JP2598180Y2 - ドアトリム取付け用クリップ - Google Patents
ドアトリム取付け用クリップInfo
- Publication number
- JP2598180Y2 JP2598180Y2 JP1992018626U JP1862692U JP2598180Y2 JP 2598180 Y2 JP2598180 Y2 JP 2598180Y2 JP 1992018626 U JP1992018626 U JP 1992018626U JP 1862692 U JP1862692 U JP 1862692U JP 2598180 Y2 JP2598180 Y2 JP 2598180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door trim
- door
- clip
- receiving portion
- upper base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車のボデー側のドア
ウエストにドアトリムを正確に取り付けることができる
ドアトリム取付け用クリップに関するものである。
ウエストにドアトリムを正確に取り付けることができる
ドアトリム取付け用クリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のボデー側のドアウエストにドア
トリムを取り付けるためには、従来から図3に示される
ようなドアトリム取付け用クリップが用いられている。
この従来のドアトリム取付け用クリップは、ドアトリム
アッパーベース1が挿入されるU字状のアッパーベース
受け部2と、ボデー側のドアウエスト端部3が挿入され
る逆U字状のボデー受け部4とを備えた構造のものであ
る。
トリムを取り付けるためには、従来から図3に示される
ようなドアトリム取付け用クリップが用いられている。
この従来のドアトリム取付け用クリップは、ドアトリム
アッパーベース1が挿入されるU字状のアッパーベース
受け部2と、ボデー側のドアウエスト端部3が挿入され
る逆U字状のボデー受け部4とを備えた構造のものであ
る。
【0003】ところがこのような従来のドアトリム取付
け用クリップは、ドアウエスト端部3が逆U字状となっ
たクリップ頂部6まで挿入される構造であるので、ドア
ウエスト端部3が円弧面と接触した状態となり、ドアウ
エスト端部3に対するドアトリム5の位置が正確に決ま
らないおそれがあった。
け用クリップは、ドアウエスト端部3が逆U字状となっ
たクリップ頂部6まで挿入される構造であるので、ドア
ウエスト端部3が円弧面と接触した状態となり、ドアウ
エスト端部3に対するドアトリム5の位置が正確に決ま
らないおそれがあった。
【0004】また従来のドアトリム取付け用クリップ
は、ドアウエスト端部3がクリップ頂部6まで深く挿入
される構造であるために、ドアウエスト端部3に対する
クリップ頂部6の位置が低くなり、その分だけドアトリ
ムアッパーベース1とアッパーベース受け部2との当て
面の高さL0 が短くなる。このためにドアトリム5がぐ
らつき易いという問題があった。
は、ドアウエスト端部3がクリップ頂部6まで深く挿入
される構造であるために、ドアウエスト端部3に対する
クリップ頂部6の位置が低くなり、その分だけドアトリ
ムアッパーベース1とアッパーベース受け部2との当て
面の高さL0 が短くなる。このためにドアトリム5がぐ
らつき易いという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した従来
の問題点を解決して、ボデー側のドアウエスト端部に対
するドアトリムの位置を正確に決めることができ、しか
もドアトリムをぐらつくことなく支持することができる
ドアトリム取付け用クリップを提供するために完成され
たものである。
の問題点を解決して、ボデー側のドアウエスト端部に対
するドアトリムの位置を正確に決めることができ、しか
もドアトリムをぐらつくことなく支持することができる
ドアトリム取付け用クリップを提供するために完成され
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案は、ドアトリムアッパーベースが挿
入されるU字状のアッパーベース受け部と、ボデー側の
ドアウエスト端部が挿入される逆U字状のボデー受け部
とを備えたドアトリム取付け用クリップにおいて、クリ
ップ頂部とボデー受け部の開口部との中間位置に、ドア
ウエスト端部と当接する爪を形成したことを特徴とする
ものである。
めになされた本考案は、ドアトリムアッパーベースが挿
入されるU字状のアッパーベース受け部と、ボデー側の
ドアウエスト端部が挿入される逆U字状のボデー受け部
とを備えたドアトリム取付け用クリップにおいて、クリ
ップ頂部とボデー受け部の開口部との中間位置に、ドア
ウエスト端部と当接する爪を形成したことを特徴とする
ものである。
