JPS6141175B2 - - Google Patents
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- JPS6141175B2 JPS6141175B2 JP54113742A JP11374279A JPS6141175B2 JP S6141175 B2 JPS6141175 B2 JP S6141175B2 JP 54113742 A JP54113742 A JP 54113742A JP 11374279 A JP11374279 A JP 11374279A JP S6141175 B2 JPS6141175 B2 JP S6141175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- frequency divider
- output
- input
- Prior art date
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Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K23/00—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
- H03K23/64—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two
- H03K23/66—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a variable counting base, e.g. by presetting or by adding or suppressing pulses
- H03K23/667—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a variable counting base, e.g. by presetting or by adding or suppressing pulses by switching the base during a counting cycle
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、分周比をM・(N+0.5)分の1なら
びにM・N分の1(ただし、M、Nは正の整数)
に切り換えることのできる分周装置、特に、(2N
+1)分の1,2N分の1切換分周装置に関す
る。
びにM・N分の1(ただし、M、Nは正の整数)
に切り換えることのできる分周装置、特に、(2N
+1)分の1,2N分の1切換分周装置に関す
る。
例えば、FM放送選局用のPLLシンセイザシス
テム中の分周装置として、従来、第1図で示すよ
うに固定分周器1と可変分周器2を組み合せ、入
力端子3に入力される信号を固定分周器1でK
分の1に分周し、また、固定分周器1で分周して
得られる信号(/K)をさらに可変分周器2で
N分の1に分周し、出力端子4に入力信号を
K・N分のMの1に分周した出力端子(/K・
N)を出力端子4に発生させる分周装置が用いら
れている。ところで、かかる従来の分周装置では
入力信号(入力クロツクパルス)を分周する分周
器が固定分周器でよいため、高周波動作が比較的
容易であるが、分周比が階段的に変化し、とびと
びの値(K・N)となり、シンサセイザ周波数の
分解能が低下する不都合があつた、このような不
都合に鑑み、分周比を任意の値に設定することの
できる分周装置として、第2図で示す構成の分周
装置が提案されるに至つている。
テム中の分周装置として、従来、第1図で示すよ
うに固定分周器1と可変分周器2を組み合せ、入
力端子3に入力される信号を固定分周器1でK
分の1に分周し、また、固定分周器1で分周して
得られる信号(/K)をさらに可変分周器2で
N分の1に分周し、出力端子4に入力信号を
K・N分のMの1に分周した出力端子(/K・
N)を出力端子4に発生させる分周装置が用いら
れている。ところで、かかる従来の分周装置では
入力信号(入力クロツクパルス)を分周する分周
器が固定分周器でよいため、高周波動作が比較的
容易であるが、分周比が階段的に変化し、とびと
びの値(K・N)となり、シンサセイザ周波数の
分解能が低下する不都合があつた、このような不
都合に鑑み、分周比を任意の値に設定することの
できる分周装置として、第2図で示す構成の分周
