JPH04157900A - パネルスピーカ - Google Patents

パネルスピーカ

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JPH04157900A
JPH04157900A JP28272090A JP28272090A JPH04157900A JP H04157900 A JPH04157900 A JP H04157900A JP 28272090 A JP28272090 A JP 28272090A JP 28272090 A JP28272090 A JP 28272090A JP H04157900 A JPH04157900 A JP H04157900A
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JP
Japan
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acoustic
acoustic diaphragm
piezoelectric
sound
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP28272090A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kuronaka
黒中 博
Hisao Sawada
沢田 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] この発明は、軽量、薄型で、部屋の壁などに取り付けて
用いられるパネルスピーカに関する。
[従来の技術] 従来のパネルスピーカとしては、例えば、圧電型音響ド
ライバを発泡樹脂からなる音響振動板に埋設して形成し
なパネルスピーカがあり、また、薄型ダイナミックスピ
ーカをパネルに貼り付けて形成したパネルスピーカかあ
る。そして、第9図に示すように、これらのパネルスピ
ーカ21は、例えは、フレーム(図示せず)に嵌め込ま
れ、室内や廊下の壁面22などに掛けて用いられる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、第9図に示すように、パネルスピーカ21を壁
面22に密着して配置したり、壁面22に近い位置で壁
面22に沿って設置しなりすると、パネルスピーカ(音
響振動板)21と壁面22との間に十分な空気層が存在
しないため、パネルスピーカ21(の音響振動板)と壁
面22との間に音がこもり、特に低音域の定在波が生じ
ず、音の歪みを生じて音響効果が低下するという問題点
がある。
そして、かかる問題点を解決するなめに、例えば、第1
0図に示すように、パネルスピーカ21を壁面22に斜
めに掛けてパネルスピーカ21と壁面22との間に適当
な空気層を存在させるようにしている。
しかし、この場合、薄型であることを重視して上記パネ
ルスピーカ21を使用しているにもかかわらず、パネル
スピーカ21を傾けて壁面22に掛けているために、そ
の上部が壁面22から突出してパネルスピーカ21を設
置した室内の居住性が低下するなど、薄型のパネルスピ
ーカを使用する意義が失われてしまうという重大な問題
点がある。
この発明は、上記の問題点を解決するものであり、薄型
で、音響効果を低下させることなく壁面に密着して設置
することか可能なパネルスピーカを提供することを目的
とする2 [課題を解決するための手段] 上記の問題点を解決するために、この発明のパネルスピ
ーカは、 発泡体板からなる音響振動板と、 前記音響振動板に配設された、圧電素子を金属板に接合
してなる圧電型音響ドライバと、前記音響振動板の裏側
に配設され、音響振動板の裏側に発散される音を吸収す
る吸音材とを具備することを特徴とする。
[作用] 音響振動板の裏側には、吸音材が配設されており、この
吸音材が音響振動板の裏側から発散される音を吸収して
、音響振動板の裏側に音がこもることを防止し、音の歪
みを低減する。しなかって、音響効果を犠牲にすること
なくパネルスピーカを壁面に密着して配置することが可
能になる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例にかかるパネルスピーカの
前面を示す斜視図、第2図はその背面を示す斜視図、第
