JPS6135213A - シボ付きステアリングホイールの成形に使用する成形用金型の製造方法 - Google Patents
シボ付きステアリングホイールの成形に使用する成形用金型の製造方法Info
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- JPS6135213A JPS6135213A JP15813584A JP15813584A JPS6135213A JP S6135213 A JPS6135213 A JP S6135213A JP 15813584 A JP15813584 A JP 15813584A JP 15813584 A JP15813584 A JP 15813584A JP S6135213 A JPS6135213 A JP S6135213A
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- textured
- grain
- product
- protrusion
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、外表面の所定部位に型成形時シボ付けされて
なる合成樹脂製品、例え、ば自動車におけるホーンパッ
ド争モール・アシストグリップ・ステアリングホイール
等のシボ製品とその製造力が−に関する。
なる合成樹脂製品、例え、ば自動車におけるホーンパッ
ド争モール・アシストグリップ・ステアリングホイール
等のシボ製品とその製造力が−に関する。
(従来の技術)
従来、合成樹脂製のシボ製品は、例えばその製品が射出
成形で形成される場合、射出成形と同時に金型に施しで
あるシボ部の凹凸によって反転成形されていた。そして
、その成形用金型は、第9図に示すように、金型3のキ
ャビティ用型面4にシボ形成部5が形成されており、こ
のシボ形成部5によって、fJJ8図に示す成形品l外
表面の所定部位にシボ部2が反転成形されていた。
成形で形成される場合、射出成形と同時に金型に施しで
あるシボ部の凹凸によって反転成形されていた。そして
、その成形用金型は、第9図に示すように、金型3のキ
ャビティ用型面4にシボ形成部5が形成されており、こ
のシボ形成部5によって、fJJ8図に示す成形品l外
表面の所定部位にシボ部2が反転成形されていた。
また、金型3におけるシボ形成部5は、キャビティ用型
面4に所望のシボ模様が穿設されたシボフィルムを貼着
し、酸等で腐食させてシボ形成用凹部5bを作って形成
されるものであり、そのシボ形成用凹部5bによって成
形品シボ部2の凸部2bが反転成形され、酸等で腐食さ
れずに残って形成されるシボ形成用凸部5aによって成
形品シボ部2の凹部2aが反転成形されるものであった
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の型成形時に形成されるシボ製品では、既
述のように成形特使用する金型3のシボ形成部5が、キ
ャビティ用型面4から窪んで形成され、シボ形成用凸部
5aの高さがキャビティ用型面4におけるシボ形成部5
の形成されていない面と一致する高さに形成されるもの
であり、反転成形される成形品lのシボ部2は、その凹
部2aが成形品lにおけるシボ部2の形成されていない
面の高さと一致するため、その凸部2bは成形品1にお
けるシボ部2の形成されていない面から突出することと
なって、感触を悪くさせていた。この点は、シボ製品を
射出成形で形成する場合に限らず、圧縮成形や注入成形
等の型成形で形成する場合でも同様に生じていた。
面4に所望のシボ模様が穿設されたシボフィルムを貼着
し、酸等で腐食させてシボ形成用凹部5bを作って形成
されるものであり、そのシボ形成用凹部5bによって成
形品シボ部2の凸部2bが反転成形され、酸等で腐食さ
れずに残って形成されるシボ形成用凸部5aによって成
形品シボ部2の凹部2aが反転成形されるものであった
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の型成形時に形成されるシボ製品では、既
述のように成形特使用する金型3のシボ形成部5が、キ
ャビティ用型面4から窪んで形成され、シボ形成用凸部
5aの高さがキャビティ用型面4におけるシボ形成部5
の形成されていない面と一致する高さに形成されるもの
であり、反転成形される成形品lのシボ部2は、その凹
部2aが成形品lにおけるシボ部2の形成されていない
面の高さと一致するため、その凸部2bは成形品1にお
けるシボ部2の形成されていない面から突出することと
なって、感触を悪くさせていた。この点は、シボ製品を
射出成形で形成する場合に限らず、圧縮成形や注入成形
等の型成形で形成する場合でも同様に生じていた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、外表面の所定部位に型成形時シボ付けされて
