JP2000309997A - 間仕切壁 - Google Patents

間仕切壁

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JP2000309997A
JP2000309997A JP11156904A JP15690499A JP2000309997A JP 2000309997 A JP2000309997 A JP 2000309997A JP 11156904 A JP11156904 A JP 11156904A JP 15690499 A JP15690499 A JP 15690499A JP 2000309997 A JP2000309997 A JP 2000309997A
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JP
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board
plate
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partition wall
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JP11156904A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Isobe
勝彦 磯部
Tsutomu Osawa
努 大澤
Kazuma Kamikawa
一真 上川
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ASK CORP
Kenzai Gijutsu Kenkyusho KK
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ASK CORP
Kenzai Gijutsu Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮音性と意匠性に優れ、間仕切りされた部屋
の他目的利用に適した間仕切壁を提供する。 【解決手段】 上張りと下張りの2層張りからなる両壁
体を材質の異なる2種類の板材によって形成した間仕切
壁において、上張り面を前記材質の異なる2種類の板材
によって形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の戸境壁
等に用いられる間仕切壁について、同一上張り面を材質
が相異なる2種類の板材によって形成することにより、
遮音性及び意匠性に優れるとともに多目的な用途に対応
できるようにした、新規な改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅等の戸境壁として用いら
れてきた間仕切壁は、十分な耐火性や遮音性を確保する
ため、中心層を空気層、断熱材層又は空気層の一部に断
熱材を配してなる層として、その両側に板材を2層張り
することによって壁体を形成した構造が一般的であっ
た。この場合、2層張りの下張り面及び上張り面とも、
それぞれの壁面内は同一板材によって形成されるととも
に、2層張りによって形成されたそれぞれの壁体が、間
仕切壁の鉛直方向に並行な中心面に対して対称である構
造が一般的であった。これに対して最近は、遮音性能を
より一層を向上させるとともに、壁面の意匠性に優れ多
目的に利用し易い間仕切壁が求められている。特開平8
−232375号公報は、2層張りによって形成された
両壁体の壁面が、間仕切壁の鉛直方向に並行な中心面に
対して非対称の構造を提案している。この技術は、両側
2層張りからなる間仕切壁の壁体の構成を左右非対称に
することにより、間仕切壁によって間仕切りされた部屋
のそれぞれの用途に適した壁体構造を構成するととも
に、遮音性能の向上を図るものである。しかし壁体の両
面を形成する上張り面はともに同一の板材によって形成
されており、間仕切壁によって間仕切りされたそれぞれ
の部屋について用途に応じた壁体を構成することを提案
しているだけであって、意匠性の向上は認められず、更
に両側の壁体とも上張り面及び下張り面はそれぞれ同一
の板材から構成されていることから、従来技術と比較し
て遮音性能を明らかに向上させるものでもなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の課題を解決するためになされたもので、その目的
は、遮音性及び意匠性に優れるとともに多目的な用途に
対応できるようにした間仕切壁を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意検討を重
