JPS5936572Y2 - 防音壁材 - Google Patents

防音壁材

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JPS5936572Y2
JPS5936572Y2 JP1978111860U JP11186078U JPS5936572Y2 JP S5936572 Y2 JPS5936572 Y2 JP S5936572Y2 JP 1978111860 U JP1978111860 U JP 1978111860U JP 11186078 U JP11186078 U JP 11186078U JP S5936572 Y2 JPS5936572 Y2 JP S5936572Y2
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JP
Japan
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plywood
wall material
soundproof wall
sound
plates
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JP1978111860U
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JPS5527783U (ja
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太郎 大川
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は共鳴透過による遮音性の低減を防止すること
を目的とした防音壁材に関するものである。
従来防音壁材としては、色々の構造のものが提案されて
いる。
例えば表面と裏面間に所定の空隙(例えば60rIan
〜120rIr1n程度)を設けたり、該空隙内にグラ
スウールその他0及音物質を充填した構造が実用に供さ
れているが、このような構造の場合に低音域または高音
域の何れか一方又は両方において急激に防音効率が低下
することが知られており、全音域に対し、安定した防音
効果を奏する壁材は未だ提案されていない。
然るにこの考案は、微小空間を介して板材を併設するこ
とにより、低音域および高音域における防音効率の低下
を防止することに成功し、前記従来の問題点を解決した
のである。
また従来単板による遮音効率は、その材賀および板厚に
より左右されろことが知られている。
例えば重量のある壁はど遮音性がよいといわれ(質量則
)同一材質の場合には、厚い程遮音性が優れているが、
遮音性のよい材料を必要な厚さで使用することは実用上
困難な為に、中空壁又は中空壁の中空内へ吸音材料を充
填して使用している現状であって、前記従来の問題点を
改善したものは見当らない。
即ちこの考案は第1図の実施例について説明すれば、厚
さ12rIanの石膏パーライトボード1,2を170
mm間隔で対向し、その中央部へ厚さ4mmと6mmの
合板3,4を幅1mmの空隙をおいて併列し、前記石膏
バーライトボード1,2および合板3.4の上下左右の
夫々の両端面をゴムバンキング5,6を介して固着した
もθノである。
この場合にゴムバンキング5,6と石膏パーライトボー
ド1.2とは接着剤で固着し、合板3,4ばその上下端
をゴムバンキング5,6の溝7,8へ嵌挿固定し、自由
振動可能にしである。
次に第2図の実施例は第1図の実施例の合板3゜4に代
えて厚さ6mmの合板9,10の中心部に厚さ4rra
nの合板11を介装し、3枚の合板9.10゜11間に
幅1rrrInの空隙を設け、合板9,10と石膏パー
ライトボード1,20間の空間へグラスウール12,1
3を充填したものである。
次に第3図9実施例は第1図の実施例の合板3,4を石
膏パーライトホード2の内側へ小空隙をおいて併設した
ものであり、第4図は第3図の実施例の石膏パーライト
ボード1の内側へグラスウール層14と石純板15とを
併設したものであり、第5図の実施例は石膏パーライト
ボードと合板の間へグラスウール16を充填したもので
ある。
図中17はコンクリート壁である。
上記実施例において、例えば第1図中矢示18の方向か
ら音波が投射すると、石膏パーライトボード2により減
衰し、更に合板3,4と小空隙19によって更に減衰し
、ついで石膏ノく−ライトボード1を透過して室内に入
るのである。
従来合板のない状態においては(第3図および第4図中
合板を除く)通常石膏パーライトボード1,2の空間に
おいて、高音共鳴透過現象を生じ、第6図中a(第3図
より合板を除いた構造)b(第4図より合板を除いた構
造)のグラフのように700ヘルツから2000ヘルツ
まで位は透過損失が小さく(遮音効率が悪い)なる。
然るに第1図のように二枚の合板を入れた場合には第6
図中Cのグラフのように全般的に透過損失が太きぐなる
のみならず、高音共鳴透過現象による損失低下が少なく
なることがわかる。
換言すれば、共鳴透過現象を防止し、防音効率の向上と
、各音域における防音効率の安定化を図ることができる
のである。
この考案において、小空隙を設ける為に、合板を併設し
たが合板に限定されることなく、石綿ボード又は石膏ボ
ードその曲送孔のないボート°類ならば同様に使用する
ことができる。
また小空隙の幅は0.2 mmを下限とし、2rIan
を上限とするのであるが、0.2mm以下では併設板体
が接着するおそれがあり、2簡以上になると共鳴現象に
よる透過損失が生じるようになるので、有効には2mm
位な限度とする。
然し乍ら複数の板体を並設し、夫々自由振動させること
により透過損失が太きくなるので、全体として防音効果
を向上することはできる。
尚第2図中20.21[合板、9,10.11間の小空
隙である。
即ちこの考案によれば、壁材間に微小空隙を有する複数
枚の板材を自由振動可能に併設したので、共鳴現象など
による透過損失の低下を可及的に防止すると共に、遮音
効果を一層向上し得る効果がある。
然して壁材内又は壁材外を問わず同様の効果があるので
、施工性、材質などの要求に応じ、設置位置を定めるこ
とができる。
また微小空隙の幅を0.2rrrm乃至2簡とすること
により、高音損失低下を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は同じく他
の実施例の一部断面図、第3図乃至第5図はこの考案の
他の実施例中外側材と内側材の位置関係を示す断面図、
第6図は従来品とこの考案品との透過損失と投射音域と
の関係を示すグラフである。 1.2・・・・・・石膏パーライトボード、3,4・・
・・・・合板、 5 、6・・・・・・ゴムバッキング
、7.8・・・・・・溝、9.10,11・・・・・・
合板、12,13・・・・・・グラスウール 14・・
・・・・グラスウール 15・・・・・・石綿板、16
・・・・・・グラスウール 17・・・・・・コンクリ
ート、18・・・・・・矢示、19,20,21・・・
・・・小空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.所定間隔を保って対向した壁材に、0.2N乃至2
    vrtr+の微小空隙を介して層着した複数枚の板材を
    並設し、前記複数枚の板材の周縁は自由振動可能に支持
    させてなる防音壁材。 2、複数枚の板材は同質であって、同一厚さ又は異なる
    厚さとした実用新案登録請求の範囲第1項記載の防音壁
    材。 3、複数枚の板材Vi2枚又は3枚とした実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の防音壁材。
JP1978111860U 1978-08-15 1978-08-15 防音壁材 Expired JPS5936572Y2 (ja)

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JP1978111860U JPS5936572Y2 (ja) 1978-08-15 1978-08-15 防音壁材

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JP1978111860U JPS5936572Y2 (ja) 1978-08-15 1978-08-15 防音壁材

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JPS5527783U JPS5527783U (ja) 1980-02-22
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JPS53109327U (ja) * 1977-02-08 1978-09-01
JP2022146321A (ja) 2021-03-22 2022-10-05 Ntn株式会社 風車及び風力発電装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310744U (ja) * 1976-07-10 1978-01-28

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