JPS63288000A - 吸音装置 - Google Patents
吸音装置Info
- Publication number
- JPS63288000A JPS63288000A JP62124849A JP12484987A JPS63288000A JP S63288000 A JPS63288000 A JP S63288000A JP 62124849 A JP62124849 A JP 62124849A JP 12484987 A JP12484987 A JP 12484987A JP S63288000 A JPS63288000 A JP S63288000A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- enclosure
- absorbing device
- sound absorbing
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 30
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、吸音装置に関する。
従来より、吸音装置として第１図および第２図に示すよ
うに、−面に開口部４を有し内部に空気室５を形成する
エンクロージャ３の開口部４内に工７ジ２を介して振動
板１を振動自在に配設した構成のものが提供されている
。
うに、−面に開口部４を有し内部に空気室５を形成する
エンクロージャ３の開口部４内に工７ジ２を介して振動
板１を振動自在に配設した構成のものが提供されている
。
この吸音装置は音波が入射すると振動板ｌ全体が振動板
面に対して垂直方向に振動することにより、音のエネル
ギーを消費するものである。つまり、振動板の単一共振
により吸音する構造の吸音装置である。この振動板１は
、振幅の大きい単一共振をさせる為には、軽くて剛性の
高いものがよいので、第３図に示すようなハニカムサン
ドイッチパネルがよく用いられる。このハニカムサンド
インチパネルは、ハニカムコア材７の両側に接着剤等を
介して膜状材料６を貼り付けたものであり、ハニカムコ
ア材７単体及び膜状材料６単体での曲げ剛性は小さいが
このようにサンドインチパネルにすることにより著しく
曲げ剛性が増すのである。これは、ハニカムサンドイン
チパネルにすることにより、第４図の如く曲げの力が加
わったとき膜状材料６の一方には引張り、もう一方には
圧縮の力が働き、その両店力で元に戻ろうとするからで
ある、つまり、曲げの力に対して単体の曲げ剛性のみな
らず膜状材料６の引張り及び圧縮の応力によっても対処
するのであり、ハニカムサンドインチパネルの高い曲げ
剛性はこの応力によるところが大きい。
面に対して垂直方向に振動することにより、音のエネル
ギーを消費するものである。つまり、振動板の単一共振
により吸音する構造の吸音装置である。この振動板１は
、振幅の大きい単一共振をさせる為には、軽くて剛性の
高いものがよいので、第３図に示すようなハニカムサン
ドイッチパネルがよく用いられる。このハニカムサンド
インチパネルは、ハニカムコア材７の両側に接着剤等を
介して膜状材料６を貼り付けたものであり、ハニカムコ
ア材７単体及び膜状材料６単体での曲げ剛性は小さいが
このようにサンドインチパネルにすることにより著しく
曲げ剛性が増すのである。これは、ハニカムサンドイン
チパネルにすることにより、第４図の如く曲げの力が加
わったとき膜状材料６の一方には引張り、もう一方には
圧縮の力が働き、その両店力で元に戻ろうとするからで
ある、つまり、曲げの力に対して単体の曲げ剛性のみな
らず膜状材料６の引張り及び圧縮の応力によっても対処
するのであり、ハニカムサンドインチパネルの高い曲げ
剛性はこの応力によるところが大きい。
しかし、膜状材料６は振動板ｌを軽くして振動しやすく
するため、アルミ箔など非常に薄いものを用いるので、
この吸音装置を壁材として使う場合、耐衝撃性が悪いと
いう欠点があった。
するため、アルミ箔など非常に薄いものを用いるので、
この吸音装置を壁材として使う場合、耐衝撃性が悪いと
いう欠点があった。
本発明は、−面に開口部を有し内部に空気室を形成する
エンクロージャと、エンクロージャの開口面を閉塞する
形で配設された振動板と、エンクロージャの開口縁と振
動板の周縁との間に配設され振動板をエンクロージャに
対して振動自在に支持するエツジとからなる吸音装置に
おいて、振動板の耐衝撃性を向上させることを目的とす
る。
エンクロージャと、エンクロージャの開口面を閉塞する
形で配設された振動板と、エンクロージャの開口縁と振