ねた結果、2層張りからなる壁体の上張り面を材質の異
なる2種類の板材によって形成することにより、上記の
従来の課題を解決できることを見出し、本発明を完成す
ることができた。請求項1の発明は、空気層、断熱材層
又は空気層の一部に断熱材を配してなる層の中から選択
された中心層の両側に壁体を設けてなる壁構造を有し、
前記両壁体は、共に下張り板と上張り板とによって形成
される2層張り構造であって且つ材質が相異なる2種類
の板材によって形成されており、前記両壁体のうちの少
なくとも一方の壁体は、壁体の高さ方向の所定位置を境
界として、その上下で上張り材の材質が異なるものであ
ることを特徴とする間仕切壁である。請求項2の発明
は、前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁体が、所定
位置を境界としてその上下で下張り板の材質が異なるも
のであることを特徴とする請求項1に記載の間仕切壁で
ある。請求項3の発明は、空気層、断熱材層又は空気層
の一部に断熱材を配してなる層の中から選択された中心
層の両側に壁体を設けてなる壁構造を有し、前記両壁体
は、共に下張り板と上張り板とによって形成される2層
張り構造であって且つ材質が相異なる2種類の板材によ
って形成されており、前記両壁体のうちの少なくとも一
方の壁体は、壁体の水平方向の所定位置を境界として、
その左右で上張り材の材質が異なるものであることを特
徴とする間仕切壁である。請求項4の発明は、前記両壁
体のうちの少なくとも一方の壁体が、所定位置を境界と
してその左右で下張り板の材質が異なるものであること
を特徴とする請求項3に記載の間仕切壁である。請求項
5の発明は、空気層、断熱材層又は空気層の一部に断熱
材を配してなる層の中から選択された中心層の両側に壁
体を設けてなる壁構造を有し、前記両壁体は共に下張り
板と上張り板とによって形成される2層張り構造であっ
て且つ材質が相異なる2種類の板材によって形成されて
おり、前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁体は、壁
体の高さ方向の所定位置を境界としてその上下で上張り
板の材質が異なり、且つ壁体の水平方向も所定位置を境
界としてその左右で上張り板の材質が異なるものである
ことを特徴とする間仕切壁である。請求項6の発明は、
前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁体が、高さ方向
の所定位置を境界としてその上下で下張り板の材質が異
なるもの、水平方向の所定位置を境界としてその左右で
下張り板の材質が異なるもの、又は壁体の高さ方向の所
定位置を境界としてその上下で上張り板の材質が異なり
且つ壁体の水平方向も所定位置を境界としてその左右で
上張り板の材質が異なるもののいずれかによって形成さ
れていることを特徴とする請求項5に記載の間仕切壁で
ある。請求項7の発明は、上張り板及び下張り板に用い
られる板材が、共にけい酸カルシウム板、繊維補強セメ
ント板、石膏板(繊維補強石膏板を含む)、石膏スラグ
板及び火山性ガラス複合板の中から選択されたものであ
る、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の間仕切壁
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面とともに本発明による
間仕切壁の好適な実施の形態について説明する。図1
は、本発明になる間仕切壁の第1の実施形態を示す斜視
図であり、図2は図1の間仕切壁の鉛直方向の断面図で
ある。図1及び図2において、符号1で示される第1の
板材と符号2で示される第2の板材は、共にけい酸カル
シウム板、繊維補強セメント板、石膏板(繊維補強石膏
板を含む)、石膏スラグ板及び火山性ガラス複合板の中
から選択されたそれぞれ材質が相異なる2種類の板材を
表している。壁体を形成する板材が3種類以上になる
と、施工性が大幅に低下するため好ましくない。間仕切
壁は、中心層3とその両側に設けられた壁体40、50
から成り、各壁体40、50は下張り板と上張り板から
成る2層張りの構成で、そして中心層3は空気層3aの
中央に断熱材3bを配した構成となっている。この第1
の実施形態では、壁体40、50の鉛直方向の所定位置
4よりも上部に位置する壁体の上張り板には第1の板材
1が用いられており、壁体の鉛直方向の所定位置4より
も下部に位置する壁体の上張り板には第2の板材2が用
いられている。また、壁体40、50の鉛直方向の所定
位置4よりも上部に位置する壁体の下張り板には第2の
板材2が用いられており、鉛直方向の所定位置4よりも
下部に位置する壁体の下張り板には第1の板材1が用い
られている。下張り板はスタッド11に、ビス12を用
