JPS6144058B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144058B2 JPS6144058B2 JP10748080A JP10748080A JPS6144058B2 JP S6144058 B2 JPS6144058 B2 JP S6144058B2 JP 10748080 A JP10748080 A JP 10748080A JP 10748080 A JP10748080 A JP 10748080A JP S6144058 B2 JPS6144058 B2 JP S6144058B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass cloth
- laminate
- modulus
- young
- weft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は産業機器用、電子部品用、電気機器用
の新規な合成樹脂積層板に関するもので、その目
的とするところは寸法安定性に秀れた合成樹脂積
層板を得ることにある。 従来、産業機器用、電子部品用、電気機器用の
合成樹脂積層板に用いられるガラス布は、ガラス
布を織布する際に発生する高数値の応力・歪のヤ
ング率をそのまま内在しているため積層板となつ
た後の寸法安定性が悪いという問題があつた。 本発明は上記欠点を改良するもので、ガラス布
の応力・歪のヤング率が100Kg/mm2以下で且つ縦糸
と横糸のヤング率の差が20Kg/mm2以下のガラス布
に積層板用樹脂を含浸、乾燥したプリプレグを加
熱積層成形して寸法安定性のよい合成樹脂積層板
を得るものである。 次に本発明を詳しく説明する。本発明に用いる
積層板用樹脂はエポキシ樹脂、フエノール樹脂、
ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹
脂、ポリブタジエン樹脂等の熱硬化性樹脂全般で
ある。ガラス布としては、ガラス布が織布される
際の織布時の伸長力、サイジング剤除去時の伸長
力、表面処理剤塗布時の伸長力等によつて通常の
ガラス布には、ガラス布の応力・歪のヤング率
(以下単にヤング率と呼称する)が縦糸で150〜
180Kg/mm2、横糸で110〜130Kg/mm2もあるのでこれ
らガラス布をアニール処理やサイジング剤除去時
及び表面処理剤塗布時の伸長力を調整すること等
によつて縦糸及び横糸共にヤング率を100Kg/mm2以
下にし且つ縦糸と横糸のヤング率の差を20Kg/mm2
以下にするものである。即ち縦糸及び横糸のヤン
グ率が100Kg/mm2をこえると積層板となつた後の寸
法安定性が大きくなるためである。又縦糸と横糸
の差が20Kg/mm2をこえると積層板となつた後の縦
方向と横方向の寸法安定性の差が大きくなり反り
を発生する恐れがあるためである。ガラス布の織
り方すなわち縦、横の打込数やモノフイラメント
径等は通常ガラス布に用いられるものでよい。上
記ガラス布基材に積層板用樹脂を含浸、乾燥した
プリプレグを所要枚数重ねた積層体を加熱加圧成
形して寸法安定性に秀れた積層板を得るものであ
る。又上記積層体の片面或は両面に接着剤つき銅
箔を載置してから成形することによつて銅張合成
樹脂積層板を得ることができるものである。 次に本発明を実施例にもとずいて説明する。 実施例 1 モノフイラメント径が5ミクロンで縦打込数50
本/25mm、横打込数45本/25mmのガラス布のサイ
ジング剤除去工程及び表面処理剤塗布工程を無伸
長状態でおこない、縦糸ヤング率95Kg/mm2、横糸
ヤング率80Kg/mm2のガラス布を得た。別にエポキ
シ樹脂(シエル化学株式会社製、品名エピコート
DX−220)100重量部(以下単に部と記す)、硬化
剤(シエル化学株式会社製、品名エピキユアー
DX−120)32部の混合物にメチルオキシトールを
添加した樹脂含有量50重量%(以下単に%と記
す)のエポキシ樹脂ワニスを作成し、上記ガラス
布に該エポキシ樹脂ワニスを含浸、乾燥して樹脂
含有量45%のプリプレグを得、該プリプレグ8枚
を積層し金型用金属板に挾んで成形圧力50Kg/
cm2、160℃で60分間積層成形して厚さ1mmの積層
板を得た。 実施例 2 ビスマレイミド樹脂(ローヌプーラン社製、品
名ケルイミド601)60部、Nメチルピロリドン40
部の混合物ワニスを実施例1と同じガラス布に含
浸、乾燥、実施例1と同様に処理して厚さ1mmの
積層板を得た。 比較例 1 モノフイラメント径が5ミクロンで、縦打込数
50本/25mm、横打込数45本/25mmのガラス布のサ
イジング剤除去工程及び表面処理剤塗布工程を通
常の伸長状態でおこない、縦糸ヤング率190Kg/
mm2、横糸ヤング率120Kg/mm2のガラス布を得、該ガ
ラス布に実施例1と同じエポキシ樹脂を含浸、乾
燥し、実施例1と同様に処理して厚さ1mmの積層
板を得た。 比較例 2 比較例1と同じガラス布に実施例2と同じ混合
物ワニスを含浸、乾燥し、実施例1と同様に処理
して厚さ1mmの積層板を得た。 実施例1及び2と比較例1及び2の積層板の寸
法安定性は第1表で明らかなように、本発明の積
層板の性能は本発明以外の積層板より寸法安定性
がよく本発明の秀れていることを確認した。 【表】
の新規な合成樹脂積層板に関するもので、その目
的とするところは寸法安定性に秀れた合成樹脂積
層板を得ることにある。 従来、産業機器用、電子部品用、電気機器用の
合成樹脂積層板に用いられるガラス布は、ガラス
布を織布する際に発生する高数値の応力・歪のヤ
ング率をそのまま内在しているため積層板となつ
た後の寸法安定性が悪いという問題があつた。 本発明は上記欠点を改良するもので、ガラス布
の応力・歪のヤング率が100Kg/mm2以下で且つ縦糸
と横糸のヤング率の差が20Kg/mm2以下のガラス布
に積層板用樹脂を含浸、乾燥したプリプレグを加
熱積層成形して寸法安定性のよい合成樹脂積層板
を得るものである。 次に本発明を詳しく説明する。本発明に用いる
積層板用樹脂はエポキシ樹脂、フエノール樹脂、
ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹
脂、ポリブタジエン樹脂等の熱硬化性樹脂全般で
ある。ガラス布としては、ガラス布が織布される
際の織布時の伸長力、サイジング剤除去時の伸長
力、表面処理剤塗布時の伸長力等によつて通常の
ガラス布には、ガラス布の応力・歪のヤング率
(以下単にヤング率と呼称する)が縦糸で150〜
180Kg/mm2、横糸で110〜130Kg/mm2もあるのでこれ
