JPS6136247A - カイラル構造を有する有機化合物、液晶の混合物におけるその用途およびその製造方法 - Google Patents

カイラル構造を有する有機化合物、液晶の混合物におけるその用途およびその製造方法

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JPS6136247A
JPS6136247A JP15617585A JP15617585A JPS6136247A JP S6136247 A JPS6136247 A JP S6136247A JP 15617585 A JP15617585 A JP 15617585A JP 15617585 A JP15617585 A JP 15617585A JP S6136247 A JPS6136247 A JP S6136247A
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mixture
phase
organic compound
reaction
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JP15617585A
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ジヤン クロード デユボア
ギイ デコベール
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Thales SA
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Thomson CSF SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/76Esters of carboxylic acids having a carboxyl group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C69/94Esters of carboxylic acids having a carboxyl group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring of polycyclic hydroxy carboxylic acids, the hydroxy groups and the carboxyl groups of which are bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/06Non-steroidal liquid crystal compounds
    • C09K19/08Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings
    • C09K19/10Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings
    • C09K19/12Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings at least two benzene rings directly linked, e.g. biphenyls

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スメクチックA型のメン形相(mesomo
rphous phase)を有し、ネマチックもしく
はSc相を有する液晶のカイラル化剤として使用するこ
とのできる一群の有機化合物に関する。本発明は、また
この群の分子の製造方法ならびに液晶表示装置における
これらの化合物の用途に関する。
カイラルスメクチックC相を有する化合物の偏光値は、
その不斉炭素が高双極子モーメントを有する基を担持す
る( carries )ごとき化合物。
例えばp−へキシルオキシベンジリデン=p′−アミノ
ー2−クロロ−α−プロピルーシナメー) (HOBA
CPC)について、電気的制御パルスに対する応答速度
に関する最良の結果が得られることを示している。
本発明は、その不斉炭素原子に結合した塩素原子を有す
る化合物を提案する。これらの化合物は、1種のSA相
を有するに過ぎないが、電気的に側倒された表示装置に
おいて、他の液晶と混合した形で有利に使用することが
できる。
したがって、本発明は一般式: c式中3<:n<:15 )にしたがって、少くとも1
