JPS63108396A - 吸音装置 - Google Patents
吸音装置Info
- Publication number
- JPS63108396A JPS63108396A JP61255204A JP25520486A JPS63108396A JP S63108396 A JPS63108396 A JP S63108396A JP 61255204 A JP61255204 A JP 61255204A JP 25520486 A JP25520486 A JP 25520486A JP S63108396 A JPS63108396 A JP S63108396A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- diaphragm
- sound absorption
- frame
- absorbing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 17
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 24
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- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、リスニングルーム、楽器練習室等の音響制御
に用いる吸音装置に関する。
に用いる吸音装置に関する。
一般にリスニングルームで音楽を聴く場合、クラシック
では残響が多く、ポピユラーでは残響が少ない方が好ま
しいといわれる。具体的には部屋の平均吸音率がクラシ
ックで0.35.ポピユラーで0.25程度が望ましい
といわれる。従っているいろなジャンルの音楽を最善の
状態で聴(には、部屋の平均吸音率をそのジャンルに応
じて変える必要がある。また音楽の聴取レベルや気分に
よっても残響時間を変化させたいという欲求は存在する
。こうした要求に応じて、−面がグラスウール、ウレタ
ン等の多孔質吸音材からなる吸音面、他面が合板、石膏
ボード等で構成された反射面からなるパネルが開発され
てい4.このパネルを適宜反転することによって、前者
の面が部屋側に表われている時は吸音面、後者の面が部
屋側に表われている時は反射面となり、部屋の平均吸音
率生変えることができる。第11図は、このパネルの吸
音特性を示すグラフで、横軸に吸音中心周波数(14z
)をとり、縦軸に残響室法による吸音率をとったもので
あり、実線が吸音面における吸音状態を示し、点線が反
射面における吸音状態を示すものである。このように多
孔質吸音材は中高音の吸音率はよいが、低音の吸音はほ
とんどできないため、このパネルを反転しても第11F
のように低音域での吸音率はほとんど変化しない(吸音
しない)という欠点があった。
では残響が多く、ポピユラーでは残響が少ない方が好ま
しいといわれる。具体的には部屋の平均吸音率がクラシ
ックで0.35.ポピユラーで0.25程度が望ましい
といわれる。従っているいろなジャンルの音楽を最善の
状態で聴(には、部屋の平均吸音率をそのジャンルに応
じて変える必要がある。また音楽の聴取レベルや気分に
よっても残響時間を変化させたいという欲求は存在する
。こうした要求に応じて、−面がグラスウール、ウレタ
ン等の多孔質吸音材からなる吸音面、他面が合板、石膏
ボード等で構成された反射面からなるパネルが開発され
てい4.このパネルを適宜反転することによって、前者
の面が部屋側に表われている時は吸音面、後者の面が部
屋側に表われている時は反射面となり、部屋の平均吸音
率生変えることができる。第11図は、このパネルの吸
音特性を示すグラフで、横軸に吸音中心周波数(14z
)をとり、縦軸に残響室法による吸音率をとったもので
あり、実線が吸音面における吸音状態を示し、点線が反
射面における吸音状態を示すものである。このように多
孔質吸音材は中高音の吸音率はよいが、低音の吸音はほ
とんどできないため、このパネルを反転しても第11F
のように低音域での吸音率はほとんど変化しない(吸音
しない)という欠点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、低音から高音まで吸音する状態と、低
音から高音まで反射する状態を選択することができる吸
音装置を提供するにある。
とするところは、低音から高音まで吸音する状態と、低
音から高音まで反射する状態を選択することができる吸
音装置を提供するにある。
本発明の要旨とするところは振動板の一方の面に吸音材
を配置してバッフルを形成し、このバフフルを取付枠に
裏返すことによって取付枠と振動板によって囲まれる空
気層を密閉状態と開放状態のどちらかに選択することが
できるように取付は自在として成ることを特徴とする吸
音装置である。
を配置してバッフルを形成し、このバフフルを取付枠に
裏返すことによって取付枠と振動板によって囲まれる空
気層を密閉状態と開放状態のどちらかに選択することが
できるように取付は自在として成ることを特徴とする吸
音装置である。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。第1図は本
発明の一実施例を示すもので、木などで作られた枠4に
は開口4Cがあり、開口4Cの周囲にはゴム、発泡ウレ
タン等でできたエツジ3が取りつけられており、さらに
エツジ3にはアルミハニカム等でできた振動板2が取り
つけられている。また振動板2に対向するようにグラス
ウール、ウレタン等の多孔質発泡の吸音材5が開口4C