らガラス布をアニール処理やサイジング剤除去時
及び表面処理剤塗布時の伸長力を調整すること等
によつて縦糸及び横糸共にヤング率を100Kg/mm2以
下にし且つ縦糸と横糸のヤング率の差を20Kg/mm2
以下にするものである。即ち縦糸及び横糸のヤン
グ率が100Kg/mm2をこえると積層板となつた後の寸
法安定性が大きくなるためである。又縦糸と横糸
の差が20Kg/mm2をこえると積層板となつた後の縦
方向と横方向の寸法安定性の差が大きくなり反り
を発生する恐れがあるためである。ガラス布の織
り方すなわち縦、横の打込数やモノフイラメント
径等は通常ガラス布に用いられるものでよい。上
記ガラス布基材に積層板用樹脂を含浸、乾燥した
プリプレグを所要枚数重ねた積層体を加熱加圧成
形して寸法安定性に秀れた積層板を得るものであ
る。又上記積層体の片面或は両面に接着剤つき銅
箔を載置してから成形することによつて銅張合成
樹脂積層板を得ることができるものである。 次に本発明を実施例にもとずいて説明する。 実施例 1 モノフイラメント径が5ミクロンで縦打込数50
本/25mm、横打込数45本/25mmのガラス布のサイ
ジング剤除去工程及び表面処理剤塗布工程を無伸
長状態でおこない、縦糸ヤング率95Kg/mm2、横糸
ヤング率80Kg/mm2のガラス布を得た。別にエポキ
シ樹脂(シエル化学株式会社製、品名エピコート
DX−220)100重量部(以下単に部と記す)、硬化
剤(シエル化学株式会社製、品名エピキユアー
DX−120)32部の混合物にメチルオキシトールを
添加した樹脂含有量50重量%(以下単に%と記
す)のエポキシ樹脂ワニスを作成し、上記ガラス
布に該エポキシ樹脂ワニスを含浸、乾燥して樹脂
含有量45%のプリプレグを得、該プリプレグ8枚
を積層し金型用金属板に挾んで成形圧力50Kg/
cm2、160℃で60分間積層成形して厚さ1mmの積層
板を得た。 実施例 2 ビスマレイミド樹脂(ローヌプーラン社製、品
名ケルイミド601)60部、Nメチルピロリドン40
部の混合物ワニスを実施例1と同じガラス布に含
浸、乾燥、実施例1と同様に処理して厚さ1mmの
積層板を得た。 比較例 1 モノフイラメント径が5ミクロンで、縦打込数
50本/25mm、横打込数45本/25mmのガラス布のサ
イジング剤除去工程及び表面処理剤塗布工程を通
常の伸長状態でおこない、縦糸ヤング率190Kg/
mm2、横糸ヤング率120Kg/mm2のガラス布を得、該ガ
ラス布に実施例1と同じエポキシ樹脂を含浸、乾
燥し、実施例1と同様に処理して厚さ1mmの積層
板を得た。 比較例 2 比較例1と同じガラス布に実施例2と同じ混合
物ワニスを含浸、乾燥し、実施例1と同様に処理
して厚さ1mmの積層板を得た。 実施例1及び2と比較例1及び2の積層板の寸
法安定性は第1表で明らかなように、本発明の積
層板の性能は本発明以外の積層板より寸法安定性
がよく本発明の秀れていることを確認した。 【表】
Claims (1)
- 1 ガラス布基材に積層板用樹脂を含浸、乾燥し
たプリプレグを加熱積層成形してなる積層板に於
て、ガラス布が織布される際に内在されるガラス
布の応力・歪のヤング率が100Kg/mm2以下で且つ縦
糸と横糸のヤング率の差が20Kg/mm2以下のガラス
布を用いたことを特徴とする合成樹脂積層板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10748080A JPS5732950A (en) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | Synthetic resin laminated board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10748080A JPS5732950A (en) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | Synthetic resin laminated board |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732950A JPS5732950A (en) | 1982-02-22 |
JPS6144058B2 true JPS6144058B2 (ja) | 1986-10-01 |
Family
ID=14460279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10748080A Granted JPS5732950A (en) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | Synthetic resin laminated board |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5732950A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63137018A (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ガラスラン |
US4913976A (en) * | 1988-01-25 | 1990-04-03 | Gencorp Inc. | Cohesive bonding process for forming a laminate of a wear resistant thermoplastic and a weather resistant rubber |
JPH0724259Y2 (ja) * | 1990-01-12 | 1995-06-05 | 西川ゴム工業株式会社 | ウェザーストリップ |
US6660360B2 (en) | 2000-01-04 | 2003-12-09 | Cooper Technology Services, Llc | Laminate of a substrate and an extruded high density polyethylene |
-
1980
- 1980-08-05 JP JP10748080A patent/JPS5732950A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5732950A (en) | 1982-02-22 |
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