種のスメクチック状態A−型メソ形相を有するカイラル
構造の有機化合物に関する。
本発明は、また上記式で表わされるカイラル構造を有す
る少くとも1種の有機化合物よりなる液晶の混合物に関
する。
本発明は、捷だ以下の諸工程: 第1工程:酢酸の塩化物および4−フェニルフェノール
よりの4−ジフェニルアセテートの合成; 第2工程:4−ジフェニルアセテートの臭素化による4
−ブロモー4′−ジフェニルアセテートの合成; 第3工程:4−ブロモ−4′−ジフェニルアセテートへ
の水酸化カリウム、次いで塩酸の作用による4−ブロモ
フェニルフェノールの合成;第4丁程:第3工程で得ら
t′した生成物へのナトリウムエチラートおよびアルキ
ルプロミドの逐次作用による4−ブロモ−4′−アルコ
キシジフェニルの合成; 第5工程:第4工程で得られた生成物のシアン化による
4−シアノ−4′−アルキルオキシジフェニルの合成: 第6エ程:第5工程で得られた生成物へのエチレングリ
コール、水およびソーダの混合物の作用による4−(ア
ルキルオキシフェニル)−安息香酸の合成; 第7エ程:第6エ程で得られた酸の塩素化;第8王程:
5f−1−エチルラクテートへの五塩化りんの作用によ
るR(+)−クロロ−2−エチルプロピオネートの合成
; R(−)−り0ロー2−グロパノールの合成;第1O工
程:第7および第9工程で得られた生成物間の反応によ
るR(−)−クロロ−2−プロピル−4[−4n−アル
キルオキシフェニル〕−ベンゾエートの合成 よりなる前記有機化合物の製造方法に関する。
非限定的実施態様および添付図面について、以下本発明
をさらに詳しく説明する。前記添着図面において、第1
図は本発明による混合物の3成分混合物の相図であり、
第2図はScaを有する化合物および本発明の化合物よ
りなる混合物の相図である。
以下の記載は、本発明の分子の一般的合成方法ならびに
それに対応する液晶のメソ形特性に関する。さらに1本
発明の化合物を主成分として得られる混合物の例では、
それらの特別の性質が示されている。
本発明の有機化合物は、4−フェニルフェノールおよび
エチルラクテートなどの基礎化合物から10工程で、下
記の反応式にしたがって得られる。
反応 1:4−ジフェニルアセテートの合成。
コノエステルは、大気温度下、ピリジン中で酢酸の塩化
物および4−フェニルフェノールから得られ、反応式は
以下の通り: 反応 2:4−ブロモ−4′−ジフェニルアセテートの
合成。
この生成物は、酢酸および無水酢酸の存在下、反応Iに
より得られた4−ジフェニルアセテートへの臭素の作用
により得られ、その反応式は以下の通り: 反応 3:4−プロモフェニルフエノ−ルノ合成。
この生成物は、反応2で得られた4−ブロモ−4′−ジ
フェニルアセテートへの水酸化カワラム、次いで塩酸の
作用によって得られ、その反応式は以下の通り: 反応 4:4−ブロモ−47−アルコキシジフェニル類
の合成。
これらのエーテルは5反応3によって得られた4−ブロ
モフェニルフェノールへのナトリウムエチラートおよび
アルキルプロミドの逐次作用ならびに公知の反応操作(
グレイおよびジョーンズ両氏、ジャーナルオブケミカル
ソサイエテイp、1467.1954  参照)により
得られ、その反応式は以下の通り: 反応 5:4−シアノ−4′−アルキルオキシジフェニ
ルの合成。
この生成物は、ジメチルホルムアミド中、シアン化第1
銅の作用により、反応4中に合成されたエーテルから得
られ、その反応式は以下の通り: 反応 6:4−(4−アルコキシフェニル)−安息香酸
の合成。
これらの酸は、反応5において得られた4−ジアツー4
′−アルキルオキシジフェニルへのエチレングリコール
、水およびソーダの混合物の作用ならびに従来の反応操
作により得られ、その反応式は以下の通り: 反応 7:上記の通り得られた酸の塩化物の合成。
これらの酸塩化物は、従来の反応操作による塩化チオニ
ルの作用ならびに溶媒としてベンゼンを用いることによ
り対応する酸から1工程で反応 8:R(刊−クロロ−
2−エチルプロピオネートの合成。
このエチルプロピオネートは、配置逆転を伴う分子内求
核性置換機構による5(−)−エチルラクテートへの五
塩化りんの作用によって得られ、その反応式は以下の通
り: 反応 9:R(−1−クロロ−2−プロパツールの合成
この生成物1ハ1反応8により得られたエチルプロピオ
ネートへの水素化アルミニウムリチウムの作用により得
られ、その反応式は以下の通り: 反応]0:Rf−1−クロロー2−プロピル−4=[4
n−アルコキシフェニル〕−ベ ンゾエート類の合成。
