JPS6298398A - 吸音装置 - Google Patents
吸音装置Info
- Publication number
- JPS6298398A JPS6298398A JP60238470A JP23847085A JPS6298398A JP S6298398 A JPS6298398 A JP S6298398A JP 60238470 A JP60238470 A JP 60238470A JP 23847085 A JP23847085 A JP 23847085A JP S6298398 A JPS6298398 A JP S6298398A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound absorbing
- diaphragm
- absorbing section
- elastic body
- sound
- Prior art date
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- Pending
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、共振現象を利用して吸音する吸音装置に関
するものである。
するものである。
共振現象を利用して騒音などを吸音する吸音装置として
は、第4図および第5図に示す装置が提案されている。
は、第4図および第5図に示す装置が提案されている。
この吸音装置は箱体15の前面に開口部16を設け、こ
き開口部16に撮動板17を配置して弾性体18 (エ
ツジ)で支持したものである。
き開口部16に撮動板17を配置して弾性体18 (エ
ツジ)で支持したものである。
しかしながら、かかる吸音装置は、共振する特定周波数
の音波しか吸音せず、広い周波数脩域の音に対しては有
効でないという問題があった。
の音波しか吸音せず、広い周波数脩域の音に対しては有
効でないという問題があった。
この発明の目的は、広い周波数帯域の音を吸音すること
ができる吸音装置を提供することである。
ができる吸音装置を提供することである。
この発明の吸音装置は、振動板を含む第1の吸音部と、
この第1の吸音部を振動板要素とする第2の吸音部とを
備えたものである。
この第1の吸音部を振動板要素とする第2の吸音部とを
備えたものである。
このように、この発明によれば、第1の吸音部と第2の
吸音部とがそれぞれ特定の共振周波数を持つので広い周
波数帯域の音を吸音することが可能になる。また、第1
の吸音部と第2の吸音部とが同じ共振周波数を持つとき
は、1つの共振系に比べて吸音力をより一層高めること
ができる。
吸音部とがそれぞれ特定の共振周波数を持つので広い周
波数帯域の音を吸音することが可能になる。また、第1
の吸音部と第2の吸音部とが同じ共振周波数を持つとき
は、1つの共振系に比べて吸音力をより一層高めること
ができる。
実施例
この発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。すなわち、この吸音装置は、振動板1を含む第
1の吸音部Aと、この第1の吸音部Aを振動板要素とす
る第2の吸音部Bとを備えたものである。
明する。すなわち、この吸音装置は、振動板1を含む第
1の吸音部Aと、この第1の吸音部Aを振動板要素とす
る第2の吸音部Bとを備えたものである。
前記第1の吸音部Aは、前記振動板1の背後に空気層4
を形成する第1の箱体2と、前記振動板1を支持した弾
性体3とを有する。また、前記第2の吸音部Bは、前記
第1の吸音部Aの背後に空気層7を形成する第2の箱体
5と、前記第1の吸音部Aを支持した弾性体6とを有す
る。
を形成する第1の箱体2と、前記振動板1を支持した弾
性体3とを有する。また、前記第2の吸音部Bは、前記
第1の吸音部Aの背後に空気層7を形成する第2の箱体
5と、前記第1の吸音部Aを支持した弾性体6とを有す
る。
ここで、第1の吸音部Aにおける振動板1は、振動板1
の面積、質量、空気層4の内容積、弾性体3の有するス
ティフネスなどによって定まる特定の共振周波数を有す
る。また、第2の吸音部Bは、前記第1の吸音部Aをそ
のまま振動板とし“で利用するものであって、第1の吸
音部Aは第1の吸音部Aの面積、質量、空気層7の内容
積、弾性体6のスティフネスなどによって定まる特定の
共振周波数を有する。したがって、系全体として2つの
共振周波数を有することになる。
の面積、質量、空気層4の内容積、弾性体3の有するス
ティフネスなどによって定まる特定の共振周波数を有す
る。また、第2の吸音部Bは、前記第1の吸音部Aをそ
のまま振動板とし“で利用するものであって、第1の吸
音部Aは第1の吸音部Aの面積、質量、空気層7の内容
積、弾性体6のスティフネスなどによって定まる特定の
共振周波数を有する。したがって、系全体として2つの
共振周波数を有することになる。
この吸音装置の動作をより具体的に実例をあげて説明す
る。一般に共振周波数rr (Hz)は次式で示される
。
る。一般に共振周波数rr (Hz)は次式で示される
。
ρ:空気の密度(k+r/n?)