いて取り付けられて下張り面を形成している。なお、ス
タッド11は、上下の端部を天井側の構造部と床材側の
構造部にそれぞれランナー13を介して固定され、垂直
に設置されている。また、上張り板は下張り面上にステ
ープル(図示されない)及び接着剤(図示されない)を
併用して取り付けられ上張り面を形成している。壁体4
0及び50は、図1及び図2に示されている構成に限定
されるものではなく、例えば、壁体の下張り板として1
種類の板材のみを用いるることもできる。ただし、この
場合には第1の板材1の厚さと第2の板材2の厚さを同
一とする必要がある。
【0006】図3は、本発明になる間仕切壁の第2の実
施形態を示す斜視図であり、図4は図3の間仕切壁の水
平方向の断面図である。なお、この実施形態の説明に際
しては、先の第1の実施形態と同様の部分には同一の符
号を付して詳しい説明を省略する。間仕切壁は、第1の
実施形態と同様に、中心層3とその両側に形成された壁
体60,70から成り、各壁体60,70は下張り板と
上張り板から成る2層張りの構成である。この第2の実
施形態では、壁体60,70の水平方向の所定位置5よ
りも左部に位置する壁体の上張り板には第1の板材1が
用いられており、壁体の水平方向の所定位置5よりも右
部に位置する壁体の上張り板には第2の板材2が用いら
れている。また、壁体60,70の水平方向の所定位置
5よりも左部に位置する壁体の下張り板には第2の板材
2が用いられており、水平方向の所定位置5よりも右部
に位置する壁体の下張り板には第1の板材1が用いられ
ている。下張り板及び上張り板の取り付け方法は、第1
の実施の形態と同一である。なお、壁体60及び70の
構成は、図3及び図4に示された構成に限定されるもの
ではなく、例えば、壁体の下張り面として1種類の板材
のみを用いることもできる。ただし、この場合には第1
の板材1の厚さと第2の板材2の厚さを同一とする必要
がある。
【0007】図5は、本発明になる間仕切壁の第3の実
施形態を示す斜視図である。図6は図5の間仕切壁の鉛
直方向の断面図であり、図7は図5の間仕切壁の水平方
向の断面図である。なお、この実施形態の説明に際して
は、先の第1の実施形態と同様の部分には同一の符号を
付して詳しい説明を省略する。間仕切壁は、第1の実施
形態と同様、中心層3とその両側に形成された壁体8
0,90から成り、壁体80,90は下張り板と上張り
板から成る2層張りの構成である。この第3の実施形態
では、壁体80,90の鉛直方向の所定位置4及び水平
方向の所定位置5を境界として、右上部と左下部に位置
する壁体の上張り板には第1の板材1が用いられてお
り、左上部と右下部に位置する壁体の上張り板には第2
の板材2が用いられている。一方、下張り板は当接する
上張り板とは異なる材質の板材を用いて形成されてい
る。下張り板及び上張り板の取り付け方法は第1の実施
形態と同一である。なお、壁体80及び90の構成は、
図5、図6及び図7に示された構成に限定されるもので
はなく、例えば、壁体の下張り板を第1の実施の形態又
は第2の実施の形態と同一としてもよい。
【0008】本発明になる間仕切壁の構造によれば、下
張り板と上張り板の2層構造の板材の材質の違いと境界
面の存在により、音や振動の厚み方向への伝達が抑制さ
れるだけでなく、面方向においても、上張り面が材質の
異なる板材で構成されているため、境界部における面方
向の音や振動の伝達が抑制されることにより、非常に優
れた遮音効果を有する間仕切壁を得ることができる。
【0009】
【実施例】(実施例1)従来、事務室間の間仕切壁とし
て施工されていた、中心層として空気層の中央に断熱材
として密度が24kg/mで厚さが50mmのグラス
ウールを使用し、この中心層の両側の壁体とも、下張り
板に厚さ15mmの強化石膏ボードを用い、上張り板に
厚さ12mmの繊維混入けい酸カルシウム板を用いた間
仕切壁の鉛直方向に並行な中心面に対して対称である2
層張りの壁構造の間仕切壁に変えて、前記第1の実施形
態に示した間仕切壁を施工した。すなわち、中心層及び
使用する板材は前記の従来の間仕切壁と同一とし、壁体
の高さ方向の中央を所定位置として、所定位置よりも上
に位置する上張り面は厚さ15mmの強化石膏ボードを
用いて形成し、所定位置よりも下に位置する上張り面は
厚さ12mmの繊維混入けい酸カルシウム板を用いて形
成した。また、上張り面の形成に先だって、上張り面が
厚さ15mmの強化石膏ボードを用いて形成される部分
の下張り面は厚さ12mmの繊維混入けい酸カルシウム
板を用いて形成し、上張り面が厚さ12mmの繊維混入
けい酸カルシウム板を用いて形成される部分の下張り面
は厚さ15mmの強化石膏ボードを用いて形成すること
