JPS6143738A - 写真要素 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、見ることのできる釧偉を形成可能なハロゲン
化鋼写ＸＪ！！素に関する０本発明は、さらに詳しく述
べると、分光増感せる平板状粒子ハロゲン化銀乳剤を含
有する写真要素におけろ改良に関する。

〔従来の技術〕

ハロゲン化銀写真では、３２１類のハロゲン化物、すな
わち、塩化物、臭化物、沃化物、そしてその組み合わせ
全選択することが可能である。沃化銀は、潜像を形成し
、そして現像を行なうのに使用するのが最も困翔なハロ
ゲン化銀であるとして知られており、したがって、アル
カリ性水溶液中で現像を行ない、次いで定着を行なうこ
とによって処理するようにできている乳剤中ではめ−）
たに単独で使用されていない、また、沃化銀は、写真要
素中に存在する場合、現像可能な着像を沃化シ粒子中で
形成するのに必要とされない機能を奏することが屡々で
ある。

多数の写真的使用の場合、処理のスピードや利便性が最
も重要である。塩化銀、臭化銀、そして塩臭化銀乳剤が
これらの使用にとシわけ適当である。なぜなら、これら
の乳剤は、沃化銀又は臭沃化鋏乳剤に較べてより迅速に
処理することが可能であるからである。さらに、これら
の乳剤では、処理の時間と温度が大きく変化した場合で
も許移し得る処理を達成すると七ができる。

ハロゲン化銀写真の分野において最近興味の的となって
いるものに平板状粒子乳剤、特忙中間アス４クト比及び
高アスペクト比平板状粒子乳剤がある。平板状粒子臭化
銀、塩化銀及び塩臭化銀乳剤を含有している写真要素な
らびにそれらの増感。

使用、そして利点は、例えば、米国特許第４．４２５，
４２５号及び同第４，４２５，４２６号のなかで脱明さ
れている。これらの米国特許では、支持体の相対する主
要面上にハロゲン化銀乳剤層をもつ几ラジオグラフィー
要素が開示されている。

高アスペクト比及び中間アスペクト比平板状粒子ハロゲ
ン化銀乳剤がｌＶｆに詳訓に開示されている。

ところで、分光増感した平板状粒子臭化銀、塩化銀及び
塩臭化銀乳剤を安定で見ることのできる銀像の形成に使
用し几場合には１つの問題が出てくることが判った。す
なわち、色素汚染の問題がそれである。このような乳剤
の場合には、同様なハロダン化物含有量をもりた分光増
感へログン化銀乳剤（但し、非平板状粒子乳剤）とは対
照的に、画像保持写真要素の低濃度域及び中間嬢度域の
錠度の増加を目的として処理を行なうことの結果として
、十分な童の残留分光増感色素が写真要素中に残留する
。色素汚染は、望ましくないことに、画像の色ｐｌを変
化させることが可能である。１ｉｈＩ像の色調の変化は
、ラジオグラフィーの分野においてとりわけ望ましくな
い。なぜなら、このような色調の変化があった場合、Ｘ
線俳の適切な解釈を行なうのが複雑化するからである。

さらに、ｇ４留色素汚染があった場合、その汚染がすべ
ての波長に等しく影響を及ぼさないので好ましくない。

どちらかと言えば、そのような色素汚染は、色素の吸収
ピークのところかもしくはそのピーク付近の波長におい
て特に大である。残留色素汚染が非常に好ましくない場
合として、分光増感色素の吸収ピークに近い波長をもっ
たレーデ−で写真像を走査するのが望ましい場合をあげ
る仁とができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明が今解決しようとする問題点は、上記した色素汚
染の問題である。換言すると、本発明は、分光増感し几
平板状粒子ハロダン化銀乳剤（この乳剤のハロゲン化物
は塩化物５臭化物又はその混合物である）を使用したも
のであって、見ることのできる銀像を形成可能であシか
っその際に発生する色素汚染が低レベルであるようなハ
ロゲン化・銀写真要素を提供することを目的としている
。

〔問題点を解決する次めの手段〕

上記し六問題点は、本発明によれば、アルカリ性処理水
溶液中で現像し、そして定着を行なうことにより安定な
見ることのできる銀像を形成可能な写真要素によって解
決することができる。この本発明の写真要素は、支持体
と、１つもしくはそれ以上の１ｉｋｉ像記録ハロゲン化
銀乳剤層とを有しており、その際、前記乳剤層は、それ
ぞれ、分散媒と潜像形成性ハロゲン化銀写真とを有して
おり、また、前記ハロゲン化物は、本質的に、塩化物。

臭化物又はその混合物からなっている。さらに、この本
発明の写真要素では、画像記録ハロゲン化銀乳剤層の少
なくとも１つが分光増感色素を有しており、ま之、この
分光増感色素が、前記ハロゲン化銀乳剤層中に存在する
平板状潜像形成性ハロゲン化銀粒子の全投映面積の少な
くとも３５％を占めるところの、０，５μｍ未滴の厚さ
及び少なくとも５：ｌの平均アスペクト比を有する平板
状潜像形成性ハロゲン化銀粒子の表面に吸着せしめられ
ており、その特徴とするところは、前記平板状粒子臭化
銀粒子に近接して平均直径０．２５μｍ未満の高沃化物
ハロゲン化銀粒子が配されており、かつこれらの粒子の
濃度は定着により溶解せしめられ得るＱｅに制限されて
いることである。

本発明は、すなわち、像露光、アルカリ性処理水溶液中
でのメ像、そして残留ハロダン化鍋を除去するための定
着の結果として安定な見ることのできるｆｉＩｌｔ像を
形成することが意図されている写真要素の改良に係る。

