JP5184980B2 - 塗装装置 - Google Patents

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本発明は塗装装置に関し、特にその塗装室と乾燥炉における熱源供給方式を改良して省エネルギーを図った塗装装置に関するものである。
従来、塗装室と乾燥炉を備えた塗装装置においては、外気を空気調和ユニット(以下、AHU( Air Handling Unit)と記す)に通して温度と湿度を所定範囲(例えば、20〜28℃、60±3%程度)に調整した空気を塗装室に供給することで、塗装環境の雰囲気を略一定に保持して塗装工程の安定化を図り、また塗装後のワークを所定の高温(90℃)の乾燥用空気が供給されている乾燥炉内に通すことで所要の速度で安定して乾燥させて高品質の塗膜を得るように構成されている。
図2を参照して詳しく説明すると、ワークは搬送ラック51に保持されて塗装室52に供給される。塗装室52内には塗装ロボット53を配設した塗装ブース54が設けられている。また、塗装室52内には温度と湿度を所定範囲に調整した空気がフィルタボックス55を介して供給されるとともに、塗装ブース54内の雰囲気がその上部で吸引され、排気ファン56にて大気中に排出されている。塗装室52内に供給する空気は、外気を、フィルタ57とファン58と冷却用熱交換器59と加熱用熱交換器60と加湿器61とを備えたAHU62に通すことで、外気を一旦冷却して湿度を除去した後所定温度に加熱し、その後所定湿度に加湿することで得ている。冷却用熱交換器59には、チラーユニット63に付設された冷水タンク64から冷水が循環供給され、加熱用熱交換器60及び加湿器61には工場の蒸気源65から水蒸気が供給されている。
また、塗装室52で塗装されたワークは搬送ラック51に保持されてセッティング炉66を経て乾燥炉67に供給される。乾燥炉67内には所定の高温(90℃)の乾燥用空気が循環供給されている。乾燥用空気は、循環ファン68にて乾燥炉67内から吸引した空気を、工場の蒸気源65から供給される水蒸気を熱源とする加熱用熱交換器69に通して所定温度に加熱してフィルタボックス70を介して乾燥炉67内に供給するように構成されている。
なお、加熱用熱交換器60、69を通った後の水蒸気はドレンとして系外に排出される。また、セッティング炉66には乾燥炉67内の空気が供給され、かつ内部の空気がフィルタユニット71を介して循環ファン72にて循環されている。
なお、鋼板の連続塗装装置において、省エネルギーを図るために、乾燥炉において塗膜から発生するヒュームを焼却炉へ回収して焼却し、焼却炉の高温排ガスを乾燥炉へのフィードバック熱源として利用するようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−82870号公報
ところが、図2に示した塗装装置の構成では、乾燥炉67の乾燥用空気の熱源としてボイラー装置などの蒸気源65で発生させた水蒸気の熱を利用し、水蒸気の熱と乾燥炉67から吸引した乾燥用空気とを加熱用熱交換器69で熱交換して乾燥用空気を所定の高温にして乾燥炉67内に供給するようにしているので、ボイラー装置で水蒸気を発生する際の熱効率が低く、さらに加熱用熱交換器69での熱交換効率も低いので、熱損失が大きいと いう問題があった。
また、塗装室52内に供給する空気を所定の温度に加熱する加熱用熱交換器60においても、その熱源として蒸気源で発生させた水蒸気の熱を利用しているので、同様に熱損失が大きく、したがって塗装装置全体の熱効率が低く、多大な熱エネルギーを消費するという問題があった。
