JPS6145588A - 連続塗装ラインにおける誘導加熱式乾燥炉の結露防止方法 - Google Patents

連続塗装ラインにおける誘導加熱式乾燥炉の結露防止方法

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JPS6145588A
JPS6145588A JP16699884A JP16699884A JPS6145588A JP S6145588 A JPS6145588 A JP S6145588A JP 16699884 A JP16699884 A JP 16699884A JP 16699884 A JP16699884 A JP 16699884A JP S6145588 A JPS6145588 A JP S6145588A
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JP
Japan
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shielding plate
induction coil
air
gap
induction heating
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JP16699884A
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English (en)
Inventor
薄井 徳彦
高橋 佑一
福田 重雄
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Kawatetsu Galvanizing Co Ltd
Original Assignee
Kawatetsu Galvanizing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、連続塗装ラインにおける誘導加熱式乾燥炉の
結露防止方法に関するものである。
「従来の技術」 連続塗装ラインには、第1図に示す如く、塗装さtzだ
綱板lの塗膜を乾燥、焼付けするための誘導加熱式乾燥
炉2が設置されており、この乾燥炉2における誘導コイ
ル3を通る塗装鋼板1は、誘導コイル3を介して塗装鋼
板1に流れるうず電流により加熱され、それにより塗膜
が乾燥、焼付けされる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、塗料には、水溶性溶剤を用いるものと、有+
B、溶剤を用いるものとがめるが、いずれの塗料が塗装
された鋼板1であっても、前記誘導コイル3により塗膜
の乾燥、焼付けを行った場合、塗膜から蒸気が発生する
誘導コイル3は、その内部において循環している冷却水
によって冷却されているので、前記蒸気が誘導コイル3
に結露し、ついには塗装鋼板1面に滴下付着し、塗装鋼
板lの製品品質を損う恐れがあった。
また前記誘導コイル3に結露した蒸気のうち、塗料中の
樹脂の分解により生じる粘性を帯びた所謂ヤニは経時的
に累積し、ついにはヤニが塗装鋼板1面に滴下付着し、
塗装鋼板1の製品品質を著しく損う恐れがあると共に、
誘導コイル3に残存したヤニが固着し、誘導コイル3を
著しく汚損していた。
特にこのことは、有機溶剤を用いた塗料において顕著で
ある。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、上述の如き従来の問題点を解決すべく、前記
誘導コイルの外周を、所要の間隙を存して、少なくとも
塗装鋼板との対向部面が通気性多孔材でなる遮蔽板にて
囲繞し、前記誘導コイルによって加熱されている塗装鋼
板の塗膜から発生する蒸気を、誘導加熱式乾燥炉から焼
却炉へ回収して焼却し、この焼却された蒸気の高温排ガ
スを熱交換器を介して清浄な空気と熱交換し、この熱交
換さ几た空気を、前記遮蔽板と誘導コイルとの間隙中に
圧送し、前記通気性多孔材から空気を噴出させて、誘導
コイルにより乾燥、焼付けされている塗装鋼板の塗膜か
ら発生する蒸気を拡散させ、遮蔽板、なかんずく誘導コ
イルへの蒸気の付着を防止するようにしたことを要旨と
する。
「実施例」 以下に本発明方法の実施例を第2図乃至第4図に基づき
説明する。
第2図に示すものは、本発明の第1の実施例であって、
誘導コイル3の外周を、所要の間隙tを存し、かつブッ
シング4を介して、通気性多孔材でなる遮蔽板5にて囲
繞し、この遮蔽板5と誘導コイル3との間Wy中に、誘
導コイル3の冷却効率を低下させない程度の温度(15
0〜250°C)を有する所要流量の空気を圧送する。
なお、前記遮蔽板5は、少なくとも塗装鋼板lとの対向