【0007】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1及び図2は本考案の実施例を示すも
ので、その全体は従来と同様に金属板をプレスにより打
抜き、折り曲げ加工して成形されたものである。図1に
おいて、2はドアトリム5の上端に取り付けられたドア
トリムアッパーベース1を挿入するためのU字状のアッ
パーベース受け部であり、弾性を持たせたベース押さえ
部7とクリップ頂部6から垂下するベース受け面8とを
備えている。
細に説明する。図1及び図2は本考案の実施例を示すも
ので、その全体は従来と同様に金属板をプレスにより打
抜き、折り曲げ加工して成形されたものである。図1に
おいて、2はドアトリム5の上端に取り付けられたドア
トリムアッパーベース1を挿入するためのU字状のアッ
パーベース受け部であり、弾性を持たせたベース押さえ
部7とクリップ頂部6から垂下するベース受け面8とを
備えている。
【0008】またクリップ頂部6から反対側に向かっ
て、逆U字状のボデー受け部4が形成されている。この
ボデー受け部4は上記したアッパーベース受け部2から
上方へ立ち上がるボデー受け面10と、弾性を持たせたボ
デー押さえ部11とを備えており、従来品と同様にボデー
側のドアウエスト端部3が下側の開口部より挿入される
ものである。
て、逆U字状のボデー受け部4が形成されている。この
ボデー受け部4は上記したアッパーベース受け部2から
上方へ立ち上がるボデー受け面10と、弾性を持たせたボ
デー押さえ部11とを備えており、従来品と同様にボデー
側のドアウエスト端部3が下側の開口部より挿入される
ものである。
【0009】しかし本考案においては、ボデー受け面10
の上端を直角に折り曲げ加工することによって、クリッ
プ頂部6とボデー受け部4の開口部との中間位置に爪12
が形成されている。このため、ボデー受け部4にドアウ
エスト端部3が挿入されると、ドアウエスト端部3はこ
の爪12と当接することとなる。
の上端を直角に折り曲げ加工することによって、クリッ
プ頂部6とボデー受け部4の開口部との中間位置に爪12
が形成されている。このため、ボデー受け部4にドアウ
エスト端部3が挿入されると、ドアウエスト端部3はこ
の爪12と当接することとなる。
【0010】
【作用】このように構成された本考案のドアトリム取付
け用クリップを用いてドアウエスト端部3にドアトリム
5を固定するには、まず図2のように本考案のドアトリ
ム取付け用クリップをドアウエスト端部3に取り付け
る。このときにドアウエスト端部3はボデー受け部4に
挿入されることとなるが、直角に形成された爪12と接触
することによってよってドアウエスト端部3の挿入深さ
は正確に規制され、常に一定の高さにドアトリム取付け
用クリップは取り付けられることとなる。また図2に示
すように、ボデー側にトリムサポート13を突設してお
き、ドアトリム取付け用クリップの片側の端面をこのト
リムサポート13に当接するようにすれば、左右方向の位
置をも正確に決めることができる。
け用クリップを用いてドアウエスト端部3にドアトリム
5を固定するには、まず図2のように本考案のドアトリ
ム取付け用クリップをドアウエスト端部3に取り付け
る。このときにドアウエスト端部3はボデー受け部4に
挿入されることとなるが、直角に形成された爪12と接触
することによってよってドアウエスト端部3の挿入深さ
は正確に規制され、常に一定の高さにドアトリム取付け
用クリップは取り付けられることとなる。また図2に示
すように、ボデー側にトリムサポート13を突設してお
き、ドアトリム取付け用クリップの片側の端面をこのト
リムサポート13に当接するようにすれば、左右方向の位
置をも正確に決めることができる。
【0011】次にU字状のアッパーベース受け部2にド
アトリムアッパーベース1を挿入することによりドアト
リム5を取り付けるのであるが、爪12の作用によってド
アトリム取付け用クリップのクリップ頂部6は高い位置
にある。このためドアトリムアッパーベース1とアッパ
ーベース受け部2との当て面の高さL1 は従来品におけ
る当て面の高さL0 よりも大きくなり、その分だけドア
トリム5のぐらつきを防止することができる。
アトリムアッパーベース1を挿入することによりドアト
リム5を取り付けるのであるが、爪12の作用によってド
アトリム取付け用クリップのクリップ頂部6は高い位置
にある。このためドアトリムアッパーベース1とアッパ
ーベース受け部2との当て面の高さL1 は従来品におけ
る当て面の高さL0 よりも大きくなり、その分だけドア
トリム5のぐらつきを防止することができる。
【0012】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案のドアト
リム取付け用クリップは、クリップ頂部6とボデー受け
部4の開口部との中間位置にドアウエスト端部3と当接
する爪12を形成したことにより、ドアウエスト端部3に
対するドアトリム5の位置を高さ方向及び左右方向とも
に正確に決定することが可能となる。また本考案のドア