また、特許文献1には、鋼板の連続塗装装置において、乾燥炉におけるヒュームの燃焼エネルギーを乾燥用空気の加熱に利用することは開示されているが、上記問題点を解消する手段を示唆するものでない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、塗装室に供給する空気の加熱及び乾燥炉に供給する乾燥用空気の加熱に対する熱源供給方式を改良することで省エネルギーを図った塗装装置を提供することを目的とする。
本発明の塗装装置は、塗装室と、乾燥炉と、塗装室に温度と湿度を調整した空気を供給する給気装置と、乾燥炉に高温の乾燥用空気を供給する乾燥用空気循環供給装置とを備えた塗装装置において、乾燥用空気循環供給装置は、乾燥炉から吸引した乾燥用空気をバーナーユニットの燃焼ガスにて加熱し、加熱された乾燥用空気を熱交換器に通して温度調整した後乾燥炉内に供給し、給気装置は、外気を冷水と熱交換する冷却用熱交換器に通して冷却した後、乾燥用空気循環供給装置の前記熱交換器に通して加熱し、その後蒸気源から水蒸気が供給される加湿器にて加湿して塗装室内に供給するものである。
この構成によると、乾燥炉に供給する乾燥用空気の加熱に際して、バーナーユニットの燃焼ガスにて直接加熱するので高い熱効率を確保できるとともに、その場合に発生し易い温度のばらつきを冷風が通る熱交換器にて温度調整することで、所要の温度に制御された乾燥用空気を乾燥炉に供給することができ、また塗装室に供給する空気は、その湿度を調整するため一旦冷却した後再度加熱するが、その空気の加熱に際して、上記乾燥用空気と熱交換する熱交換器にて加熱するようにしたことで、乾燥用空気の温度調整時に発生する熱を有効利用して別途に熱源を必要とせず、乾燥用空気及び塗装室に供給する空気を加熱するのに大幅に省エネルギーを図ることができる。なお、塗装室に供給する空気の湿度の調整だけは、蒸気源から供給される水蒸気を利用することになる。
また、塗装室に供給する空気の温度を検出する第1の温度センサを設け、給気装置における供給空気流路に前記熱交換器をバイパスする熱交換バイパス路を設けるとともに、冷水が冷却用熱交換器をバイパスする冷水バイパス路を設け、第1の温度センサによる検出温度に応じて熱交換バイパス路及び/又は冷水バイパス路の流量を制御すると、塗装室に供給する空気の温度に応じて、乾燥用空気と熱交換する熱量及び/又は外気の冷却の程度を微調整することによって精度良く温度調整することができ、また夏季と冬季における外気温度の大幅な変化に対しても確実に対処することができる。
また、乾燥用空気循環供給装置において、乾燥炉から吸引した乾燥用空気の温度を検出する第2の温度センサを設け、第2の温度センサによる検出温度に応じてバーナーユニットへの燃料供給量を制御すると、乾燥炉から吸引した乾燥用空気の温度に応じてバーナーユニットにおける発生熱量を制御することにより乾燥用空気の温度の大幅な調整を応答性良く行うことができる。
また、乾燥用空気循環供給装置において、乾燥炉内に供給する乾燥用空気の温度を検出する第3の温度センサを設けるとともに、乾燥用空気が前記熱交換器をバイパスする熱交 換器バイパス路を設け、第3の温度センサによる検出温度に応じて熱交換器バイパス路の流量を制御すると、乾燥用空気の温度調整をより精度良くかつ応答性良く調整することができる。
また、塗装室内の圧力を検出する差圧センサを設け、差圧センサによる検出圧力に応じて塗装室内に空気を供給する送風ファンと塗装室から空気を排気する排気ファンを制御して塗装室内を大気圧より高圧状態に維持すると、塗装室内に外気(工場内の空気)が侵入せず、塗装室内の雰囲気を所要状態に安定して維持でき、品質の高い塗膜形成を担保する環境を安定して確保することができる。
