JPS6140821Y2 - - Google Patents

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JPS6140821Y2
JPS6140821Y2 JP1982038334U JP3833482U JPS6140821Y2 JP S6140821 Y2 JPS6140821 Y2 JP S6140821Y2 JP 1982038334 U JP1982038334 U JP 1982038334U JP 3833482 U JP3833482 U JP 3833482U JP S6140821 Y2 JPS6140821 Y2 JP S6140821Y2
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JP
Japan
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gutter
piece
ear
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holder
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JP1982038334U
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JPS58141033U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樋受、さらに詳しくは前方の耳部が高
位置に形成された所謂前高の樋をワンタツチで取
付けでき、しかも取付け後は樋の振れやガタツキ
を一切防止して樋を確実強固に保持できる樋受に
関する。
(従来の技術) 従来、この種樋受として実開昭55−13722号公
報所載のものが存在する。この公報所載の樋受は
第5図に示すように、端部に耳受部6,15を形
成した前腕片5及び後腕片2を取付杆29に取着
してなり、その取着基部30,30に該取着基部
30,30を支点として前記耳受部6,15の開
口部の手前位置で上下動自在に回動する係止体3
1,31を装着してなる構成のもので、樋23を
樋受22に取付ける際、前記係止体31,31を
持上げ降下させることにより樋23を内方より係
止させんとするものである。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、上記従来のものは係止体31,3
1を樋23の耳部25につかえないよう回動降下
させるためには、係止体31,31の長さが制限
され、そのため係止体31,31を樋23の内側
で降下停止させた際、係止体31,31と樋23
の内壁面27との間に少なからず間隙が生じるこ
ととなつて、係止体31,31が前記内壁面2
7,17を直接係止できないため、樋23が容易
にがたつき樋の取付け状態が極めて不安定なもの
となると共に、樋23の振れによつては係止体3
1,31が不用意に飛上がり樋23より外れて樋
23を何ら係止保持できないという問題点があつ
た。
本考案は上記問題点に鑑みて考案されたもの
で、その目的とするところは樋を樋受に取付けた
際樋の内壁面を常時押圧係止させることにより樋
の振れやガタツキを一切防止して樋の取付けを確
実強固にさせる点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前高の樋を取付けるための樋受に形成
された立上がり片を利用することにより上記目的
を達成し、もつて従来の問題点を解決せんとして
考案されたもので、その構成の要旨は前腕片5の
前端部に形成された逆コの字状の耳受部6の下縁
片8の側面9を立上がり片1に向けて凸状に幅方
向に湾曲させてなると共に、一対の押圧片11,
11を背面10aの上部の両側より二叉状に突設
してなるバネ体が、その押圧体11,11の先端
12,12を前記耳受部下縁片8の両側手前に位
置すべく前記背面10aを前記立上がり片1の上
面13に重合させて該背面10aの下部を立上が
り片1に固着して樋の内壁面を押圧すべく設けら
れてなるにある。
(作用) 従つて、以上の構成を特徴とする樋受は、バネ
体10がその背面10aの上部の両側より一対の
押圧体11,11をその先端12,12が耳受部
下縁片8の両側手前に位置すべく二叉状に突設
し、且つ前記背面10aの下部を立上がり片1の
上面13に固着して設けられてなるため、樋受の
前腕片5の耳受部6を封口する押圧体11,11
の先端12,12を背面10a側に押圧すること
により、バネ体10が自在に後方に湾曲変形する
こととなり、従つて樋の耳部を耳受部6内に嵌入
させる際、バネ体10に直接触れることなく樋の
持上げ操作にてバネ体10を後方へ湾曲させるこ
とより樋の耳部を前記耳受部6内に嵌入できるこ
ととなつて、樋を樋受にワンタツチで取付けでき
るのである。
また、樋の取付け後はバネ体10がその弾性に
より復元し且つ樋の内壁面を押圧片11,11に
て押圧することとなるため、樋が僅かに振れよう
とした場合でもバネ体10の弾性力により押圧片