本発明の写真要素は、支持体と、平板状潜像形成性ハロ
ゲン化銀粒子を含有する１つもしくはそれ以上の１ｉＩ
ｉ倫記鎌ハロゲン化銀乳剤層とを有している。さらに加
えて、本発明の写真要素の場合、少なくとも１つの画像
記録平板状粒子乳剤層中かもしくはそれに近接して比較
的に微粒子の高沃化物ハロゲン化銀粒子が存在せしめら
れている。

高沃化物ハロゲン化銀粒子は実質的に沃化鋼からなるこ
とができ、換言すると、その他のハロゲン化物、すなわ
ち、臭化物又は塩化物を少量で含有することができる。

一般的に、その他のハロゲン化物を、β又はｒ相法化銀
中に相分離を伴なわずに存在し得る濃度まで制限するの
が有利である。

通常、高沃化物ハロゲン化銀粒子は、銀を基準（して、
最低９０モルチの沃化物を含有することができる。

比較的に微粒子の高沃化物ハロゲン化銀粒子が用いられ
る。これらの粒子は、平均直径が０．２５μｍ未満、好
ましくは平均直径が０．１０μｍ未満である。なお、こ
の平均直径の最大値は、比較的に規則的な粒子、例えば
正γ相（立方体）又は正β相（６面の角錐体）粒子が用
いられるであろうという仮定（もとづいて導かれたもの
である。これらの粒子を不規則な形状をもった高沃化物
ハロゲン化銀粒子、例えば平板状粒子に置き換えるとす
ると、同等の結果をより大ぎな平均直径の粒子で得るこ
とができる。高沃化物ハロゲン化銀粒子の平均直径の最
小値はただそれらの粒子の合成の利便さによりて制限さ
れるだけである。一般的に述べると、平均直径が最低的
０．０１μｍである粒子が用いられる。

高沃化物ハロゲン化銀粒子は好ましくは比軟的に単分散
せしめられている。変動係数が２０未満である高沃化物
ハロゲン化銀粒子を使用するのが有利である。なお、”
変動係数１は、ここでそれを用いた場合、粒子の直径の
標準偏差を平均粒径（粒子直径）で割って得た商を１０
０倍したものとして定義することができる。

高沃化物ハロゲン化銀乳剤の濃度は、それらの粒子が定
着中に除去され得るようなレベルまでに制限される。こ
のことは、すなわち、粒子の儂度がそれらの粒子の平均
粒径及び変動係数の両方に反比例的に関係していること
を示している。一般的に、高沃化物ハロゲン化銀粒子に
よって与えられる沃化銀は、写真要素中に存在するへロ
ｒン化銀の全量の５モルチ未満まで、好ましくは３モル
チ未清まで、特に好ましくは１モルチ未満までに制限さ
れる。非常に低濃度の高沃化物ハロゲン化銀粒子が有効
である。認め得る８Ｋに色素汚染を低下させ之い場合、
沃化銀濃度を最低０．１モルチとするのが有効である。

高沃化物ハロゲン化銀粒子は、この技術分野において一
般的に公知な手法に従って乳剤の形で調製することがで
きる。このような乳剤及びそれらの調製は、例えば、米
国特許第４，１８４，８７８号及び同４，４１４，３１
０号に開示されている。

高沃化物ハロゲン化銀粒子は、それを調製した俵、本発
明の写真要素の潜像形成性分光増感平板状粒子の付近に
配置することができる。このような形での粒子の配置は
、それぞれの粒子群を含有する乳剤を配合することによ
って実施することができる。かかる配合は、要素の調製
とその後の乳剤の沈殿の任意の段階で行なうことができ
る。但し、別々の粒子群の間をハロダン化物が移動（マ
イグレーション）する危険性を最小限に抑える定め、塗
布の直前まで配合を遅らせるのが有利である。高沃化物
ハロゲン化銀粒子を写真要素の独立した層（分光増感平
板状粒子及び高沃化物ハロゲン化銀粒子を含有する１つ
もしくはそれ以上の画像記録乳剤層間で処理中にイオン
輸送を行なうために設けられる暦）中に配置するのが好
ましい。

例えば、高沃化物ハロゲン化銀乳剤を、七ねを沈殿させ
た時かもしくは分散媒の増加の友めに追加量のビヒクル
及び添加剤を補充した時に、分光増感平板状粒子乳剤層
と支持体の中間に塗布することができ、さもなければ、
分光増感平板状粒子乳剤層に先がけて処理液を受けるよ
うに、オーバーコートとなすことができる。多層の画像
記録層が存在するような場合には、高沃化物ノ・口ｒン
化銀粒子のための中間層を設けるのが有利である６分光
増感平板状粒子を含有する画像記録層に隣接する層中に
高沃化物ハロゲン化銀粒子を存在させるのが通常有利で
あるというものの、そのような配置方法は必須の要件で
はない。

画像記録乳剤層は、それぞれ、分散媒、そして潜像形成
性の感放射線ハロゲン化銀粒子を有している。かかる画
像記録乳剤層の場合、その少なくとも１つの層の潜像形
成性ハロゲン化銀粒子はそれらの粒子の表面（吸着せし
められた分光増感色素によって分光増感キされており、
また、これらの分光増感粒子は、前記分散媒ともども、
平板状粒子乳剤を形成している。写真要素中に存在せし
められる潜像形成性ハロゲン化銀粒子はそれぞれの場合
に沃化物を実質的に有していない、しかしながら、分光
増感色素の収集と吸着を促進するため、少量の沃化物を
粒子表面に吸着させることも可能である。潜像形成性ハ
ロゲン化銀粒子中に存在せしめられるハロゲン化銀は、
塩化銀、臭化銀又は塩臭化銀から実質的くなることがで
きる。