本発明の塗装装置によれば、乾燥炉に供給する乾燥用空気をバーナーユニットの燃焼ガスにて直接加熱するので高い熱効率を確保できかつ冷風が通る熱交換器にて温度調整するので所要の温度に制御された乾燥用空気を乾燥炉に供給することができ、また塗装室に供給する空気を前記熱交換器にて加熱するので、乾燥用空気及び塗装室に供給する空気の加熱するのに大幅に省エネルギーを図ることができる。
以下、本発明の塗装装置の一実施形態について、図1を参照して説明する。
図1において、1は塗装装置で、ワークを保持した搬送ラック2を搬送ラインに沿って移動させることで、塗装室3、セッティング炉4、乾燥炉5に順次送り込むように構成されている。塗装室3内には塗装ロボット6を配設した塗装ブース7が配設されている。また、塗装室3内に温度と湿度を所定範囲に調整した空気を供給する給気装置8と、塗装ブース7の上部で内部の雰囲気を吸引して大気中に排出する排気ファン9が設けられている。
セッティング炉4は、塗装されたワークが乾燥炉5で急加熱されないように予熱するもので、乾燥炉5内の乾燥用空気を導入するとともに、フィルタボックス4aを介して循環ファン4bにて内部の空気を循環させるように構成されている。乾燥炉5は、ワークを保持した搬送ラック2が内部の搬送ラインに沿って所定の速度で移動する間に乾燥用空気に接触することで塗膜が乾燥されるように構成されている。乾燥炉5は、搬送ラック2の入口側で乾燥炉5内から乾燥用空気を吸引し、90℃に加熱して搬送ラック2の出口側から再度乾燥炉5内に供給する乾燥用空気循環供給装置10が設けられている。
乾燥用空気循環供給装置10は、乾燥炉5から吸引された乾燥用空気と新たに取り込む外気を通すフィルタボックス11と、循環ファン12と、LPG源14から供給されるLPGを燃焼してその燃焼ガスにて乾燥用空気を加熱するバーナーユニット13と、加熱された乾燥用空気と後述の冷風とを熱交換して乾燥用空気を温度調整する熱交換器15とを備えており、乾燥用空気を循環させつつバーナーユニット13の燃焼ガスにて加熱し、加熱された乾燥用空気を熱交換器15にて90℃に温度調整した後乾燥炉5内に供給するように構成されている。
給気装置8は、取り入れた外気を冷却する冷却ユニット16と、冷却された供給空気を上記加熱された乾燥用空気と熱交換して所定温度に加熱する上記熱交換器15と、供給空気に所定の湿度を付与する加湿ユニット17とを備え、所定の温度と湿度に調整された供給空気をフィルタボックス18を介して塗装室3内に送り込むように構成されている。
冷却ユニット16は、取り入れた外気をフィルタ19を介して冷却用熱交換器20に通すように構成されている。冷却用熱交換器20は、チラーユニット21に付設された冷水 タンク22から冷水が循環供給されるように構成され、かつその冷水循環路23に冷却用熱交換器20をバイパスする冷水バイパス路24とその流量を制御する流量制御弁25が設けられている。
冷却ユニット16から出た空気は、供給空気流路26を通り、上記熱交換器15を経て加湿ユニット17に送給されるように構成され、かつこの供給空気流路26に熱交換器15をバイパスする熱交換バイパス路27が設けられている。また、供給空気流路26と熱交換バイパス路27には、それぞれに流れる空気流量を制御する流量制御弁28a、28bが配設されている。
加湿ユニット17には、供給空気中に水蒸気を噴出して加湿する加湿器29と送風ファン30が配設され、加湿器29に、工場に設備されたボイラーなどの蒸気源31から蒸気管32を通して水蒸気を供給するように構成され、蒸気管32に供給する水蒸気量を制御する流量制御弁33が設けられている。
供給空気流路26における塗装室3の手前位置に、供給空気の温度を検出する第1の温度センサ34と湿度を検出する湿度センサ35が配設され、第1の温度センサ34による検出温度に応じて流量制御弁25及び/又は28a、28bの開度を制御して、冷水バイパス路24を通る冷水及び/又は熱交換バイパス路27を通る空気の流量を制御するように構成されている。また、塗装室3内の圧力を検出する差圧センサ36が設けられ、この差圧センサ36による検出圧力に応じて送風ファン30と排気ファン9を作動制御することで、塗装室3内を大気圧より高圧状態に維持するように構成されている。