これらのエステル類は1反応7によって得られた酸塩化
物と反応9によって得られたアルコールとの反応により
得られ、その反応式は以下の通り: 下記の各種反応の反応操作において1反応の基礎化合物
(base products )の割合は、情報の目
的で示される。
反応 1 電磁攪拌を行なうs’oomlのエーレンマイヤーフラ
スコ中で、ピリジン375m1に4−フェニルフェノー
ル4.2.59 k溶解した。次いで、15分間でアセ
チルクロリド2t6j9’を添加し。
外気温度下24時間攪拌を続けた。次いで、得られた溶
液を氷および硫酸の混合物(混合物1000gに対し酸
152m1の割合)に注入した。
次いで固体部分を回収し、水洗し、エタノールで再結晶
した。アセテート5029f:得た。この反応操作にお
ける収率は95%であった。
反応 2 反応1により得られたアセテートlog、酢酸25mA
’および無水酢酸12.5ge−コンデンサーを備え機
械攪拌の行なわれる100Mの反応容器に入れた。この
混合物を攪拌し、固体部分が完全に溶解するまで加熱し
、その加熱を約35℃の温度で行なった。次いでヨウ素
結晶を添加し、次いで臭素226gを滴加した。沈でん
が生じ、その沈でんff1l濾過により反応混合物から
分離し、酢酸で洗浄した。4−ブロモ−4′−ジフエニ
ルアセテー) 7.2 g?:得た。この反応操作には
ける収率は60%であった。
反応 3 4−ブロモ−4′−ジフェニルアセテート5g。
脱イオン水20m1、エタノール7、 Q mlおよび
ベレット状苛性カリ448#k、コンデンサーを備え、
電磁攪拌される]OO+++lのエーレンマイヤーフラ
スコに入れた。攪拌し、2時間還流を行なった。冷却後
、該溶液を、水と塩酸との混合物(混合物100 ml
当り酸IQmlの割合)中へ注入した。4−ブロモフェ
ニルフェノール3、99が沈でん物として得られ、その
収率は98%であった。
反応 4 この反応および次の反応の反応操作は、アルキル基がペ
ンチルである場合について記載する。
この反応操作は、nの値がどのようなものであっても1
モル比率に注意すれば適用可能である。
エチルアルコール60m1、次いで清浄す) IJウム
2.6gを、250 mlのエーレンマイヤーフラスコ
に入れた。エーレンマイヤーフラスコに還流コンデンサ
ーを取り付け1反地温合物を。
棒磁石によって攪拌した。ナ) IJウムエチラートが
生成したら、攪拌しなから4−ブロモフェニルフェノー
ル2sg’に添加した。この混合物が均一になったら直
ちに、ブロモペンタン243!j全滴加し、20時間還
流した。次いでエチルアルコールを留去した。次いで軟
水100m1i添加し、蒸気中の温度が100℃になる
まで蒸留を行かった。生成物をベンジンで抽出し、pH
値が中性となるまで水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。次いで、ベンゼンを真空下に除去した。96%の
収率で、4−ブロモー4′−ペンチルオキシフェニル3
5I!を得た。
反応 5 4−ブロモ−4′−ペンチルオキシフェニル33、49
、ジメチルホルムアミド55m1およびシアン化第1銅
1.1.6 pを、コンデンサー金偏え、機械的攪拌が
行なわれる2 5 Q mlの反応容器に入れた。攪拌
および還流を6時間行なった。
該反応混合物を、軟水29 Ornl中エチレンジアミ
ン22.9’から生成される溶液中に注入した。
有機コーチングをベンゼンで抽出し、水洗し。
硫酸マグネシウム上で乾燥した。ベンゼンを真空下に除
去し、シアン誘導体を、溶離剤としてヘキサンおよびト
ルエンを用いて液体クロマトグラフにより精製し1次い
でエタノールで再結晶させた。収率53%で、4−シア
ノ−47−ペンチルオキシジフェニル15g’に4た。
反応 6 エチレングリコール150+n/、水s o mlおよ
びソーダ16gの混合物に4−シアノ−4′−ペンチル
オキシフェニル1of1に加えて、機械的に攪拌しつつ
、150℃で8時間加熱した。冷却後、該混合物を沢過
し、懸濁残留物を、水1100Q/および塩酸140d
より生成される溶液に入れ、還流下に4時間攪拌した。
これをr過し、得られた生成物を、水およびエタノール
で洗浄した。このようにして得られた4 −(4n−ペ
ンチルオキシフエニル)−安息香酸ヲベンゼンで再結晶
させた。予定したアルコキン基度nに従って、懸濁残留
物を得るために、追加のソーダ量が必要である。このこ
とは、特にn=8に対するシアノ誘導体の場合である。
反応 7 前記反応によって得られた酸は、チオニルクロリドの還
流処理により酸塩化物に転化された。
反応 8 ピリジン8gに溶解した5(−)−エチルラクテ−)1
2.9’i、五塩化りん42gに流加した。
砕氷で加水分解し、次いでエーテルで抽出することによ
り、反応生成物を単離するととができる。残留物を常圧
下に蒸留してR(−1−1−クロロ−2−エチνブロピ
オネー)6!j’e得た。反応操作における収率は44
%であった。
反応 9 前工程で得られたクロロ−2−エチルプロピオネート4
9gを、エーテル210 rnlに溶かした水素化アル
ミニウムリチウム8gの中に徐々に添加した。次いで、
得られた反応混合物′fr:30分間攪拌した。10%
硫酸溶液で加水分解後、エーテル相を分離し、水相をエ
ーテルと数回反応させた。該エーテル相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させた。残留物を、水銀柱30+nmの圧
力下約51℃で蒸留した。R(−)−クロロ−2−プロ
パツール29gが得られた。反応操作における収率1d
77%であった。
反応lO 反応10I′i、反応7で得られた酸塩化物と反応9で
得られたアルコールとを反応させることよりなる。酸塩
化物0.0118モル、アルコール0.0115モルお
よびピリジン50m1を2時間還流した。この反応混合
物を、水および硫酸の溶液(硫酸34m1に対し水15
0m1)に注入した。
エーテル相を水洗して乾燥した。最終の誘導体を、溶離
剤としてヘキサンおよびトルエン(50:50)i用い
てシリカクロマトグラフィにより精製した。
合成物質の性質 本発明のR(−)−クロロ−2−プロピル−4−[4n
フルキルオキシフェニル]−ベンゾエート類の群のうち
のある特定の化合物について行々つた熱量測定に関する
検削の結果を次表に示す。
この表で、K゛、SAおよび■の文字はそれぞれ結晶相
、スメクチックA相および等方性相を表わす。それらの
文字の下のX印は一つの相から他の相への転移を表わす
。該転移温度ば℃で表わされる。犬かつと内のf直は、
kcalAnoleで表わした転移エンタルピーを示す
メソ相の性質は、公知の物質と比較して、当該化合物に
ついての光学卵微鏡を用いた同形(isomorphi
sm )について調べて決定された。上表中のエステル
は、そのアルキルオキシ基中においてそれぞれ5,6お
よび8個の炭素原子を有する化合物に対応してA1.A
2およびA3で表わされる。これらのエステルは、スメ
クチック状態A相およびカイラル構造を有し、該カイラ
ル構造はこの群のすべての生成物の場合であり、そのn
値は3〜15の範囲にある。
このように定義された有機化合物を、単独もしくは相互
に混合して、あるいは他の生成物と混合して、液晶とし
て用いることも本発明の範囲にはいる。混合物の数例を
、非限定的方法で示すことができる。
第1図は、n=5.6および8に対する前記化合物の3
成分混合物に対応する相図である。
該相図の縦軸は℃の目盛りであり、左側の軸は化合物A
3rn=8)に対応し、中央の軸は化合物A+rn=5
’)に対応し、右側の軸は化合物Az(n=6)に対応
する。2つの縦軸を結ぶ横軸は該混合物のある一つの化
合物の他の化合物に対する百分率で目盛られている。第
1図の相図は、化・ 合物A1、A2およびA3の混合
物に対する結晶相のスメクチック相への通過を表わす曲
面を有する。したがって、該相図に示した方法で、以下
の混合物5すなわち化合物A3rn=8)20%、化合
物Azrn=6)62%および化合物A+(n==5)
18%を形成することにより19℃の共融混合物を得る
ことが可能である。この混合物により提供される利点は
、低温度で結晶相対スメクチック相の転移を有すること
である。
第2図は、化合物A3と、SC相を有し、次式で表わさ
れる化合物Bとの混合物に対応する相図である。
化合物Bは、91℃で結晶相からSC相に通過し、12
9℃でSC相からSA相に通過し、158℃でSA相か
ら等方性相に通過する。
この相図の縦軸は1℃で目盛られている。該相図の左側
の縦軸は化合物B100%に対応し。
該相図の有軸は化合物A3100%に対応する。
該横軸は化合物A3混合I:#0百分率で目盛られてい
る。第2図の相図は、得られた混合物はメソ形相がカイ
ラルスメクチックC相SCと連続性を有することを示し
ており、ただし化合物A3の高濃度の混合物(90%以
上)については例外である。こ\ではこの相の存在が実
質上認められない。上記混合物は、またSc相と等方性
相との間にSA相を有する。得られた混合物において、