により間仕切壁を施工した。壁面が汚れ易い壁体下部の
上張り面を繊維混入けい酸カルシウム板によって形成す
ることにより壁紙の貼り替えを容易に行うことができ、
壁体上部の上張り面を強化石膏ボードによって形成する
ことにより目地の無い意匠性に優れた壁体を形成するこ
とができた。また、従来の間仕切壁では、一方の事務室
で大きな声を出した場合、間仕切りされたもう一方の事
務室にその声が聞こえる場合があったが、本発明になる
間仕切壁に変えてからは、隣室の声が聞こえる頻度が低
下し、間仕切壁の遮音性能が明らかに向上したことが確
認できた。
【0010】(実施例2)中心層及び使用する板材は前
記の従来の間仕切壁と同一とし、壁体の水平方向の中央
部を所定位置として、前記第2の実施形態に示した壁体
を施工した。すなわち壁体の所定位置よりも右に位置す
る上張り面は厚さ12mmの繊維混入けい酸カルシウム
板を用いて形成し、所定位置よりも左に位置する上張り
面は厚さ15mmの強化石膏ボードを用いて形成した。
また、上張り面の形成に先だって、上張り面が厚さ12
mmの繊維混入けい酸カルシウム板を用いて形成される
部分の下張り面は厚さ15mmの強化石膏ボードを用い
て形成し、上張り面が厚さ15mmの強化石膏ボードを
用いて形成される部分の下張り面は厚さ12mmの繊維
混入けい酸カルシウム板を用いて形成することにより間
仕切壁を施工した。壁体の右下部の脇には流しが設置さ
れたが、壁体の右下部の上張り面は繊維混入けい酸カル
シウム板で形成されているため、水を使用することによ
り間仕切壁の上張り面が悪影響を受けることは無かっ
た。また、壁体の左下部の脇には暖房器具が設置された
が、壁体の左下部の上張り面は強化石膏ボードで形成さ
れているため、暖房器具の使用に伴い暖房器具周囲の壁
面に目地開きを生じる等の悪影響は無かった。遮音性能
は実施例1とほぼ同程度であった。
【0011】(実施例3)中心層及び使用する板材は前
記の従来の間仕切壁と同一とし、壁体の鉛直方向の中央
部を境界とするとともに水平方向の中央部を境界とする
ことによって壁体を4分割し、前記4分割した壁体の左
上部と右下部の上張り面を厚さ12mmの繊維混入けい
酸カルシウム板を用いて形成するとともにその下張り面
を厚さ15mmの強化石膏ボードを用いて形成した。ま
た、前記4分割した壁体の右上部と左下部の上張り面を
厚さ15mmの強化石膏ボードを用いて形成するととも
にその下張り面を厚さ12mmの繊維混入けい酸カルシ
ウム板を用いて形成することにより間仕切壁を施工し
た。壁体の右下部の脇には流しが設置されたが、壁体の
右下部の上張り面は繊維混入けい酸カルシウム板で形成
されているため、水を使用することにより間仕切壁の上
張り面が悪影響を受けることは無かった。また、壁体の
左下部の脇には暖房器具が設置されたが、壁体の左下部
の上張り面は強化石膏ボードで形成されているため、暖
房器具の使用に伴い暖房器具周囲の壁面に目地開きを生
じる等の悪影響は無かった。また、壁体の遮音性能は実
施例1及び実施例2よりも更に向上し、隣室の声はほと
んど聞こえなくなった。
【0012】
【発明の効果】本発明による間仕切壁は、少なくとも片
側の壁体の上張り面を、材質の異なる2種類の板材によ
って形成することにより、遮音性能の高い間仕切壁を構
成することができる。また、壁体の意匠性の向上を図る
ことができるとともに、間仕切りされた部屋内の多目的
な使用に有効な間仕切壁を形成することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による間仕切壁の斜視
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による間仕切壁の鉛直
方向の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による間仕切壁の斜視
図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による間仕切壁の水平
方向の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態による間仕切壁の斜視
図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による間仕切壁の鉛直
方向の断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態による間仕切壁の水平
方向の断面図である。
【符号の説明】