平板状粒子は、本願明細書において、２つの実質的に平
行な結晶面をもちかつこれらの結晶面がそれぞれ当該粒
子の他のいかなる単結晶面よりも実質的に大面積である
ものとして定義することができる。また％　１平板状粒
子乳剤１なる語は、本願明細ηにおいて、０６５μｍ未
満の厚さを有する平板状ハロゲン化鋼粒子が５：１より
も大きな（最低５：１の）平均アスペクト比を有し、そ
して乳剤中和存在するハロゲン化銀粒子の全投映面積の
最低３５％を占めることが必須なものとして定義するこ
とができる。

好ましい平板状粒子乳剤は、中間アスペクト比、そして
高アスペクト比の平板状粒子乳剤である。

本願明細書では、上記“高アスペクト比２なる語を平板
状粒子乳剤に適用した場合、０．３μｍ未満の厚さ及び
最低０．６μｍの直径を有するハロゲン化銀粒子が８＝
１よりも大きな平均アスペクト比を有し、そして乳剤中
に存在するハロゲン化銀粒子の全投映面積の最低５０チ
を占めることが必須なものとして定義することができる
。この語の定義は、したがりて、先に引用した平板状粒
子乳剤に係る特許のなかで用いられている同一の語の定
義に同じである。

１中間アスペクト比”なる語は、それを平板状粒子乳剤
に適用した場合、０．３μｍ未満の厚さ及び５：１〜８
：１の平均アス（クト比を有する平板状ハロゲン化銀粒
子が乳剤中に存在するハロゲン化銀粒子の全投映面積の
最低５０チを占めることが必須なものとして定義するこ
とができる。′薄膜、中間アスペクト比“なる語も同じ
ように定義することができる。但し、この語の場合、先
に記載した基準厚さである０、３μｍを基準厚さ０．２
μｍで置き換えなければならない。これは、すなわち、
米国特許第４，４２５，４２６号で用いられている”薄
膜、゛中間アスペクト比１平板状粒子乳剤の定義である
。

一般的に、０．３μｍ未満、特に０．２μｍ未満の厚さ
を有する平板状粒子が有用である。かかる平板状粒子の
厚さは、写真像を拡大しないで見る一部の使用例や粒状
度がさほど重要ではない使用例の場合・０．５μｍまで
のそれを許容することができる。このような平板状粒子
の厚さは、具体的には、英国特許第２，１１１，７０６
人号明細書のなかで説明されている。本発明の改良は、
例えば、英国特許第２．１１１．７０６Ａ号明細書の教
示に従い形成される保留銀像の色素汚染を低減するため
に適用することができる。中間アスペクト比平板状粒子
乳剤、特に薄膜、中間アスペクト比平板状粒子乳剤は、
例えば米国特許第４．４２５，４２６号に教示されるよ
うなラジオグラフィーによる画像形成に特に適用するこ
とができ、但し、かかる粒子は一般的に黒白写真に適用
することができる。しかしながら、一般的に言って、好
ましい平板状粒子乳剤は高アスペクト比平板状粒子乳剤
である。なお、以下、便宜上特に高アスペクト比平板状
粒子乳剤を参照して説明をするけれども、その教示内容
は一般に本願明ＩｊＡ書に定義するところの平板状粒子
乳剤全体に適用し得ることを理解され几い。

好ましい高７スイクト比平板状粒子乳剤は、乳剤中にあ
りて０．３μｍ未満Ｃ＊に０．２μｍ未滴）Ｏ厚さ及び
最低０．６μｍの直径を有するハロゲン化銀粒子が最低
１２：１．特に最低２０：ｌの平均アメ４クト比を有す
るようなものである０本発明の好ましい１形１１４に従
うと、上述のような厚さ及び直径の基準を満たしたハロ
ゲン化銀粒子は、ハロゲン化銀粒子の全投映面積の最低
７０チ、特に最低９０％を占有することができる。

ある与えられた割合の投映面積を占有する平板状粒子が
薄膜となればなるほど乳剤の平均アスペクト比が増加す
るということを理解することができる。一般的に、平板
状粒子は最低０．０３μｍの平均厚さを：但し、これよ
シもさらに薄膜の平板状粒子を原則的には使用可能であ
るというものの；有している。

本発明の冥施において有用な高アスペクト比平板状粒子
乳剤は極めて大きな平均アスペクト比を有することがで
きる。平板状粒子の平均アスペクト比は、平均粒子直径
を大きくすることによりて増加させることができる。こ
のよ５にすれば鮮鋭度（係る利点を得ることができると
いうものの、但し、最大平均粒子直径は、一般に、特定
の写真的使用ＩＣ課されている粒状度の要件によりて制
限されている。平板状粒子の平均アスペクト比は、さら
に、又は選択的に、平均粒子厚さを薄くすることにより
て増加させることができる。銀の被榎貝（カパーレーノ
）を一定（保持した場合、平板状粒子の厚さの減少とと
もに一般には粒状度を改良することが可能である。かか
る粒状度の改良は、アスペクト比の増加の直接的な函数
として達成することができる。したがりて、本発明の平
板状粒子乳剤の最大平均アスペクト比は、特定の写真的
使用に関して許容し得る最大平均粒子直径の函数、そし
てまた、製造することのできるもののなかで最小の達成
可能な平板状粒子厚さの函数である。

