JPS625797B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、印刷装置のインク付与機構に関す
る。

従来の、ウイリアム・Ａ・ジエンキンス
（William A. Jenkins）およびポール・Ｈ・ハミ
ツシユ・ジユニア（Paul H. Hamisch. Jr.）の
1947年３月19日付け米国特許第3798106号には、
インク付与機構本体（inker body）と、イン
ク・ローラと、インク付与機構本体およびイン
ク・ローラを印刷装置に取り付けるための手段、
特にカバーとを有するインク付与機構が開示され
ている。このインク付与機構本体は、インク・ロ
ーラを印字ヘツドと協働する位置に押すようにカ
バーに作用する、一体成形された曲つたばねフイ
ンガを有する。インク・ローラ上のフランジが印
字ヘツド上の支持面と協働する。製造中における
加工のばらつきによつてインク付与機構本体のば
ねフインガに不完全なものが生じることがあり、
これはばねフインガの破損につながる。上述した
特許に開示されている形式の装置は、落とすなど
の相当乱暴な使用にも耐えるように頑丈に作られ
ている。それにもかかわらず、落としたときに、
インク付与機構本体をカバーに取り付けている突
起がそれぞれのソケツトからはずれて、そのため
に使用者は、装置を再使用する前に、インク・ロ
ーラをインク付与機構本体に再びぱちんと止めな
ければならなくなる。

従つて本発明の目的はインク付与中の落下にあ
つてもインクローラが外れないようなインク付与
機構を提供するにある。

かかる目的を達成するため、本発明に従えば、
印刷装置の印字ヘツドと協働するインク付与機構
において、インクローラと、このインクローラを
回転可能に取付けるインク付与機構本体と、該本
体を第１の位置と第２の位置との間で移動しうる
ように取付ける手段と、インク付与機構本体を印
刷装置に着脱自在に連結する弾性手段と、この弾
性手段を偏らせ、インク付与機構本体を該本体が
前記第１位置にあるとき印刷装置に連結させたり
該装置から外したりするのを可能にし、インク付
与機構本体が前記第２位置にあるときには該本体
が印刷装置から外れるのを阻止する干渉手段と、
インク付与機構本体が印刷装置に連結されている
とき該本体を第２位置内でしか動けないように規
制する手段とから成ることを特徴としている。従
つて、インク付与動作中にインクローラが外れる
事故を防止することができる。

本発明の別の特徴によれば、本発明のインク付
与機構は、インクローラと、一対のアームを有
し、前記インクローラを回転自在に取付けるイン
ク付与機構本体と、この本体を移動自在に取付け
る手段とを備え、該取付け手段が、一対の隔置し
た取付け部材と、前記アームを前記取付け部材に
着脱可能に取付ける手段と、前記取付け手段に連
結されて少なくとも一部が前記取付け部材からず
れた突起とを備え、該突起は、前記インク付与機
構本体が第１の位置にあるとき一方のアームを前
記取付け部材に連結したりその連結を外したりす
るのを可能にし、前記インクローラが印字ヘツド
と協働する第２のインク付与位置にあるとき前記
アームの連結が外れるのを阻止している。

次に本発明の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。

第１図について説明すると、全体を番号２０で
示すラベル印刷および貼付装置が示されている。
この装置は、本発明に係る第２図〜第１４図に全
体的に、あるいは部分的に示されている、全体を
番号２１で示すインク付与機構を除けば、米国特
許第3798106号の明細書の第１図および第３図〜
第２７図に図示され説明されている装置と実質的
に同じである。その構造上の詳細については米国
特許第3798106号を参照していただくことにし
て、ここでは参考程度に説明する。

