可能となって、最適な
残響特性が得られるという効果がある。
第1図はこの発明を窓に適用した実施例を示す断面図、
第2図はその斜視図、第3図はこの実施例における周波
数と吸音率との関係を示すグラフ、第4図は同じくこの
実施例における周波数と遮音量との関係を示すグラフ、
第5図はこの発明を窓に適用した場合の他の実施例を示
す断面図、第6図はこの発明をドアに適用した実施例を
示す断面図、第7図はこの発明における窓またはドアの
他の実施例を示す斜視図である。 1.6・・・戸本体、2,2a〜2d・・・振動板、3
゜3′・・・エツジ、4・・・外枠、5・・・空気層第
1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 手続補正書く帥 昭和61年05月20日
第2図はその斜視図、第3図はこの実施例における周波
数と吸音率との関係を示すグラフ、第4図は同じくこの
実施例における周波数と遮音量との関係を示すグラフ、
第5図はこの発明を窓に適用した場合の他の実施例を示
す断面図、第6図はこの発明をドアに適用した実施例を
示す断面図、第7図はこの発明における窓またはドアの
他の実施例を示す斜視図である。 1.6・・・戸本体、2,2a〜2d・・・振動板、3
゜3′・・・エツジ、4・・・外枠、5・・・空気層第
1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 手続補正書く帥 昭和61年05月20日
Claims (3)
- (1)戸本体の戸面に振動板を対向並設させ、この振動
板の周縁部を前記戸本体にエッジを介して接合し、戸本
体と振動板との間に空気層を形成したことを特徴とする
吸音戸。 - (2)前記振動板が戸本体の室内側戸面に並設された特
許請求の範囲第(1)項記載の吸音戸。 - (3)前記振動板が透明材料からつくられた特許請求の
範囲第(1)項記載の吸音戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61066181A JPS62225682A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 吸音戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61066181A JPS62225682A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 吸音戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62225682A true JPS62225682A (ja) | 1987-10-03 |
Family
ID=13308417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61066181A Pending JPS62225682A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 吸音戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62225682A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008303609A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 樹脂製内窓を用いた二重窓 |
JP2009293271A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Yamaha Corp | 吸音体 |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP61066181A patent/JPS62225682A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008303609A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 樹脂製内窓を用いた二重窓 |
JP2009293271A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Yamaha Corp | 吸音体 |
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