なる合成樹脂製のシボ製品において、シボ部の凸部の高
さを他のシボ部の形成されていない面と一致させること
により、既述の問題点を解決するものである。
なる合成樹脂製のシボ製品において、シボ部の凸部の高
さを他のシボ部の形成されていない面と一致させること
により、既述の問題点を解決するものである。
そして、製造時においては、シボ製品を型成形で形成す
る場合、使用する金型のシボ形成部が、形成するシボ部
の四部の深さ寸法分だけ予め金型のキャビティ用型面か
ら突出させて、この突出部に前記キャビティ用型面の高
さと一致し成形品のシボ部の凸部を成形するシボ形成用
凹部を形成させてなり、この金型を使用して型成形する
ことにより、既述の問題点を解決したシボ製品を得るも
のである。
る場合、使用する金型のシボ形成部が、形成するシボ部
の四部の深さ寸法分だけ予め金型のキャビティ用型面か
ら突出させて、この突出部に前記キャビティ用型面の高
さと一致し成形品のシボ部の凸部を成形するシボ形成用
凹部を形成させてなり、この金型を使用して型成形する
ことにより、既述の問題点を解決したシボ製品を得るも
のである。
(発明の作用・効果)
本発明に係るシボ製品は、シボ部の凸部の高さが他のシ
ボ部の形成されていない面と一致されて形成されるため
、指先などでの引掛かりが少なくなり、感触が良好とな
る効果を奏する。
ボ部の形成されていない面と一致されて形成されるため
、指先などでの引掛かりが少なくなり、感触が良好とな
る効果を奏する。
また1本発明に係るシボ製品の製造方法は、シボ製品を
型成形で形成する場合、使用する金型のシボ形成部を、
形成するシボ部の凹部の深さ寸法分だけ予め金型のキャ
ビティ用型面から突出させ、この突出部にシボ形成用凹
部を形成させるので、シボ部の凸部を形成するシボ形成
用凹部の高さがシボ形成部が形成されていないキャビテ
ィ用型面と一致し、その金型を使用してシボ製品を製造
するため、反転して製造されるシボ製品はシボ部の凸部
の高さが他のシボ部の形成されていない面と一致し、感
触の良好なシボ製品を得ることができる。
型成形で形成する場合、使用する金型のシボ形成部を、
形成するシボ部の凹部の深さ寸法分だけ予め金型のキャ
ビティ用型面から突出させ、この突出部にシボ形成用凹
部を形成させるので、シボ部の凸部を形成するシボ形成
用凹部の高さがシボ形成部が形成されていないキャビテ
ィ用型面と一致し、その金型を使用してシボ製品を製造
するため、反転して製造されるシボ製品はシボ部の凸部
の高さが他のシボ部の形成されていない面と一致し、感
触の良好なシボ製品を得ることができる。
(実施例)
第1図に示す第1実施例の成形品11は、ABS−PP
等の硬質合成樹脂材料からなり、射出成形によって形°
成されるホーンパッドであって、その成形品1i外表面
には所定部位にシボ部12が形成されているシボ製品で
ある。
等の硬質合成樹脂材料からなり、射出成形によって形°
成されるホーンパッドであって、その成形品1i外表面
には所定部位にシボ部12が形成されているシボ製品で
ある。
このシボ部12は、凹部12aの深さ寸法をαとし、凸
部12bがシボ部12の形成されていない面と一致する
高さに形成されている。
部12bがシボ部12の形成されていない面と一致する
高さに形成されている。
したがって、この成形品11は、従来のシボ製品と相違
して、指先などがシボ部12における凸部12bに引掛
かることが少なく、感触が良好となっている。
して、指先などがシボ部12における凸部12bに引掛
かることが少なく、感触が良好となっている。
この成形品llを成形する際に使用される金型13には
、そのキャビティ用型面14の所定部位にシボ形成部1
5が形成されている(第2図参照)、なお、この金型1
3は図示しない金型と型締めされて所定のキャビティを
形成するものであるシボ形成部15は、キャビティ用型
面14から成形品11に形成するシボ部12の凹部12
aの深さ寸法α分だけ突出する突出部16が形成され、
この突出部16表面にシボ部12における凸部12bを
形成するシボ形成用凹部15bが形成されてなっている
。シボ形成用凹部15bは、キャビティ用型面14にお
ける突出部16の形成されていない面の高さと一致して
いる。そして、その形成寸法は、従来と同様に、突出部
16表面に所定のシボ模様が穿設されたシボフィルムを
貼若させ、酸等で腐食させて形成するものであり、腐食
されずに残った部位が成形品11のシボ部12における
凹部12aを形成するシボ形成用凸部15aとなる。
、そのキャビティ用型面14の所定部位にシボ形成部1
5が形成されている(第2図参照)、なお、この金型1
3は図示しない金型と型締めされて所定のキャビティを
形成するものであるシボ形成部15は、キャビティ用型
面14から成形品11に形成するシボ部12の凹部12
aの深さ寸法α分だけ突出する突出部16が形成され、
この突出部16表面にシボ部12における凸部12bを
形成するシボ形成用凹部15bが形成されてなっている