C:空気中の音速(m/5ee)
S;振動する部分の実効面積(rrl)−〇二振動する
部分の実効質t(kg)fo:撮動系の最低共振周波数
(Ilz )ここで、振動板lとして直径10c11の
サンドイッチアルミニウムハニカム円板(ハニカムのセ
ルサイズ: 4.8m (3/ 16インチ)、箔厚さ
二〇、038mm (0,0015インチ)2表面アル
ミニウムの厚さ:33μ)をつくると、振動板lの質量
は約6.28 gとなる(S−0,00785r+?)
。
部分の実効質t(kg)fo:撮動系の最低共振周波数
(Ilz )ここで、振動板lとして直径10c11の
サンドイッチアルミニウムハニカム円板(ハニカムのセ
ルサイズ: 4.8m (3/ 16インチ)、箔厚さ
二〇、038mm (0,0015インチ)2表面アル
ミニウムの厚さ:33μ)をつくると、振動板lの質量
は約6.28 gとなる(S−0,00785r+?)
。
空気M4の内容積VをQ、5A+、foを70Hzとし
て前記式によって計算すると、frは約272Hzとな
る(ただし、ρ−1,205,C−340とする)。
て前記式によって計算すると、frは約272Hzとな
る(ただし、ρ−1,205,C−340とする)。
一方、第1の箱体2を厚さ311の合板(比Mo、s)
で直115cs、高さ]、4cmの円柱形につくると、
振動部分の質11moは34.13 gとなる( S
−0,0404M)、空気層7の内容積■を1QJfo
を40 Hzとして前記式によって計算すると、frは
約66Hzとなる。
で直115cs、高さ]、4cmの円柱形につくると、
振動部分の質11moは34.13 gとなる( S
−0,0404M)、空気層7の内容積■を1QJfo
を40 Hzとして前記式によって計算すると、frは
約66Hzとなる。
したがって、この実例では、272Hzと6611zの
2つの周波数を中心とする吸音特性を持つことになる。
2つの周波数を中心とする吸音特性を持つことになる。
一方、2つの共振周波数を一致させれば、単一の共振系
の場合よりも吸音力を上げることができる。
の場合よりも吸音力を上げることができる。
この箱体の他の実施例を第3図に基づいて説明する。す
なわち、この吸音装置は、第1の吸音部A′が振動板8
を背面で支持した第1の弾性体9ををし、前記第2の吸
音部B′が前記第1の弾性体9を前面で支持した振動板
lOと、この振動板10を背面から支持した第2の弾性
体11とを備えたものである。第2の弾性体11は使用
状況に応じて床、15!などによって支持される。
なわち、この吸音装置は、第1の吸音部A′が振動板8
を背面で支持した第1の弾性体9ををし、前記第2の吸
音部B′が前記第1の弾性体9を前面で支持した振動板
lOと、この振動板10を背面から支持した第2の弾性
体11とを備えたものである。第2の弾性体11は使用
状況に応じて床、15!などによって支持される。
この実施例では振動板8と第1の弾性体9とで特定の共
振周波数をもつ共(辰系を構成するとともに、振動板8
.第1の弾性体9.振動板10および第2の弾性体11
とで特定の共振周波数をもつ伯の共振系を構成している
。第2の吸音部B′では、周波数8.第1の弾性体9お
よび周波数10が一体となって第2の吸音部B′の振動
板を構成している。
振周波数をもつ共(辰系を構成するとともに、振動板8
.第1の弾性体9.振動板10および第2の弾性体11
とで特定の共振周波数をもつ伯の共振系を構成している
。第2の吸音部B′では、周波数8.第1の弾性体9お
よび周波数10が一体となって第2の吸音部B′の振動
板を構成している。
この実施例においても、前述の実施例と同様な効果があ
る。
る。
なお、以上の実施例では2つの吸音部を有する吸音装置
について説明したが、これを何段にも重ねて多数の共振
周波数を有するようにすれば、より一層広い周波数帯域
で音を吸収することができる。
について説明したが、これを何段にも重ねて多数の共振
周波数を有するようにすれば、より一層広い周波数帯域
で音を吸収することができる。
この発明によれば、第1の吸音部と第2の吸音部とがそ
れぞれ特定の共振周波数を持つので広い周波数帯域で騒
音などの音を吸収することが可能になる。また、第1の
吸音部と第2の吸音部とが同じ共振周波数を持つときは
、1つの共振系に比べて吸音力を高めることができる。
れぞれ特定の共振周波数を持つので広い周波数帯域で騒
音などの音を吸収することが可能になる。また、第1の
吸音部と第2の吸音部とが同じ共振周波数を持つときは
、1つの共振系に比べて吸音力を高めることができる。
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図はその断
面図、第3図はこの発明の他の実施例の断面図、第4図
は従来の提案になる吸音装置の斜視図、第5図はその断
面図である 1、 8. 10・・・振動板、2・・・第1の箱体
、3゜6・・・弾性体、4,7・・・空気層、5・・・
