JPS63143595A - 吸音装置 - Google Patents
吸音装置Info
- Publication number
- JPS63143595A JPS63143595A JP61290682A JP29068286A JPS63143595A JP S63143595 A JPS63143595 A JP S63143595A JP 61290682 A JP61290682 A JP 61290682A JP 29068286 A JP29068286 A JP 29068286A JP S63143595 A JPS63143595 A JP S63143595A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- diaphragm
- sound absorber
- enclosure
- absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 17
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明は、低音域から高音域に亘って入射音波を減衰さ
せる吸音装置に関するものである。
せる吸音装置に関するものである。
［背堂技術］
従来より、吸音器として第６図お）ｔＪ第７図に示すよ
うに、一面に開口部３を有し内部に空気室８を形成する
エンクロージャ４の開口部３内に支持部材６を介して振
動板５を振動自在に配設した構成のものが提供されてい
る。この吸音器１は入射音波により振動板５が振動し、
振動［５を振動自在に保持している支持部材６の内部抵
抗やエンクロージャ４内の空気の粘性抵抗により音波エ
ネルギーを消費するようになっている。このような吸音
器１は一般に中低音域に共振周波数ｆｒを持ち、第８図
に示すように、共振周波数ｆｒ付近で吸音力が最大とな
るような山形の周波数特性を有している。すなわち、こ
の種の吸音器１はグラスウール等の吸音材料では吸音が
困難な低音域での吸音が可能となる利点があるが、逆に
共振周波数を５００Ｈｚ以上の高音域に設定するのは困
難であるという問題がある。吸音器としては、ｆ：ｔＳ
９図１こ示すように、振動＠５に代えて筒状体１０をエ
ンクロージャヤ４の開口部３に取り付けたものも提供さ
れているが、やはり同等の問題を有している。
うに、一面に開口部３を有し内部に空気室８を形成する
エンクロージャ４の開口部３内に支持部材６を介して振
動板５を振動自在に配設した構成のものが提供されてい
る。この吸音器１は入射音波により振動板５が振動し、
振動［５を振動自在に保持している支持部材６の内部抵
抗やエンクロージャ４内の空気の粘性抵抗により音波エ
ネルギーを消費するようになっている。このような吸音
器１は一般に中低音域に共振周波数ｆｒを持ち、第８図
に示すように、共振周波数ｆｒ付近で吸音力が最大とな
るような山形の周波数特性を有している。すなわち、こ
の種の吸音器１はグラスウール等の吸音材料では吸音が
困難な低音域での吸音が可能となる利点があるが、逆に
共振周波数を５００Ｈｚ以上の高音域に設定するのは困
難であるという問題がある。吸音器としては、ｆ：ｔＳ
９図１こ示すように、振動＠５に代えて筒状体１０をエ
ンクロージャヤ４の開口部３に取り付けたものも提供さ
れているが、やはり同等の問題を有している。
［発明の目的１
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは、低音域から高音域までの広帯域に
亘って十分な吸音特性を有する吸音装置を提供すること
にある。
目的とするところは、低音域から高音域までの広帯域に
亘って十分な吸音特性を有する吸音装置を提供すること
にある。
［発明の開示１
（構成）
本発明に係る吸音装置は、共振を利用して入射音波を滅
裂させる吸音器の音波入射面に通気性を有する吸音材料
を配設して成るものであり、吸音器と吸音材料との欠点
を補うようにして低音域から高音域までの十分な吸音特
性が得られるようにしたものである。
裂させる吸音器の音波入射面に通気性を有する吸音材料
を配設して成るものであり、吸音器と吸音材料との欠点
を補うようにして低音域から高音域までの十分な吸音特
性が得られるようにしたものである。
（実施例）
第１図に示すように、基本的には吸音器１の直面に通気
性を有するグラスウール等の吸音材料２を配設したもの
である。吸音器１は、一面に開口部３を有する箱状のエ
ンクロージャ４の開口部３内に振動板５を振動自在に配
設したものであって、開口部３の周縁と振動板５の周縁
との間には振動板５をエンクロージャ４に対して振動自
在に保持する支持部材６が装着されている。
性を有するグラスウール等の吸音材料２を配設したもの
である。吸音器１は、一面に開口部３を有する箱状のエ
