JPS63266493A - 吸音装置 - Google Patents

吸音装置

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Publication number
JPS63266493A
JPS63266493A JP62102536A JP10253687A JPS63266493A JP S63266493 A JPS63266493 A JP S63266493A JP 62102536 A JP62102536 A JP 62102536A JP 10253687 A JP10253687 A JP 10253687A JP S63266493 A JPS63266493 A JP S63266493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
sound absorption
sound
plate
honeycomb sandwich
Prior art date
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Pending
Application number
JP62102536A
Other languages
English (en)
Inventor
茂 村林
善隆 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPS63266493A publication Critical patent/JPS63266493A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、低音域から高音域に亘って入射音波を減衰さ
せる吸音装置に関するものである。
〔背景技術〕
低音域から高温域まで広い周波数帯域で吸音する装置と
しては、第1図の斜視図、第2図の断面図に記載するよ
うな振動板1と、この振動板1の周囲に密着したエツジ
2と、このエツジ2を介して前記振動板1を前面開口に
取付けたエンクロージャ(包体)3からなる吸音装置が
知られている。この吸音器は、振動板1を、軽量でしか
も剛性を高めるためにハニカムサンドイッチ板とするの
が一般的である。このタイプの吸音装置の残響室吸音率
を第3図の破線で示す。200Hz、400〜500H
2,2k 〜4 k Hzに吸音率のピークがあり、フ
ラットとは言えない。なお、第3図において、横軸は周
波数、縦軸は残響室吸音率を示す。このような吸音装置
を例えばりスニングルームに使用すると、周波数によっ
て残響時間が異なり、音楽のバランスがくずれてしまう
という欠点があった。
なお、振動板1となるハニカムサンドイッチ板は、面方
向断面がハニカム構造をなすものである〔発明の目的〕 本発明は、上記の欠点に鑑みて、周波数ごとの吸音特性
がよりフラットな吸音器を提供しようというものである
〔発明の開示〕
この発明の吸音装置は、表裏のスキン材が互いに平行で
ないハニカムサンドイッチ板からなる振動板1と、この
振動板の周囲に密着したエツジ2と、このエツジ2を介
して前記振動板1を前面開口に取付けたエンクロージャ
3とを備えたものである。この実施例、を第4図および
第5図に示す。
エンクロージャ3は、立方体を薄くシたような中空箱体
よりなり、上面に開口を設け、該開口の内周にエツジを
介してハニカムサンドイッチ板からなる振動板1を張設
しているのであり、該ハニカムサンドイツチ板は一側端
がら他側端にがけて厚みが傾斜的に増大するものであり
、従って、面方向断面がハニカム構造をもち、そのハニ
カム構造の各室は一側端から他側端にがけて空気層の厚
みが増大するものである。
エンクロージャー3は上記形状のものに限らず箱体状、
球状体等任意形状の包体であればよい。
ところで第3図の破線で示す残響室法吸音率のうち、2
00 Hzのピークは振動板1の単一共振に伴う吸音、
400〜500Hzのピークはエツジ2の膜振動による
吸音、2に〜4kHzのピークは振動板1のハニカムサ
ンドイツチ板の表面側スキン材4の板振動による吸音で
あることがわかっている。振動板1を構成するハニカム
サンドイッチ板自体の残響室法吸音率を第6図に示す。
第6図のデータはハニカムサンドイッチ板のスキン材を
厚さ33μmのアルミ箔で作ったものである。縦軸、横
軸の設定は第3図と同様である。
一般に厚さLmの空気層をおいて張られた弾性のある矩
形板の材料は、閉じられた空気層がバネとして働き、板
振動をするときの一次のモードの共振周波数は次式で表
わされる。
ここで、 ρ:空気の密度 C:空気中の音速 m:材料の単位面積当りの質量 L:空気層の厚み a、b:矩形板の2辺の長さ E:板のヤング率 h:板の厚さ σ:板のポアソン比 である。そこで上式に上記ハニカムサンドイツチ板の各
値、 ρ=1. 205kg/n? C=340m/S m=0. 1295kg/rrf L=0.006m aSb=0.019m E= 7. 05 X 109kg/rdh=33 X
 I Q−6m σ=0.3 を代入すると、共振周波数は f r=2140 (H” ) となり、第6図のピークとほぼ一致する。次に空気層の
厚さを2倍にすると(Lm0.012m)、共振周波数
は fr=1507  (H”) となる。
従って第4図および第5図のように振動板の厚さを部分
的に変えれば、各部位のスキン材4の背後の空気層の厚
さが変わるから、その共振周波数も異なる。すなわち、
第3図の破線で示す従来例の残響室法吸音率の2に〜4
kH2でのピークは、もっと広い周波数範囲に拡がりフ
ラットな吸音特性に近づけることができる。この実施例
の残響室吸音率を第3図の実線で示す。
〔発明の効果〕
この発明によれば、振動板の厚さを部分的に変え、ハニ
カムサンドイッチ板のスキン材の仮共振による共振周波
数を部分によって変わるようにしたので、周波数による
吸音率の違いの小さい、よりフラットな吸音が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例の斜視図、第2図は同上の断面図、第
3図は同上の特性を説明するグラフ、第4図は本発明の
実施例の斜視図、第5図は同上の断面図、第6図は従来
例の特性を説明するグラフである。 1・・・振動板0.2・・・エツジ、3・・・エンクロ
ージャー、4・・・スキン材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)振動板と、この振動板の周囲に密着したエッジと
    、このエッジを介して前記振動板を前面開口に取付けた
    エンクロージャからなる吸音器において、振動板を表裏
    のスキン材が互いに平行でないハニカムサンドイッチ板
    としたことを特徴とする吸音装置。
JP62102536A 1987-04-24 1987-04-24 吸音装置 Pending JPS63266493A (ja)

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JP62102536A JPS63266493A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 吸音装置

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JP62102536A JPS63266493A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 吸音装置

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Publication Number Publication Date
JPS63266493A true JPS63266493A (ja) 1988-11-02

Family

ID=14330001

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62102536A Pending JPS63266493A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 吸音装置

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JP (1) JPS63266493A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205153A (ja) * 2008-02-01 2009-09-10 Yamaha Corp 吸音構造、吸音構造設計装置および音響室

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205153A (ja) * 2008-02-01 2009-09-10 Yamaha Corp 吸音構造、吸音構造設計装置および音響室

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