3図はその側面図である。これらの図に示すように、パ
ネルスピーカAは、圧電型音響ドライバ(第1図〜第3
図には示さず)を配設した長方形の音響振動板1をフレ
ーム3に嵌め込むとともに、音響振動板1の裏側の全面
に、ガラスウールからなる吸音材2を貼り付けることに
より形成されている。
そして、音響振動板1は、第4図に示すように、゛変性
ポリスチレンフオームからなる2枚の発泡体板11a、
llbを貼り合わせることにより形成されている8発泡
体板11a、11bの互いに対向する面の互いに対向す
る位置には凹部12が形成されており、凹部12内には
小突起12aが形成されている。この互いに対向する凹
部12は発泡体板11a、llbが貼り合わされたとき
に圧電型音響ドライバ13を収納する空間18(第6図
)を形成する。
圧電型音響ドライバ13は第7図及び第8図にその平面
図及び正面図を示すように、圧電セラミック板の両面に
電極膜(図示せず)を設けてなる圧電素子14を薄い円
形の金属板15の両面に接合してバイモルフ構造とする
ことにより形成されており、圧電素子14及び金属板1
5にはリード線16が接続されている(第8図)。この
圧電型音響ドライバ13は発泡体板11aの凹部12内
に水平に置かれ、圧電素子14の中央部か小突起12a
の上面に接着されている。また、第6図に示すように2
枚の発泡体板11a及びllbを貼り合わせた状態にお
いては、上側の発泡体板11一  4 − すの小突起12aと圧電素子14の上面中央部とが接着
されている。すなわち、圧電型音響ドライバ13はその
上下両面の中央部が発泡体板11a、11bの小突起1
2a、12aにより上下から支持(中心支持)されてお
り、相対向する凹部12.12が形成する空間18内に
振動に適した態様で収納されている(第6図)、また、
各圧電型音響ドライバ13に接続されたリード線16は
2本にまとめられてリード線16aとして音響振動板1
の端部から引き出されている(第5図)。
上記の各部材を組み合わせて形成されたパネルスピーカ
Aにおいては、リード線16aをステレオ装置などの音
響装置(図示せず)の出力端子に接続して、所定の電圧
を印加することにより、圧電型音響ドライバ13が機械
的に振動し、その振動が音響振動板lに伝搬して音響振
動板1を全体的に振動させて音を発生する。そして、こ
のパネルスピーカAは、壁面に密着して設置された場合
にも、音響振動板1の壁面側(裏面側)に発散される音
が、音響振動板1の裏側に設けられた吸音材2により吸
収されるため、音響振動板1と壁面との間に音かこもる
ことがなく、音の歪みが防止され、優れた音響効果を得
ることかできる。また、吸音材2は軽量であり、パネル
スピーカAの重量を著しく増大させるようなことがなく
、取り付は位置の制約を招くなどという問題点もない。
上記実施例においては、吸音材2としてカラスウールを
用いた場合について説明したが、ロックウールや細い合
成繊維を板状に成形した材料その他、吸音機能を有する
種々の材料を吸音材2として用いることかできる。
また、吸音材2は音響振動板1の裏面に密着することが
望ましいので、全面接着などの方法で取り付けることが
好ましいか、複数箇所をビス止め等の方法で止めること
により取り付けることも可能である。
上記実施例では、音響振動板1の形状が長方形である場
合について説明したが、音響振動板1の形状は長方形に
限られるものではなく、多角形、円形など種々の形状に
構成することができる。
また、上記実施例においては、音響振動板1(発泡体板
11a、1lb)の構成材料として変性ポリスチレンフ
オームを用いた場合について説明したが、音響振動板1
の構成材料はこれに限られるものではなく、気泡を含有
する材料であって、所定の耐熱性(少なくとも室内温度
における耐熱性)を有し、見掛けの密度が0.01〜0
,2g/crn’の範囲内にあるような材料、例えば、
変性スチレン・ポリプロピレン共重合フオーム、ポリプ
ロピレンフオーム、ポリエチレンフオーム、ポリウレタ
ンフォームその他の材料を用いることができる。
また、この発明において、音響振動板1に圧電型音響ド
ライバ13を設けるための構造は、上記実施例の構造(
2枚の発泡体板11a、llbで挟持して音響ドライバ
収納部3に収納)に限定されるものではなく、例えば、
−枚の発泡体板の音響ドライバ収納部に凹部を設け、こ