。シボ形成用凹部15bは、キャビティ用型面14にお
ける突出部16の形成されていない面の高さと一致して
いる。そして、その形成寸法は、従来と同様に、突出部
16表面に所定のシボ模様が穿設されたシボフィルムを
貼若させ、酸等で腐食させて形成するものであり、腐食
されずに残った部位が成形品11のシボ部12における
凹部12aを形成するシボ形成用凸部15aとなる。
したがって、この金型13を使用し、型締めして合成樹
脂材料を注入すれば、金型13のシボ形成部15により
外表面の所定部位にシボ部12が形成された成形品11
を成形でき、型開き後離型させれば、シボ部12におけ
る凸部12bがシボ部12の形成されていない面と一致
する高さで形成されており、指先などがその凸部12b
に引掛かることが少なく、感触の良好なシボ製品を得る
ことができる。
脂材料を注入すれば、金型13のシボ形成部15により
外表面の所定部位にシボ部12が形成された成形品11
を成形でき、型開き後離型させれば、シボ部12におけ
る凸部12bがシボ部12の形成されていない面と一致
する高さで形成されており、指先などがその凸部12b
に引掛かることが少なく、感触の良好なシボ製品を得る
ことができる。
第3図に示す第2実施例の成形品21は、第1実施例と
同様な材料から射出成形によって形成されるホーンパッ
ドであり、その成形品21外表面には所定部位にシボ部
22が形成されているシボ製品である。
同様な材料から射出成形によって形成されるホーンパッ
ドであり、その成形品21外表面には所定部位にシボ部
22が形成されているシボ製品である。
このシボ部22は、凹部22aの深さ寸法(凸部22b
との段差)をβとし、凹部22cの深さ寸法(凸部22
dとの段差)をγとし、それらの深さを相違させる2種
類のシボからなり、凸部22bと凸部22dとが共にシ
ボ部22の形成さItていない面と一致する高さに形成
されている。
との段差)をβとし、凹部22cの深さ寸法(凸部22
dとの段差)をγとし、それらの深さを相違させる2種
類のシボからなり、凸部22bと凸部22dとが共にシ
ボ部22の形成さItていない面と一致する高さに形成
されている。
したがって、この成形品21は、指先などがシボ部22
における凸部22b・22dに引掛かることが少なく、
感触が良好となっている。
における凸部22b・22dに引掛かることが少なく、
感触が良好となっている。
この成形品21を成形する際に使用する金型23には、
そのキャビティ用型面24の所定部位にシボ形成部25
が形成されている(第4図参照)、なお、この金型23
も第1実施例のものと同様に図示しない金型と型締めさ
れて所定のキャビティを形成するものである。
そのキャビティ用型面24の所定部位にシボ形成部25
が形成されている(第4図参照)、なお、この金型23
も第1実施例のものと同様に図示しない金型と型締めさ
れて所定のキャビティを形成するものである。
シボ形成部25は、キャビティ用型面24から成形品2
1に形成するシボ部22の凹部22a喀22cの深さ寸
法β・γ分それぞれ突出する突出部26a・26bが形
成され、これらの突出部26a・26b表面にシボ部2
2における凸部22b・22dを形成するシボ形成用凹
部25b・25dが形成されてなっている。シボ形成用
凹部25b・25dは、キャビティ用型面24における
突出部26a・26bの形成されていない面の高さと一
致している。そして、その形成方法は、従来と同様に、
突出部26a・26b表面に所定のシボ模様が穿設され
たシボフィルムを貼着させ、酸等で腐食させて形成する
ものであり、腐食されずに残った部位が成形品21のシ
ボ部22における凹部22a・22cを形成するシボ形
成用凸部25a・25cとなる。
1に形成するシボ部22の凹部22a喀22cの深さ寸
法β・γ分それぞれ突出する突出部26a・26bが形
成され、これらの突出部26a・26b表面にシボ部2
2における凸部22b・22dを形成するシボ形成用凹
部25b・25dが形成されてなっている。シボ形成用
凹部25b・25dは、キャビティ用型面24における
突出部26a・26bの形成されていない面の高さと一
致している。そして、その形成方法は、従来と同様に、
突出部26a・26b表面に所定のシボ模様が穿設され
たシボフィルムを貼着させ、酸等で腐食させて形成する
ものであり、腐食されずに残った部位が成形品21のシ
ボ部22における凹部22a・22cを形成するシボ形
成用凸部25a・25cとなる。
したがって、この金型23を使用して成形すれば、シボ
部22における凸部22b−22dがシボ部22の形成
されていない面と一致する高さで形成されている成形品
21を成形でき、指先などがシボ部22の凸部22b・
22dに引掛かることが少なく、感触の良好なシボ製品
を得ることができる。
部22における凸部22b−22dがシボ部22の形成
されていない面と一致する高さで形成されている成形品