装置が提案されるに至つている。
第2図の分周装置はスワローカウンタ方式と称
されるもので、入力端子3に印加される入力信号
を制御信号に基づいてK分周もしくは(K+1)
分周する係数切換分周器5、同係数切換分周器5
の出力信号を説定値M(ただしM<K)に基づい
てM分周する補助分周器6、同補助分周器6の出
力をラツチし、係数切換分周器5の制御信号を出
力するラツチ回路7ならびに係数切換分周器5の
出力信号を設定値Nに基づいてN分周する主可変
分周器8によつて構成されている。
されるもので、入力端子3に印加される入力信号
を制御信号に基づいてK分周もしくは(K+1)
分周する係数切換分周器5、同係数切換分周器5
の出力信号を説定値M(ただしM<K)に基づい
てM分周する補助分周器6、同補助分周器6の出
力をラツチし、係数切換分周器5の制御信号を出
力するラツチ回路7ならびに係数切換分周器5の
出力信号を設定値Nに基づいてN分周する主可変
分周器8によつて構成されている。
以上の構成からなる分周装置では、入力端子3
に印加された入力信号が先ず係数切換分周器5
において(K+1)分周されて主可変分周器8へ
供給される。また、補助分周器6は設定値Mに基
いて係数切換分周器5の出力〔/(K+1)〕
をM分周する動作をくり返し実行する。そして、
この補助分周器6からラツチ回路7へ繋る母線
(バス)へバス信号が出力され、ラツチ回路7か
ら制御信号が出力されると、係数切換分周器6の
係数が(K+1)からKに切りかわり、係数切換
分周器6は入力信号をK分周する動作をくり返
す。したがつて、入力信号は (K+1)・M+K・(N−M)=M+KN で示されるように(M+KN)分周されて出力端
子4に出力されることになり、任意の分周比が設
定可能となる。このように第2図で示す分周装置
によれば、分周比を任意に設定する効果が奏され
る。しかしながら、この分周装置では、その構成
に不可欠な係数切換分周器の動作周波数の上限が
第1図で示した分周装置の固定分周器のそれにく
らべて低くなり、分周装置そのものの動作周波数
の上限が低くする不都合があつた。
に印加された入力信号が先ず係数切換分周器5
において(K+1)分周されて主可変分周器8へ
供給される。また、補助分周器6は設定値Mに基
いて係数切換分周器5の出力〔/(K+1)〕
をM分周する動作をくり返し実行する。そして、
この補助分周器6からラツチ回路7へ繋る母線
(バス)へバス信号が出力され、ラツチ回路7か
ら制御信号が出力されると、係数切換分周器6の
係数が(K+1)からKに切りかわり、係数切換
分周器6は入力信号をK分周する動作をくり返
す。したがつて、入力信号は (K+1)・M+K・(N−M)=M+KN で示されるように(M+KN)分周されて出力端
子4に出力されることになり、任意の分周比が設
定可能となる。このように第2図で示す分周装置
によれば、分周比を任意に設定する効果が奏され
る。しかしながら、この分周装置では、その構成
に不可欠な係数切換分周器の動作周波数の上限が
第1図で示した分周装置の固定分周器のそれにく
らべて低くなり、分周装置そのものの動作周波数
の上限が低くする不都合があつた。
本発明は、以上説明してきた従来の分周装置に
おける問題点を排除するべくなされたものであつ
て、係数切換分周器として、動作周波数の上限が
固定分周器のそれと同等であり、分周比をM・
(N+0.5)とM,Nの一般式であらわすことので
きる(2N+1)と2Nとに切り換えることが可能
な分周装置を提供するものである。
おける問題点を排除するべくなされたものであつ
て、係数切換分周器として、動作周波数の上限が
固定分周器のそれと同等であり、分周比をM・
(N+0.5)とM,Nの一般式であらわすことので
きる(2N+1)と2Nとに切り換えることが可能
な分周装置を提供するものである。
以下に図面を参照して本発明の分周装置を詳し
く説明する。
く説明する。
第3図は、本発明の分周装置の構成を示すブロ
ツク図であり、入力端子3に印加される入力信号
を2分周し、互いに逆位相関係にある分周出力を
発生する2分の1分周器9、同分周器9から出力
される2種の分周出力の一方もしくは双方の論理
積すなわち低(“O”)レベル信号を出力する信号
選択回路部10、この信号選択回路部10の出力
をN分周するN分の1分周器11、および端子1
2に印加される制御信号ならびに出力端子4に出
力される分周出力とが入力され、両信号の論理レ
ベルに応じて分周装置の動作を2N分周または