部面が通気性多孔材であって、他の部分は非通気材で構
成してもよい。
前記間隙2中に圧送さ几ている空気は遮蔽板5から噴出
し、塗装鋼板lの塗膜から発生している蒸気を拡散させ
、遮蔽板5、なかんずく誘導コイル3への蒸気の付着を
防止する。
第3図に示すものは、本発明の第2の実施例であって、
前記第1の実施例では、誘導コイル3のスパイラルに沿
う如く、その外周を遮蔽板5にて囲繞したが、この第3
図に示す第2の実施例では、1ブロック全体の誘導コイ
ル3を、所要の間隙tを存し、かつブッシング4を介し
て遮蔽板5にて一緒にまとめて囲繞したものである。こ
の場合、塗装鋼板1の通路υは形成しておくことは勿論
である。
第4図に示すものは、本発明の第3の実施例でるって、
こ几は、前記第1の実施例における遮蔽板5の外周を、
所要の間隙yk存し、かつブッシング4を介して、通気
性多孔材でなる遮蔽板6にて囲繞したものである。
この場合、内部の遮蔽板5は、例えば少なくとも一部が
通気性多孔材で構成し、外部の遮蔽板6は、例えば少な
くとも塗装鋼板1との対向部面が通気性多孔材で構成し
てもよい。
前記第3の実施例に8つでは、誘導コイル3と内部の遮
蔽板5との間隙を中に、比較的低温(100〜150°
C)の空気を圧送すると共に、内部の遮蔽板5と外部の
連1辰板6との間隙を中に、比較的高温く150〜25
0°C)で、前記低温の空気の圧力よりも低圧の空気を
圧送し、低温の空気によって、誘導コイル3の冷却効率
の助長を図り、また外部の遮蔽板6から噴出する高温の
空気によって、蒸気の付着防止と、塗装鋼板1自体の温
度の低下防市とを図ったものである。
なあ・、第3図しこ示す第2の英厖チハ′こ2Qする遮
蔽板5の外周を、所安の間隙2を存し、かつブッシング
4を介して、遮蔽板6にてさらに囲繞するようにしても
よい。
次に、前記第2図および第3図に示す第1および第2の
実施例における誘導コイル3と遮蔽板5との間隙を中に
圧送する空気の供給手段について、第5図によ!ll説
明する。
なお、第5図に示す空気の供給手段は、説明の便宜上、
第3図に示す第2の実施例に適用したものでめるが、原
則的には第2図に示す第1の実施例にも適用できること
は勿論でめる。
第5図に示す如く、誘導加熱式乾燥炉2における遮a&
板5により囲繞さ几た誘導コイル3によって加熱されて
いる塗装鋼板1の塗膜から発生している蒸気を、乾燥炉
2から回収管路7の吸気ダンパー8、吸気ファン9を介
して焼却炉10へ回収し、この焼却炉10にて蒸気を焼
却する。
この焼却炉10のバーナー10 aには、焼却炉10内
の温度を検出し、バーナー燃料の供給量を調整する自動
温度調整パルプ11が設けられている。
前記焼却炉10にて焼却された蒸気の高温排ガスを熱交
換器12へ送り、熱交換器12から外気へ放出する〇 一方、清浄な常温の空気を送風(仮13から送風機13
の出側管路13 aを介して前記熱交換器12へ送り、
清浄な空気を前記高温排ガスと熱交換し、所要の温度の
空気として、供給管路14を経て誘導コイル3と遮蔽板
5との間隙を中に圧送し、かつ遮蔽板5から噴出させ、
塗装鋼板1の壁膜から発生している蒸気を拡散させ、遮
蔽板5、なかんずく誘導コイル3への蒸気の付着を防止
するO なお、誘導コイル3と遮蔽板5との間隙l中に圧送する
空気の一部t1炉壁2aとa蔽板5との空間中にも供給
し、乾燥炉2内の保温を行うようにしてもよい。
また空気の供給a量調整は、供給管路14中に設けられ
た自動流量調整パルプ15にて行われる0次に、前記第
4図に示す第3の実施例における誘導コイル3と内部の
遮蔽板5との間隙を中に圧送する比較的低温で、かつ比
較的高圧の空気と、内部の遮蔽板5と外部の遮蔽板6と
の間隙?中に圧送する比較的高温で、かつ比較的低圧の
空気との供給手段について、第6図により説明する0第
6図に示す如く、内部の遮蔽板5と外部の遮蔽板6との
間隙を中に圧送する比較的高温で、かつ比較的低圧の空
気は、第5図に示すものと同様に、前記供給管路14の
自動流量調整パルプ15を介する熱交換された空気を使
用する。
また誘導コイル3と内部の遮蔽板5との間隙を中に圧送
する比較的低温で、かつ比較的高圧の空気は、前記熱交
換器12の出側直後の供給管路14に分岐供給管路1G
を設け、この分岐供給管路16中に逆止弁17および温
度検出器18を設け、かつ逆止弁17と温度検出器18
との中間なる分岐供給管路16に、前記送風機]3の出
側管路1.3 aから分岐させた分岐出側管路13 b
を接続し、この分岐出側管路13 b中に、前記温度検
出器18からの温度検出信号により自動的に流量調整が
行われる自動流量調整パルプ19を設けてなる供給回路