を閉塞するように設けられている。この振動板2は、背
後に密閉された空気層があると、エツジ3のばね定数や
空気層の容積等で決まる特定の周波数付近で共振し、吸
音する。
発明の一実施例を示すもので、木などで作られた枠4に
は開口4Cがあり、開口4Cの周囲にはゴム、発泡ウレ
タン等でできたエツジ3が取りつけられており、さらに
エツジ3にはアルミハニカム等でできた振動板2が取り
つけられている。また振動板2に対向するようにグラス
ウール、ウレタン等の多孔質発泡の吸音材5が開口4C
を閉塞するように設けられている。この振動板2は、背
後に密閉された空気層があると、エツジ3のばね定数や
空気層の容積等で決まる特定の周波数付近で共振し、吸
音する。
枠1の上下側面には取付溝4a、4b、が長手方向全長
にわたって設けられている。また枠1の振動板2側の面
はフラットであるが、吸音材5側の面は切欠傾斜面15
となっている。
にわたって設けられている。また枠1の振動板2側の面
はフラットであるが、吸音材5側の面は切欠傾斜面15
となっている。
以上で構成されたパネルをバフフル1と呼ぶ。
バッフルlは、第2図に示すように壁8に固定された方
形の取付枠6の上下枠片に取付けられた金°具に7取付
溝4a、4bを嵌合することで固定される。なお第2図
に示すバフフル1は第1図に示すバフフル1とは反対側
(吸音材5が設けられた吸音側)から見たものである。
形の取付枠6の上下枠片に取付けられた金°具に7取付
溝4a、4bを嵌合することで固定される。なお第2図
に示すバフフル1は第1図に示すバフフル1とは反対側
(吸音材5が設けられた吸音側)から見たものである。
さて本発明の吸音装置の使用状態を第3図および第4図
を用いて説明する。第3図は部屋(例えばりスニングル
ーム)での音を吸音する場合の取付方法で、バッフル1
は吸音材5を外にして取付枠6に取付けられ、中高音は
表面にあられれた吸音材5で吸音される。この場合、バ
ッフル1の枠4の振動板2側の面はフラットなので、取
付枠6の表面に密接し、取付枠6、振動板2及び壁8で
囲まれる密閉空気層9を形成する。低音は吸音材5で吸
音されず透過し、振動板2に当たる、振動板2は枠4、
壁8、振動板2、エツジ3で囲まれた密閉空気層9とエ
ツジ3によって決まる特定の周波数付近で共振し、結果
的にその周波数の音は吸音される0以上の吸音特性をグ
ラフに示すと第5図になる。第5図のグラフにおいて横
軸は周波数を、縦軸は吸音率を示す0曲線Aが吸音材5
による吸音特性、曲線Bが振動板2の共振現象による吸
音特性、曲線Cが両者を合わせた、つまり本発明の吸音
装置の吸音面の吸音特性である。このようにして低い周
波数から高い周波数までの音が吸音される。
を用いて説明する。第3図は部屋(例えばりスニングル
ーム)での音を吸音する場合の取付方法で、バッフル1
は吸音材5を外にして取付枠6に取付けられ、中高音は
表面にあられれた吸音材5で吸音される。この場合、バ
ッフル1の枠4の振動板2側の面はフラットなので、取
付枠6の表面に密接し、取付枠6、振動板2及び壁8で
囲まれる密閉空気層9を形成する。低音は吸音材5で吸
音されず透過し、振動板2に当たる、振動板2は枠4、
壁8、振動板2、エツジ3で囲まれた密閉空気層9とエ
ツジ3によって決まる特定の周波数付近で共振し、結果
的にその周波数の音は吸音される0以上の吸音特性をグ
ラフに示すと第5図になる。第5図のグラフにおいて横
軸は周波数を、縦軸は吸音率を示す0曲線Aが吸音材5
による吸音特性、曲線Bが振動板2の共振現象による吸
音特性、曲線Cが両者を合わせた、つまり本発明の吸音
装置の吸音面の吸音特性である。このようにして低い周
波数から高い周波数までの音が吸音される。
一方、第4図は部屋での音を反射する場合の取付方法で
、バッフル1は振動板2を外にして取付枠6に取付けら
れ、中高音は表面の振動板2でほとんど反射される。こ
の場合、バッフル1の枠4の吸音材5側の面は切欠傾斜
面15となっているので、取付枠6の表面との間に間隙
を形成し、取付枠6内に密閉空気層を形成することはな
い、低音はエツジのばね定数と振動する部分の質量のみ
で決まる特定の周波数で共振はするものの、振動板2W
後の空気層は密閉されず室内側の空気と連通されるので
、はとんど吸音はされない(すなわちほとんど反射する
)、この状態での吸音特性をグラフに示すと第6図にな
る。第6図のグラフにおいて横軸は周波数を縦軸は吸音
率を示す。
、バッフル1は振動板2を外にして取付枠6に取付けら
れ、中高音は表面の振動板2でほとんど反射される。こ
の場合、バッフル1の枠4の吸音材5側の面は切欠傾斜
面15となっているので、取付枠6の表面との間に間隙
を形成し、取付枠6内に密閉空気層を形成することはな
い、低音はエツジのばね定数と振動する部分の質量のみ
で決まる特定の周波数で共振はするものの、振動板2W
後の空気層は密閉されず室内側の空気と連通されるので
、はとんど吸音はされない(すなわちほとんど反射する
)、この状態での吸音特性をグラフに示すと第6図にな
る。第6図のグラフにおいて横軸は周波数を縦軸は吸音
率を示す。
なお本実施例では吸音材5は周囲を枠4に固定されてい
るが、枠4に固定せずに振動板2に固定し振動板2とと
もに振動板するようにしても、上記の機能は同様に働く
。
るが、枠4に固定せずに振動板2に固定し振動板2とと
もに振動板するようにしても、上記の機能は同様に働く
。
次に異なる実施例を第7図および第8図に基づき説明す
る。この実施例では、吸音材5例の面を傾斜面とせず枠
4の取付溝(a、4bは枠4の断面の中心線より吸音材