(2N+1)分周のいずれかに設定する信号を出力
する選択制御回路13とによつて構成されてい
る。
ツク図であり、入力端子3に印加される入力信号
を2分周し、互いに逆位相関係にある分周出力を
発生する2分の1分周器9、同分周器9から出力
される2種の分周出力の一方もしくは双方の論理
積すなわち低(“O”)レベル信号を出力する信号
選択回路部10、この信号選択回路部10の出力
をN分周するN分の1分周器11、および端子1
2に印加される制御信号ならびに出力端子4に出
力される分周出力とが入力され、両信号の論理レ
ベルに応じて分周装置の動作を2N分周または
(2N+1)分周のいずれかに設定する信号を出力
する選択制御回路13とによつて構成されてい
る。
以上の構成からなる分周装置では、信号選択回
路部10からの出力をN分の1分周器11でN分
周することによつて出力端子4に入力信号の
(2N+1)分周出力または2N分周出力が生じる。
ところで、分周装置が(2N+1)分周動作を実
行するときには、選択制御回路13の出力論理レ
ベルはN分の1分周器の出力が発生する度に切り
かわり、一方、2N分周動作を実行するときには
一定の論理レベルに保たれ、信号選択回路部10
は2分の1分周器9から出力される2種の信号の
いずれか一方を出力する動作が実行される。
路部10からの出力をN分の1分周器11でN分
周することによつて出力端子4に入力信号の
(2N+1)分周出力または2N分周出力が生じる。
ところで、分周装置が(2N+1)分周動作を実
行するときには、選択制御回路13の出力論理レ
ベルはN分の1分周器の出力が発生する度に切り
かわり、一方、2N分周動作を実行するときには
一定の論理レベルに保たれ、信号選択回路部10
は2分の1分周器9から出力される2種の信号の
いずれか一方を出力する動作が実行される。
以下に第3図で示した本発明の分周装置の各部
の信号a〜gのタイミングチヤートを示す第4図
および第5図を参照して(2N+1)分周動作な
らびに2N分周動作について詳しく説明する。第
4図はNを3に選定したときの(2N+1)すな
わち7分周動作時のタイミングチヤートであり、
図のa〜gはそれぞれ第3図のa〜g点の信号波
形を示す。図示するように、入力端子3から2分
の1分周器9へ入力される入力信号(クロツクパ
ルス)aは2分の1分周器9で分周され、2分1
分周器9の出力端子にはbおよびcで示すよう
に、極性が反対で、しかも、入力信号を2分周し
た出力が生じこれが信号選択回路部10へ入力さ
れる。信号選択回路部10は図示する期間T1で
信号bを出力し、期間T2およびT4では低レベル
の信号を出力し、また、期間T3で信号cを出力
するように動作し、しかもT1〜T4の動作をくり
返す。したがつて、信号選択回路部10からdで
示す信号が出力される。N分の1(N=3)分周
器11は信号dをN分周し、出力端子4には信号
eが出力されるところとなる。この出力信号eは
図示するところから明らかなように入力信号aが
7分の1に分周されたものである。ところで、端
子12には(2N+1)分周動作時に論理“1”
のレベルの信号fが印加され、この信号fと出力
信号eが選択制御回路13に供給され、その出力
端子には信号gが生じる。
の信号a〜gのタイミングチヤートを示す第4図
および第5図を参照して(2N+1)分周動作な
らびに2N分周動作について詳しく説明する。第
4図はNを3に選定したときの(2N+1)すな
わち7分周動作時のタイミングチヤートであり、
図のa〜gはそれぞれ第3図のa〜g点の信号波
形を示す。図示するように、入力端子3から2分
の1分周器9へ入力される入力信号(クロツクパ
ルス)aは2分の1分周器9で分周され、2分1
分周器9の出力端子にはbおよびcで示すよう
に、極性が反対で、しかも、入力信号を2分周し
た出力が生じこれが信号選択回路部10へ入力さ
れる。信号選択回路部10は図示する期間T1で
信号bを出力し、期間T2およびT4では低レベル
の信号を出力し、また、期間T3で信号cを出力
するように動作し、しかもT1〜T4の動作をくり
返す。したがつて、信号選択回路部10からdで
示す信号が出力される。N分の1(N=3)分周
器11は信号dをN分周し、出力端子4には信号
eが出力されるところとなる。この出力信号eは
図示するところから明らかなように入力信号aが
7分の1に分周されたものである。ところで、端
子12には(2N+1)分周動作時に論理“1”
のレベルの信号fが印加され、この信号fと出力