トリム取付け用クリップは、ドアトリムアッパーベース
1とアッパーベース受け部2との当て面の高さL1 を従
来品における当て面の高さL0 よりも大きくすることが
でき、ドアトリム5のぐらつきを防止することができ
る。よって本考案は従来の問題点を解決したドアトリム
取付け用クリップとして、その実用的価値は極めて大き
いものである。
リム取付け用クリップは、クリップ頂部6とボデー受け
部4の開口部との中間位置にドアウエスト端部3と当接
する爪12を形成したことにより、ドアウエスト端部3に
対するドアトリム5の位置を高さ方向及び左右方向とも
に正確に決定することが可能となる。また本考案のドア
トリム取付け用クリップは、ドアトリムアッパーベース
1とアッパーベース受け部2との当て面の高さL1 を従
来品における当て面の高さL0 よりも大きくすることが
でき、ドアトリム5のぐらつきを防止することができ
る。よって本考案は従来の問題点を解決したドアトリム
取付け用クリップとして、その実用的価値は極めて大き
いものである。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
1 ドアトリムアッパーベース 2 U字状のアッパーベース受け部 3 ボデー側のドアウエスト端部 4 逆U字状のボデー受け部 6 クリップ頂部 12 爪
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアトリムアッパーベース(1) が挿入さ
れるU字状のアッパーベース受け部(2) と、ボデー側の
ドアウエスト端部(3) が挿入される逆U字状のボデー受
け部(4) とを備えたドアトリム取付け用クリップにおい
て、クリップ頂部(6) とボデー受け部(4) の開口部との
中間位置に、ドアウエスト端部(3)と当接する爪(12)を
形成したことを特徴とするドアトリム取付け用クリッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018626U JP2598180Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ドアトリム取付け用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018626U JP2598180Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ドアトリム取付け用クリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580910U JPH0580910U (ja) | 1993-11-02 |
JP2598180Y2 true JP2598180Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11976834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992018626U Expired - Fee Related JP2598180Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ドアトリム取付け用クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598180Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106224337B (zh) * | 2016-07-29 | 2019-04-12 | 海南金盘电气有限公司 | 一种板件连接用卡弹片 |
FR3102428B1 (fr) * | 2019-10-29 | 2021-09-17 | Renault Sas | Agrafe de retenue d’un bandeau de garniture de porte d’un véhicule automobile |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5497919U (ja) * | 1977-12-22 | 1979-07-11 | ||
JPH0483947U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-21 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1992018626U patent/JP2598180Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0580910U (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990518 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |