JPH0720849B2 - 固形化粧料およびその製法 - Google Patents

固形化粧料およびその製法

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JPH0720849B2
JPH0720849B2 JP2192600A JP19260090A JPH0720849B2 JP H0720849 B2 JPH0720849 B2 JP H0720849B2 JP 2192600 A JP2192600 A JP 2192600A JP 19260090 A JP19260090 A JP 19260090A JP H0720849 B2 JPH0720849 B2 JP H0720849B2
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秀行 市原
和之 三室
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/02Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/065Press rams

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表面に形成された凹凸模様が、使用してもそ
のまま残存する固形化粧料おおよびその製法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
一般に、アイシヤドウ等の化粧料は、第7図に示すよう
に、中皿1に粉末状化粧料2を充填し、その表面をプレ
ス成形型3でプレスすることにより固形化してつくられ
ている。このようにして得られるアイシヤドウ等の固形
化粧料は、表面が平坦であり、視覚的に特徴がない。
最近では、上記固形化粧料の表面に凹凸模様を形成する
ことが提案され一部で実施されている。この種の化粧料
は、第8図に示すように、第7図のプレス成形型3に代
えて、型面5aに凹凸模様4が形成されたプレス成形型5
を用い、このプレス成形型5で粉末状化粧料2の表面を
型押し成形することにより製造される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のようにして形成された凹凸模様
は、化粧料の使用時に固形化粧料の表面をパフ等で1〜
2回こすると、消えてしまい長持ちしない。すなわち、
上記のようにして転写形成された凹凸模様4は、プレス
成形型5の型面5a全体の押圧により形成されたものであ
り、凹部だけでなく凸部に対しても押圧が加えられてい
る。そして、凹部と凸部とに加えられる押圧力の差は僅
かである。したがつて、凹部と凸部の表面の締まり度合
いはほとんど同一であることから、使用時にパフ等で固
形化粧料の表面をこすると、凹凸模様4のうち、突出し
ている凸部が多くこすりとられ全体が平坦になることか
ら凹凸模様4が消失してしまう。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、表面
に形成された凹凸模様が使用してもそのまま残存する固
形化粧料およびその製法の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、表面に模様が形
成され、その模様部分とそれ以外の部分とに密度差がつ
けられていて前者が後者よりも低密度に設定され、この
密度差が厚み方向に保たれている固形化粧料を第1の要
旨とし、型面に型押し部と型押しに参加しない部分とを
有し、上記型押しに参加しない部分が凹部に形成されて
その凹部で模様が形成されているプレス成形型を準備す
る工程と、上記プレス成形型で粉末状化粧料の表面を型
押し成形する工程とを備える固形化粧料の製法を第2の
要旨とする。
〔作用〕
本発明は、型面に型押し部と型押しに参加しない模様形
成用凹部を有する特殊なプレス成形型を用い、粉末状化
粧料を固形化する。これにより、型押し部で型押しされ
た粉末状化粧料の部分は高密度化し、型押しに参加しな
い凹部に対応する粉末状化粧料の部分は低密度のままに
なつている。そして、この低密度の部分で模様が形成さ
れている。したがつて、固形化された化粧料の表面をブ
ラシ毛等を備えた塗布具でこすつて化粧料を移し取ると
きに、柔らかい部分が最初にこすり取られてその跡が凹
条の模様となる。上記のような、化粧料表面の、柔らか
い状態の部分と硬い状態の部分とは、化粧料の内部まで
続いていることから、使用時における上記凹条の模様の
現出は、化粧料の使用を繰り返して化粧料の表面がかな
り下がつても行われる。このように、本発明よれば表面
の凹条の模様が、使用を継続してもなかなか消失しない
のであり、これが最大の特徴である。
つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳しく説明する。
〔実施例〕
本発明の固形化粧料の製造は、まず、第1図に示すよう
に、リング状枠体7の底部の内周側に円周に沿つて設け