11,11が常時樋の内壁面を係止することとな
つて、樋の振れやガタツキを一切防止できるので
ある。
更に、バネ体10が押圧体11,11の先端1
2,12を耳受部下縁片8の両側手前に位置して
樋の内壁面を押圧すべく設けられることにより、
樋の側壁が内側より一対の押圧片11,11にて
耳受部6の下縁片側面9に押圧され且つ該側面9
が立上がり片1に向けて凸状に幅方向に湾曲して
なるために、樋の側壁が前記耳受部6の下縁片側
面9にそつて若干湾曲変形することになつて、そ
のため樋の側壁が一対の押圧片11,11と耳受
部6の下縁片8にて一体的に挟持されることとな
り、樋を樋受に密着して強固に保持させることが
できるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施態様について図面に示した
一実施例に従つて説明する。第1図に於いて、1
は水平状の後腕片2の前端3を上方に折曲して傾
斜状に延設させた立上がり片を示し、該立上がり
片1の上端4より前方へ水平状に前腕片5を延設
してなる。6は該前腕片5の前端部7を逆コの字
状に折曲して形成した耳受部を示し、該耳受部6
の下縁片8の側面9は形成立上がり片1に向けて
凸状に幅方向にて湾曲してなる。10はその背面
10aの上部の両側より一対の略三角形の押圧片
11,11を二叉状に突設させたバネ体を示し、
該バネ体10は押圧片11,11の略円形の先端
12,12を前記耳受部下縁片8の両側手前に位
置させるべく、その背面10aを前記立上がり片
1の上面13に重合させて該背面10aの下部を
リベツト14にて締着されてなる。15は前記後
腕片2の後端部16を略コの字状に折曲して形成
した耳受部で、その下方に側片17を介して樋の
底部を支持するための底片18が水平状に延設さ
れてなる。19は後腕片2の下面20に取着され
且つ断面L字状の押圧片21を前記耳受部15に
向け下方に傾斜して突設したバネ板で、樋の内壁
面を押圧するものである。
本実施例の樋受は以上の構成よりなり、次にこ
の樋受に前方の耳部が後方の耳部より高位置に形
成された所謂前高の角樋を取付ける場合には、先
ず第2図に示すように、角樋23の後方の耳部2
4を樋受22の耳受部15内にバネ板19の押圧
片21を抗して嵌入させ、次に角樋23の前方の
耳部25を樋受22の耳受部6内に押圧片11,
11を抗してバネ体10を後方へ湾曲変形させな
がら嵌入させる。そして角樋23の底部26を樋
受22の底片18にて支持させるのである。
このように樋受22に取付けられた角樋23に
対して、後方へ湾曲変形したバネ体10がその弾
性により復元し、バネ体10の両側に垂設された
押圧片11,11が角樋23の耳部25直下の内
壁面27をバネ体10の弾性力にて押圧するた
め、角樋23の側壁28が樋受23の耳受部6の
下縁片側面8に密着するのである。
従つて、角樋23が僅かに振れようとした場合
でもその内壁面27が押圧片11,11にて弾性
的に押圧されてなるために、内壁面27が常時押
圧片11,11にて係止されることとなつて、角
樋23の振れやガタツキを一切防止できるのであ
る。
また、第3図に示すように、角樋23の側壁2
8が内側より一対の押圧片11,11にて耳受部
6の下縁片側面9に押圧され且つ該側面9が前記
押圧片11,11間に向けて凸状に幅方向に湾曲
してなるために、角樋23の側壁28が前記側面
9に沿つて若干湾曲変形することとなり、そのた
め側壁28が一対の押圧片11,11と耳受部6
の下縁片8にて一体的に挟持されることとなつ
て、角樋23に外部から衝撃等が加わつた場合で
も角樋23が樋受22から外れることなく、角樋
23を樋受22に密着して確実強固に保持させる
ことができるのである。
更に、樋受22の前方の耳受部6の開口が、立
上がり片1の上面13に締着したバネ体10の後
方への湾曲変形により行われるため、バネ体10
に直接触れることなく角樋23の持上げ操作にて
バネ体10を後方に湾曲させることにより角樋2
3の耳部25を前記耳受部6内に嵌入脱できるこ
ととなつて、角樋23の樋受22への取付けのみ
ならず、取外しもワンタツチでできるのである。
尚、上記実施例に於いては、樋受の後腕片下面
に樋の後方側の内壁面を押圧するためのバネ板を
取着してなるが、本考案はこれに限定されず、第
4図に示すように、バネ板を別途設けなくとも立
上がり片1の上面13に締着したバネ体10の弾
性力にてバネ体10の押圧片11,11を樋の内
壁面に押圧させることにより、樋を十分に安定し
て且つ確実に保持できるものである。
また、バネ体の形状は上記実施例の如く略三角
形の押圧片を両側に一対垂設させたものに限ら
ず、例えば押圧片の形状を矩形状や円形状となし
てもよく、また押圧片の先端を球状に膨出させて
もよい。
(考案の効果) 叙上のように、本考案は立上がり片の上面に取
着したバネ体の弾性力により樋の内壁面をバネ体
の両側より垂設した押圧片にて押圧すべく構成し
てなるために、樋が振れようとした場合でも押圧
片が常時弾性的に係止することとなつて、従来の
如く係止体が樋の内壁面を直接係止できず樋の振
れを阻止できないものに比し、樋の振れやガタツ
キを確実に防止できるという格別な効果を有する