動板の周縁との間に配設され振動板をエンクロージャに
対して振動自在に支持するエツジとからなる吸音装置に
おいて、振動板の耐衝撃性を向上させることを目的とす
る。
本発明は、−面に開口部を有し内部に空気室を形成する
エンクロージャと、エンクロージャの開口面を閉塞する
形で配設された振動板と、エンクロージャの開口縁と振
動板の周縁との間に配設され振動板をエンクロージャに
対して振動自在に支持するエツジとからなる吸音装置に
おいて、当該振動板を、ハニカムコア材と、そのハニカ
ムコア材の空気室側の表面の膜状材料と、それと相対す
る側の表面のメツシュ材料の三者を一体として構成した
ことを特長とする吸音装置である。以下、実施例として
示した図面に基づき説明する。なお、エンクロージャ３
及びエツジ２は従来のものとかわりないので振動板１に
ついて説明する。
エンクロージャと、エンクロージャの開口面を閉塞する
形で配設された振動板と、エンクロージャの開口縁と振
動板の周縁との間に配設され振動板をエンクロージャに
対して振動自在に支持するエツジとからなる吸音装置に
おいて、当該振動板を、ハニカムコア材と、そのハニカ
ムコア材の空気室側の表面の膜状材料と、それと相対す
る側の表面のメツシュ材料の三者を一体として構成した
ことを特長とする吸音装置である。以下、実施例として
示した図面に基づき説明する。なお、エンクロージャ３
及びエツジ２は従来のものとかわりないので振動板１に
ついて説明する。
（実施例１）
第５図は本発明の一実施例に係る吸音装置の斜視図であ
る。この実施例では、振動板１を、従来のハニカムコア
材７を挟む膜状材料の一方を金属線材、合成樹脂線材等
から形成した綱板状のメツシュ状材料８に変更して形成
したものである。この振動板１は膜状材料６をエンクロ
ージャ３の内部側に向け、エツジ２を介して取付けられ
ている、この実施例によると、曲げの力に対しては従来
の両側を膜状材料６とした振動板同様、メツシュ状材料
８叉は膜状材料６のいずれか一方には圧縮応力、もう一
方には引張り応力が働き、その両店力により元に戻ろう
とするので高い曲げ剛性が得られる。しかも、従来の振
動板と同質量に仕上げる場合でも、コア全体を膜状材料
６で覆う必要がなく、１本１本のメツシュ構成要素の断
面の高さくｒ！Ｌみ方向）を大きくすることができるの
で、その部分の破壊強度が大きくなり従来の振動板の膜
状材料６より耐衝撃性を向上させることができるのであ
る。
る。この実施例では、振動板１を、従来のハニカムコア
材７を挟む膜状材料の一方を金属線材、合成樹脂線材等
から形成した綱板状のメツシュ状材料８に変更して形成
したものである。この振動板１は膜状材料６をエンクロ
ージャ３の内部側に向け、エツジ２を介して取付けられ
ている、この実施例によると、曲げの力に対しては従来
の両側を膜状材料６とした振動板同様、メツシュ状材料
８叉は膜状材料６のいずれか一方には圧縮応力、もう一
方には引張り応力が働き、その両店力により元に戻ろう
とするので高い曲げ剛性が得られる。しかも、従来の振
動板と同質量に仕上げる場合でも、コア全体を膜状材料
６で覆う必要がなく、１本１本のメツシュ構成要素の断
面の高さくｒ！Ｌみ方向）を大きくすることができるの
で、その部分の破壊強度が大きくなり従来の振動板の膜
状材料６より耐衝撃性を向上させることができるのであ
る。
なお、吸音特性は、振動板面積、振動板実効質量、エン
クロージャ内部容積、エツジのスティフネスにより決定
されるので振動板質量が同じ場合従来の両側膜状材料６
を用いたハニカムサンドインチパネルの振動板は外部空
気に接する側の膜状材料で音波を受けていたのが、本実
施例ではエンクロージャ密閉空気側の膜状材料で受ける
ことになるだけで、全く変わることはない、つまり、本
実施例では、従来の振動板と同質量とした場合、吸音特
性は全く変わることなく振動板の耐衝撃性を向上させる
ことができるのである。また、従来の振動板と同質量に
する必要が無い場合は、メッシェの間隔をさらに小さく
して耐衝撃性を向上させることができるのである。但し
、この場合、吸音特性は低音域にシフトする。
クロージャ内部容積、エツジのスティフネスにより決定
されるので振動板質量が同じ場合従来の両側膜状材料６
を用いたハニカムサンドインチパネルの振動板は外部空
気に接する側の膜状材料で音波を受けていたのが、本実
施例ではエンクロージャ密閉空気側の膜状材料で受ける
ことになるだけで、全く変わることはない、つまり、本
実施例では、従来の振動板と同質量とした場合、吸音特
性は全く変わることなく振動板の耐衝撃性を向上させる
ことができるのである。また、従来の振動板と同質量に