用いられる沈殿法や平板状粒子のハロゲン化物の組成に
依存して最大平均アスペクト比が変化するということが
判り友。写真学的に有用な平均粒子直径をもった平板状
粒子に関して、臭化銀粒子をオストウルビ熟成法によっ
てｙ４１Ａすることにより量大の平均アスペクト比、５
００：１を達成し得るということが判り、また、メデル
ジェ、ト沈殿法ではＺｏｏ：１，２００：１又はそれ以
上のアス（クト比を達成することができたｅｓｏ：ｘ又
はさらに１００　：　１のような大きな平均アスペクト
比をもうた塩化銀平板状粒子（任意（臭化物を含有）は
例えば米国特許第４，４００，４６３号（教示されるよ
うにしてｇａすることができる。

潜像形成性粒子は本質的に塩化銀又は臭化銀からなるこ
とができ、まｔｌこれらのハロダン化銀は単独ハロゲン
化物の形で用いられる。場合（よっては、塩化銀又は臭
化１ＩＩＮをどちらも同一乳剤の同一粒子中もしくは異
なる粒子中に任意の望ましい割合で存在させることがで
きる。なお、′塩臭化銀”なる語はこのような乳剤のす
べてを包含するものであることを、理解され良い。潜像
形成性へ四グン化銀粒子は実質的に沃化物を含有してい
ない。すなわち、沃化物濃度は０．５モルチ未満（銀の
全量を基準圧して）である、沃化物が不純物濃度でのみ
存在しているのが一般的である。

潜像形成性粒子が実質的沃化物を含有していないと仮定
して、先に引用した特許やリサーチ・ダイスクロージ＃
　−（Ｒ＠ｓ＠ａｒｃｈ　Ｄｉｓｅｌｏｓｕｒ・）ＩＭ
ｏｌ、２２５．１９８３年１月、　Ｉｔｅｍ　２２５３
４に記載のいろいろな形をした平板状粒子乳剤から平板
状粒子乳剤を任意に選択することができ、また、存在す
る平板状粒子乳剤以外の任意の乳剤′（例えば８面体、
立方体又は複合粒子乳剤）は例えはりｔ−ｆ−７”４ス
クロージャ−１ｖｏ１．１７６゜１９７８年１２月、Ｉ
ｔｅｍ１７６４３に開示されるよ）な通常の形態をとる
ことができる。高アスペクト比平板状粒子臭化鋼乳剤は
、場合によって、フナツク（Ｃｕｇｎａｃ）及びシャド
ー（Ｃｂａｔｅａｕ）、６イ？ルーシ、ンーオプ・デφ
モルフォロジー・オプ・シルバー・ブロマイド・クリス
タルズ・デ１アリング・フィゾカル・ライデニング（＆
ｏｌｕｔｌｏｎｏｆ　ｔｈｅ　Ｍｏｒｐｈｏｌｏｇｙ　
ｏｆ　Ｓ口ｖａｒ　Ｂｒｏｍｌｄ・ＣｒｙｓＬａｌｓ　
Ｄｕｒｉｎｇ　Ｐｈｙｓｉｃｍｌ　Ｒｉｐｅｎｉｎｇ）
　’、ｑｕａｓ）、　Ｖｏｌ・３３　＋４２　、（１９
６２年）　、　１２１〜１２５頁で用いらｈ、ているも
のき同様な手法によってｈａすることができる。正方形
及び長方形の平板状粒子を含有する高７スイクト比臭化
釧乳剤は例えば米国特許第４，３８６，１５６号ＶＣ教
示されているようにしてｙ４製することができる。特に
好ましい１形態では、１村類もしくはそｆｌ、以上の高
アスペクト比平板状粒子共化釧乳剤を本発明の写真要素
中に含ませることができる。

上記のような平板状粒子の存在割合を増加させることに
よってさらに別の利点を得ることができることが認めら
れる。好ましくは、全投映面積の最低７０チ（特に最低
９０チ）が上記した厚さ及び直径の基準を満九すところ
の平板状臭化銀粒子ＶＣよって与えられる。僅少量の非
平板状粒子は多（の写真的使用に十分に適合していると
いうものの、平板状粒子の長所を十分ｐｃ達成するｔめ
、平板状粒子の割合ｔ−ｔｂ加嘔せることができる。よ
り大きな平板状臭化銀粒子とより小さな非平板状臭化銀
粒子とが混合せる粒子群の形で存在する場合、常用の分
離技術、例えば遠心分離やハイドロサイクロンを使用し
て両者を機械的に分離することができる。ハイドロサイ
クロン分離法は米国特許第３．３２６，６４１号で教示
されている。

ビヒクル材料（特に親水性コロイドを含む）ならびにこ
の材料と組み合わせ２．６合に有用である疎水性材料は
、本発明の写真＊素の乳剤層中においてばかりでなく、
例えばオー７９−コート層、中間層、そして乳剤層の下
方に位置する層のようなその他の層中でもまたイ吏用す
ることができる。このような材料は、先に引用しＡＩＪ
サーチ・ディスクロー・シャー、Ｉｔ圃　１７６４３の
セクタ、ン■に記載されている。架橋結合可能なコロイ
ドを含有する写真′ｇ素の府、行にゼラチン含有層は、
種々の有機又は無壜硬化剤、例えば先に引用したリサー
チ・ディスクローツヤ−、Ｉｔ−ａｍ　　１７６４３の
セクションＸに記載されているものによって硬化させる
ことができる。平板状粒子乳剤層は、例えは米国特許第
４，４１４，３０４号に教示されているように、完全に
前硬化させるのが好ましい。