第2の箱体第1図 第2図 第3図 第5図 千3Jε釘11正書(自発) 昭和61年01月30日 商[160年特許願第238470号 2、発明の名称 吸音装置 3、補正をする者 !f’、!/+との1vH系 出掠ルに4、代理人 5、補正命令の日付 自発補正 6、補正の対象 (1)明細書第2頁第9行目、「こき」とあるを「この
]と訂正する。 (2)明細書第4頁第6行目、「吸音部A」とあるを「
吸音部B」と訂正する。 (3)明細書第6頁第14行目、[周波数8.第1の弾
性体9および周波数10Jとあるを[振動板8.第1の
弾性体9およびFi動板10」と訂正する。 1g=(’2−1’:址ゴ
面図、第3図はこの発明の他の実施例の断面図、第4図
は従来の提案になる吸音装置の斜視図、第5図はその断
面図である 1、 8. 10・・・振動板、2・・・第1の箱体
、3゜6・・・弾性体、4,7・・・空気層、5・・・
第2の箱体第1図 第2図 第3図 第5図 千3Jε釘11正書(自発) 昭和61年01月30日 商[160年特許願第238470号 2、発明の名称 吸音装置 3、補正をする者 !f’、!/+との1vH系 出掠ルに4、代理人 5、補正命令の日付 自発補正 6、補正の対象 (1)明細書第2頁第9行目、「こき」とあるを「この
]と訂正する。 (2)明細書第4頁第6行目、「吸音部A」とあるを「
吸音部B」と訂正する。 (3)明細書第6頁第14行目、[周波数8.第1の弾
性体9および周波数10Jとあるを[振動板8.第1の
弾性体9およびFi動板10」と訂正する。 1g=(’2−1’:址ゴ
Claims (3)
- (1)振動板を含む第1の吸音部と、この第1の吸音部
を振動板要素とする第2の吸音部とを備えた吸音装置。 - (2)前記第1の吸音部が、前記振動板の背後に空気層
を形成する第1の箱体と、前記振動板を支持した弾性体
とを有するとともに、前記第2の吸音部が、前記第1の
吸音部の背後に空気層を形成する第2の箱体と、前記第
1の吸音部を支持した弾性体とを有する特許請求の範囲
第(1)項記載の吸音装置。 - (3)前記第1の吸音部が前記振動板の背面に配置され
振動板を支持した第1の弾性体を有し、前記第2の吸音
部が、前記第1の弾性体を前面で支持した振動板と、こ
の振動板を背面から支持した第2の弾性体とを備えた特
許請求の範囲第(1)項記載の吸音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60238470A JPS6298398A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 吸音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60238470A JPS6298398A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 吸音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6298398A true JPS6298398A (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=17030710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60238470A Pending JPS6298398A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 吸音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6298398A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019155927A1 (ja) | 2018-02-06 | 2019-08-15 | 富士フイルム株式会社 | 防音構造体 |
WO2019181614A1 (ja) * | 2018-03-22 | 2019-09-26 | 富士フイルム株式会社 | 防音セル、及びこれを用いる防音構造 |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP60238470A patent/JPS6298398A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019155927A1 (ja) | 2018-02-06 | 2019-08-15 | 富士フイルム株式会社 | 防音構造体 |
US11705099B2 (en) | 2018-02-06 | 2023-07-18 | Fujifilm Corporation | Soundproof structure |
WO2019181614A1 (ja) * | 2018-03-22 | 2019-09-26 | 富士フイルム株式会社 | 防音セル、及びこれを用いる防音構造 |
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