装置２０はハウジング部分２３および２３′か
ら成るハウジング２２を有する。ハウジング２２
には、支持材Ｓのウエブ上に支持されたラベルＬ
に対して印刷作業をする位置とそれからはずれた
位置との間を往復運動するように印字ヘツド２４
が取付けられている。アクチユエータ２６はピボ
ツト２７′上に揺動可能に取付けられたレバー２
７から成る。レバー２７は一対の歯車部分２８
（その一方だけが図示されている）を有する。ハ
ウジングには、一対の歯車２９（その一方だけが
図示されている）がそれぞれ歯車部分２８とかみ
合うように取付けられている。印字ヘツド２４に
は一対の歯車部分３０（その一方だけが図示され
ている）がそれぞれの歯車２９とかみ合うように
設けられている。レバー２７を第１図で反時計方
向に揺動させると、歯車部分２８が歯車２９を時
計方向に回転させ、印字ヘツド２４がラベルＬお
よびプラテン２５に対して印刷作業をする位置に
駆動される。レバー２７を解放すると、復帰ばね
３１がレバー２７を時計方向に駆動し、それによ
つて歯車２９を反時計方向に回転させ、印字ヘツ
ド２４を第１図および第２図に示す最初の位置に
戻す。支持材ウエブとかみ合つてこれを駆動する
ための、半径方向に間隔をあけて並べられた複数
個の歯３３を有する送り車３２が歯車２９と同軸
状に取付けられている。印字ヘツド２４がその初
期位置に復帰する間に、一方の歯車２４が爪−ラ
チエツト機構（図示されていない）によつて送り
車３２を駆動して、このために、印刷されたばか
りのラベルがラベル貼付け位置にある貼付器３４
まで進み、そして印刷されていないラベルが印字
ヘツド２４とプラテン２５との間の印刷位置まで
進む。

ハウジング部分２３は開口２３″を有する。イ
ンク付与機構を取付けるための、カバーあるいは
ドア３６の形をした、全体を番号３５で示す手段
が開口２３″に取付けられている。カバー３６
は、ハウジング２３のリツプまたはランド３８お
よび３９上に載る全体として平坦な部分３７を有
する。カバー３６は、カバー３６の一端をハウジ
ング２３にキー止めするためにランド３８にまた
がることのできるフランジまたはリツプ４０およ
び４０′を有する。平坦な部分３７は、一体に射
出成形されたラツチ４３の環状部分４２を受け入
れる切欠きまたはスロツト４１を有する。ラツチ
４３は、ノブ４４と、環状部分４２およびノブ４
４を結合する太い環状部分４５と、平坦部４７を
除いて全体として環状の輪郭を有する部分４６と
を有する。カバー３６をハウジング部分２３に掛
けるときにはラツチ４３を第４図に示す位置に置
く。カバー３６によつて支持されたインク付与機
構２１が開口３４から挿入され、フランジ４０お
よび４０′がフランジ３８のまわりに受けられ、
カバー３６の縁３６′がハウジング部分２３のフ
ランジ３９に当てられる。ノブ４４を第１図およ
び第２図に示す位置まで回転させると、ラツチ４
３の環状部分４６がフランジ３９と重なる位置に
来て、フランジ３９が縁３６′と環状部分４６と
の間にはさまれる。

カバー３６は一対の、一体に形成された突起あ
るいは腕４８および４９を支持している。突起４
８および４９は互いに軸線が一致する環状の穴ま
たはソケツト５０および５１を有する。インク付
与機構２１は、全体を番号５２で示すインク・ロ
ーラと全体を番号５３で示すインク付与機構本体
とを有する。インク付与機構５３は、互いに平行
な形で図示されている一対の可撓性弾性体の取付
け腕あるいは取付け部材５４および５５を有す
る。またインク付与機構本体５３は、インク付与
機構本体５３の一方の端部にインク・ローラ取付
け部分５６および５７を有する。ばねあるいはば
ねフインガ５８は、ばねフインガ５８がインク付
与機構本体に結合されている方の端部６０ともう
一方の端部６１との間に彎曲部５９を有する。第
３図、第７図、第９図、第１０図および第１１図
では、ばねフインガ５８は番号５９で示す所定の
曲率を有する形に成形されたままの状態で示され
ている。このばねフインガ５８は第２図、第４
図、第５図および第６図に示す位置では変形され
て、カバー３６にばね力をおよぼす。図面に示す
ように、腕５４と５５はばねフインガ５８から外
側に隔てられていて、間隙６２および６３を形成
している。腕５４および５５によつてそれぞれ支
持された突起６４および６５は互いに外向きに伸
びている。突起６４および６５はソケツト５０お
よび５１の中に受けられる。ソケツト５０および
５１と突起６４および６５は、インク付与機構本
体５３がカバー３６に対して揺動可能に取り付け
られるように、環状になつている。突起６４は突
起６５より長い。

カバー３６は一対の阻止部材あるいは突起６６
および６６′も有する。突起４８および４９は断
面が全体として矩形であり、互いに平行に伸びて
おり、そしてカバー３６と一体に成形されてい
る。部材６６および６６′も全体として矩形で互
いに平行に伸びており、そして部材４８および４
９に対しては平行であるが、ずれた位置にあり、
そしてカバー３６と一体に成形されている。イン
ク付与機構本体５３とこれに取り付けられたイン
ク・ローラ５２をカバー３６上に組み込む際に
は、第７図に示すように最初に突起６４を対応す
るソケツト５０の中に挿入する。その次に突起６
５がソケツト５１との間に間隙を作るように腕５
５を内側に向けて、すなわちばねフインガ５８お
よび腕５４の方に向けてたわませる。突起６５を
ソケツト５１と一致させるために、突起６５の端
部すなわち自由端を突起４９の面６７に沿つて滑
らせる。突起６５の軸心がソケツト５１の軸心と
一致すると、突起６５がソケツト５１の中にぱち
んと入つて、これでインク付与機構本体５３がカ
バー３６に揺動可能に取り付けられたことにな
る。阻止部材６６および６６′はインク付与機構
本体５３を第７図に示す状態になるようにカバー
３６上に組み込んだ場合は何らの阻止作用も生じ
ない。しかしインク付与機構本体がたとえば第２
図に実線および鎖線で示す位置に揺動すると、ば
ねフインガ５８がカバー３６に接触して、第４
図、第５図および第６図に最も良く示すように、
腕５４が突起４８と６６の間り入り、腕５５は突
起４９と６６′の間に入る。この状態では、突起
６６と６６′はそれぞれ間隔６２と６３の中にあ
る。第４図、第５図および第６図に示す状態で
は、たとえば装置を落としたときにも、腕５４の
端部分５４′は突起６４がソケツト５０から抜け
るほど撓むことはできず、また腕５５の端部分５
５′も突起６５がソケツト５１から抜けるほど撓
むことはできない。したがつて突起６４と６５は
それぞれのソケツト５０および５１の中に完全に
はまつた状態になる。たとえ装置２０を落として
も、インク付与機構２１はカバー３６に確実に接
続されたままの状態を保つ。インク付与機構２１
が第２図に実線で示す位置にあるとき、インク・
ローラ５２は一方の極端位置にある印刷字ヘツド
２４に接触し、そして突起６４および６５がそれ
ぞれのソケツト５０および５１から抜けることの
ないように阻止部材６６および６６′が阻止作用
をしている。鎖線PLによつて示す位置にあると
きは、突起６６および６６′が効力をもたない位
置までインク付与機構２１が揺動するのをハウジ
ング部分２３が防止している。このようにしてイ
ンク付与機構２１は阻止部材６６およびび６６′
が効力をもつ範囲だけで動作するように拘束され
ている。突起６４は突起６５に比べて比較的長い
ので、１個の阻止部材すなわち阻止部材６６′だ
けを設置するようにしても比較的安全であろう。
しかし念を入れるために２個の阻止部材６６およ
び６６′を設けることが好ましい。

第３図および第８図を参照すると、インク・ロ
ーラ５２は全体を番号６７および６８で示す一対
のボス部分から成るボス５２′を有する。ボス部
分６７は、ローラ取付け部分６９と、環状フラン
ジ７０と、突起またはスタツド７１とを有する。
ボス部分６８は、ローラ取付け部分７２と、環状
フランジ７３と、突起７１を受ける穴７４とを有
する。外面７６と軸方向貫通孔７７とを有する、
全体として管状のローラ７５がフランジ７０と７
３の間でボス５２′のローラ取付け部分６９と７
０のまわりに受けられる。ローラ７５は、多孔性
の弾性インキ吸収材でできている。フランジ７０
および７３は、印字ヘツド２４の両側部にある隔
てられた支持面２４ｂに接触する。

全体を番号７８および７９で示す一対の取付け
部材は、それぞれ取付け部材本体８０および８１
と、対になつた向かい合うフランジ８２および８
３と、スタブ端または軸８４および８５と、弾性
部材またはフインガ８６および８７とを有する。
ボス部分６７および６８は、それぞれスタブ端８
４および８５を受けるための、軸線が一致した穴
８８および８９を有する。穴８８および８９と、
ローラ取付け部分６９および７２と、突起７１
と、穴７４と、フランジ７０および７３の軸線は
一致している。

取付け部分５６および５７には溝９０および９
１の形をした案内手段が設けられている。溝９０
および９１は、下側をえぐられていることが好ま
しい。すなわち、溝９０および９１はそれぞれフ
ランジ９２および９３を有する。フランジ８２お
よび８３はそれぞれ溝９０および９１の中に係合
して、その中にキー止めされる。インク・ローラ
５２をインク付与機構本体５３上に組込む際に
は、取付け部材７８および７９のスタブ端８４お
よび８５を、組み立てられたインク・ローラ５２
の穴８８および８９の中に挿入する。次に取付け
部材７８および７９の方向を溝９０および９１に
一致させ、取付け部材７８および７９を溝９０お
よび９１に沿つて案内あるいは摺動させる。これ
は、弾性部材８６および８７の自由端８６′およ
び８７′が外向きにぱちんととび出て、第８図に
最も良く示す位置にあるそれぞれの肩あるいは当
り面９４および９５によつて受け止められるまで
続ける。このように取付け部分５６および５７
は、スナツプ・ソケツトＳおよびS1を有するも
のと考えられる。部材７８および７９は摺動体あ
るいは案内される部材と考えられる。本体８０お
よび８１の端部８０′および８１′も本体５３のそ
れぞれの肩５３′および５３″に当たる。肩５３′
および５３″は本体８０および８１に対する一方
向の停止面となり、端部８６′および８７′は本体
８０および８１に対する逆の方向の停止面とな
る。弾性部材８６と肩５３′および９４は一つの
ロツク装置を構成し、弾性部材８７と肩５３″お
よび９５も一つのロツク装置を構成しているもの
と考えられる。このような位置にあるとき、イン
ク・ローラ５２はインク付与機構本体５３に確実
に取り付けられたことになり、軸８４および８５
はインク・ローラ５２と軸線が一致する。取付け
部分５６および５７のそれぞれの覆い部分９６お
よび９７は、それぞれの弾性部材８６および８７
が、たとえば第８図に示す施錠された位置から偶
然にはずれるのを防止する。しかし、インク・ロ
ーラ５２をインク付与機構本体５３から取りはず
せるような形にしたいときは、覆い９６および９
７を省略して、たとえば工具あるいは指の爪を用
いてそれぞれの弾性部材８６および８７を、それ
ぞれの肩９４および９５から離れるように撓ませ
得る形にすることも可能である。そうすると取付
け部材７８および７９を溝９０および９１から滑
らせてはずすことができ、使用済みのインク・ロ
ーラ５２を充分にインクを含んだ新しいインク・
ローラ５２と交換できる。

各部材７８および７９に対して１個ずつのロツ
ク装置を設けることが好ましいが、もし希望する
ならば、部材７８または７９の一方だけにロツク
装置を設けてもよい。

取付け部分５６および５７と、腕５４および５
５と、突起６４および６５と、ばね５８とを含め
たインク付与機構本体５３は一体に射出成形され
たプラスチツクで構成されており、したがつてコ
ストが非常に低いので、インク・ローラ５２を交
換する際にインク付与機構の他の部分も一緒に交
換するのが望ましいということもしばしばある。
このようにすることによつて、使用者はインク・
ローラ５２を交換するたびに新しいばねがフイン
ガ５８を確実に得ることになる。ボス部分６７お
よび６８も、取付け部材７８および７９も、突起
４８，４９，６６および６６′を含むカバー３６
も、それぞれ一体に射出成形されたプラスチツク
で構成されている。