本発明の実施に当って必須ではないというものの、実際
の問題として、１ｉｌｉｉ像記録乳剤層の潜像形成性粒
子を化学的に増感することができる。化学増感は、分光
増感の前かもしくはその後のいずれかに行なうことがで
きる。潜像形成性ハ臣ダン化銀粒子を化学的に増感する
ための技法は一般的に当業者に公知であり、そして先に
引用し次リサーチ・ディスクロージャー、Ｈｅｍ　１７
６４３のセクション■にまとめられている。平板状粒子
潜像形成性乳剤は、例えば、米国特許第４，４３５，５
０１号及び同第４，４３９，５２０号のいずれかに教示
されるよう（して化学増感することができる。

特に考えられるものとして、平板状粒子乳剤及び好まし
くは写真要素の一部を構成するその他の潜像形成性粒子
（もしもあるならば）と組み合わせて、可視スペクトル
城において吸収極大を示す分光増感色素を使用すること
がある。さらに加えて、特別な使用の場合、可視スペク
トル城を越えて分光応答を改良することが可能な分光増
感色素を使用することができる０例えば、赤外吸収分光
増感剤を使用することが特に考えられる。

潜像形成性ハロダン化銀乳剤は、ポリメチン色素群（シ
アニン、メロシアニン、シアニン及ヒメロシアニン錯体
（すなわち、３核、４核及び多核シアニン及ヒメロシア
ニン）、オキソノール、ヘミオキソノール、スチリル、
メロスチリル及ヒストレデトシアニンを包含する）を含
む種々の色素群からの色素を用いて分光増感することが
できる。

これらの色素群からの特に有用な分光増感色素はＩｔａ
ｍ１７Ｇ４３のセクション■に２載されている。

臭化銀の有する本来の背感度は青色光の記録露光によっ
て左右され得るというものの、背色分光増感色素全使用
することによって利点を具現し得るということが特に認
められる。平板状粒子乳剤をそれらの乳剤の本来の感度
域で露光することを意図している場合、平板状粒子の厚
さを増大させることによってこの感度における利点を得
ることができる。特に、本発明の好ましい１態様におい
て、平版状粒子乳剤は青増感臭化銀乳剤であり、ま九、
この乳剤中、０．５μｍ未満の厚さ及び最低０．６μｍ
の直径を有する平板状粒子は８：１よりも大きな、好ま
しくは最低１２：１の平均アスペクト比を有しており、
そして乳剤中に存在するノーログン化銀粒子の全投映面
状の最低５０％、好ましくは遺低７０チ、そして特に好
ましくは最低９０チを占有している。平板状粒子乳剤の
ための４８ＶＣ有用な宵色分光増感色素は米国特許第４
，４３９，５２０号に開示されている。

上記米国特許第４，４３９，５２０号にさらに教示され
ているように、高アスペクト地平板状粒子ハロゲン化銀
乳剤は、それを化学及び分光増感した場合、同じハロゲ
ン化物含有量の通常のノ１０グン化録乳剤を用いて従来
達成されたものよシもより良好なｇ度−粒状度関係を呈
示することができる。

好ましい１態様において、化学増感の実施に先がけて分
光増感剤を平板状粒子乳剤中に混入することができる。

また、一部の例では、例えば仕上は改質剤のようなその
他の吸収性物質を乳剤中に、それらの乳剤の化学増感に
先がけて、混入することによっても同様な結果を得るこ
とができた。

吸収性物質を予め混入することとは無関係に、例えば米
国特許第２，６４２，３６１号に教示されているように
、銀を基準にして約２８１０−３〜２モルチの濃度のチ
オシアネート＠を化学増感中に使用するのが有利である
。その他の熟成剤を化学増感中に使用することができる
。

さらに、上記したアプローチの一方もしくは両方と組み
合わせて、さもなけれはそれらのアプローチとは独豆し
て実施することのできる第３のアプローチがある。この
第３のアプローチによると、存在する銀及び（又は）ノ
・ロダン化物塩の濃度を化学増感の直前かもしくは化学
増感中にｐ４ｆｆｉするのが有利である。可溶性の銀塩
、例えば酢酸銀、トリフルオロ酢酸銀及び硝酸銀、なら
びにゼラチン表面に沈殿することが可能々銀塩、例えば
チオシアン酸銀、燐酸銀、炭ｆｒＲ銀等を添加する仁と
ができる。平板状粒子の表面上でオストワルド熟成を行
女い得る微細なハロゲン化銀（すなわち、臭化銀及び（
又は）埴化銀）粒子を添加することができろ。例えはり
ツブマン乳剤を化学増感中に添加することができる。米
国特許第４，４３５，５０１号には、平板状粒子の１つ
もしくはそれ以上の規則的に＃ｌ散せる部位のところで
分光増感高アスペクト比平板状粒子乳剤を化学的に増感
することが開示されている。平板状粒子の主要面を構成
する結晶表面上で分光増感色素の王たる吸収が行なわれ
、したがって、平板状粒子の異なる結晶面のところで、
選択的に化学増感が行なわれる結果になるものと、考え
られる。

最高の感就−粒状度関係を達成する九めに好ましい化学
増感剤は、金及び硫黄増感剤、金及びセレン増感剤、そ
して金、硫黄及びセレン増感剤である。したがって、好
ましいＩＢ様において、高アスペクト比平板状粒子臭化
銀乳剤は中間カルコゲノ、例えば硫黄及び（又は）セレ
ンを（検出し得ない程度でもよい）、そして金を（検出
可能な８ｉ度で）、それぞれ含有することができる。か
かる乳剤はま几、通常、検出可能な程度のチオシアネー
トを含有することができる。但し、このチオシアネート
の最終乳剤中での濃度は、公知な乳剤洗浄技法を用いる
ことによりて、大幅に低下させることができる。上記し
たようないろいろな好ましい態様において、平板状臭化
銀粒子がそれらの粒子の表面のところでもう１ｆ１＃４
の銀塩、例えばチオシアン酸銀又は塩化鋼含有していて
もよい。