21を成形でき、指先などがシボ部22の凸部22b・
22dに引掛かることが少なく、感触の良好なシボ製品
を得ることができる。
なお、第2実施例では、成形品21のようなシボ部22
が深さを相違させる2種類のシボからなるシボ製品とそ
の製造方法を示したが、勿論、深さが相違する多種類の
シボからなるシボ製品についても本発明を応用できるこ
とは言うまでもないさらに、第1・2実施例では、シボ
が成形品の平面に形成されているシボ製品を示したが、
曲面を備える成形品のその曲面にシボが形成されるシボ
製品にも本発明を応用することができ、第5〜7図にそ
の実施例を示す。
が深さを相違させる2種類のシボからなるシボ製品とそ
の製造方法を示したが、勿論、深さが相違する多種類の
シボからなるシボ製品についても本発明を応用できるこ
とは言うまでもないさらに、第1・2実施例では、シボ
が成形品の平面に形成されているシボ製品を示したが、
曲面を備える成形品のその曲面にシボが形成されるシボ
製品にも本発明を応用することができ、第5〜7図にそ
の実施例を示す。
第5図に示すft53実施例の成形品31は、リング部
38の芯金38a外周にPP−PVC−アヤチルセルロ
ーズ等の合成樹脂材料からなる被m層38bが射出成形
によって形成されるステアリングホイールであり、リン
グ部38外周には略全周にわたってシボ部32が形成さ
れているシボ製品である。
38の芯金38a外周にPP−PVC−アヤチルセルロ
ーズ等の合成樹脂材料からなる被m層38bが射出成形
によって形成されるステアリングホイールであり、リン
グ部38外周には略全周にわたってシボ部32が形成さ
れているシボ製品である。
このシボ部32は、凹部32aの深さ寸法をXとし、凸
部32bがシボ部32の形成されていない面39と緩や
かな曲面を描いて一致する高さ(ζ形成されている。
部32bがシボ部32の形成されていない面39と緩や
かな曲面を描いて一致する高さ(ζ形成されている。
したがって、このリング部38は、指先などがシボ部3
2における凸部32bに引掛かることが少なく、感触が
良好となっている。
2における凸部32bに引掛かることが少なく、感触が
良好となっている。
このリング部38を成形する際に使用する金型33は、
型閉時所定のキャビティを形成する固定型34と可動型
35とからなり、それらのキャビティ用型面34a・3
5aの所定部位にシボ形成部36が形成されている(第
6図参照)。
型閉時所定のキャビティを形成する固定型34と可動型
35とからなり、それらのキャビティ用型面34a・3
5aの所定部位にシボ形成部36が形成されている(第
6図参照)。
シボ形成部36は、形成するシボ部32の凹部32aの
深さ寸法X分キャビティ用型面34a・35aから突出
する突出部37表面に、シボ部32における凸部32b
を形成するシボ形成用凹部36bが形成されてなってい
る。そして、シボ形成用凹部36bの高さは、突出部3
7の形成されていないキャビティ用型面34a(35a
)表面と緩やかな曲面を描いて一致している。このシボ
形成用凹部36bの形成方法は、従来と同様に、シボフ
ィルムや酸等を利用して形成し、腐食されずに残った部
位がリング部38のシボ部32における凹部32aを形
成するシボ形成用凸部36aとなる。
深さ寸法X分キャビティ用型面34a・35aから突出
する突出部37表面に、シボ部32における凸部32b
を形成するシボ形成用凹部36bが形成されてなってい
る。そして、シボ形成用凹部36bの高さは、突出部3
7の形成されていないキャビティ用型面34a(35a
)表面と緩やかな曲面を描いて一致している。このシボ
形成用凹部36bの形成方法は、従来と同様に、シボフ
ィルムや酸等を利用して形成し、腐食されずに残った部
位がリング部38のシボ部32における凹部32aを形
成するシボ形成用凸部36aとなる。
したが・つて、この金型33を使用し、型締めして合成
樹脂材料を注入すれば、シボ形成部36によって外表面
の所定部位にシボ部32が形成されたリング部38を成
形でき、型開き後敲型させれば、シボ部32における凸
部32bがシボ部32の形成されていない面39と緩や
かな曲面を描いて一致する高さに形成されており、指先
などがその凸部32bに引Jj)がることが少なく、感
触の良好なシボ製品を得ることができる。
樹脂材料を注入すれば、シボ形成部36によって外表面
の所定部位にシボ部32が形成されたリング部38を成
形でき、型開き後敲型させれば、シボ部32における凸
部32bがシボ部32の形成されていない面39と緩や
かな曲面を描いて一致する高さに形成されており、指先
などがその凸部32bに引Jj)がることが少なく、感
触の良好なシボ製品を得ることができる。
なお、ステアリングホイールのリング部外周に第3実施
例のリング部38のようなシボを付ける場合、その金型
のキャビティ用型面内周全面に突出部37を設けたすせ
ずにシボ形成部だけを形成することも考えられるが、そ
