JPS62266012A - 吸音パ−テイシヨン - Google Patents

吸音パ−テイシヨン

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Publication number
JPS62266012A
JPS62266012A JP61107186A JP10718686A JPS62266012A JP S62266012 A JPS62266012 A JP S62266012A JP 61107186 A JP61107186 A JP 61107186A JP 10718686 A JP10718686 A JP 10718686A JP S62266012 A JPS62266012 A JP S62266012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
diaphragm
partition
edge
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP61107186A
Other languages
English (en)
Inventor
奥沢 将行
茂 村林
善隆 栗原
坂口 光正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP61107186A priority Critical patent/JPS62266012A/ja
Publication of JPS62266012A publication Critical patent/JPS62266012A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、部屋の間仕切に使用する吸音パーティショ
ンに関するものである。
〔背景技術〕
事務室等で用いられるローパーティションはフロアを仕
切ることによって、簡易に2つの部屋をつくることがで
きる。ところが、従来のローパーティシランでは、視覚
的な遮断はできるものの、音の遮断ができないという問
題があった。
そこで、近時は、パーティションを遮音性にすぐれたイ
ンシュレーションボードや石こうボードなどで構成し、
減音量をあげたものがつくられるようになったが、パー
ティションそのものの減音量が小さいうえ、第11図に
示すようにパーティション40の縁部における回折音、
すなわち音の回り込みの影響が大きく、全体の減音効果
は小さいものになっていた(音波を矢印Aで示す)。
さらに、パーティシロンそのものの減音量を上げるため
に、第12図に示すようにパーティション40の表面に
グラスウールなどの吸音材41を配置して吸音能力をも
たせたものが提案されたが、この場合も上記と同様に回
折音の影響が大きいために、減音効果は小さいものにな
っていた。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、回折音を防止することにより減音能
力を向上させた吸音パーティションを提供することであ
る。
〔発明の開示〕
この発明の吸音パーティションは、パーティション本体
の前面または後面のうち少なくとも一方の縁部に、内部
に空気層を有するボックスを設け、かつこのボックスの
前記パーティション本体から離隔した前面に開口を設け
るとともに、この開口の周縁にエツジを介して振動板の
外周を取付は開口を塞いだことを特徴とするものである
このため、この発明によれば、振動板の共振によって、
音が振動板に集まり、回折音が除去されるので、パーテ
ィションの減音能力を向上させることができる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。すなわち、この吸音パーティションは、第1図
および第2図に示すように、パーティション本体1の前
面の上縁部に、内部に空気層2を有するボックス3を設
け、かつこのボックス3の前記パーティション本体lか
ら離隔した前面に開口4を設けるとともに、この間口4
の周縁にエツジ5を介して振動板6の外周を取付は開口
4を塞いだものである。
前記ボックス3は剛性の大きな金属1合板、高分子材料
等で構成される。また、前記振動板6は比弾性率の大き
い金属、高分子材料やハニカム構造体等からなる厚さ数
mm程度のものである。また、エツジ5はヤング率の小
さい布、高分子材料やその発泡体等からなる厚さ数寵程
度のものであり、振動板6の周囲に密接され、かつその
外周は前記ボックス3の開口4の内周に密接される。
このように構成したため、パーティションの前面上部は
共振型の吸音器となり、振動板4に音波が到来すれば、
振動板4の質量、エツジ5のスティフネスおよびボック
ス3の容積の相互作用により、特定の周波数で振動板4
が激しく振動する共振状態となって吸音する。その特定
の周波数を共振周波数(fr)といい、振動板6の実効
質量m。
面積S、エツジ5のスティフネスS。、ボックス3の容
積■、音速Cおよび空気密度ρによって次式で示される
振動板6の振動によって副次的に音波が放射されるが、
その音波は球面波となり、平面波的に入射する到来音波
と干渉するので、振動板6付近では、第3図に示すよう
に、音波が振動板6に集まってくるようになる。すなわ
ち、ボックス3の容積を101.振動板6の面積を0.
05027m2で構成した場合の音波ベクトルを音響イ
ンテンシテイ法で測定した結果を第4図に示す。第4図
は、測定ポイント0において、インテンシテイマイクロ
ホンをOH方向に対して0°、15°、30’。
45”、60’、75’、90’の各角度に向け、吸音
器Eがある場合とない場合とのそれぞれについて音響イ
ンテンシテイを測定したものである。
ここで吸音器Eがない場合とは、吸音機構(振動板およ
びエツジ)を有しない同型のボックスをパーティション
本体に設けたものをいう。
