JPH02282794A - 吸音装置 - Google Patents

吸音装置

Info

Publication number
JPH02282794A
JPH02282794A JP1105262A JP10526289A JPH02282794A JP H02282794 A JPH02282794 A JP H02282794A JP 1105262 A JP1105262 A JP 1105262A JP 10526289 A JP10526289 A JP 10526289A JP H02282794 A JPH02282794 A JP H02282794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
honeycomb
baffle plate
sound absorption
frequency range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1105262A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kurihara
善隆 栗原
Yuzo Okudaira
有三 奥平
Wakio Yamada
和喜男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1105262A priority Critical patent/JPH02282794A/ja
Publication of JPH02282794A publication Critical patent/JPH02282794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸音装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、リスニングルームや楽器練習室等に音響特性の向
上を狙って設置する吸音装置としては、特開昭63−2
9799号に開示されているものがある。これは、第3
図および第4図に示すように、合板のボックス(1)に
空気室(6)を形成するように取り付けたバッフル板(
2)の開口(3)に可撓性膜からなるエツジ(5)を介
してハニカコア材の振動板(4)を配設したものである
が、エツジ(5)の面密度は−様なものであった。
この吸音装置の吸音特性を第5図に実線のグラフで示す
この吸音装置は一辺200+n111方形のハニカム振
動板(4)、−辺220鵬方形の開口をもつ一辺277
胴方形のバッフル板(厚さ9mの合板型)、容積22の
合板型のボックス(1)を用いたもので、振動板(4)
は、厚み6Mの祇ハニカムコア材4Cに厚み0.04m
mのアルミスキン材4a、4bを張ったものであった。
またエツジ(5)は発泡ポリエチレン製であった。
第5図のグラフにおいて、横軸は周波数、縦軸は吸音率
である。この吸音装置は大きく分けて、低音域(200
Hz)、中音域(500Hz)、高音域(3,15kH
z)にピークを持つ吸音特性を有する。その中の低音域
の吸音は主に振動板の単一共振によるものであり、高音
域の吸音は主に振動板4自身の吸音によるものであり、
第6図は当該吸音装置の振動板4の分解斜視図を示す。
当該振動板4は祇ハニカムコア材4Cの両面に面密度の
−様なアルミスキン材4a、4bを接着したもので、高
音域において外部空気側のアルミスキン材4aが膜共振
を起こし音のエネルギーを吸収し吸音効果を発運するも
のである。なお振動4のみの吸音特性を第7図に実線で
示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のものは振動板の単一共振を利用して低音域ま
で吸音できるという利点を有するが、リスニングルーム
や楽器練習室の音響処理に用いる吸音装置の吸音特性は
全帯域に渡って平坦であることが望ましいにも拘らず、
ピークを持った吸音特性である。
本発明は上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とす
るところは、高音域のピークがブロードでかつ低音域ま
で吸音できる吸音装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨とするところは、開口を有するバッフル板
を取り付け空気室を形成するボックスと、バッフル板の
開口を閉塞する形で配設された振動板と、バッフル板の
開口縁もしくは開口縁よりバッフル板外周よりの部分と
振動板の周縁もしくは周縁より振動板の中心よりの部分
との間に配設され該振動板をバッフル板に対して振動自
在に支持するエツジとからなる吸音装置において、当該
振動板をハニカムコア材の両側にハニカムスキン材を接
着したハニカム振動板とし、そのハニカムコア材の空洞
部に多孔質材料を充填したことを特徴とする吸音装置で
ある。
〔作  用〕
本発明は上記の構成とすることにより、多孔質吸音材に
よる粘性抵抗の増加により高音域の吸音特性がブロード
化されるように機能する。
〔実施例〕
以下、本発明に係る吸音装置を一実施例として示した第
1図及び第2図に基づき説明する。本実施例による吸音
装置は振動板4以外の構造は従来例のものとかわりがな
いので、以下振動板4を中心に説明する。
第1図および第2図はそれぞれ本発明に係る吸音装置一
実施例の断面図および一辺200M方形の振動板4の分
解斜視図で、厚み6IIII11のハニカムコア材4C
の空洞部に多孔質材料7としてグラスウールが充填され
ている。また、ハニカムスキン材4a、4bは厚み0.
04閣のアルミニウムである。
このような構成の吸音装置とすることにより、多孔質材
料7による粘性抵抗の増加により第7図に点線で示した
ように膜共振による高音域の吸音特性がブロードになる
なお、多孔質材料7を充填することにより低音域の吸音
特性に及ぼす影響は振動板4の質量の増加による振動板
4の単一共振が起こる周波数の低域化が考えられるが、
一般に用いられるアルミスキン材4aと祇ハニカムコア
材4Cからなる振動板4の場合、24kg/n−r程度
のグラスウールを多孔質材7として用いれば、振動板4
の質量に対して無視できるので、低音域の吸音特性は変
わることはなく第5図に点線で示したように、高音域の
ピークがブロードで、かつ低音域まで吸音できる吸音装
置となる。
なお、充填する多孔質材7はグラスウールに限定するも
のではなく、粘性抵抗が増加するようなものであればよ
く、また他の構成要素の材質も上記に述べたものに限ら
れるものではない。
〔発明の効果〕 以上のように本発明によれば、従来のボックス型吸音器
において、多孔質吸音材により粘性抵抗が増加し高音域
のピークがブロードでかつ低音域まで吸音できる吸音装
置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例を示す
図で、−第1図は断面図、第2図は振動板の分解斜視図
、第3図および第4図、第6図はそれぞれ従来例を示す
図で、第3図は斜視図、第4図は断面図、第6図は振動
板の分解斜視図、第5図は同上の吸音特性を示すグラフ
、第7図は同上の振動板のみの吸音特性を示すグラフで
ある。 1・・・ボックス、2・・・バッフル板、3・・・開口
、4・・・振動板、4a・・・4b・・・ハニカムスキ
ン材(アルミスキン材)、4c・・・ハニカムコア材、
5・・・エツジ、6・・・空気室、7・・・多孔質材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口を有するバッフル板を取り付け空気室を形成
    するボックスと、バッフル板の開口を閉塞する形で配設
    された振動板と、バッフル板の開口縁もしくは開口縁よ
    りバッフル板外周よりの部分と振動板の周縁もしくは周
    縁より振動板の中心よりの部分との間に配設され該振動
    板をバッフル板に対して振動自在に支持するエッジとか
    らなる吸音装置において、当該振動板をハニカコア材の
    両側にハニカムスキン材を接着したハニカム振動板とし
    、そのハニカムコア材の空洞部に多孔質材料を充填した
    ことを特徴とする吸音装置。
JP1105262A 1989-04-25 1989-04-25 吸音装置 Pending JPH02282794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1105262A JPH02282794A (ja) 1989-04-25 1989-04-25 吸音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1105262A JPH02282794A (ja) 1989-04-25 1989-04-25 吸音装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02282794A true JPH02282794A (ja) 1990-11-20