られた収容凹部7aに円盤状中皿6をセツトする。つい
で、粉末状化粧料8を上記中皿6に充填する。つぎに、
上記充填された化粧料8の表面を、第2図に示すよう
に、型面9に型押し部10と型押しに参加しない凹部(こ
の場合は、凹部が貫通穴で形成され模様形状になつてい
る)11を有するプレス成形型12で型押し成形する。これ
により、上記粉末状化粧料8が固形化されて固形化粧料
13が形成される。この固形化粧料13の表面では、上記成
形型12の型押し部10で型押しされた部分は強く押圧され
て圧縮され、高密度になつているが、型押しに参加しな
い凹部11に対応する部分には全く押圧力が加えられてい
ないため、低密度の状態になつている。このようにして
成形を終えたのち、上記成形型12を上昇させるととも
に、枠体7を上方に持ち上げ中皿6から取り外す。その
状態で固形化粧料13の表面にエアーを吹付ける。上記型
押し部10で型押しされた部分は高密度化されていること
から上記吹付けにより、影響は受けないが、型押しに参
加しない凹部11に対応する部分は低密度のままであるこ
とから表面側の化粧料8が吹飛ばされる。その結果、第
3図に示すように、型押しに参加しない凹部11に対応す
る部分が凹条の模様14に形成される。
このようにして得られた固形化粧料13では、型押し部10
で型押しされた部分は高密度化され、型押しに参加しな
い凹部12に対応する部分は低密度のままになつている。
したがつて、この固形化粧料13の表面を、ブラシ毛等を
備えた塗布具でこすつて化粧料を移し取ると、上記低密
度の柔らかい部分が他の部分よりも多くこすり取られ、
そのこすり取られた跡がやはり凹条の模様14となる。こ
の状態は、使用の継続によつて固形化粧料13の表面が摩
耗しても、摩耗後に現れる新たな表面に再現されること
から、いわば金太郎飴のように、初期の凹条模様14が固
形化粧料13の表面に現れ続ける。
本発明に用いる他のプレス成形型として、第4図、第5
図および第6図に示すようなものがある。
第4図に示すプレス成形型16は、型面17の全体を半球状
の凹面に形成したものである。第5図に示すプレス成形
型20は、型面の型押し部21にもさらに凹凸をつけ、型押
し部21による型押し部分にも凹凸模様を形成したもので
ある。また、第6図に示すプレス成形型23は、型面の型
押し部24に凹凸模様を形成したものである。
なお、上記実施例では、型押しに参加しない凹部を貫通
穴に形成しているがそれに代えて非貫通性の深溝状凹部
で上記凹部を形成してもよい。また、上記実施例では、
中皿に粉末状化粧料を充填して型押し成形を行つている
が、化粧料容器の容器本体の直接粉末状化粧料を充填し
て型押し成形してもよいし、枠体等に粉末状化粧料を充
填して固形化粧料を成形し、これを他の容器に移し替え
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は、型面に型押し部と型押しに参
加しない模様形成用凹部を有する特殊なプレス成形型を
用い、粉末状化粧料を固形化する。これにより、型押し
部で型押しされた粉末状化粧料の部分は高密度化し、型
押しに参加しない凹部に対応する粉末状化粧料の部分は
低密度のままになつている。したがつて、この固形化粧
料の表面を、ブラシ毛等を備えた塗布具でこすつて化粧
料を移し取ると、上記低密度の柔らかい部分が他の部分
よりも多くこすり取られ、そのこすり取られた跡が凹条
模様となる。この状態は、使用の継続によつて固形化粧
料の表面が摩耗しても、摩耗後に現れる新たな表面に再
現されることから、いわば金太郎飴のように、初期の凹
条模様が固形化粧料の表面に現れ続ける。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は本発明の製造工程の説明図、第3
図は本発明によつて得られた固形化粧料の正面図、第4
図は他の実施例の製造工程を説明する断面図、第5図は
さらに他の実施例の製造工程を説明する断面図、第6図
は他の実施例の製造工程を説明する断面図、第7図およ
び第8図は従来例を示す断面図である。 10……型押し部、11……凹部、12……プレス成形型、13
……固形化粧料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に模様が形成され、その模様部分とそ
    れ以外の部分とに密度差がつけられていて前者が後者よ
    りも低密度に設定され、この密度差が厚み方向に保たれ
    ていることを特徴とする固形化粧料。
  2. 【請求項2】型面に型押し部と型押しに参加しない部分
    とを有し、上記型押しに参加しない部分が凹部に形成さ
    れてその凹部で模様が形成されているプレス成形型を準
    備する工程と、上記プレス成形型で粉末状化粧料の表面
    を型押し成形する工程とを備えることを特徴とする固形
    化粧料の製法。
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