を介する熱交換された空気と常温の空気とをミックスし
た空気を使用する。
第5図および第6図に示すような空気の供給手段は、特
に塗料に有機溶剤を使用した塗装鋼板lの誘導加熱式乾
燥炉2に最も適している0すなわち、有機溶剤を使用し
た塗料塗膜の蒸気の焼却による無公害性と、焼却された
蒸気の高温排ガスとの熱交換による誘導コイルの結露防
止用空気の加温およびまたは連続塗装ライン中における
前処理鋼板のドライヤー用空気の加温という省エネルギ
ー性の二人効果を有するからである。
「発明の効果」 以上述べた如く、本発明によれば、塗装鋼板金訪導加熱
式乾燥炉により乾燥、焼付けするときに、塗膜から発生
する蒸気を空気により完全に遮蔽することかできるので
、誘導コイルへの蒸気の結露ケ防止することができ、従
って蒸気結露の塗装鋼板面への滴下付着による製品品質
低下を来たすことが全くなくなった。
しかも塗料塗膜から発生する蒸気を回収して焼却するこ
とによる無公害性と、焼却さ汎た蒸気の高温排ガスとの
熱交換による誘導コイルの結露防止用空気の加温および
または連続塗装ライン中における前処J14板のドラ−
イヤー用空気の加温という省エネルギー性の効果をも併
せて有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は塗装鋼板用の誘導加熱式乾燥炉における誘導コ
イルの従来例を示す概略斜視図、第2図乃至第4図は本
発明方法の各実施例を示す説明図、第5図、第6図は本
発明における空気の各供給手段の一例を示すブロック図
である。 1・・・塗装鋼板、2・・・誘導加熱式乾燥炉、2a・
・・炉壁、3・・・誘導コイル、5,6・・・通気性多
孔材でなる運1(段板、7・・・回収管路、8・・・吸
気ダンパー、9・・吸気ファン、IO・・・焼却炉、1
2・・・熱交換器、13・・・送風機、13a・・・出
側管路、13b・・・分岐出側管路、14・・・供給管
路、15・・・自動流量調整パルプ、16・・・分岐供
給管路、17・・・逆止弁、18・・・温度検出器、1
9・・・自動流量調整パルプ 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘導加熱式乾燥炉における誘導コイルの外周を、
    所要の間隙を存して、少なくとも塗装鋼板との対向部面
    が通気性多孔材でなる遮蔽板にて囲繞し、前記誘導コイ
    ルによつて加熱されている塗装鋼板の塗膜から発生する
    蒸気を、誘導加熱式乾燥炉から焼却炉へ回収して焼却し
    、この焼却された蒸気の高温排ガスを熱交換器を介して
    清浄な空気と熱交換し、この熱交換された空気を、前記
    遮蔽板と誘導コイルとの間隙中に圧送することを特徴と
    する連続塗装ラインにおける誘導加熱式乾燥炉の結露防
    止方法。
  2. (2)誘導加熱式乾燥炉における誘導コイルの外周を、
    所要の間隙を存して、少なくとも一部が通気性多孔材で
    なる遮蔽板にて囲繞し、さらにこの遮蔽板の外周を、所
    要の間隙を存して、少なくとも塗装鋼板との対向部面が
    通気性多孔材でなる遮蔽板にて囲繞し、前記誘導コイル
    によつて加熱されている塗装鋼板の塗膜から発生する蒸
    気を、誘導加熱式乾燥炉から焼却炉へ回収して焼却し、
    この焼却された蒸気の高温排ガスを熱交換器を介して清
    浄な空気と熱交換し、この熱交換された空気を、比較的
    低温で、かつ比較的高圧の空気と、比較的高温で、かつ
    比較的低圧の空気とに分流し、前記比較的低温で、かつ
    比較的高圧の空気を、前記誘導コイルと内部の遮蔽板と
    の間隙中に圧送すると共に、前記比較的高温で、かつ比
    較的低圧の空気を、前記内部の遮蔽板と外部の遮蔽板と
    の間隙中に圧送することを特徴とする連続塗装ラインに
    おける誘導加熱式乾燥炉の結露防止方法。
JP16699884A 1984-08-08 1984-08-08 連続塗装ラインにおける誘導加熱式乾燥炉の結露防止方法 Pending JPS6145588A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6351076A (ja) * 1986-08-20 1988-03-04 富士電機株式会社 誘導加熱装置のコイル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6351076A (ja) * 1986-08-20 1988-03-04 富士電機株式会社 誘導加熱装置のコイル装置
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