のようにキャビティ用型面内周全面にシボ形成部を形成
した金型を利用してリング部を成形した場合には、通常
リング部は2つ割りの金型で成形され、2つの金型のP
L面付近でシボ形成部が奇麗に連続して形成される訳で
はなく、その金型を利用して成形したリング部はそのP
L面の部位でシボが喰い違ってパリのような外観となっ
てしまい、また、1m型時、PL面近傍の部位のシボが
PL面近傍のシボ形成部によってかじられ、外観や感触
を悪くさせる結果となっていた。しかし、第3実施例の
ように、金型33のPL面近傍にシボ形成部36が形成
されていないシボ形成用凹部36bの高さと一致するキ
ャビティ用型面34a・35aが形成されていれば、既
述のような、パリ現象やシポカジリ等が無く、外観や感
触を良好にできる効果を奏する。
例のリング部38のようなシボを付ける場合、その金型
のキャビティ用型面内周全面に突出部37を設けたすせ
ずにシボ形成部だけを形成することも考えられるが、そ
のようにキャビティ用型面内周全面にシボ形成部を形成
した金型を利用してリング部を成形した場合には、通常
リング部は2つ割りの金型で成形され、2つの金型のP
L面付近でシボ形成部が奇麗に連続して形成される訳で
はなく、その金型を利用して成形したリング部はそのP
L面の部位でシボが喰い違ってパリのような外観となっ
てしまい、また、1m型時、PL面近傍の部位のシボが
PL面近傍のシボ形成部によってかじられ、外観や感触
を悪くさせる結果となっていた。しかし、第3実施例の
ように、金型33のPL面近傍にシボ形成部36が形成
されていないシボ形成用凹部36bの高さと一致するキ
ャビティ用型面34a・35aが形成されていれば、既
述のような、パリ現象やシポカジリ等が無く、外観や感
触を良好にできる効果を奏する。
第1図は第1実施例の成形品を示す部分断面図第2図は
同実施例の製造に使用する金型の部分断面図、第3図は
第2実施例の成形品を示す部分断面図、第4図は同実施
例の製造に使用する金型の部分断面図、第5図は第3実
施例の成形品を示す部分断面図、tjS6図は同実施例
の製造に使用する金型の部分断面図、第7図は同実施例
の製造に使用する金型の形成時を示す部分断面図、第8
図は従来の成形品を示す部分断面図、第9図は従来の成
形品を製造する金型の部分断面図である。 1@ll・21拳31・・・成形品、2・12・22−
32 ・・・シボ部、2as12a*22a*22C・
32 a−凹部、2b@12b−22b−22d −3
2b ・・・凸部、4e14−24s34a*35a・
・・キャビティ用型面、5・15φ25・36・・・シ
ボ形成部、5a@15a・25a・36a・・・シボ形
成用凸部、5b・15b・25b・36b・・・シボ形
成用凹部、16・26a・26b・37・・・突出部。 特 許 出 願 人 第1図 25シホ゛形成邪 第8図
同実施例の製造に使用する金型の部分断面図、第3図は
第2実施例の成形品を示す部分断面図、第4図は同実施
例の製造に使用する金型の部分断面図、第5図は第3実
施例の成形品を示す部分断面図、tjS6図は同実施例
の製造に使用する金型の部分断面図、第7図は同実施例
の製造に使用する金型の形成時を示す部分断面図、第8
図は従来の成形品を示す部分断面図、第9図は従来の成
形品を製造する金型の部分断面図である。 1@ll・21拳31・・・成形品、2・12・22−
32 ・・・シボ部、2as12a*22a*22C・
32 a−凹部、2b@12b−22b−22d −3
2b ・・・凸部、4e14−24s34a*35a・
・・キャビティ用型面、5・15φ25・36・・・シ
ボ形成部、5a@15a・25a・36a・・・シボ形
成用凸部、5b・15b・25b・36b・・・シボ形
成用凹部、16・26a・26b・37・・・突出部。 特 許 出 願 人 第1図 25シホ゛形成邪 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、外表面の所定部位に型成形時シボ付けされてなる合
成樹脂製のシボ製品において、前記シボ部における凸部
がシボ付けされていない面と一致する高さで形成されて
なることを特徴とするシボ製品。 2、外表面の所定部位にシボ付けされてなる合成樹脂製
のシボ製品を型成形にて製造する方法において、前記シ
ボ製品のシボ部における凸部をシボ付けされていない面
と一致する高さで形成するため、前記金型における反転
されるシボ形成部を、形成するシボ部の凹部の深さ寸法
分だけ前記金型のキャビティ用型面から突出させ、該突
出部表面に前記キャビティ用型面と高さが一致するシボ
形成用凹部を形成した金型を使用して成形することを特