その結果、吸音器ありの場合、上記の角度の音響インテ
ンシテイの大きさは、熱交換OAo。
OAl・・・・・・OA6となり、吸音器なしの場合は
同様にOBo、OBl・・・・・・OB6となった。た
だし、図において、5龍=1.OXl O−’Nm/s
 −m”とする。
音響インテンシテイは、その角度の音波ベクトルの成分
量であるので、OA、〜OA6およびOBo〜OB6の
各値より、音波ベクトルの太き吸音器Eなしが6式であ
り、dlはdlより20゜だけ吸音器側に向いているこ
とにより、吸音器は音波を集める性質を有することがわ
かる。それゆえ、音波は振動板6に集まり、回折音をな
くすことができる。
振動板6は第1図および第2図に示すような方形のフラ
ット面だけでなく、たとえば円形のフラット面やコーン
形状等を用いても同じ効果が得られる。使用する振動板
6の敗は、目的とする減音量に応じて調整すればよい。
また、エツジ5についても、第1図および第2図に示す
もののほかに、逆U字形や平面形等でもよく、さらに第
5図に示すように振動板6の面に対して垂直の方向に配
設したエツジ5′であってもよい。
また、騒音源がパーティションの両側にある場合は、第
6図に示すように、両面にそれぞれボックス3を設け、
エツジ5および振動板6を設置すれば、両側の騒音の影
響を互いに小さくすることができる。
さらに、パーティションの横からの回折音が大きい場合
は、第7図に示すように、パーティション本体1の側縁
部にもボックス3′を設置し、これに振動板6′および
エツジ5″を取付けるようにする。
また、第1図および第2図に示す吸音パーティションは
、主に低音域での吸音効果が大きいため、第8図に示す
ように、パーティション本体1にグラスウール等の吸音
材7を配置すれば、高温域での吸音量が増し、減音量を
より高めることができる。
第9図および第10図はこの発明におけるボックスの他
の例を示しており、傾斜したボックス3“の前面にエツ
ジ5および振動板6が取付けられている。
(発明の効果〕 この発明によれば、振動板を有する吸音機構をパーティ
ション本体の縁部に設けたので、振動板の共振によって
、音が振動板に集まり、パーティション本体を回り込む
回折音を除去できるので、パーティションの減音能力を
向上させることができる。そのため、たとえば一般の事
務所等にこの発明の吸音パーティションを設置すると、
仕切られた隣室の事務機器や話し声等の騒音に妨げられ
ることのない快適な職場環境が得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の・実施例の断面図、第2図はその斜
視図、第3図はこの発明の吸音原理を示す説明図、第4
図は音波ベクトルの測定結果を示す説明図、第5図およ
び第6図はそれぞれこの発明の第2および第3の実施例
の断面図、第7図は第4の実施例の斜視図、第8図はこ
の発明の第5の実施例の断面図、第9図および第10図
はこの発明の第6の実施例の断面図および斜視図、第1
1図および第12図はそれぞれ従来のパーティションの
説明図である。 ■・・・パーティション本体、2・・・空気層、3・・
・ボックス、4・・・開口、5・・・エツジ、6・・・
振動板第3図 第4図 第5図    第6図 第7rEJ 第11 図 第12図 手続ネ市正書(自発) 昭和61年06月27日 昭和61年特許願第107186号 2、発明の名称 吸音パーティション 3、補正をする者 事件との関係  出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 自発補正 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (11明細書第5頁第20行、「熱交換」とあるを「そ
れぞれ」と訂正する。 (2)明細書第7頁第17行、「高温域」とあるを「高
音域」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パーティション本体の前面または後面のうち少なくとも
    一方の縁部に、内部に空気層を有するボックスを設け、
    かつこのボックスの前記パーティション本体から離隔し
    た前面に開口を設けるとともに、この開口の周縁にエッ
    ジを介して振動板の外周を取付け開口を塞いだことを特
    徴とする吸音パーティション。
JP61107186A 1986-05-10 1986-05-10 吸音パ−テイシヨン Pending JPS62266012A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61107186A JPS62266012A (ja) 1986-05-10 1986-05-10 吸音パ−テイシヨン

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JP61107186A JPS62266012A (ja) 1986-05-10 1986-05-10 吸音パ−テイシヨン

Publications (1)

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JPS62266012A true JPS62266012A (ja) 1987-11-18

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ID=14452649

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JP61107186A Pending JPS62266012A (ja) 1986-05-10 1986-05-10 吸音パ−テイシヨン

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