ンクロージャ４の開口部３内に振動板５を振動自在に配
設したものであって、開口部３の周縁と振動板５の周縁
との間には振動板５をエンクロージャ４に対して振動自
在に保持する支持部材６が装着されている。
この吸音器１においては、開口９３の面積が共振周波数
に関連するのであって、吸音周波数帯域を広げるために
、第２図に示すように、多数Ｓ類（９種類）の吸音器１
を組み合わせて用いている。
に関連するのであって、吸音周波数帯域を広げるために
、第２図に示すように、多数Ｓ類（９種類）の吸音器１
を組み合わせて用いている。
ここでは、エンクロージャ４内を仕切板７で仕切ること
により、各振動板５に対応する独立した空気室８を形成
し、各吸音器１、〜１．を互いに独立させている。各吸
音器１１〜１．の共振周波数をそれぞれ１２０〜２８０
Ｈｚの間で２０Ｈｚ置きに設定し、振動板５を厚さ６０
１１の紙のコアと厚さ３０μｌのアルミニウムのスキン
とからなるハニカムとし、支持部材６を厚さ１ｕの発泡
ポリエチレンとしたときに、周波数特性の一例として第
５図に示すような特性が得られた。ここで、支持部材６
と振動板５との結合部において、吸音器１１〜１、は、
第４図（ａ）のように振動板５の周縁よりも内側で支持
部材６の端部を固着し、残りの吸音器１４〜１．は、第
４図（ｂ）のように振動板５の周縁に支持部材６の端部
を固着した。この場合に、背景技術の項でも説明したよ
うに、吸音器１のみでは、低音域（２５０Ｈ７，付近）
で吸音力が最大となった。この吸音器１の音波入射面（
振動板側面）に密度が６４ ｋｇ／ｚ”、厚みが２５ｚ
ｚのグラスウールよりなる吸音材料２を配設することに
より、第３図に示すような周波数特性が得られた。第３
図の破線はグラスウールのみでの吸音特性を示し、上記
吸音器１に吸音材料２を重ねて配置したことで、互いの
欠点を補うように作用することがわかる。
により、各振動板５に対応する独立した空気室８を形成
し、各吸音器１、〜１．を互いに独立させている。各吸
音器１１〜１．の共振周波数をそれぞれ１２０〜２８０
Ｈｚの間で２０Ｈｚ置きに設定し、振動板５を厚さ６０
１１の紙のコアと厚さ３０μｌのアルミニウムのスキン
とからなるハニカムとし、支持部材６を厚さ１ｕの発泡
ポリエチレンとしたときに、周波数特性の一例として第
５図に示すような特性が得られた。ここで、支持部材６
と振動板５との結合部において、吸音器１１〜１、は、
第４図（ａ）のように振動板５の周縁よりも内側で支持
部材６の端部を固着し、残りの吸音器１４〜１．は、第
４図（ｂ）のように振動板５の周縁に支持部材６の端部
を固着した。この場合に、背景技術の項でも説明したよ
うに、吸音器１のみでは、低音域（２５０Ｈ７，付近）
で吸音力が最大となった。この吸音器１の音波入射面（
振動板側面）に密度が６４ ｋｇ／ｚ”、厚みが２５ｚ
ｚのグラスウールよりなる吸音材料２を配設することに
より、第３図に示すような周波数特性が得られた。第３
図の破線はグラスウールのみでの吸音特性を示し、上記
吸音器１に吸音材料２を重ねて配置したことで、互いの
欠点を補うように作用することがわかる。
すなわち、吸音材料２の背面に吸音器１が隠れて配置さ
れているにもかかわらず、吸音材料１として通気性を有
する吸音材料２を用いているから、吸音器１の振動板５
の振動を阻害することがなく、吸音材料２による吸音効
果と、吸音器１による吸音効果との相乗的効果が得られ
るのである。
れているにもかかわらず、吸音材料１として通気性を有
する吸音材料２を用いているから、吸音器１の振動板５
の振動を阻害することがなく、吸音材料２による吸音効
果と、吸音器１による吸音効果との相乗的効果が得られ
るのである。
なお、吸音器１としては、上述した振動板５を用いｔこ
吸音器１の他、第９図に示したようなエンクロージャ４
に筒状体１０を装着した形式のものでも同等の効果が得
られるものである。
吸音器１の他、第９図に示したようなエンクロージャ４
に筒状体１０を装着した形式のものでも同等の効果が得
られるものである。
［発明の効果１
本発明は上述のように、共振を利用して入射音波を滅ｙ
させる吸音器の音波入射面に通気性を有する吸音材料を
配設して成るものであり、中低音域の吸音特性に優れた
吸音器の音波入射面に吸音器の吸音性能を阻害しないよ
うに通気性を有した吸音材料を配設しているから、吸音
材料による高音域での吸音特性と吸音器による中低音域
での吸音特性との相乗効果により、吸音器と吸音材料と
の欠点が互いに補われることになり、低音域から高音域
まで十分な吸音特性が得られるという利点を有するので
ある。
させる吸音器の音波入射面に通気性を有する吸音材料を
配設して成るものであり、中低音域の吸音特性に優れた
吸音器の音波入射面に吸音器の吸音性能を阻害しないよ
うに通気性を有した吸音材料を配設しているから、吸音
材料による高音域での吸音特性と吸音器による中低音域