に至つた。
また、バネ体が一対の押圧片の先端を耳受部下
縁片の両側手前に位置すべく設けられてなるため
に、前記押圧片が樋の側壁を耳受部の下縁片側面
に向かつて押圧することになり、樋の側壁が側面
に沿つて若干湾曲変形することとなつて、樋を樋
受に一体的に密着して保持できるという効果をも
有するのである。
このように、本考案は前高の樋を取付けるため
の樋受に形成された立上がり片を有効に利用する
ことにより、すなわち立上がり片の上面にバネ体
を取着し、且つ耳受部下縁片の側面を立上がり片
に向け凸状に湾曲させることにより、水平状の樋
受には見られない樋の確実強固な保持という特有
の効果を有するに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図。第2
図は使用状態を示す正面図。第3図は第2図のA
−A線要部断面図。第4図は他実施例を示す正面
図。第5図は従来例を示す正面図。 1……立上がり片、2……後腕片、5……前腕
片、6……耳受部、8……下縁片、9……側面、
10……バネ体、11……押圧片、13……上
面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 後端部に耳受部を形成した後腕部2の前端よ
    り立上がり片1を介して上方に前腕片5を延設
    し、且つ該前腕片5の前端部に逆コの字状の耳
    受部6を形成してなる樋受に於いて、前記耳受
    部6の下縁片8の側面9が前記立上がり片1に
    向けて凸状に幅方向に湾曲されてなると共に、
    一対の押圧片11,11を背面10aの上部の
    両側より二叉状に突設してなるバネ体10が、
    その押圧片11,11の先端12,12を前記
    耳受部下縁片8の両側手前に位置すべく前記背
    面10aを前記立上がり片1の上面13に重合
    させて該背面10aの下部を立上がり片1に固
    着して樋の内壁面を押圧すべく設けられてなる
    ことを特徴とする樋受。 2 前記後腕片2の下面20に樋の内壁面を押圧
    するためのバネ体19を取着してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の樋受。 3 前記バネ体10の押圧片11が略三角形状で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の樋
    受。
JP3833482U 1982-03-17 1982-03-17 樋受 Granted JPS58141033U (ja)

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JP3833482U JPS58141033U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 樋受

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JP3833482U JPS58141033U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 樋受

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Publication Number Publication Date
JPS58141033U JPS58141033U (ja) 1983-09-22
JPS6140821Y2 true JPS6140821Y2 (ja) 1986-11-20

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ID=30049681

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JP3833482U Granted JPS58141033U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 樋受

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311722B2 (ja) * 1975-05-16 1978-04-24
JPS5513722B2 (ja) * 1972-07-12 1980-04-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715299Y2 (ja) * 1976-07-13 1982-03-30
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JPS5513722B2 (ja) * 1972-07-12 1980-04-11
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JPS58141033U (ja) 1983-09-22

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