JP2591378B2 - コンポジット積層板の製造法 - Google Patents

コンポジット積層板の製造法

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hot
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山下  幸宏
勝彦 西村
雅之 野田
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エポキシ樹脂を含浸す
る基材として中間層にガラス不織布、表面層にガラス織
布を使用し、熱盤間で加熱加圧積層成形するコンポジッ
ト積層板の製造法に関し、殊に、成形直後の積層板の取
扱に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント回路の絶縁基板として、
コンポジット積層板が多用されている。コンポジット積
層板は、エポキシ樹脂を含浸する基材の全てにガラス織
布を使用した積層板(FR−4)より安価で、打抜き加
工性、ドリル加工性がよい。しかし、寸法安定性は劣
る。寸法安定性を改良する方法としては、熱盤間で加熱
加圧積層成形後、脱圧してそのまま冷却する方法、熱盤
間より取り出した積層板を再度加熱処理するアフターキ
ュア等種々検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、脱圧冷却では
寸法安定性に対して十分な効果がない。アフターキュア
の方法は効果があるが、設備、工数がかかり、また、積
層板の表面に一体に貼付けている銅箔焼け等の問題点が
多い。本発明が解決しようとする課題は、アフターキュ
アを省略しても、アフターキュアをした場合と同程度に
寸法安定性が良好であるコンポジット積層板製造するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る方法では、成形したコンポジット積層
板を熱盤間より取り出し解体する温度を、エポキシ樹脂
のガラス転移温度(Tg点)とTg点より10℃低い温
度の間の温度とする。また、第2の発明は、前記解体
後、積層板を100℃以下まで1枚1枚平らな状態で冷
却することを特徴とする。
【0005】
【作用】積層板は、冷却時に収縮しようとするが、熱盤
間で冷却してその収縮が妨げられると後工程での寸法安
定性が悪くなる。成形した積層板を(Tg点−10℃)
以上の温度で熱盤間から取り出し解体することにより、
積層板冷却時の収縮を妨げる力が小さくなり積層板の寸
法安定性を確保することができる。(Tg点−10℃)
より低い温度で取り出したのでは、既に積層板の収縮が
熱盤間で妨げられた状態にあり、寸法安定性に効果がな
い。しかし、Tg点より高い温度で取り出すと、ハンド
リング時の変形が大きくなるのでTg点以下の温度とす
べきである。熱盤間から取り出した積層板を100℃以
下まで1枚1枚平らな状態で冷却すれば、積み上げて冷
却する場合より積層板の収縮を妨げる力がさらに小さく
なり、一層寸法安定性がよくなる。尚、このように高温
で取り出し解体を行なうので、次の成形を行なうときに
高温の熱盤間に成形材料の投入をできることになり、成
形サイクルが短くなる。
【0006】
【実施例】
(実施例1)表面層となるガラス織布基材および中間層
となるガラス不織布基材に含浸するエポキシ樹脂ワニス
の配合組成を、 臭素化エポキシ樹脂 100部 (東都化成製 YDB−500) ジシアンジアミド 4部 2エチル4メチルイミダゾール 0.15部 メチルセロソルブ 36部 アセトン 60部 とし、ガラス不織布基材に含浸するワニスは、さらに水
酸化アルミニウム100部を添加したものとした。上記
ワニスをガラス織布(旭シェーベル製 7628)に樹
脂含有量が43重量%となるように含浸乾燥し、ガラス
織布プリプレグを得た。また、水酸化アルミニウムを添
加した上記ワニスをガラス不織布(日本バイリーン製
Ep−4073)に水酸化アルミニウムを含む樹脂含有
量が90重量%となるように含浸乾燥して、ガラス不織
布プリプレグを得た。上記ガラス不織布プリプレグを中
間層とし、上記ガラス織布プリプレグを両表面層とし、
さらに最表面に35μm厚さの銅箔を配置した構成物
を、熱盤間1段当り14組重ねて投入し、両側にクッシ
ョン紙を10枚を介在させて、圧力60Kg/cm2、温度1
70℃で加熱加圧成形した。成形終了後、130℃(T
g点)まで冷却して熱盤間より取り出し解体した。10
0℃まで1枚1枚平らな状態で冷却後平らな状態で積み
上げて放置した。尚、次の成形は、既に熱盤が130℃
に加熱された状態にあり、この熱盤間に成形材料を投入
して上記と同様の成形を開始した。
【0007】(実施例2)実施例1と同様に成形終了
後、120℃まで冷却して熱盤間より取り出し解体し
た。80℃まで1枚1枚平らな状態で冷却後平らな状態
で積み上げて放置した。尚、次の成形は、既に熱盤が1
20℃に加熱された状態にあり、この熱盤間に成形材料
を投入して上記と同様の成形を開始した。
【0008】(実施例3)実施例1と同様に成形終了
後、125℃まで冷却して熱盤間より取り出し解体し
た。80℃まで1枚1枚平らな状態で冷却後平らな状態
で積み上げて放置した。尚、次の成形は、既に熱盤が1
25℃に加熱された状態にあり、この熱盤間に成形材料
を投入して上記と同様の成形を開始した。
【0009】(実施例4)実施例1と同様に成形終了
後、130℃まで冷却して熱盤間より取り出し解体し
た。120℃まで1枚1枚平らな状態で冷却後平らな状
態で積み上げて放置した。尚、次の成形は、既に熱盤が
130℃に加熱された状態にあり、この熱盤間に成形材
料を投入して上記と同様の成形を開始した。
【0010】(比較例1)実施例1と同様に成形終了
後、135℃まで冷却して熱盤間より取り出し解体し
た。100℃まで1枚1枚平らな状態で冷却後平らな状
態で積み上げて放置した。
【0011】(比較例2)実施例1と同様に成形終了
後、115℃まで冷却して熱盤間より取り出し解体し
た。80℃まで1枚1枚平らな状態で冷却後平らな状態
で積み上げて放置した。
【0012】(従来例1)実施例1と同様に成形終了
後、50℃まで冷却して熱盤間より取り出し解体した。
その後平らな状態で積み上げて放置した。尚、次の成形
は、熱盤温度が室温と同等の状態にあり、この熱盤間に
成形材料を投入して上記と同様の成形を開始した。
【0013】(従来例2)従来例1における積層板を1
50℃で30分間アフターキュアした。
【0014】上記実施例、比較例、従来例で得たコンポ
ジット積層板の寸法変化率率およびそりの状況を表1に
示す。また、成形時間の比較を表2に示す。上記各例の
成形は、いずれも150℃以上での加熱時間が60分と
なるように設定されている。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】表1から明らかなように、本発明に係る
方法によれば、工数を増やすことなくアフターキュアを
行なった場合と同程度かそれ以上に寸法安定性をよくす
ることができる。また、成形した積層板を高温で熱盤間
から取り出し解体する。熱盤が熱い状態にあるときに次
の成形材料を投入して成形を開始できるので、成形サイ
クルを短くすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/38 B32B 27/38 // B29K 105:06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ樹脂を含浸したガラス不織布基材
    を中間層とし、エポキシ樹脂を含浸したガラス織布基材
    を表面層として、熱盤間で加熱加圧積層成形するに当
    り、成形した積層板を熱盤間より取り出し解体する温度
    を、エポキシ樹脂のガラス転移温度とガラス転移温度よ
    り10℃低い温度の間の温度とすることを特徴とするコ
    ンポジット積層板の製造法。
  2. 【請求項2】解体後、積層板を100℃以下まで1枚1
    枚平らな状態で冷却することを特徴とする請求項1記載
    のコンポジット積層板の製造法。
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