信号eが選択制御回路13に供給され、その出力
端子には信号gが生じる。
一方、Nを3と選定したときの2N分周動作時
の信号a〜gは第5図で示すタイミングチヤート
であらわされるものとなる。2N分周動作時には
信号選択回路部10は信号aまたはbのいずれか
一方、たとえば信号bと同じ信号dを出力する。
これがN分の1分周器11でN分周されるため出
力端子4に出力される出力信号eは図示するよう
に入力信号が2N分の1すなわち6分の1に分周
されたものとなる。なお、2N分周動作時の制御
信号fの論理レベルは“O”であり、選択制御回
路部13の出力信号gも“O”レベルに保持され
る。
の信号a〜gは第5図で示すタイミングチヤート
であらわされるものとなる。2N分周動作時には
信号選択回路部10は信号aまたはbのいずれか
一方、たとえば信号bと同じ信号dを出力する。
これがN分の1分周器11でN分周されるため出
力端子4に出力される出力信号eは図示するよう
に入力信号が2N分の1すなわち6分の1に分周
されたものとなる。なお、2N分周動作時の制御
信号fの論理レベルは“O”であり、選択制御回
路部13の出力信号gも“O”レベルに保持され
る。
ところで、本発明の分周装置において、信号選
択回路部10が信号aとbの論理積、すなわち、
“O”レベルの信号を出力する期間T2ならびにT4
は極めて大切であり、この期間T2とT4がない場
合には、(2N+1)分周動作時に不都合が生じ
る。すなわち、期間T2とT4がないため、分周装
置の動作は期間T1の動作と期間T3の動作が切り
かわるくり返し動作となる。しかも、すでに説明
したように信号選択回路部10は期間T1で信号
bを、一方期間T3で信号cを出力する動作を実
行するため期間T1からT3への切り換り時ならび
に期間T3からT1への切り換り時にパルス幅の短
に不要なパルスが発生するところとなり、このパ
ルスによつて誤動作がもたらされる。期間T2と
T4を設け、この期間中信号選択回路部10の出
力論理レベルを“O”とするならば上記のパルス
の発生は阻止され、このパルスによる誤動作が防
止される。
択回路部10が信号aとbの論理積、すなわち、
“O”レベルの信号を出力する期間T2ならびにT4
は極めて大切であり、この期間T2とT4がない場
合には、(2N+1)分周動作時に不都合が生じ
る。すなわち、期間T2とT4がないため、分周装
置の動作は期間T1の動作と期間T3の動作が切り
かわるくり返し動作となる。しかも、すでに説明
したように信号選択回路部10は期間T1で信号
bを、一方期間T3で信号cを出力する動作を実
行するため期間T1からT3への切り換り時ならび
に期間T3からT1への切り換り時にパルス幅の短
に不要なパルスが発生するところとなり、このパ
ルスによつて誤動作がもたらされる。期間T2と
T4を設け、この期間中信号選択回路部10の出
力論理レベルを“O”とするならば上記のパルス
の発生は阻止され、このパルスによる誤動作が防
止される。
第6図は、本発明の分周装置の信号選択回路部
の具体的な構成を示す図であり、NORゲート1
4,15,16,17および18とインバータ1
9とを図示するように結線して構成されている。
そして、端子20と21に2分の1分周器からの
逆極性の信号bとcが入力され、端子22に選択
制御回路部13の出力信号gが入力され、端子2
3に信号dが出力される。第7図は、以上の構成
からなる信号選択回路部において、出力信号dが
入力信号bと同一の信号波形から入力信号cと同
一の信号波形に移る前後における各部の信号b〜
d、h〜lのタイミングチヤートを示す図であ
る。
の具体的な構成を示す図であり、NORゲート1
4,15,16,17および18とインバータ1
9とを図示するように結線して構成されている。
そして、端子20と21に2分の1分周器からの
逆極性の信号bとcが入力され、端子22に選択
制御回路部13の出力信号gが入力され、端子2
3に信号dが出力される。第7図は、以上の構成
からなる信号選択回路部において、出力信号dが
入力信号bと同一の信号波形から入力信号cと同
一の信号波形に移る前後における各部の信号b〜
d、h〜lのタイミングチヤートを示す図であ
る。
すなわち、端子22に印加される信号gの論理
レベルが時刻t1で“1”になるとNORゲート15
の一方の入力iが“O”となる。一方、NORゲ
ート14の一方の入力jはNORゲート14の出
力lが“O”となることによつて“1”となる。
したがつて、信号jとiがともに“O”となる期
