JPS6144852Y2 - - Google Patents

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JPS6144852Y2
JPS6144852Y2 JP13083381U JP13083381U JPS6144852Y2 JP S6144852 Y2 JPS6144852 Y2 JP S6144852Y2 JP 13083381 U JP13083381 U JP 13083381U JP 13083381 U JP13083381 U JP 13083381U JP S6144852 Y2 JPS6144852 Y2 JP S6144852Y2
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JP
Japan
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drive shaft
wheel
ratchet wheel
type wheel
type
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JP13083381U
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JPS5836140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は印字装置における改良された活字輪駆
動停止機構に関し、特に、活字輪と爪車とを別体
となし、印字位置設定用ストツパが作動しない場
合には駆動軸と活字輪とが係止したまま一体駆動
し、又爪車にストツパが係合した場合には、爪車
に対し活字輪が回転変位して前記駆動軸と活字輪
との係止を解除することを可能とする活字輪の駆
動停止機構に関する。
従来、印字装置における活字輪駆動停止機構と
して第5A図及び第5B図に示すような活字輪と
爪車とが一体となつた機構のものが案出されてい
る。この機構は活字輪が駆動軸と印字位置設定用
ストツパにより駆動停止せしめられる構成となつ
ている。即ち、駆動軸31が矢印Fの方向に回転
するとバネ部材から成る尾部37の一端部に設け
られた爪片38と駆動軸31に設けられた凹溝3
2とによりデテントを構成し、このデテントのフ
リクシヨンにより駆動軸31の回転が活字輪33
に伝達され活字輪33は駆動軸と一体になつて回
転する(第5A図参照)。そして、この活字輪3
3が回転して目的の回転位置まで回転したとき印
字位置設定用ストツパ49が信号により矢印P方
向に作動して活字輪33に設けられた爪車45に
係合し活字輪33の回転を阻止する。そして駆動
軸31は溝32と爪片38とから成るデテントの
フリクシヨンに抗して回転しながら、遂には第5
B図に示すように爪片38を駆動軸31の外周面
上に押し上げデテントを外して回転する。このと
きは活字輪は停止しているため回転し続けている
駆動軸31との結合は爪片38が駆動軸の滑らか
な外周面上を摺動する際のフリクシヨンのみとな
る。従つて、従来の活字輪の駆動停止機構は構造
が簡単である反面回転力の伝達にデテントを利用
しているため作動が不安定になる欠点があり、回
転する活字輪にストツパ以外の回転を妨げる力、
例えば第5A図に示すようにインクローラ50を
活字輪の周囲に押圧してインクを活字の表面に移
し印字する方式の印字装置の場合において、この
インクローラによる活字輪の回転を妨げる力が加
えられた場合において、その力がデテントのフリ
クシヨン以上に強い場合にはデテントが外れ所定
の回転位置が得られないという重大な欠点を有し
ている。
本考案は叙上の従来技術の欠点を克服するため
になされたものであり、活字輪にストツパ以外の
回転を妨げる力が加えられた場合においても駆動
軸の回転を強制的かつ確実に活字輪に伝達するこ
とのでき、しかも所定の位置での活字輪停止を円
滑に行うことのできる活字輪駆動停止機構を提供
することにある。
本考案は、軸方向外周面に切欠き溝が形成さ
れ、活字輪を軸支し駆動するための駆動軸と、外
周上に活字片を配設するとともに、駆動軸挿通口
の隣接部に形成したくり抜き部にバネ部材から成
る第1の尾部を設け、かつ該尾部の一端に前記駆
動軸の切欠き溝と係止する爪片を備えた活字輪
と、印字位置設定用ストツパと係合して前記活字
輪の印字位置を設定する爪車とから成り、前記活
字輪の駆動軸方向の端面には、前記爪車に形成し
た挿通口に挿通して該爪車を支承する支承体と、
該爪車に形成したくりぬき部の一端部と当接して
該爪車を回転方向に押圧するバネ部材からなる第
2の尾部を、前記第1の尾部の駆動軸方向の端面
には、前記爪車に形成した係合受け部に押圧係合
する係合部片をそれぞれ駆動軸方向に突出して形
成し、もつて爪車は活字輪に対し回転変位可能に
装着され、前記係合受け部は前記第1の尾部の爪
片が駆動軸の切欠き溝に係止する状態に係合部片
を受けうる位置から、駆動軸の回転方向で且つ第
1の尾部の爪片が駆動軸の切欠き溝からはずれて
駆動軸と活字輪との係止を解除する状態に係合部
片を支持する位置まで伸びる一辺を有する略三角
形の第2のくりぬき部であり、前記ストツパが作
動して爪車の回転が阻止され前記活字輪が爪車に
対して回転変位することで前記爪片による駆動軸
と活字輪との係止を解除し、該解除後活字輪は前
記回転変位による第2の尾部の反発力により前記
回転方向と逆方向に回転復帰するようにした活字
輪駆動停止機構、である。以下、本考案を添付図
面を参照しながらその良好な一実施例とともに説
明することとする。
第1図は本考案に係る活字輪駆動停止機構の組
立図、第2図は本考案に係る活字輪駆動停止機構
の活字輪と爪車とを分離した状態を示す斜視図、
第3図は本考案に係る活字輪駆動停止機構の作動
状態を示す断面略図である。それらの図におい
て、符号1は活字輪を軸支し駆動するための駆動
軸を示し、軸方向外周面に一筋の切欠き溝2を有
している。3はその外周に活字片4を配設した活
字輪であり、駆動軸挿通用の挿通口5の隣接部に
第1のくり抜き部6を形成するとともに、該くり
抜き部にバネ部材から成る第1の尾部7を同心円
方向に延設し、更に前記第1の尾部7の先端には
前記駆動軸1の切欠き溝2と係止する爪片8を備
えている。又前記活字輪3の駆動軸方向の端面3
aには前記爪車を支承するための支承体10を環
状凸部として形成するとともに、前記第1のくり
抜き部6に前記爪片8を前記挿通口5内に突出さ
せ得る開口部11を形成し、そして前記第1の尾
部7の駆動軸方向の端面7aに後述の形状をした
爪車15を押圧係合するための係合部片12が形
成されている。本実施例においては、この係合部
片12には駆動軸方向に突出した係合用突起とな
つている。更に又、活字輪3における前記第1の
くり抜き部の位置と前記挿通口5をはさんだ略対
称の位置に第3のくり抜き部13を爪車15の後
述の第4のくり抜き部17に対応して形成し、こ
の第3のくり抜き部13には前記第1の尾部7と
同様バネ部材から成る第2の尾部14が、駆動軸
方向に突出して形成されている。そしてこの第2
の尾部14の先端部14aが前記第4のくり抜き
部17の一端部と当接し爪車をM方向に押圧する
(第3A図参照)。
符号15は、印字位置設定用ストツパ19と係
合し活字輪3の印字位置を設定する爪車であり、
活字輪と別体となつており活字輪に装着しうるよ
うに形成されている。即ち、この爪車15には活
字輪3の前記係合部片12及び第2の尾部14と
にそれぞれ対応して第2のくり抜き部を形成して
なる係合受部16及び第4のくり抜き部17がそ
れぞれ形成されている。このような爪車15を活
字輪3に装着するには、爪車15の挿通口18を
前記活字輪の前記支承体10に挿入するととも
に、前記係合受部16と前記係合部片とを押圧係
合させ、かつ前記第2の尾部14を前記第4のく
り抜き部内に保持すればよい。従つて、このよう
な状態において前記爪車15に前記ストツパ19
を係合した場合、前記活字輪3は爪車15に対し
回転変位する状態におかれる。
又、前記ストツパ19は爪車15に対応して配
置され信号により作動する。
本考案は以上の如く構成され、各構成要素の動
作は次の如くなされる。即ち、駆動軸1が第3A
図に示す矢印F方向に回転すると、この駆動軸1
に設けられた切欠き溝2に落ち込んでいる爪片8
とこの溝2の切れ込み部2aとが係止し、活字輪
3は駆動軸1と一緒にF方向に回転する。この状
態において第2の尾部14の先端部14aは、爪
車15の第4のくりぬき部の端面に当接して安定
した状態で押圧しており、また係合部片12は、
爪車15の略三角形の第2のくり抜き部を形成し
て成る係合受け部16中において第4A図に示す
状態で係合しており、これにより爪車は活字輪と
一体に回転する。尚、この際、従来の機構に用い
られているデテントの様にデテントを外す様な力
は本考案の切欠き溝2には鋭角な切れ込み部2a
が設けられていることにより動かない。
一方、活字輪3が所定の位置まで回転したとき
ストツパ19が信号により矢印P方向に作動して
爪車15に係合し、該爪車はその位置で回転を阻
止される。この時駆動軸は切欠き溝2によつて更
に爪片8を押して回転するので、係合部片たる突
起12は、停止させられている爪車15に設けら
れた係合受部16の斜辺部16aに沿つて係合受
部の縁端部16bと係合するまで移動し、このた
め爪片8は押し上げられて駆動軸の溝2から外れ
る(第3A図、第3B図参照)。即ち、爪車15
に対し活字輪3がS方向に若干回転変位して爪片
8と溝2との係止が解除される。この状態におい
て係合受部16中における係合部片12の位置は
第4B図に示す状態になる。またこの間、第2の
尾部14の先端部14aは上記変位により停止し
た爪車15の第4のくりぬき部の端面に押しつけ
られて反発力を有し、爪片8が溝2から外れると
きに最大の反発力を有することになる。
爪片8が溝2から外れると上述した第2の尾部
の反発力により活字輪は前記回転変位分を逆S方
向に回転させ活字輪と爪車との位置を適正に復帰
せしめる。すなわち、係合部片12が係合受部の
斜辺部16aに沿つて押上げられ、溝2から爪片
8が外れるまで活字輪は爪車より余分に回ること
になる、したがつてこの余分な変位分を第2の尾
部の反発力によつて補正し、活字輪を適正な位置
に復帰させるのである。この状態において、係合
受部16中における係合部片12の位置は第4C
図に示す状態になる。
その後、爪片8は駆動軸1の滑らかな外周上を
摺動するだけで活字輪は駆動軸の回転力を受ける
ことがなく(第3B図参照)爪車とともに回転駆