する必要が無い場合は、メッシェの間隔をさらに小さく
して耐衝撃性を向上させることができるのである。但し
、この場合、吸音特性は低音域にシフトする。
なお、メツシュ状材料８は材質を制限されるものではな
く、またその構成も、第６図に示すような有孔膜のよう
なものでも構わない。
く、またその構成も、第６図に示すような有孔膜のよう
なものでも構わない。
本発明の係る吸音装置は、振動板の一面を膜状材料から
形成しているので、従来のものと同様の吸音効果がある
と共に他面をメツシュ状材料から形成しているので、耐
衝撃性に強く破壊強度が向上しており、壁面材、天井材
としての使用に耐えるのである。
形成しているので、従来のものと同様の吸音効果がある
と共に他面をメツシュ状材料から形成しているので、耐
衝撃性に強く破壊強度が向上しており、壁面材、天井材
としての使用に耐えるのである。
第１図は従来例に係る吸音装置の斜視図、第２図は同上
の断面図、第３図は同上の振動板の一部切り欠き斜視図
、第４図は同上の振動板の曲げの力に対する変形図、第
５図は本発明の実施例に係る吸音装置の斜視図、第６図
は別の実施例を示す斜視図である。 １・・・振動板、２・・・エツジ、３・・・エンクロー
ジャ、４・・・開口部、５・・・空気室、６・・・膜状
材料、７・・・ハニカムコア材、８・・・メツシュ状材
料。
の断面図、第３図は同上の振動板の一部切り欠き斜視図
、第４図は同上の振動板の曲げの力に対する変形図、第
５図は本発明の実施例に係る吸音装置の斜視図、第６図
は別の実施例を示す斜視図である。 １・・・振動板、２・・・エツジ、３・・・エンクロー
ジャ、４・・・開口部、５・・・空気室、６・・・膜状
材料、７・・・ハニカムコア材、８・・・メツシュ状材
料。
Claims (1)
- 一面に開口部を有し内部に空気室を形成するエンクロー
ジャと、エンクロージャの開口面を閉塞する形で配設さ
れた振動板と、エンクロージャの開口縁と振動板の周縁
との間に配設され振動板をエンクロージャに対して振動
自在に支持するエッジとからなる吸音装置において、当
該振動板を、ハニカムコア材と、そのハニカムコア材の
空気室側の表面の膜状材料と、それと相対する側の表面
のメッシュ状材料の三者を一体として構成したことを特
長とする吸音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62124849A JPS63288000A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 吸音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62124849A JPS63288000A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 吸音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63288000A true JPS63288000A (ja) | 1988-11-25 |
Family
ID=14895613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62124849A Pending JPS63288000A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 吸音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63288000A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007011034A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Kajima Corp | 微細穿孔板利用の吸音構造及び吸音材 |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP62124849A patent/JPS63288000A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007011034A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Kajima Corp | 微細穿孔板利用の吸音構造及び吸音材 |
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