また、乾燥用空気循環供給装置10において、乾燥炉5から吸引した乾燥用空気の温度を検出する第2の温度センサ37を設け、この第2の温度センサ37による検出温度に応じて流量制御弁38を制御してバーナーユニット13への燃料供給量を制御するように構成されている。また、乾燥炉5内に供給する乾燥用空気の温度を検出する第3の温度センサ39が設けられるとともに、乾燥用空気が熱交換器15をバイパスする熱交換器バイパス路40が設けられ、かつ熱交換器15を通る乾燥用空気の流量と熱交換器バイパス路40を通る乾燥用空気の流量を制御する流量制御弁41a、41bが設けられ、第3の温度センサ39による検出温度に応じて熱交換器15と熱交換器バイパス路40を通る乾燥用空気の流量を制御するように構成されている。
以上の本実施形態の構成によれば、乾燥用空気循環供給装置10において、乾燥炉5に供給する乾燥用空気をバーナーユニット13の燃焼ガスにて直接加熱するようにしているので、高い熱効率を確保できるとともに、その場合に発生し易い温度のばらつきを、塗装室3への給気装置10における冷却用熱交換器20を通った冷風が通る熱交換器15にて温度調整することで、所要の温度(90℃)に制御された乾燥用空気を乾燥炉5に供給することができる。
また、塗装室3に供給する空気は、その湿度を調整するため一旦冷却した後再度加熱するが、その空気の加熱に際して、上記乾燥用空気と熱交換する熱交換器15にて加熱するようにしているので、乾燥用空気の温度調整時に発生する廃熱を有効利用することで別途に熱源を設ける必要がない。かくして、乾燥炉5に循環供給する乾燥用空気及び塗装室3に供給する空気を加熱するのに大幅に省エネルギーを図ることができる。
具体数値例を示すと、塗装室3に供給する空気の加熱及び乾燥炉5に循環供給する乾燥用空気の加熱を、蒸気源から供給される水蒸気と熱交換して行っていた従来の装置では、最大の加熱エネルギーを要する冬季において、269,300kcal/hも必要としていたのに対して、本実施形態では、熱交換器15での排熱利用による加熱負荷が77,0 00kcal/h、加湿負荷が79,000kcal/h(蒸気量127kg/h)、乾燥炉5における乾燥用空気に対する加熱負荷が34,800kcal/h、定常損失が16,300kcal/hで、トータルで207100kcal/hとなり、約30%も省エネルギーを達成することができた。
また、塗装室3に供給する空気の温度を検出する第1の温度センサ34を設け、この第1の温度センサ34による検出温度に応じて流量制御弁28a、28b及び/又は流量制御弁25を制御して熱交換バイパス路27及び/又は冷水バイパス路24の流量を制御するようにしているので、塗装室3に供給する空気の温度に応じて、乾燥用空気と熱交換する熱量及び外気の冷却の程度を微調整することによって、塗装室3に供給する空気の温度を精度良く温度調整することができるとともに、夏季と冬季における外気温度の大幅な変化に対しても確実に対処することができる。
また、乾燥用空気循環供給装置10において、乾燥炉5から吸引した乾燥用空気の温度を検出する第2の温度センサ37による検出温度に応じてバーナーユニット13への燃料供給量を制御するようにしているので、乾燥炉5から吸引した乾燥用空気の温度に応じてバーナーユニット13における発生熱量を制御することにより乾燥用空気の温度の大幅な調整を応答性良く行うことができる。また、乾燥炉5内に供給する乾燥用空気の温度を検出する第3の温度センサ39による検出温度に応じて熱交換器バイパス路40の流量を制御するようにしているので、乾燥用空気の温度調整をより精度良くかつ応答性良く調整することができる。
