JPS62225641A - 吸音装置 - Google Patents

吸音装置

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Publication number
JPS62225641A
JPS62225641A JP61066182A JP6618286A JPS62225641A JP S62225641 A JPS62225641 A JP S62225641A JP 61066182 A JP61066182 A JP 61066182A JP 6618286 A JP6618286 A JP 6618286A JP S62225641 A JPS62225641 A JP S62225641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
sound
mounting surface
attached
sound absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61066182A
Other languages
English (en)
Inventor
奥沢 将行
茂 村林
善隆 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP61066182A priority Critical patent/JPS62225641A/ja
Publication of JPS62225641A publication Critical patent/JPS62225641A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、リスニングルームや楽器練習室などの残響
制御を必要とする部屋の表面材(壁、床。
窓、天井、家具など)に取付けて、その表面を吸音面に
するための吸音装置に関するものである。
〔背景技術〕
リスニングルームや楽器″Ia習室などの残響設計をす
る際、第1表に示すように、各材料の吸音率と各材料の
面積から、セービンやアイリングの式を用いて計算する
方法がとられてきた、第1表は各材料の1オクターブバ
ンドでの吸音率を示したものである。
(以下余白) −〃   のロックウーjIJせオの商品名−1〃  
 のロックウーノリ宿餠反の商品名しかしながら、吸音
率は各材料によって固有のものであり、吸音・反射の分
散配置を行う際には、各部材(窓、床、天井等)の位置
が決ってしまうので、最適な分散配置をすることができ
なかった。
また、家具等を室内に設置すれば、家具等の表面が、第
7図に示すように、音波反射面であるために、最適設計
がくずれてしまうことが多かった。
第7図は家具等に広(用いられるラワン合板(厚さ6龍
)についての吸音率を調べたグラフであって、■は空気
層が45mの場合を、■は空気層が90m−の場合を、
■は空気層が1801■の場合をそれぞれ示している。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、部屋の各部材(壁、床、窓。
天井、家具等)の表面に取付けることによって、反射面
を吸音面にし、好みの残響特性を得ることができる吸音
装置を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の吸音戸は、取付面に対して対向並設した振動
板と、この振動板の外周に取付けたエツジと、このエツ
ジを介して前記振動板に取付けられかつ背面を前記取付
面に取付けて取付面と振動板との間に空気層を形成した
フレームとを備えたものである。
このように、この発明によれば、音波反射面である取付
面に対して振動板を対向並設しそれらの間に空気層を形
成したので、振動板とエツジとの相互作用で共振系を構
成して、吸音面とすることができる。そのため、部屋の
任意の面を吸音面とし、吸音面・反射面の分散配置が可
能となって、好みの残響特性が得られるようになる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。すなわち、この吸音装置は、取付面5に対して
対向並設した振動板1と、この振動板1の外周に取付け
たエツジ2と、このエツジ2を介して前記振動板1に取
付けられかつ背面を前記取付面5に取付けて取付面5と
振動板1との間に密閉した空気層6を形成したフレーム
3とを備えたものである。
前記振動板1としては、アルミニウム、紙等のハニカム
や金属、高分子材料などのうちで、E/ρ(E:ヤング
率、ρ:密度)が大きい厚さ数龍程度のものを用いてい
る。また、エツジ2はヤング率の小さい発泡ポリウレタ
ン等の低発泡材や高分子材料で厚さ数龍程度のものを用
いている。このエツジ2は振動板lの周囲に密接して取
付けられる。
前記フレーム3はヤング率の大きな金属、高分子材料等
からなり、エツジ2の外周端面に密接して取付けられる
。また、フレーム3の背面にはスポンジ等からなる密接
部4を配置してフレーム2を取付面5に密接して取付は
可能にする。
第3図はこの実施例の吸音装置を取付面5に密接して取
付けた状態を示している。この状態では、振動板1.エ
ツジ2.フレーム3.密接部4および取付面5によって
囲設された空気層6が形成される。
このように構成したため、振動板1の質量と空気層6の
ばね効果によって共振系が形成され、到来した音波に対
して、振動板1は特定の周波数で共振状態となり、その
振動エネルギが熱エネルギに変換され、吸音する。その
振動数を共振周波数(fr)といい、振動板1の面積S
、空気層6の容積■、エツジ2のスティフネスρ。、さ
らに振動板1と空気の実効質量mによって、次式で表さ
れる。
ρ: 空気密度 C: 音速 このパラメータにより、吸音力や吸音周波数帯域幅を変
えることができる。ここで、振動板lを28X2Bcm
、フレーム3と密接部4との合計厚さを7011とした
とときの吸音率を第4図に示す。
なお、振動板1およびエツジ2の形状は、第1図および
第2図に示したもののみに限定されるものではなく、振
動板1には円形、三角形状などが、またエツジ2につい
てはU字形や逆U字形などの種々の断面形状のものがい
ずれも採用可能である。
さらに、第5図に示すように、振動板1に対して垂直に
エツジ2′を密接させたものにおいても同様の効果を得
ることができる。
第6図はこの発明の吸音装置を取付面に対して着脱自在
にした構成を示しており、同図に示すように、密接部4
の背面に吸盤7を埋め込んだものである。このため、取
付面からの吸音装置の着脱を自由に行うことができ、吸
音装置を任意の場所に取付けたり、あるいは取外したり
して、音楽ジャンルやそのときの気分にあった残響特性
を得ることができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、音波反射面である取付面に対して振
動板を対向並設しそれらの間に空気層を形成したので、
振動板とエツジとの相互作用で共振系を構成して、吸音
面とすることができる。そのため、部屋の任意の面を吸
音面とし、吸音面・反射面の分散配置が可能となって、
好みの残響特性が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図はそ
の斜視図、第3図はこの実施例における吸音装置の取付
状態を示す断面図、第4図はこの実施例における周波数
と吸音率との関係を示すグラフ、第5図はこの発明の他
の実施例の断面図、第6図はこの発明のさらに他の実施
例の斜視図、第7図は通常の家具等に用いられるラワン
合板の吸音率を示すグラフである。 1・・・振動板、2.2′・・・エツジ、3・・・フレ
ーム、5・・・取付面、6・・・空気層 ゝ3 第1図 @3図 第2図 第4図 ゲ 第5図 第6図 周波収(Hz) 第7図 手続補正書(眺 昭和61年05月20日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)取付面に対して対向並設した振動板と、この振動
    板の外周に取付けたエッジと、このエッジを介して前記
    振動板に取付けられかつ背面を前記取付面に取付けて取
    付面と振動板との間に空気層を形成したフレームとを備
    えた吸音装置。
  2. (2)前記フレームは前記取付面に対して着脱自在に取
    付けられた特許請求の範囲第(1)項記載の吸音装置。
JP61066182A 1986-03-25 1986-03-25 吸音装置 Pending JPS62225641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61066182A JPS62225641A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 吸音装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP61066182A JPS62225641A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 吸音装置

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Publication Number Publication Date
JPS62225641A true JPS62225641A (ja) 1987-10-03

Family

ID=13308444

Family Applications (1)

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JP61066182A Pending JPS62225641A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 吸音装置

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JP (1) JPS62225641A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11872945B2 (en) 2018-09-14 2024-01-16 Kotobukiya Fronte Co., Ltd. Automotive sound absorption material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11872945B2 (en) 2018-09-14 2024-01-16 Kotobukiya Fronte Co., Ltd. Automotive sound absorption material

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