での吸音特性との相乗効果により、吸音器と吸音材料と
の欠点が互いに補われることになり、低音域から高音域
まで十分な吸音特性が得られるという利点を有するので
ある。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同上
の正面図、第３図は同上の動作特性を示すグラフ図、第
・を図は同上における振動板の取付部分を示す要部断面
図、第５図は同上における吸音器のみの動作特性を示す
グラフ図、第６図は従来例を示す斜視図、１ｉＳ７図は
同上の断面図、第８図は同上の動作特性を示すグラフ図
、第９図は池の従来例を示す一部切欠斜視図である。 １は吸音器、２は吸音材料、３は開口部、４はエンクロ
ージャ、５は振動板、６は支持部材である。 代理人 弁理士 石 １）艮 七 第３図 帽【粒（Ｈｚｌ 第４図 （ａ） 第５図 瑠浦＊０４ｚ） 第６図 第７図 第８図 を 用オ較ｒＨｚｌ Ａ９０ 手続補正書（自発） 昭和６２年３月６日
の正面図、第３図は同上の動作特性を示すグラフ図、第
・を図は同上における振動板の取付部分を示す要部断面
図、第５図は同上における吸音器のみの動作特性を示す
グラフ図、第６図は従来例を示す斜視図、１ｉＳ７図は
同上の断面図、第８図は同上の動作特性を示すグラフ図
、第９図は池の従来例を示す一部切欠斜視図である。 １は吸音器、２は吸音材料、３は開口部、４はエンクロ
ージャ、５は振動板、６は支持部材である。 代理人 弁理士 石 １）艮 七 第３図 帽【粒（Ｈｚｌ 第４図 （ａ） 第５図 瑠浦＊０４ｚ） 第６図 第７図 第８図 を 用オ較ｒＨｚｌ Ａ９０ 手続補正書（自発） 昭和６２年３月６日
Claims (2)
- （１）共振を利用して入射音波を減衰させる吸音器の音
波入射面に通気性を有する吸音材料を配設して成ること
を特徴とする吸音装置。 - （２）吸音器は、一面に開口部を有し内部に空気室を形
成するエンクロージャと、エンクロージャの開口面を閉
塞する形で配設された振動板と、エンクロージャの開口
縁と振動板の周縁との間に配設され振動板をエンクロー
ジャに対して振動自在に支持する支持部材とから成るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の吸音装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61290682A JPS63143595A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 吸音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61290682A JPS63143595A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 吸音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63143595A true JPS63143595A (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=17759131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61290682A Pending JPS63143595A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 吸音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63143595A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005043509A1 (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-12 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 吸音構造体 |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP61290682A patent/JPS63143595A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005043509A1 (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-12 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 吸音構造体 |
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