本発明のその他の実施例および変形例は当業者
には自明であり、本発明の精神に属するすべての
実施例は特許請求の範囲に含まれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のインク付与機構を有するラ
ベル印刷および貼付け装置の側面図である。第２
図は、インク付与機構、カバー、印字ヘツドおよ
びプラテンの、装置の残りの部品に対する関係を
示す装置断面図である。第３図は、インク付与機
構の分解斜視図である。第４図は、第２図の鎖線
位置にあるときのインク付与機構およびカバーの
裏側を示す図である。第５図は、第４図に示すイ
ンク付与機構およびカバーの側面図である。第６
図は、第５図に示すインク付与機構およびカバー
の右側面図である。第７図は第４図と同様な図で
あるが、インク付与機構がカバーに対して別の位
置にある状態を示す。第８図は、インク・ローラ
と、インク付与機構本体と、インク・ローラをイ
ンク付与機構本体に回転可能に取り付けるための
取付け部材との断面図である。第９図は、インク
付与機構本体の一方の側面図である。第１０図
は、インク付与機構本体の他方の側面図である。
第１１図は、インク付与機構本体とインク・ロー
ラの組み立てられた状態における平面図である。
第１２図は、取付け部材の一つの拡大側面図であ
る。第１３図は、第１２図の線１３−１３に沿つ
た断面図である。第１４図は、第１２図および第
１３図に示す取付け部材の上面図である。 ２０……ラベル印刷および貼付装置、２１……
インク付与機構、２４……印字ヘツド、３６……
カバー、５０および５１……ソケツト、５２……
インク・ローラ、５３……インク付与機構本体、
５４および５５……取付け腕、５６および５７…
…インク・ローラ取付け部分、５８……ばねフイ
ンガ、６４および６５……突起、６６および６
６′……阻止部材、６７および６８……ボス部
分、６９および７２……ローラ取付け部分。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 印刷装置の印字ヘツドと協働するインク付与
   機構において、インクローラと、このインクロー
   ラを回転可能に取付けるインク付与機構本体と、
   該本体を第１の位置と第２の位置との間で移動し
   うるように取付ける手段と、インク付与機構本体
   を印刷装置に着脱自在に連結する弾性手段と、こ
   の弾性手段を偏らせ、インク付与機構本体を該本
   体が前記第１位置にあるとき印刷装置に連結させ
   たり該装置から外したりするのを可能にし、イン
   ク付与機構本体が前記第２位置にあるときには該
   本体が印刷装置から外れるのを阻止する阻止手段
   と、インク付与機構本体が印刷装置に連結されて
   いるとき該本体を第２位置内でしか動けないよう
   に規制する手段とから成ることを特徴とするイン
   ク付与機構。 ２ 印刷装置の印字ヘツドと協働するインク付与
   機構において、インクローラと、一対の腕を有し
   且つ前記インクローラを回転自在に取付けるイン
   ク付与機構本体と、この本体を移動自在に取付け
   る手段とを備え、該取付け手段が、一対の隔置し
   た取付け部材と、前記腕を前記取付け部材に着脱
   可能に取付ける手段と、前記取付け手段に連結さ
   れて少なくとも一部が前記取付け部材からずれた
   突起とを備え、該突起は、前記インク付与機構本
   体が第１の位置にあるとき一方の腕を前記取付け
   部材に連結したりその連結を外したりするのを可
   能にし、前記インクローラが印字ヘツドと協働す
   る第２のインク付与位置にあるとき前記腕の連結
   が外れるのを阻止していることを特徴とするイン
   ク付与機構。 ３ インク付与機構にはばねが連結され、前記突
   起は該ばねと１つの取付け部材との間に設けられ
   ている特許請求の範囲第２項記載の機構。 ４ 前記取付け手段はもう１つの突起を有し、こ
   の突起は前記取付け部材からずれており、インク
   付与機構本体が前記第１位置にあるとき他方の腕
   を取付け部材に連結したりその連結を外したりす
   るのを可能にし、前記第２位置においては該他方
   の腕の連結が外れるのを阻止している特許請求の
   範囲第２項記載の機構。