化合物A3は化合物Bの存在のためにスメクチックC相
の分子のカイラル性を得ることを可能にする。この種の
混合物は、メモリーを有する電気的に制御された液晶表
示装置において有利に使用することができる。化合物A
3を含むこの混合物の分子は、塩素原子の利点を有し、
したがって該分子は該分子の主軸に対して垂直な双曲子
モーメントを有する。該分子の誘電異方性εa−ε77
−ε工ば、負の値であり、したがってこれらの分子を電
気的に制御された表示装置に使用することができる。
コレステリック状態とするために、これらの化合物を、
ネマチック相を有する1種以上の液晶と混合して用いる
ことも本発明の範囲にはいる。本発明の化合物は該混合
物にそれらのカイラル構造を付与するからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による混合物の3成分混合物の相図であ
り、第2図はSc相を有する化合物および本発明の化合
物よりなる混合物の相図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般化学式; ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中3≦m≦15)で表わされる少くとも1種のスメ
    チック状態Aメソ形相を有するカイラル構造の有機化合
    物。 2、nが5である特許請求の範囲第1項記載の有機化合
    物。 3、nが6である特許請求の範囲第1項記載の有機化合
    物。 4、nが8である特許請求の範囲第1項記載の有機化合
    物。 5、特許請求の範囲第1項記載の少くとも1種の有機化
    合物よりなる液晶の混合物。 6、nの値が5、6および8に相当する3種の有機化合
    物であつて、該混合物中のこれら3種の化合物の割合が
    、n−5の化合物18%、n=6の化合物62%そして
    n=8の化合物20%である特許請求の範囲第5項記載
    の混合物。 7、Sc相を有する少くとも1種の液晶よりなり、該混
    合物がカイラルスメクチックC相を得ることができるよ
    うな割合で、該有機化合物が該混合物中に存在する特許
    請求の範囲第5項記載の混合物。 8、Sc相を有する該液晶が、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求の範囲第7項記載の混合物。 9、ネマチック相を有する少くとも1種の液晶よりなり
    、該混合物がコレステリック相を有するに充分な割合で
    、該有機化合物が導入される特許請求の範囲第5項記載
    の混合物。 10、第1工程:酢酸の塩化物および4−フェニルフェ
    ノールよりの4−ジフェニルアセテートの合成; 第2工程:4−ジフェニルアセテートの臭素化による4
    −ブロモ−4′−ジフェニルアセテートの合成; 第3工程:4−ブロモ−4′−ジフェニルアセテートへ
    の水酸化カリウム、次いで塩酸の作用による4−ブロモ
    フェニルフェノールの合成; 第4工程:第3工程で得られた生成物へのナトリウムエ
    チラートおよびアルキルプロミドの逐次作用による4−
    ブロモ−4′−アルコキシジフェニルの合成; 第5工程:第4工程で得られた生成物のシアノ化による
    4−シアノ−4′−アルキルオキシジフェニルの合成; 第6工程:第5工程で得られた生成物へのエチレングリ
    コール、水およびソーダの混合物の作用による4−(ア
    ルキルオキシフェニル)−安息香酸の合成; 第7工程:第6工程で得られた上記酸の塩素化; 第8工程:S(−)−エチルラクテートへの五塩化りん
    の作用によるR(+)−クロロ−2−エチルプロピオネ
    ートの合成; 第9工程:第8工程で得られた生成物への水素化アルミ
    ニウムリチウムの作用によるR(−)−クロロ−2−プ
    ロパノールの合成;第10工程:第7および第9工程で
    得られた生成物間の反応によるR(−)−クロロ−2−
    プロピル−4〔−4n−アルキルオキシフェニル〕−ベ
    ンゾエートの合成; の各工程よりなる特許請求の範囲第1項記載の有機化合
    物の製造方法。
JP15617585A 1984-07-17 1985-07-17 カイラル構造を有する有機化合物、液晶の混合物におけるその用途およびその製造方法 Pending JPS6136247A (ja)

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