JPS582611Y2 - タイプライタ−のプラテン装置 - Google Patents

タイプライタ−のプラテン装置

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JPS582611Y2
JPS582611Y2 JP13904779U JP13904779U JPS582611Y2 JP S582611 Y2 JPS582611 Y2 JP S582611Y2 JP 13904779 U JP13904779 U JP 13904779U JP 13904779 U JP13904779 U JP 13904779U JP S582611 Y2 JPS582611 Y2 JP S582611Y2
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JP
Japan
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ratchet wheel
knob
platen
pressing piece
engaging recess
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Expired
Application number
JP13904779U
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English (en)
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JPS5655646U (ja
Inventor
渡辺光雄
Original Assignee
和光精機工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイプライタ−のプラテン装置に関し、その目
的とするところは、製作、組立が容易でコストが安いプ
ラテン装置の提供にある。
以下、図示実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
図中1はノブで、合成樹脂例えばポリアセタールにて成
形さへその軸方向の片面にはラチェットホイール係合凹
部2、他面にはブツシュボタン係合凹部3を夫々ノブ1
の軸心を中心にして断面円形に形成すると共に、ノブ1
を軸方向に貫通して、上記両凹部2,3を連絡する複数
の挿通孔4を、ノブ1の軸心を中心とする円周上にその
円周に沿って円弧状に穿設する。
ラチェットホイール係合凹部2は開口側に拡開し、その
局面にはセレーション5を形成スる。
挿通孔4は図示例では3個設けられており、相互に等し
い間隔を有している。
またノブ1はインサート成形により金属製のプラテンシ
ャフト5を一体に備えており、このシマフト6はラチェ
ットホイール係合凹部2の中心を通ッテノプ1外側に延
び、先端をプラテン1に連結固定すると共に中途部をプ
ラテン枠8に設けた軸受部9に係合してプラテン7をプ
ラテン枠8に回転自在に架設せしめる。
またプラテンシャフト6は中途部ニバリャプルラチェッ
トホイール10及び座金11をラチェットホイール10
をノブ1側にして夫々摺動及び回転自在に装備し、Eリ
ング12によりこれらの抜は落ちを防止する。
バリヤプルラチェットホイール10は合成樹豚例えばポ
リアセタールにより断面略円形に形成され、その局面に
は一方の側縁に寄せて焼結金属製のラチェットギヤー1
3をインサート成形により一体に備えると共に残りの部
分をノブ1のラチェットホイール係合凹部2に対応し得
るようにラチェットギヤー13から離れるに従ってその
径を漸減するテーパー面となし、該テーパー面にはセレ
ーション14を形成する。
またバリアプルラチェットホイール10はその大径側の
側面にホイール10の軸心を中心とする断面円形の凹所
15を設けると共にホイール軸心部にこれを軸方向に貫
通するシャフト挿通孔16を開穿する。
尚、上記凹所15は中途部に段部17が設けられ、これ
より開口側が大径に形成されている。
而して、このバリアプルラチェットホイール10は小径
側の側面をノブ1側に向けてシャフト挿通孔16にプラ
テンシャフト6を挿通せしめ、そのラチェットギヤー1
3をタイプライタ一本体の駆動装置のギヤー18と噛合
わせると共にこれをスプリング19によりノブ1側に弾
圧してテーパー面部をノブ1のラチェットホイール係合
凹部2に嵌め込み、セレーション5.14相互を係合せ
しめる。
従ってノブ1はバリアプルラチェットホイール10を介
して駆動装置と連絡することになる。
上記スプリング19はバリアプルラチェットホイール1
0の凹所15内底面と座金11との間に弾装される。
座金11はバリアプルラチェットホイール10の凹所1
5の大径部より若干小径の環状円板よりなる。
20はブツシュボタンで、合成樹脂、例えばABSにて
断面形状がノブ1のブツシュボタン係合凹部3の径より
若干小径の円形を呈するように形成され、その−側面に
は3本の押圧片21が一体成形されて延びている。
押圧片21は断面円弧状に形成され、その先端部には外
側面より若干外方へ突出する膨出突部22を有する。
この膨出突部22を有する先端部は押圧片21で最も厚
肉に形成されているが、それでもノブ1の挿通孔4の幅
よりは若干薄く形成されている。
また押圧片21は各外側面を結んで形成される円の径が
ノブ1の挿通孔4の各外側縁な結んで形成される円の径
とほぼ同径になるようにブツシュボタン20の軸心を中
心とする円周上に相互に等間隔を有して配置されている
従って、各膨出突部22の先端を結んで形成さ′れる円
の径は挿通孔4の各外側縁を結んで形成される円の径よ
り若干大径になる。
而して、ブツシュボタン20は押圧片21をノブ1の挿
通孔4に挿通してブツシュボタン係合凹部3に係合せし
める。
また押圧片21は挿通孔4に挿通せしめるとき、若干内
方に押圧し合成樹脂の弾性を利用して、膨出突部22先
端を結ぶ円の径を、挿通孔4外側縁を結ぶ円の径と同径
或いは僅か小径になる程度に絞るようにする。
尚、上記抑圧片21はバリアプルラチェットホイール1
0がノブ1のラチェットホイール係合凹部2に完全に係
合している状態において、その先端部を上記ホイール1
0に当接または近接せしめたとき、ブツシュボタン20
がブツシュボタン係合凹部3より若干突出し、ホイール
10とラチェットホイール係合凹部2との係合が完全に
外ずれた状態において、その先端をホイール10に当接
せしめたときブツシュボタン20がブッシュボタン係合
凹部3底面と若干の間隙を残し得る程度の長さに形成さ
れる。
而して、ブツシュボタン20を押せば押圧片21がバリ
アプルラチェットホイール10を押して、これをラチェ