5側にずらして設けであるので、振動板2を外に向けて
取付枠6に取付けると取付枠6内には密閉空気層9が形
成され、バッフル1を反転させれば密閉空気Jli9は
なくなり前記実施例と同様の効果を奏する。
る。この実施例では、吸音材5例の面を傾斜面とせず枠
4の取付溝(a、4bは枠4の断面の中心線より吸音材
5側にずらして設けであるので、振動板2を外に向けて
取付枠6に取付けると取付枠6内には密閉空気層9が形
成され、バッフル1を反転させれば密閉空気Jli9は
なくなり前記実施例と同様の効果を奏する。
第9図および第10図はさらに異なる実施例で、枠4の
上下側端面の吸音材5側を突出させることで、振動板2
を外に向けて取付枠6に取付けると突出部が壁面8にあ
たり取付枠6と振動板2で囲まれる密閉空気層9を形成
し、バッフルlを反転させると密閉空気層9を開き前記
実施例と同様の効果を奏するものである。
上下側端面の吸音材5側を突出させることで、振動板2
を外に向けて取付枠6に取付けると突出部が壁面8にあ
たり取付枠6と振動板2で囲まれる密閉空気層9を形成
し、バッフルlを反転させると密閉空気層9を開き前記
実施例と同様の効果を奏するものである。
7、発明の効果
本発明は上記のように、振動板の前面に吸音材を設置す
るとともに、バフフル板を裏返すことによって振動板背
後の空気層を密閉状態と開放状態のどちらかに選択する
ことができるようにしたことにより、低音から高音まで
一様に、吸音または反射する機能のいずれかを選択する
ことができる。
るとともに、バフフル板を裏返すことによって振動板背
後の空気層を密閉状態と開放状態のどちらかに選択する
ことができるようにしたことにより、低音から高音まで
一様に、吸音または反射する機能のいずれかを選択する
ことができる。
8、図面の説明
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面斜視図、第2
図は同上の取付の方法を示す斜視図、第3図および第4
図は同上の断−面図、第5図および第6図は同上の吸音
特性を示すグラフ、第7図および第8図は本発明の異な
る実施例を示す断面図、第9図および第10図は本発明
のさらに異なる実施例を示す断面図、第11図は従来例
の吸音特性を示すグラフである。
図は同上の取付の方法を示す斜視図、第3図および第4
図は同上の断−面図、第5図および第6図は同上の吸音
特性を示すグラフ、第7図および第8図は本発明の異な
る実施例を示す断面図、第9図および第10図は本発明
のさらに異なる実施例を示す断面図、第11図は従来例
の吸音特性を示すグラフである。
1・・・バッフル、2・・・振動板、3・・・エツジ、
5・・・吸音材。
5・・・吸音材。
Claims (1)
- (1)振動板の一方の面に吸音材を配置してバッフルを
形成し、このバッフルを取付枠に裏返すことによって取
付枠と振動板によって囲まれる空気層を密閉状態と開放
状態のどちらかに選択することができるように取付け自
在として成ることを特徴とする吸音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255204A JPS63108396A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 吸音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255204A JPS63108396A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 吸音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63108396A true JPS63108396A (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=17275464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61255204A Pending JPS63108396A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 吸音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63108396A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415707U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | ||
JP2013218026A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Yamaha Corp | 音響構造体 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP61255204A patent/JPS63108396A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415707U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | ||
JP2013218026A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Yamaha Corp | 音響構造体 |
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