また、上記以外の銀塩を検出可能なレベル以下で存在さ
せてもよい。

画像記録乳剤は、それらの乳剤の奏する利点のすべてを
具現するのに必要ではないというものの、広く用いられ
ている製造法に従うと、’ｌｔ的に最適な形で化学及び
分光増感されていることが好ましい。すなわち、これら
の乳剤では、好ましくは、考えられろ使用及び処理条件
の下で増感スイクトル域においてそれらの粒子から達成
することのできる最大対数感度（ログ・スピード）の少
なくとも６０チに相当する感度１１：達成することがで
きる。

対数感度は、木組明細書において、ＩＧＯ（１−１ｏｇ
Ｅ）として定義することができ、式中、Ｅは、カブリ上
０．１中の濃度のところで１Ｒ１１定した露光量（ｍ　
−ｃｄ　−ｓ＠ｅ　）である。乳剤層のハロゲン化鋼粒
子の特性が一旦判ってしまうと、ある製品の乳剤層が他
の製造業者の比較可能な市販品に関して実質的に最適に
化学及び分光増感されていると思われるか否かというこ
とを、別の製品分析や性能好価を通じて判断することが
可能である。

本発明の写真要素は、上記したハロゲン化鋼粒子、分光
及び化学増感剤、ビヒクル、そして硬化剤に加えて、先
（引用した見二二二ニニエ７３１　。

−ジャ＋　Ｉ　ｔ＠ｗ　１７６４３のセクションＶ、Ｍ
。

■、Ｘ、）Ｉ及び店に開示されているような増白剤。

カブリ防止剤、安定剤、散光又は吸光物質、塗布助剤、
可盟剤、？ｌ剤及び艶消し剤をその乳剤層又はそれ以外
の層中和含有することができる。添加。

血布、そして乾燥の方法は、例えば、前記リサーチ・デ
ィスクロージャー誌のセクシ、ン盾及びＷに記載されて
いるものを使用することができる。

同誌セクシ、ン調に記載されているような常用の写真支
持体を使用することができる。これらの写１；ｃ４Ｉ！
素は、アルカリ性処理水溶液中で現像を行ない、そして
定１を実施した後、安定な見ることのできる銀像を形成
することができる。

好ましいＩＩＩＩにおいて、本発明の銀像形成性写Ｘ要
素はラジオグラフィー要素である０本発明のラジオグラ
フィー要素は、ｑ＃に上記し定特徴成分に加えて、ラジ
オグラフィーの分野における使用において一般的である
追加の特徴成分を有することができる。このタイプの特
徴成分の例は、例えば、リサーチ・ディスクロージャー
、　Ｖｏ　１　、１８４　。

１９７９年８月、Ｈｅｍ１８４３１に記載されている０
例えば、かかる要素の乳剤は、同誌／ｆＦラグク７■に
記載されているようなキンク防止剤を含有することがで
きる。ラジオグラフィー要素はまた。

同誌パラグラフＩに記載されているような帯電肪止剤及
び（又は）層を含有することができる。ラジオグラフィ
ー要素はまた同誌・ｆラグラフ■に記載されているよう
なオーバーコート層を有することができる。

好ましいラジオグラフィー１１！素は、先に引用し几米
国特許＠４，４２５，４２５号及び同第４，４２５，４
２６号に開示されているタイプのものである。すなわち
、画像形成放射線の実質的な正透過を可能ならしめ得る
支持体の対向せる主要面上に２つの画偉形成二二、トが
配されており、そしてこれらの二二、トのそれぞれに最
低１つの平板状粒子乳剤層が組み込まれている。このよ
うなラジオグラフィー用支持体は最も好ましくはポリエ
ステルフィルム支持体である。−リ（エチレンテレフタ
レート）フィルム支持体がとりわけ有用である。このよ
うな支持体ならびにそれらの製造は、例えば、米国特許
第２．８２３，４２１号、同第２．７７９，６８４号及
び同第３，９３９，０００号に開示されている。医学用
のラジオグラフィー要素は通常實色に着色されている０
着色（使用する色素は、溶融せる４ｆ　ＩＪエステルに
その押出に先がけて直接に添加するのが一般的であり、
したがって、熱的に安定でなければならない、好ましい
着色色素は、アントラキノン色素、例えば米！ｉ特許第
３．４８８，１９５号、同第３．８４９，１３９号、同
ｊｇ３，９１８，９７６号、同第３，９３３，５０２号
及び同第３，９４８，６６４号、そして英国特許第１，
２５０，９８３号及び同第１．３７２，６６８号に開示
されているものである。

米国特許第４，４２５，４２５号及び同第４，４２５，
４２６号に教示されているように平板状粒子乳剤を使用
することＫよりて得ることのできるクロスオーバーに係
る利点をさらに改良するｔめ、前記リサーチ−ディスク
ロージャー誌のＩｔ・ｍ１８４３１゜パラグ？：ｙＶＫ
開示されているような常用のクロスオーバー露光Ｒ整法
を使用することができる。