1 第1の板材 2 第2の板材 3 中心層 3a 空気層 3b 断熱材 4 壁体の鉛直方向の所定位置 5 壁体の水平方向の所定位置 11 スタッド 12 ビス 13 ランナー 40,50,60,70,80,90 壁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上川 一真 茨城県石岡市大字柏原6番1号 株式会社 建材テクノ研究所内 Fターム(参考) 2E001 DF04 FA07 GA42 GA48 HA00 HA03 HA05 HA21 LA01 LA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気層、断熱材層又は空気層の一部に断
    熱材を配してなる層の中から選択された中心層の両側に
    壁体を設けてなる壁構造を有し、 前記両壁体は、共に下張り板と上張り板とによって形成
    される2層張り構造であって且つ材質が相異なる2種類
    の板材によって構成されており、 前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁体は、壁体の高
    さ方向の所定位置を境界として、その上下で上張り板の
    材質が異なるものであることを特徴とする間仕切壁。
  2. 【請求項2】 前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁
    体が、所定位置を境界として、その上下で下張り板の材
    質が異なるものであることを特徴とする請求項1に記載
    の間仕切壁。
  3. 【請求項3】 空気層、断熱材層又は空気層の一部に断
    熱材を配してなる層の中から選択された中心層の両側に
    壁体を設けてなる壁構造を有し、 前記両壁体は、共に下張り板と上張り板とによって形成
    される2層張り構造であって且つ材質が相異なる2種類
    の板材によって構成されており、 前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁体は、壁体の水
    平方向の所定位置を境界として、その左右で上張り板の
    材質が異なるものであることを特徴とする間仕切壁。
  4. 【請求項4】 前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁
    体が、所定位置を境界として、その左右で下張り板の材
    質が異なるものであることを特徴とする請求項3に記載
    の間仕切壁。
  5. 【請求項5】 空気層、断熱材層又は空気層の一部に断
    熱材を配してなる層の中から選択された中心層の両側に
    壁体を設けてなる壁構造を有し、 前記両壁体は、共に下張り板と上張り板とによって形成
    される2層張り構造であって且つ材質が相異なる2種類
    の板材によって構成されており、 前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁体は、壁体の高
    さ方向の所定位置を境界としてその上下で上張り板の材
    質が異なり、且つ壁体の水平方向も所定位置を境界とし
    てその左右で上張り板の材質が異なるものであることを
    特徴とする間仕切壁。
  6. 【請求項6】 前記両壁体のうちの少なくとも一方の壁
    体が、高さ方向の所定位置を境界としてその上下で下張
    り板の材質が異なるもの、水平方向の所定位置を境界と
    してその左右で下張り板の材質が異なるもの、又は壁体
    の高さ方向の所定位置を境界としてその上下で上張り板
    の材質が異なり且つ壁体の水平方向も所定位置を境界と
    してその左右で上張り板の材質が異なるもののいずれか
    によって形成されていることを特徴とする請求項5に記
    載の間仕切壁。
  7. 【請求項7】 上張り板及び下張り板に用いられる板材
    が、共にけい酸カルシウム板、繊維補強セメント板、石
    膏板(繊維補強石膏板を含む)、石膏スラグ板及び火山
    性ガラス複合板の中から選択されたものである、請求項
    1ないし6のいずれか1項に記載の間仕切壁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156099A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Asahi Kasei Homes Co 遮音内装構造
WO2011113182A1 (zh) * 2010-03-16 2011-09-22 Shang Qing 一种建筑物构件组合件
CN106760064A (zh) * 2016-11-28 2017-05-31 广西大学 一种带釉面的轻质发泡陶瓷墙体结构

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