間T2(時刻t1〜t2)が生まれる。
レベルが時刻t1で“1”になるとNORゲート15
の一方の入力iが“O”となる。一方、NORゲ
ート14の一方の入力jはNORゲート14の出
力lが“O”となることによつて“1”となる。
したがつて、信号jとiがともに“O”となる期
間T2(時刻t1〜t2)が生まれる。
この期間では、信号bが“O”、逆に信号cが
“1”であるためNORゲート14の出力lの論理
レベルは“1”となり、またNORゲート15の
出力kの論理レベルは“O”となる。したがつ
て、出力lとkが入力されるNORゲート16の
出力、すなわち、信号選択回路部の出力dも期間
T2で“O”となる。そして、T1の期間は、出力
lが入力信号cと同相となり、一方、出力kが
“O”あるため、出力信号dは入力信号cとは逆
相、すなわち入力信号bと同相の信号となる。さ
らに、期間T3では出力lが“O”、出力kが入力
信号と同相となるため、出力信号dは入力信号c
と同相の信号となる。信号選択回路の動作が上記
のように実行されることにより、本発明の分周装
置で2N分周動作ならびには誤動作のない(2N+
1)分周動作が実行される。
“1”であるためNORゲート14の出力lの論理
レベルは“1”となり、またNORゲート15の
出力kの論理レベルは“O”となる。したがつ
て、出力lとkが入力されるNORゲート16の
出力、すなわち、信号選択回路部の出力dも期間
T2で“O”となる。そして、T1の期間は、出力
lが入力信号cと同相となり、一方、出力kが
“O”あるため、出力信号dは入力信号cとは逆
相、すなわち入力信号bと同相の信号となる。さ
らに、期間T3では出力lが“O”、出力kが入力
信号と同相となるため、出力信号dは入力信号c
と同相の信号となる。信号選択回路の動作が上記
のように実行されることにより、本発明の分周装
置で2N分周動作ならびには誤動作のない(2N+
1)分周動作が実行される。
以上説明した本発明の分周装置では、上記の
2N分周ならびに(2N+1)分周のための動作の
実行に際して、先ず、2分の1分周器によつて入
力信号が2分周されるため、分周装置の周波数上
限は固定分周器のそれと同じまで高めることがで
き、したがつて、固定分周器と同じ周波数上限ま
で安定に動作する係数切換分周装置が実現され
る。
2N分周ならびに(2N+1)分周のための動作の
実行に際して、先ず、2分の1分周器によつて入
力信号が2分周されるため、分周装置の周波数上
限は固定分周器のそれと同じまで高めることがで
き、したがつて、固定分周器と同じ周波数上限ま
で安定に動作する係数切換分周装置が実現され
る。
なお、以上の説明では、2Nならびに(2N+
1)分周の場合を例示したが、本発明はM・Nな
らびにM・(N+0.5)の一般式であらわされる切
り換え分周に適用可能である。
1)分周の場合を例示したが、本発明はM・Nな
らびにM・(N+0.5)の一般式であらわされる切
り換え分周に適用可能である。
第1図は固定分周器を用いて構成した可変分周
装置のブロツク図、第2図はスワロカウンタ方式
の可変分周装置を示すブロツク図、第3図は本発
明にかかる分周装置の構成を示すブロツク図、第
4図および第5図は本発明の分周装置により2N
分周ならびに(2N+1)分周の動作が実行され
るときの各部の信号波形とタイミングを示す図、
第6図は本発明の分周装置の要部である信号選択
回路部の具体的な回路構成を示す図、第7図は
(2N+1)分周動作時の期間T2近傍における各部
の信号波形とタイミングを示す図である。 1……固定分周器、2……可変分周器、3……
入力端子、4……出力端子、5……係数切換分周
器、6……補助分周器、7……ラツチ回路、8…
…主可変分周器、9……2分の1分周器、10…
…信号選択回路部、11……N分の1分周器、1
2……制御信号印加端子、13……選択制御回路
部、14〜18……NORゲート、19……イン
バータ、20……信号bの印加端子、21……信
号cの印加端子、22……信号gの印加端子、2
3……信号dの出力端子。
装置のブロツク図、第2図はスワロカウンタ方式
の可変分周装置を示すブロツク図、第3図は本発
明にかかる分周装置の構成を示すブロツク図、第
4図および第5図は本発明の分周装置により2N
分周ならびに(2N+1)分周の動作が実行され
るときの各部の信号波形とタイミングを示す図、
第6図は本発明の分周装置の要部である信号選択
回路部の具体的な回路構成を示す図、第7図は