上記したラジオグラフィー要素で使用するのに好ましい
分光増感色素を選択するに当っては、それらが吸着され
几状態において、通常Ｈ又はＪバンドにおいて、要素の
像露光用に使用が意図されている電磁放射線の波長に対
応するスペクトル領域まで吸収ピークのシフトを生じる
ものｔ−選択する。像諾党のための電磁放射線は、通常
、増感紙（補角スクリーン）の燐光物質から放出せしめ
られる。支持体の両側に配置された２つのｉｉｉ像形成
ユニットのそれぞれに別々の増感ｆｉを用いて露光を施
す、増感紙は、それ中に混入するため（選らばれた燐光
物質の特質に応じて、スペクトルの紫外部、Ｖ色部、緑
色部又は赤色部において発光を呈することができる０本
発明の特に好ましい１態様に従うと、分光増感色素はカ
ルメジアニン色素であり、また、このカルメジアニン色
素は、平板状粒子に吸着せしめられた場合、増感紙によ
るピーク放出に対応するス（クトル領域１通常スペクト
ルの緑色域においてＪバンド吸収を呈示することができ
る。

増感紙はそれ自体でラジオグラフィー要素の一部を形成
することができる。但し、増感紙は通常独立した要素で
あり、よって、ラジオグラフィー要素の繰〕返し露光の
ために再使用することができる。増感紙はラジオグラフ
ィーの技術分野において公知である１通常の増感紙及び
それらの成分は、先に引用したリサーチ・ディスクロー
ジャー。

ｖｏｉ　ｌ　１８４３１　＋　”ラグラフに、及び米国
特許第３．７３７，３１３号に開示されている。

見ることのできる銀像を得るため、写真要素又は好まし
い使用例においてラジオグラフィー要素をアルカリ性処
理水溶液、例えばアルカリ性現像剤水溶液中又は、現像
剤を写真−ＩＪＩ素中に混入しである場合、アルカリ性
活性化剤水溶液中で現像することができる。＊の被覆力
を向上させる几め、米国特許第４，４１４，３０４号に
教示されているよう和して現像１に実施することができ
る０本発明の実施において、物理現像よりも直接現像又
は化学′ｆｊＬ像のほうが好ましい、現像後、本発明の
写真要素から残留ハロゲン化銀を除去するために定着を
実施する。？：、のようにして、ハロゲン化銀から銀へ
の転化の遅れｔ−原因とする最小ａ度の増加を回避する
ことができる。換言すると、現像により形成される銀像
を安定にすることができる。現像及び定着は、その他の
任意の、但し一般的な付帯的工程、例えば停止現偉、洗
浄、調色、そして乾燥ともども、この技術分野において
公知な手法に従って、例えば先に引用したリサーチ・デ
ィスクロージャー」＝＝−、Ｉ　ｔｅｎｌ　１　’７６
４３のセクション豆。

豆及び別に記載されるような銀像形成に有用な材料及び
方法を使用して、実施することができる。

〔実施例〕

特に記載する以下の例を参照することによりて本発明を
さらに理解することができるであろう。

例１〜例５ これらの例では、ネガ作用の潜像形成性平板状粒子臭化
銀乳剤層及びゼラチンオーバーコートを有するＸ線フィ
ルムにおける色素汚染の低下について説明する。沃化銀
は、本例のＸ線フィルムでは乳剤層中又はオーバーコー
ト中のいずれかに存在させ、そして対照のＸｌｌ１！フ
イルムには含ませない。

Ｘ線フィルムを１ｉ製するため、全粒子投映面積の５０
−以上が平均直径縮約１．６μｍ、厚さ富約０．１１μ
ｍ及び平均アスペクト比零約１４：１ｔ−有する平板状
粒子によって占められている高アスペクト比平板状粒子
臭化鍾乳剤を使用し几、この平板状粒子乳剤をアンヒド
ロ−５，５′−ジクロロ−９−エチル−３１３’−ジ（
３−スルホグロビル）オキサカルメジアニンヒドロキシ
ド（以下、Ｑ素ｘと記す）を用いて最適に分光増感し九
、超色増感のため、色素の添加後、ハロゲン化物の全量
を基準にして約２．４　Ｘ　１０”重量％の沃化物を沃
化カリウムの形で乳剤に添加した。この乳剤をポリエス
テルフィルム支持体上に銀１．９８７１７ｍ２及びゼラ
チン２、９２１７ｍ２の量で塗布し友。ゼラチンオーバ
ーコートをゼラチン０．９１１／ｍ２で蓬布した。この
塗膜をゼラチン全量の２．５−のビス（ビニルスルホニ
ルメチル）エーテルを用いて硬膜させた。

本例のＸｋｆｉフィルムでは、Ｏ，ＯＳμｍの沃化銀乳
剤を乳剤層形成用の平板状粒子沃化銀乳剤又はオーバー
ニート形成用のゼラチンのいずれかに添加し霞。銀の量
は下記の第１表に記載の通りである。

すべての乳剤溶融物を４０℃で約１鴎閾にわたって保持
した。

Ｘ１ｌｌＪフイルムノサングルヲ、マクベス（ＭａｃＢ
ｏｔ＠）感度計に付−〇階段′ａＲステップタブレット
を通して、縁色発党Ｘ線スクリーン露光をまねるｔめに
コーニング（Ｃｏｒｎｌｎｇ）　Ｃ４０１Ｃｆ”フィル
ターで２６５０’ｋまで′ｌＪ４整し７’ｊ５００Ｗゾ
エネラル・エレクトリック（Ｇ＠ｎ５ｒａｌ　Ｅｌｅｃ
ｔｒｌａ）　ＤＭＸ’ｌプロゾエフターラングに１１５
０秒間にわたって鉗光した。