動を停止する。
本考案の活字輪駆動停止機構は以上の如く構成
されかつ動作するものであり、ストツパが作動し
て爪車に係合しない限り駆動軸の回転が強制的か
つ確実に活字輪に伝達され、インクローラを用い
る場合にも活字輪の駆動停止を円滑かつ確実にな
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る活字輪駆動停止機構の組
立図、第2図は本考案に係る活字輪駆動停止機構
の活字輪と爪車とを分離した状態を示す斜視図、
第3A図及び第3B図は本考案に係る活字輪駆動
停止機構の作動状態を示す断面略図、第4A図,
第4B図及び第4C図は係合受部における係合部
片の動きを示す図、第5A図及び第5B図は従来
の活字輪駆動停止機構の作動状態を示す断面略図
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸方向外周面に切欠き溝が形成され、活字輪を
    軸支し駆動するための駆動軸と、 外周上に活字片を配設するとともに、駆動軸挿
    通口の隣接部に形成したくり抜き部にバネ部材か
    ら成る第1の尾部を設け、かつ該尾部の一端に前
    記駆動軸の切欠き溝と係止する爪片を備えた活字
    輪と、 印字位置設定用ストツパと係合して前記活字輪
    の印字位置を設定する爪車とから成り、 前記活字輪の駆動軸方向の端面には、前記爪車
    に形成した挿通口に挿通して該爪車を支承する支
    承体と、該爪車に形成したくりぬき部の一端部と
    当接して該爪車を回転方向に押圧するバネ部材か
    らなる第2の尾部を、前記第1の尾部の駆動軸方
    向の端面には、前記爪車に形成した係合受け部に
    押圧係合する係合部片をそれぞれ駆動軸方向に突
    出して形成し、もつて爪車は活字輪に対し回転変
    位可能に装着され、前記係合受け部は前記第1の
    尾部の爪片が駆動軸の切欠き溝に係止する状態に
    係合部片を受けうる位置から、駆動軸の回転方向
    で且つ第1の尾部の爪片が駆動軸の切欠き溝から
    はずれて駆動軸と活字輪との係止を解除する状態
    に係合部片を支持する位置まで伸びる一辺を有す
    る略三角形の第2のくりぬき部であり、前記スト
    ツパが作動して爪車の回転が阻止され前記活字輪
    が爪車に対して回転変位することで前記爪片によ
    る駆動軸と活字輪との係止を解除し、該解除後活
    字輪は前記回転変位による第2の尾部の反発力に
    より前記回転方向と逆方向に回転復帰するように
    した活字輪駆動停止機構。
JP13083381U 1981-09-02 1981-09-02 活字輪駆動停止機構 Granted JPS5836140U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13083381U JPS5836140U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 活字輪駆動停止機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13083381U JPS5836140U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 活字輪駆動停止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5836140U JPS5836140U (ja) 1983-03-09
JPS6144852Y2 true JPS6144852Y2 (ja) 1986-12-17

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ID=29924440

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JP13083381U Granted JPS5836140U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 活字輪駆動停止機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4616415A (en) * 1985-04-30 1986-10-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Electrical connector apparatus, and methods and apparatus for assembling same
JPH0718140Y2 (ja) * 1986-04-30 1995-04-26 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチュアリング カンパニー 3点接触型接触子対

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JPS5836140U (ja) 1983-03-09

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