の凹部に圧電型音響ドライバを収納し、封止蓋で封止す
ることにより、発泡体板に圧電型音響ドライバを埋設し
て音響振動板(パネルスピーカ)を形成するなど、種々
の構造を採用することができる。
さらに、上記実施例においては、圧電型音響ドライバ1
3として圧電素子14を金属板15の両面に接合したバ
イモルフ構造の圧電型音響ドライバを用いた場合につい
て説明したが、圧電型音響ドライバはバイモルフ構造の
ものに限らす、他の構造のものを用いてもよく、例えば
、一つの圧電素子を金属板の一方の面に接合した圧電型
音響ドライバ(図示せず)を用いてもよい。
また、上記実施例においては、圧電型音響ドライバ13
を上下の両面から小突起12a、12aにより中心支持
した例について説明したが(第5図)、一方の面(例え
ば下面)のみから(小突起12aのみで)支持するよう
に構成してもよい。
さらに、圧電型音響ドライバ13の支持方法は中心支持
か好ましいか、必すしも中心支持に限られるものではな
く、中心部以外の部分を支持しても必要な振動を得るこ
とかできる場合がある。
音響振動板1に設けるべき圧電型音響ドライバー 9 
= 13の総数については、音響振動板1全体を十分に振動
させる見地からは2個以上であることが望ましい、また
、その数に特に上限はないが、音響効果、経済性等を考
慮すると2個ないし16個の範囲にあることが望ましい
また、圧電型音響ドライバ13は、例えば、厚み=約0
.2vn、直径=約60〜801I11、重量=約8g
と薄型、軽量で、これを収納しな音響振動板1を薄く形
成することが可能であり、吸音材2も軽量で、かつ、そ
れ程の厚さを必要としないため、パネルスピーカ全体と
しての薄型化、軽量化を実現することかできる。
さらに、圧電型音響ドライバ13は中高音域における周
波数特性に優れていることから、この発明のパネルスピ
ーカと低音域の周波数特性に優れた通常のダイナミック
型スピーカと組み合わせることにより、周波数領域全体
にわたって優れた音響効果を実現することかできる。ま
た、圧電型音響ドライバにも低音域での周波数特性に優
れたものがあり、これを用いた場合には圧電型音響ドラ
イバのみで十分な音響効果を実現することができる。
[発明の効果] この発明のパネルスピーカは、発泡体板からなる音響振
動板に圧電型音響ドライバを設けるとともに、音響振動
板の裏側に吸音材を配設しているので、パネルスピーカ
を壁面に密着して設置した場合にも、パネルスピーカの
壁面側(裏面f11)に発散される音が吸音材により吸
収されるなめ、音響振動板の裏側への音のこもりとそれ
による音の歪みが防止され、良好な音響効果を維持する
ことができる。すなわち、この発明のパネルスピーカは
、音響効果を低下させることなく、壁面に密着して配置
することが可能であり、薄型であるという特徴を十分に
発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかるパネルスピーカの
前面側を示す斜視図、第2図はその背面側を示す斜視図
、第3図はその側面図、第4図は上記パネルスピーカに
用いられている音響振動板を示す分解斜視刃、第5図は
組み立て後の音響振動板を示す斜視図、第6図は圧電型
音響ドライバの支持m造を示す断面図、第7図及び第8
図はこの発明のパネルスピーカに用いられている圧電型
音響ドライバを示す平面図及び正面図、第9図及び第1
0図は従来のパネルスピーカを壁面に掛けた状態を示す
図である。 A・・・・・・パネルスピーカ ト・・・・・音響振動板 2・・・・・・吸音材 13・・・・・・圧電型音響ドライバ 14・・・・・・圧電素子 15・・・・・・金属板 特許出願人  株式会社 村田製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発泡体板からなる音響振動板と、 前記音響振動板に配設された、圧電素子を金属板に接合
    してなる圧電型音響ドライバと、 前記音響振動板の裏側に配設され、音響振動板の裏側に
    発散される音を吸収する吸音材と を具備することを特徴とするパネルスピーカ。
JP28272090A 1990-10-20 1990-10-20 パネルスピーカ Pending JPH04157900A (ja)

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