JPS6135762Y2 - - Google Patents

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JPS6135762Y2
JPS6135762Y2 JP1979050692U JP5069279U JPS6135762Y2 JP S6135762 Y2 JPS6135762 Y2 JP S6135762Y2 JP 1979050692 U JP1979050692 U JP 1979050692U JP 5069279 U JP5069279 U JP 5069279U JP S6135762 Y2 JPS6135762 Y2 JP S6135762Y2
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JP
Japan
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spool
discharge port
supply port
flow rate
pressure
Prior art date
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JP1979050692U
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JPS55151906U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、リフトトラツク等において、ポンプ
からの吐出油のうち一定流量のパワーステアリン
グへ送り、残りの余剰流量をリフト用シリンダー
へ分流させるというような、ワンポンプからの吐
出油の一部を特定の目的のために分流させる優先
回路分流弁に関するものである。
従来の技術 従来の優先回路分流弁は第1図に示すように、
一定流量排出ポート7a側端面11aに凹部12
aを設けたスプール9aに、凹部12aと供給ポ
ート6aとを連通する一対の流量設定絞り穴13
a,14aを、スプール9aの軸心に対して反対
側で且つ相対する位置に設け、さらに受圧室17
aに通ずる圧力検出用小孔19aをスプール9a
に1つ設け、スプール9aをバネ16aで供給ポ
ート6aと余剰流量排出ポート8aを遮断する位
置に付勢したものが知られている。
考案が解決しようとする問題点 しかしこの構造では、この圧力検出用小孔19
aがスプール9aの円周上に1個であると共に、
スプール9aをハウジング5a内に挿入する際に
周方向位置を常に同一とすることは事実上無理で
あり、第2図a,bのようにスプール9aが回転
して挿入されるので、圧力検出用小孔19aの位
置が周方向に変位するから、供給ポート6a側の
圧力を受圧室17aに導く際に、供給ポート6a
より圧力検出用小孔19aまでの距離が変化して
その間を流れる際の流体の動圧の影響が異なるの
で、受圧室17a内の圧力が異なつてしまう。つ
まり、第2図bの場合は供給ポート6aより圧力
検出用小孔19aまでの距離が長いから動圧の影
響が大きくなつて受圧室17a内の圧力は第2図
aの場合よりも低圧となる。そのため制御流量が
スプール9aとハウジング5aの相対位置によつ
て変動するという問題があつた。
問題点を解決するための手段及び作用 長孔2を有し、且つ前記長孔2に通ずる供給ポ
ート6、一定流量排出ポート7、および供給ポー
ト6と一定流量排出ポート7との長手方向中間に
位置する余剰流量排出ポート8を有するハウジン
グ5と、前記ハウジング5の長孔2に嵌合し、供
給ポート6に連通する外周溝10が形成され、一
定流量排出ポート7に開口連通する凹部12を有
し、凹部12と外周溝10とを連通する一対の流
量設定絞り13,13を有するスプール9と、該
スプール9を供給ポート6と余剰流量排出ポート
8とを遮断する位置に付勢するバネ16と、供給
ポート6側圧力が導入されてスプール9にバネ1
6に抗して供給ポート6と余剰流量排出ポート8
を連通する位置に移動する移動力を付与する受圧
室17とを備えた優先回路分流弁において、前記
受圧室17と供給ポート6とを連通する一対の圧
力検出用小孔18,19をスプール9の直径方向
に相対向して穿孔したものであり、これによつて
供給ポート側から2つの圧力検出用小孔までの距
離の和がスプールの回転に関係なしに常に一定と
して受圧室の圧力がスプールとハウジングとの相
対回転位置にかかわらず一定になるようにし、流
量の変動を少なくすることができる。
実施例 以下第3図を参照して本考案の実施例を説明す
る。
本体1には長孔2が形成され、この本体1の開
口部3にはプラグ4がねじこまれており、ハウジ
ング5は本体1とプラグ4とから構成されてい
る。前記ハウジング5には前記長孔2に通ずる供
給ポート6と一定流量排出ポート7とが形成さ
れ、さらにハウジング5には供給ポート6と一定
流量排出ポート7との間で前記長孔2に通ずる余
剰流量排出ポート8が形成されている。前記ハウ
ジング5に嵌合してスプール9が配設され、この
スプール9には供給ポート6に連通する外周溝1
0が形成され、またスプール9には一定流量排出
ポート7側端面11に凹部12が形成され、さら
にスプール9には凹部12と外周溝10とを連通
する一対の流量設定絞り穴13,13がスプール
9の軸心に対して各々反対側に設けられている。
前記長孔2にはスプール9を一定流量排出ポート
側端面11の反対側15方向に押圧するバネ16
が配設され、またスプール9の一定流量排出ポー
ト側端面の反対側15とハウジング5すなわちプ
ラグ4との間には圧力室17が設けられ、この圧
力室17はスプール9に設けた圧力検出用小孔1
8とスプール9の直径方向の反対側に位置してい
る圧力検出用小孔19によつて外周溝10と連通
している。なおハウジング5には一定流量排出ポ
ート7側で前記長孔2に通るリリーフ排出ポート
20が設けられている。
以上のような構成で、供給ポート6から流体を
供給すると流体は流量設定絞り穴13,13およ
び凹部12を通つて一定流量排出ポート7へ流れ
る。供給流量が増して、流量設定絞り穴13,1
3を通過する流量が増加すると、外周溝10内の
流体と凹部12内の流体との圧力差が大きくなつ
てスプール9の両端11,15で圧力不平衡を生
じスプール9は左方に移動し、バネ16の圧力と
釣合う位置まで変位する。スプール9が左方に移
動すると、余剰流量排出ポートオリフイスAが開
き供給流量は余剰流量排出ポート8へも流れる。
供給流量がさらに増すと、スプール9はより左方
へ変位して余剰流量排出ポートオリフイスAを広
げ、増加した供給流量は全て余剰流量排出ポート
8へ流れる。従つて一定流量排出ポート7へは流
量設定絞り13,13の穴径とバネ16の圧力と
によつて決まる一定流量が流れ、余剰流量は全て
余剰流量排出ポート8へ流れる。一定流量排出ポ
ート7内の流体の最高圧力は、図示してはいない
がリリーフ排出ポート20に接続して設けたリリ
ーフ弁により決められている。
以上の様に一対の圧力検出用小孔18,19が
スプール9の軸心に対して各々反対側(180度間
隔)に設けられているので、流体の動圧の影響を
受けずに、受に一定した供給側圧力を受圧室17
に導くことができ、そのために、スプール9とハ
ウジング5との相対的な回転位置によつて流量が
変動するという問題がなくなり、より安定した制
御装置を保障するという効果を有する。
第4図、第5図は従来構造と本考案の構造によ
るスプールと弁室との相対回転位置による調整流
量の変動巾H,H′を示す表図であり、本考案に
係る分流弁の方が変動巾が小さいことが判る。
考案の効果 本考案は前述のように構成したので、スプール
9がどのように回転したとしても供給側ポート6
より2つの圧力検出用小孔18,19までの距離
が常に一定となり、動圧の影響が一定となるから
スプール9とハウジング5との相対回転位置にか
かわらず受圧室17内の圧力が一定となり、流量
の変動を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図a,bはその
不具合説明図、第3図は本考案の実施例を示す断
面図、第4図は従来の分流弁による調整流量変動
巾を示す表図、第5図は本考案の分流弁による調
整流量変動巾を示す表図である。 2は長孔、5はハウジング、6は供給ポート、
7は一定流量排出ポート、8は余剰流量排出ポー
ト、9はスプール、10は外周溝、11は一定流
量排出ポート側端面、12は凹部、13は流量設
定絞り穴、15は一定流量排出ポート側端面の反
対側、16はバネ、17は受圧室、18,19は
圧力検出用小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長孔2を有し、且つ前記長孔2に通ずる供給ポ
    ート6、一定流量排出ポート7、および供給ポー
    ト6と一定流量排出ポート7との長手方向中間に
    位置する余剰流量排出ポート8を有するハウジン
    グ5と、前記ハウジング5の長孔2に嵌合し、供
    給ポート6に連通する外周溝10が形成され、一
    定流量排出ポート7に開口連通する凹部12を有
    し、凹部12と外周溝10とを連通する一対の流
    量設定絞り13,13を有するスプール9と、該
    スプール9を供給ポート6と余剰流量排出ポート
    8とを遮断する位置に付勢するバネ16と、供給
    ポート6側圧力が導入されてスプール9にバネ1
    6に抗して供給ポート6と余剰流量排出ポート8
    を連通する位置に移動する移動力を付与する受圧
    室17とを備えた優先回路分流弁において、前記
    受圧室17と供給ポート6とを連通する一対の圧
    力検出用小孔18,19をスプール9の直径方向
    に相対向して穿孔したことを特徴とする優先回路
    分流弁。
JP1979050692U 1979-04-18 1979-04-18 Expired JPS6135762Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979050692U JPS6135762Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979050692U JPS6135762Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55151906U JPS55151906U (ja) 1980-11-01
JPS6135762Y2 true JPS6135762Y2 (ja) 1986-10-17

Family

ID=28938644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979050692U Expired JPS6135762Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18

Country Status (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53431B2 (ja) * 1972-04-12 1978-01-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53431U (ja) * 1976-06-23 1978-01-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53431B2 (ja) * 1972-04-12 1978-01-09

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Publication number Publication date
JPS55151906U (ja) 1980-11-01

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