Family

ID=14402744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1105262A Pending JPH02282794A (ja) 1989-04-25 1989-04-25 吸音装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02282794A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019181614A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 富士フイルム株式会社 防音セル、及びこれを用いる防音構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019181614A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 富士フイルム株式会社 防音セル、及びこれを用いる防音構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3141834B2 (ja) スピーカ
US6704425B1 (en) System and method to enhance reproduction of sub-bass frequencies
CN208353580U (zh) 扬声器箱
US5714722A (en) Loudspeaker
US2866514A (en) Corrective loud speaker enclosure
US5373565A (en) Spacer for coaxial loudspeakers
JPH02282794A (ja) 吸音装置
JPH04157900A (ja) パネルスピーカ
US6108429A (en) Speaker adapted for use as a center woofer in 3-dimensional sound system
JP2021535647A (ja) オーディオラウドスピーカシステム
US2718932A (en) Loud speaker construction
US20240064460A1 (en) Acoustic devices
US20060147077A1 (en) Room mode bass absorption through combined diaphragmatic & helmholtz resonance techniques
JPS6354898A (ja) スピ−カ・システム
JPS63292195A (ja) 吸音装置
JPH01214900A (ja) 吸音装置
JPH0351448A (ja) 遮音壁構造
JP3470582B2 (ja) スピーカ
JPS631516Y2 (ja)
JPH04233899A (ja) バスレフ型スピーカ
JPS6271998A (ja) 吸音装置
JPS6333434Y2 (ja)
JPS63143595A (ja) 吸音装置
JPH02282795A (ja) 吸音装置
JPS62225641A (ja) 吸音装置