次いで、これらのＸ線フィルムサンダルをイーストマン
・コダヴク（Ｅａｓｔｍａｎ　Ｋｏｄａｋ）ＲＰ　　Ｘ
−Ｏｍａｔ■ローラートランスポートフロセッ−ｙ−−
、−ｔ−デルＭ８を用いて処理し友。処理は、コダック
ＲＰ　　Ｘ−０ｍ１ｔテベａ　、　／？−Ｐｉ（Ｘ　−
１１６６■中で３５．５℃で２１秒間にわ友って現像を
行ない、その後、コダックＲＰ　　Ｘ−Ｏｍａｔフィク
サーＭＸ−１ｏｓｓ’ｌＤ中で３５９℃で１６．５秒間
にわたって定着を行なうことにより実施し友。定着を完
結させるため、Ｘ綜フィルムのサンプルを脱イオン水中
で＆５℃で１２秒間にわたって洗浄し友。

得られたセンシトメ）　ＩＪ−結果を下記の第１表に記
載する。最大及び最小濃度を可視スイクトルの全域に拡
がる中性白色光を用いて測定した。残留色素汚染を５０
５ｎｍ（色素吸収ピークに対応）におけるｄ贋と４００
　ｎｍにおける濃度の差として測定した。色素汚染を、
Ｘ線フィルムサンプルの最小濃度域においてならびに０
．２５　、０．５０及び０．７５のｄＩｆレベルのとき
に測定した。

下記第１表に示されるように、対照の塗膜の色素汚染は
、最小饋度域上において最高であり、そして０．２５　
、０．５０及び０．７５濃度域において僅かに低下した
。沃化鋼乳剤金平板状粒子臭化銀乳剤に添加したところ
、最小顯Ｉｆ域における色素汚染が僅かに増加した。し
かしながら、０．５０及び０．７５Ｊ度域では色素濃度
が減少し、色素汚染の顕著な低下を示し几。沃化銀をオ
ーバーコート層Ｉｃ添加した場合には、最小濃度域なら
びに０．２５゜０．５０及び０．７５濃度域において色
素汚染が低下した。沃化銀の溶融物を平板状粒子臭化銀
乳剤中でその乳剤の塗布に先がけて８時間にわ几って保
持した場合には感度のロスが発生し友。しかし、沃化銀
をオーバーコートに添加した場合には感度のロスは認め
られなかり九。異常に長時間の溶融物の保持は平板状粒
子臭化銀乳剤中における沃化銀の作用を明確にすること
が目的であり、よって、これを短かくして感度ロスを少
なくすることは容易に可能である。

色素汚染の間シηの限定きれ７を範囲を立証するため、
上記のようにして対照のＸ１１ｉＩフイルムを調製し、
そして処理した。本発明例との相異点は特に以下に示す
特徴成分のみであった。はぼ球晶状の粒子臭沃化銀乳剤
（ハロゲン化物の全ｆを基準にして３．４モルチの沃化
物を含有；平均粒子直径−０，７５μｍ）を色素工及び
アンヒドロ−５−クロロ−９−エチル−５７−フェニル
−３’−（３−スルホブチル）−３−（３−スルホプロ
ピル）オキサカルボシアニンヒドロキシド、ナトリウム
塩を用いて最適に分光増感した。この乳剤を錯２．４７
１／ｍ２及びゼラチン２．８５１７ｍで塗布し几。沃化
銀を添加しなかつ九ので溶融物の８時間保持を省略した
。

下記第１表に記載の結果から、比較可能な緑感度が得ら
れ次こと、但し、色素汚染は大幅に低下せしめられたこ
とが判る。この結果は、色素汚染は通常非平板状臭沃化
銀乳剤（実質的に最適位の分光増感色素を含有）ｉｃ係
る問題ではないことを示している。

以下余白 〔発明の効果〕 平板状粒子塩化銀、臭化銀及び塩臭化銀乳剤を含有する
写真要素中に比較的に微細な高沃化物ハロｒン化銀粒子
を添加し建場合にはそれらの写真要素における色素汚染
を顕著に低下させ得るということが判った。したがって
、中間アスペクト比及び高アスペクト比ハロゲン化銀乳
剤の奏する利点及び塩化銀、臭化銀及び塩臭化銀乳剤の
奏する処理上の利点の両方を具現することができ、また
、分光増感色素の存在に基因する色素汚染を低下させる
ことができる。

最後に、本発明は、特にその好ましい態様を参照して詳
細に記載されているけれども、本発明の精神及び範凹内
において種々の変更及び改良を施し得ることを理解され
たい。

以下余白 手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示 昭和６０年　特許願　　第１１８６８２号２°９発明の
名称 写真要素 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名称　イーストマン　フダック　カンパニー４、代理人 住　所　東京都港区虎ノ門−丁目８番１０号静光虎ノ門
ビル〒１０５を話（５０４）０７２１ 氏名弁理士（６５７９）青水　　　朗：、、−（外４　
名） ６、補正の対象 明細書 ７、補正の内容 明細書の浄８（内容に変更なし） ８、添附書類の目録 浄書明細書　　　　　　１通

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも１つの画像記録ハロゲン化銀乳剤層が分
   光増感色素を有しており、また、この分光増感色素が、
   前記ハロゲン化銀乳剤層中に存在する平板状潜像形成性
   ハロゲン化銀粒子の全投映面積の少なくとも３５％を占
   めるところの、０．５μｍ未満の厚さ及び少なくとも５
   ：１の平均アスペクト比を有する平板状潜像形成性ハロ
   ゲン化銀粒子の表面に吸着せしめられているタイプの写
   真要素であって、 前記平板状ハロゲン化銀粒子に近接して平均直径０．２
   ５μｍ未満の高沃化物ハロゲン化銀粒子が配されている
   ことを特徴とする写真要素。