(2N+1)分周動作時の期間T2近傍における各部
の信号波形とタイミングを示す図である。 1……固定分周器、2……可変分周器、3……
入力端子、4……出力端子、5……係数切換分周
器、6……補助分周器、7……ラツチ回路、8…
…主可変分周器、9……2分の1分周器、10…
…信号選択回路部、11……N分の1分周器、1
2……制御信号印加端子、13……選択制御回路
部、14〜18……NORゲート、19……イン
バータ、20……信号bの印加端子、21……信
号cの印加端子、22……信号gの印加端子、2
3……信号dの出力端子。
Claims (1)
- 1 入力パルスもしくは同入力パルスを分周する
固定分周器の分周出力と、これらのパルスの位相
反転パルスとが印加される2つの入力端子を具備
し、同入力端子に印加される2種のパルスの論理
積もしくはいずれか一方のパルスを出力する信号
選択回路部と、同信号選択回路部の出力をN分周
する分周器と、同分周器に付設された出力端子に
発生する出力信号と制御信号とが印加される入力
端子を備え、分周装置の分周動作を(2N+1)
分周または2N分周のいずれかに設定する信号を
出力し、同出力で前記信号選択回路部の動作を制
御する選択制御回路部とを備えてなることを特徴
とする分周装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11374279A JPS5637734A (en) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | Frequency dividing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11374279A JPS5637734A (en) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | Frequency dividing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5637734A JPS5637734A (en) | 1981-04-11 |
JPS6141175B2 true JPS6141175B2 (ja) | 1986-09-12 |
Family
ID=14619968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11374279A Granted JPS5637734A (en) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | Frequency dividing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5637734A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4975931A (en) * | 1988-12-19 | 1990-12-04 | Hughes Aircraft Company | High speed programmable divider |
JP3132810B2 (ja) * | 1997-02-21 | 2001-02-05 | 松下電器産業株式会社 | 拡散型分数分周器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51134061A (en) * | 1975-04-30 | 1976-11-20 | Waaren Furiidoman Deeibitsuto | Frequency dividing circuit |
-
1979
- 1979-09-04 JP JP11374279A patent/JPS5637734A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51134061A (en) * | 1975-04-30 | 1976-11-20 | Waaren Furiidoman Deeibitsuto | Frequency dividing circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5637734A (en) | 1981-04-11 |
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