JPH0724259Y2 - ウェザーストリップ - Google Patents
ウェザーストリップInfo
- Publication number
- JPH0724259Y2 JPH0724259Y2 JP1990001878U JP187890U JPH0724259Y2 JP H0724259 Y2 JPH0724259 Y2 JP H0724259Y2 JP 1990001878 U JP1990001878 U JP 1990001878U JP 187890 U JP187890 U JP 187890U JP H0724259 Y2 JPH0724259 Y2 JP H0724259Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- polyethylene film
- rubber
- solid rubber
- thin piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ドアフレームの外周に取付けられるところの
取付基部に、車室側のスポンジゴム製中空シール部と車
外側のスポンジゴム製リップ部とをほぼV字形に突設し
て構成してなるウェザーストリップの光沢・艶・色の改
良に関するものである。
取付基部に、車室側のスポンジゴム製中空シール部と車
外側のスポンジゴム製リップ部とをほぼV字形に突設し
て構成してなるウェザーストリップの光沢・艶・色の改
良に関するものである。
〈従来の技術〉 元々ウェザーストリップのルーフ部分等の車外から見え
る部分がスポンジゴムのままであると艶がよくないと言
う欠点があって、ドアフレームの外周に取付けられると
ころの取付基部に、車室側のスポンジゴム製中空シール
部と車外側のスポンジゴム製リップ部とをほぼV字形に
突設して構成したウェザーストリップのリップ部の上部
外側面にソリッドゴム製薄片を接着することにより改善
しているが、この処理によっても、なお、艶が不足する
ものは、さらに艶出し剤を塗布している。なお、ソリッ
ドゴム製薄片はウェザーストリップの押出成形時に同時
に被覆している。
る部分がスポンジゴムのままであると艶がよくないと言
う欠点があって、ドアフレームの外周に取付けられると
ころの取付基部に、車室側のスポンジゴム製中空シール
部と車外側のスポンジゴム製リップ部とをほぼV字形に
突設して構成したウェザーストリップのリップ部の上部
外側面にソリッドゴム製薄片を接着することにより改善
しているが、この処理によっても、なお、艶が不足する
ものは、さらに艶出し剤を塗布している。なお、ソリッ
ドゴム製薄片はウェザーストリップの押出成形時に同時
に被覆している。
〈考案が解決しようとする課題〉 以上のように従来のウェザーストリップの車外から見え
る部分であるリップ部外面の艶がなお不足すると言う問
題点があることから、ウェザーストリップの光沢・艶・
色の改良が求められている。
る部分であるリップ部外面の艶がなお不足すると言う問
題点があることから、ウェザーストリップの光沢・艶・
色の改良が求められている。
本考案は、上記課題を解決したウェザーストリップを提
供することを目的としている。
供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 図面を参考に説明する。上記目的を達成するために、本
考案に係るウェザーストリップ2は、ドアフレーム1の
外周に取付けられるところの取付基部2aに、車室側Pの
スポンジゴム製中空シール部2bと車外側Qのスポンジゴ
ム製リップ部2cとをほぼV字形に突設して構成してなる
なるものであって、特に前記リップ部2cの上部外側面に
ソリッドゴム製薄片3を被覆し、該ソリッドゴム製薄片
3の外面にポリエチレンフィルム4を接着してなるもの
である。
考案に係るウェザーストリップ2は、ドアフレーム1の
外周に取付けられるところの取付基部2aに、車室側Pの
スポンジゴム製中空シール部2bと車外側Qのスポンジゴ
ム製リップ部2cとをほぼV字形に突設して構成してなる
なるものであって、特に前記リップ部2cの上部外側面に
ソリッドゴム製薄片3を被覆し、該ソリッドゴム製薄片
3の外面にポリエチレンフィルム4を接着してなるもの
である。
〈作用〉 上記のように構成されたウェザーストリップ2のリップ
部2cは、透明のポリエチレンフィルム4を用いた場合、
ソリッドゴム製薄片3の色がそのまま透過し、また着色
されたポリエチレンフィルム4を用いた場合、ソリッド
ゴム製薄片3の色の如何に拘らず、好みの色にすること
が出来る等カラー化が容易になり、その上ポリエチレン
フィルム4によって光沢・艶が付与されて外観が一段と
向上する。
部2cは、透明のポリエチレンフィルム4を用いた場合、
ソリッドゴム製薄片3の色がそのまま透過し、また着色
されたポリエチレンフィルム4を用いた場合、ソリッド
ゴム製薄片3の色の如何に拘らず、好みの色にすること
が出来る等カラー化が容易になり、その上ポリエチレン
フィルム4によって光沢・艶が付与されて外観が一段と
向上する。
〈実施例〉 実施例について図面を参考に説明すると、1はドアフレ
ーム、2はウェザーストリップ、2aはドアフレーム1に
取付けられる基部、2b及び2cは取付基部2aにほぼV字形
に突設させたそれぞれ車室側Pのスポンジゴム製中空シ
ール部と車外側Qのスポンジゴム製リップ部、3はリッ
プ部2cの上部外面に被覆したソリッドゴム製薄片、4は
ソリッドゴム製薄片の外面に張付けたポリエチレンフィ
ルムで、ウェザーストリップ押出成形時に同時に被覆及
び貼付ける。
ーム、2はウェザーストリップ、2aはドアフレーム1に
取付けられる基部、2b及び2cは取付基部2aにほぼV字形
に突設させたそれぞれ車室側Pのスポンジゴム製中空シ
ール部と車外側Qのスポンジゴム製リップ部、3はリッ
プ部2cの上部外面に被覆したソリッドゴム製薄片、4は
ソリッドゴム製薄片の外面に張付けたポリエチレンフィ
ルムで、ウェザーストリップ押出成形時に同時に被覆及
び貼付ける。
さらに、詳細に説明すると、ソリッドゴム製薄片3の材
質はポリエチレンフィルムと相溶性があり、接着性にす
ぐれたEPDMが最も好ましい。ポリエチレンフィルム4の
密度は0.92〜0.97、分子量は数万〜20万、厚みは10〜50
μのものが好ましい。押出成形時、リップ部2cのスポン
ジ部分とポリエチレンフィルム4と成形収縮差により、
カールが発生し易いように思われるが、成形加硫温度が
180〜230℃と高いためポリエチレンフィルムが軟化し、
カールの発生が防止される。なお、加硫時の変形防止の
ため、架橋ポリエチレンフィルム(ゲル分率60〜80%)
を使用すると、さらに良質の製品が得られる。
質はポリエチレンフィルムと相溶性があり、接着性にす
ぐれたEPDMが最も好ましい。ポリエチレンフィルム4の
密度は0.92〜0.97、分子量は数万〜20万、厚みは10〜50