ットホイール係合凹部2より押し出してラチェットホイ
ール10及び係合凹部2相互のセレーション5,14の
係合を外ずすと共にラチェットギヤー13をタイプライ
タ一本体の駆動装置のギヤー18から外ずす、従って、
ノブ1及びこれにプラテンシャフト6を介して連結され
たプラテンIはタイプライタ一本体の駆動装置18と切
り離され、ノブ10回転操回転上りプラテン7はフリー
回転する。
またブツシュボタン20を離してこれへの押圧力を解除
すればスプリング19の弾発復元力によりバリアプルラ
チェットホイール10はプラテンシャフト6に沿って摺
動して元の位置に戻り、ラチェットホイール係合凹部2
に嵌まってセレーション5,14が係合すると共にラチ
ェットギ−1’ −13がタイプライタ一本体の駆動装
置のギヤー18と係合し、プラテン7は再び駆動装置1
Bに連絡する。
本考案は以上のように構成L、合成樹脂製のノブとこれ
に固着される金属製のプラテンシャフト及び合成樹脂製
のホイールとその局面に設けられる焼結金属製ラチェッ
トを夫々インサート成形により一体成形したので、製造
が容易で組立もその工程が少なく簡単に出来、コストも
安くなる。
また、ノブに設けたセレーションとバリアプルラチェッ
トホイールに設けたセレーション相互の係合を外ずし、
プラテンをタイプライタ一本体の駆動装置から切り離す
ためにバリアプルラチェットホイールを押圧する押圧片
をブツシュボタンに一体成形したので、押圧片を特別に
別部材で形成してこれをブツシュボタンに連結固着する
等の製作上、組立上の手間がなく、部品点数も少なくて
fi−”s上記効果を一層大ならしめることが出来る。
更ニ、ブツシュボタンは押圧片を内方に若干押圧した状
態でノブの挿通孔に挿通せしめて挿し込むだけでノブに
簡単に取りつげることが出来、しかも挿通孔の幅を押圧
片先端に設けた膨出突部部分における抑圧片の厚さより
若干広く、かつその外側縁を結んで形成される円の径を
押圧片の外側面を結んで形成される円の径と略同径に形
成したので、一旦取りつげた後は、簡単に外ずれること
はなI−)
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案タイプライタ−のプラテン装置の縦断面
図で連結状態を示し、第2図は同縦断面図で切り離し状
態を示す、第3図は第1図のX−X線断面図である。 1・・・・・・ノブ、2・・・・・・ラチェットホイー
ル係合凹部、4・・・・・・挿通子L5・・・・・・セ
レーション、6・・・・・・プラテンシャフト、1・・
・・・・プラテン、10・・・・・・バリアプルラチェ
ットホイール、13・・・・・・ラチェットギ−r−1
4・・・・・・セレーション、18・・・・・・タイプ
ライタ一本体の駆動装置のギヤー 19・・・・・・ス
プリング、20・・・・・・ブツシュボタン、21・・
・・・・押圧片、22・・・・・・膨出突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸方向の片面にラチェットホイール係合凹部を凹設する
    と共に軸心部にプラテンに連結する金属製のプラテンシ
    ャフトをインサート成形により一体に備えたノブと、軸
    方向−半部外周面を上記ノブのラチェットホイール係合
    凹部に対応する形状に形成すると共に他生部外局面に焼
    結金属製ラチェットギヤーをインサート成形により一体
    に備え上記プラテンシャツ)K摺動及び回転自在に取付
    けられ〔スプリングによりノブ側に賦勢さへ前記ラチェ
    ットホイール係合凹部に対応する形状に形成した部分が
    ラチェットホイール係合凹部に嵌合して相互の嵌合面に
    設けたセレーションの保合によりノブに連結すると共に
    ラチェットギヤーがタイプライタ一本体の駆動装置のギ
    ヤーに噛合っテ該駆動装置に連結するバリアプルラチェ
    ットホイールと、ノブを挾んで上記ラチェットホイール
    とは反対側に配備され、その中心を中心点とする同一円
    周上にノブを進退自在に貫通して上記スプリングの賦勢
    力向とは反対方向よりラチェットホイールに近接対向す
    る複数の押圧片を一体成形したブツシュボタンとよりな
    り、上記抑圧片の先端にはその外側面より若干外方へ突
    出する膨出突部を設け、この押圧片を挿通せしめるべく
    ノブに穿設される挿通孔はその幅を膨出突部部分におけ
    る押圧片の最大厚さより若干広く、かつその外側縁を結
    んで形成される円の径を押圧片の外側面を結んで形成さ
    れる円の径と略同径に形成してなるタイプライタ−のプ
    ラテン装置。
JP13904779U 1979-10-06 1979-10-06 タイプライタ−のプラテン装置 Expired JPS582611Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13904779U JPS582611Y2 (ja) 1979-10-06 1979-10-06 タイプライタ−のプラテン装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13904779U JPS582611Y2 (ja) 1979-10-06 1979-10-06 タイプライタ−のプラテン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5655646U JPS5655646U (ja) 1981-05-14
JPS582611Y2 true JPS582611Y2 (ja) 1983-01-17

Family

ID=29370398

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JP13904779U Expired JPS582611Y2 (ja) 1979-10-06 1979-10-06 タイプライタ−のプラテン装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838448U (ja) * 1981-09-08 1983-03-12 株式会社エヌイ−ア−ル タイプライタ−のプラテンバリアブルラチエツトホイ−ルギア
JPS5864463U (ja) * 1981-10-24 1983-04-30 株式会社エヌイ−ア−ル タイプライタ−のプラテンバリアブル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5655646U (ja) 1981-05-14

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