徴とするシボ製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15813584A JPS6135213A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | シボ付きステアリングホイールの成形に使用する成形用金型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15813584A JPS6135213A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | シボ付きステアリングホイールの成形に使用する成形用金型の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6135213A true JPS6135213A (ja) | 1986-02-19 |
JPH0374607B2 JPH0374607B2 (ja) | 1991-11-27 |
Family
ID=15665036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15813584A Granted JPS6135213A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | シボ付きステアリングホイールの成形に使用する成形用金型の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6135213A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144607A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | シボ製品の製造方法 |
JPS62170206U (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-28 | ||
JP2015085884A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 豊田合成株式会社 | 樹脂成形品 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5163796A (ja) * | 1974-06-24 | 1976-06-02 | Tokumitsu Nakanose | Netsukasoseigoseijushiseibando oyobi sonoseizoho |
JPS56154026A (en) * | 1980-04-30 | 1981-11-28 | Toyoda Gosei Co Ltd | Manufacture of synthetic resin molded article |
JPS57178810A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-04 | Nissha Printing Co Ltd | Manufacture of molding die |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15813584A patent/JPS6135213A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5163796A (ja) * | 1974-06-24 | 1976-06-02 | Tokumitsu Nakanose | Netsukasoseigoseijushiseibando oyobi sonoseizoho |
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JPS57178810A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-04 | Nissha Printing Co Ltd | Manufacture of molding die |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6144607A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | シボ製品の製造方法 |
JPH0374608B2 (ja) * | 1984-08-10 | 1991-11-27 | ||
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JP2015085884A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 豊田合成株式会社 | 樹脂成形品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374607B2 (ja) | 1991-11-27 |
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