μのものが好ましい。押出成形時、リップ部2cのスポン
ジ部分とポリエチレンフィルム4と成形収縮差により、
カールが発生し易いように思われるが、成形加硫温度が
180〜230℃と高いためポリエチレンフィルムが軟化し、
カールの発生が防止される。なお、加硫時の変形防止の
ため、架橋ポリエチレンフィルム(ゲル分率60〜80%)
を使用すると、さらに良質の製品が得られる。
ポリエチレンフィルム4は透明のものと着色された不透
明のものとどちらを使用してもよい。すなわち、透明の
ポリエチレンフィルムを用いた場合、ソリッドゴム製薄
片3の色がそのまま透過し、また着色されたポリエチレ
ンフィルムを用いた場合、ソリッドゴム製薄片の色の如
何に拘らず、好みの色にすることが出来る等カラー化が
容易である。
明のものとどちらを使用してもよい。すなわち、透明の
ポリエチレンフィルムを用いた場合、ソリッドゴム製薄
片3の色がそのまま透過し、また着色されたポリエチレ
ンフィルムを用いた場合、ソリッドゴム製薄片の色の如
何に拘らず、好みの色にすることが出来る等カラー化が
容易である。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように構成されているため、ウ
ェザーストリップ2の車外から見える部分であるリップ
部2c外面のカラー化が容易になり、その上ポリエチレン
フィルム4によって光沢・艶が付与されて外観が一段と
向上する。
ェザーストリップ2の車外から見える部分であるリップ
部2c外面のカラー化が容易になり、その上ポリエチレン
フィルム4によって光沢・艶が付与されて外観が一段と
向上する。
第1図は本考案の実施例を示す第2図A部拡大図、第2
図は第3図B−B断面図、第3図は自動車の側面図であ
る。 1……ドアフレーム 2……ウェザーストリップ 2a……取付基部 2b……中空シール部 2c……リップ部 3……ソリッドゴム製薄片 4……ポリエチレンフィルム P……車内側 Q……車外側
図は第3図B−B断面図、第3図は自動車の側面図であ
る。 1……ドアフレーム 2……ウェザーストリップ 2a……取付基部 2b……中空シール部 2c……リップ部 3……ソリッドゴム製薄片 4……ポリエチレンフィルム P……車内側 Q……車外側
Claims (1)
- 【請求項1】ドアフレーム(1)の外周に取付けられる
ところの取付基部(2a)に、車室側(P)のスポンジゴ
ム製中空シール部(2b)と車外側(Q)のスポンジゴム
製中リップ部(2c)とをほぼV字形に突設して構成して
なるウェザーストリップ(2)であって、前記リップ部
(2c)の上部外側面にソリッドゴム製薄片(3)を被覆
し、該ソリッドゴム製薄片(3)の外面にポリエチレン
フィルム(4)を接着してなるウェザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990001878U JPH0724259Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | ウェザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990001878U JPH0724259Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | ウェザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393216U JPH0393216U (ja) | 1991-09-24 |
JPH0724259Y2 true JPH0724259Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31505766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990001878U Expired - Lifetime JPH0724259Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | ウェザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724259Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101240972B1 (ko) * | 2010-07-30 | 2013-03-11 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 도어 아웃사이드 벨트 웨더스트립의 제조방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007312879A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Maruyoshi:Kk | ランドセル用カバー |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732950A (en) * | 1980-08-05 | 1982-02-22 | Matsushita Electric Works Ltd | Synthetic resin laminated board |
JPS58111653U (ja) * | 1982-01-27 | 1983-07-29 | 旭化成株式会社 | 自動車用サイドモ−ル |
JPS58164950U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-02 | 橋本フオ−ミング工業株式会社 | 外装面に凹凸視感を呈する合成樹脂製モ−ルデイング |
JPH0626425Y2 (ja) * | 1986-10-18 | 1994-07-20 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車用ウエザ−ストリツプ |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP1990001878U patent/JPH0724259Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101240972B1 (ko) * | 2010-07-30 | 2013-03-11 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 도어 아웃사이드 벨트 웨더스트립의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0393216U (ja) | 1991-09-24 |
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