また、塗装室3内の圧力を検出する差圧センサ36による検出圧力に応じて塗装室3内に空気を供給する送風ファン30と塗装室3から空気を排気する排気ファン9を制御して塗装室3内を大気圧より高圧状態に維持するようにしているので、塗装室3内に外気(工場内の空気)が侵入する恐れがなく、塗装室3内の雰囲気を所要状態に安定して維持でき、品質の高い塗膜形成を担保する環境を安定して確保することができる。
本発明の塗装装置は、乾燥炉に供給する乾燥用空気をバーナーユニットの燃焼ガスにて直接加熱するので高い熱効率を確保できかつ冷風が通る熱交換器にて温度調整するので所要の温度に制御された乾燥用空気を乾燥炉に供給することができ、また塗装室に供給する空気を前記熱交換器にて加熱するので、乾燥用空気及び塗装室に供給する空気を加熱するのに大幅に省エネルギーを図ることができ、塗装装置の省エネルギー化に好適に利用できる。
本発明の塗装装置の一実施形態の全体概略構成図。 従来例の塗装装置の全体概略構成図。
符号の説明
1 塗装装置
3 塗装室
5 乾燥炉
8 給気装置
9 排気ファン
10 乾燥用空気循環供給装置
13 バーナーユニット
15 熱交換器
20 冷却用熱交換器
24 冷水バイパス路
25 流量制御弁
26 供給空気流路
27 熱交換バイパス路
28a、28b 流量制御弁
29 加湿器
30 送風ファン
31 蒸気源
34 第1の温度センサ
36 差圧センサ
37 第2の温度センサ
38 流量制御弁
39 第2の温度センサ
40 熱交換器バイパス路
41a、41b 流量制御弁

Claims (5)

  1. 塗装室と、乾燥炉と、塗装室に温度と湿度を調整した空気を供給する給気装置と、乾燥炉に高温の乾燥用空気を供給する乾燥用空気循環供給装置とを備えた塗装装置において、乾燥用空気循環供給装置は、乾燥炉から吸引した乾燥用空気をバーナーユニットの燃焼ガスにて加熱し、加熱された乾燥用空気を熱交換器に通して温度調整した後乾燥炉内に供給し、給気装置は、外気を冷水と熱交換する冷却用熱交換器に通して冷却した後、乾燥用空気循環供給装置の前記熱交換器に通して加熱し、その後蒸気源から水蒸気が供給される加湿器にて加湿して塗装室内に供給することを特徴とする塗装装置。
  2. 塗装室に供給する空気の温度を検出する第1の温度センサを設け、給気装置における供給空気流路に前記熱交換器をバイパスする熱交換バイパス路を設けるとともに、冷水が冷却用熱交換器をバイパスする冷水バイパス路を設け、第1の温度センサによる検出温度に応じて熱交換バイパス路及び/又は冷却用熱交換器バイパス路の流量を制御することを特徴とする請求項1記載の塗装装置。
  3. 乾燥用空気循環供給装置において、乾燥炉から吸引した乾燥用空気の温度を検出する第2の温度センサを設け、第2の温度センサによる検出温度に応じてバーナーユニットへの燃料供給量を制御することを特徴とする請求項1記載の塗装装置。
  4. 乾燥用空気循環供給装置において、乾燥炉内に供給する乾燥用空気の温度を検出する第3の温度センサを設けるとともに、乾燥用空気が前記熱交換器をバイパスする熱交換器バイパス路を設け、第3の温度センサによる検出温度に応じて熱交換器バイパス路の流量を制御することを特徴とする請求項1又は3記載の塗装装置。
  5. 塗装室内の圧力を検出する差圧センサを設け、差圧センサによる検出圧力に応じて塗装室内に空気を供給する送風ファンと塗装室から空気を排気する排気ファンを制御して塗装室内を大気圧より高圧状態に維持することを特徴とする請求項1記載の塗装装置。
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