JP3050466U

JP3050466U - おにぎり及びおにぎり型押器

Info

Publication number: JP3050466U
Application number: JP1998000653U
Authority: JP
Inventors: 京子佐野
Original assignee: 京子佐野
Priority date: 1998-01-08
Filing date: 1998-01-08
Publication date: 1998-07-14
Anticipated expiration: 2004-01-08

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】通常おにぎりの中に入ってしまって表面から
見えなかった具を美感を有した模様として表面に付けた
おにぎり、及びそのおにぎりを作るための型枠、即ちお
にぎりの表面略中央部に凹部を設け、そこに具を入れ見
た目にも美しく成型し、中身もわかるように工夫された
おにぎりを作ることができる型枠の提供。【解決手段】所要形状をしたおにぎり５の表面略中央
部に、任意形状の凹部４を設けて該凹部に具を入れたも
のであり、また所要形状をしたおにぎりの外枠１と内部
略中央部表面に任意形状の凸部３を設けた内枠２からな
る物である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本発明は、美感を有しながら具を外から見えるようにした、おにぎり及びおにぎり型押器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、おにぎり押型に関しては、その型及びその取り出し方に工夫された物が知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、通常おにぎりの中に入ってしまって表面から見えなかった具を、美感を有した模様として表面に付けたおにぎりと、そのおにぎりを作ることができる型枠、即ちおにぎりの表面略中央部に凹部を設け、そこに具を入れ見た目にも美しく成型し、中身もわかるように工夫されたおにぎりを作ることができる物を完成させることである。

【０００４】

【課題を解決しようとする手段】

上記、課題を解決するために、本考案者は試作・実験を繰り返して完成した物が下記の手段による物である。

【０００５】所要形状をしたおにぎり５の表面略中央部に、任意形状の凹部４を設けて、該凹部に具を入れたものである。

【０００６】所要形状をしたおにぎりの外枠１と、内部略中央部表面に任意形状の凸部３を設けた内枠２からなる物である。

【０００７】

【考案の実施の形態】

外枠１に適量のご飯を詰め、凸部３がある内枠２を外枠１の上方から蓋をするようにして適度の圧力を加えた後に、外枠１と内枠２を取り外すと、表面に凹部があるおにぎりができる。

【０００８】そして、おにぎりの表面にできた凹部４に適当な具を入れて、必要があれば再度、凸部を有しない内枠２に入れて圧力を加えることで、具の表面が滑らかに整形できる。

【０００９】所要形状をしたおにぎり５とは、三角形、四角形、多角形、円形であり、また任意形状の凹部４として、ハート形、花形、星形、丸形、三角形、多角形、動物等の具象形、飛行機等の乗物形、漫画やアニメの登場人物等も好適な様態の一例である。更に、具の材料として、梅干し、シャケ、昆布、おかか、たらこ等を使用すると良好な結果が得られる。

【００１０】外枠１に適量のご飯を詰め、凸部３がある内枠２を外枠１の上方から蓋をするようにして適度の圧力を加えて後に、外枠１と内枠２を取り外すと、表面に凹部があるおにぎができる。

【００１１】また、所要形状をしたおにぎりの外枠１と、内部略中央部表面に任意形状の凸部３を設けた内枠２からなるおにぎり型押器なので、多種類の凸部３を設けた内枠２を設けることで変化に富んだおにぎりを作ることができる。

【００１２】

【実施例】

以下、この考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成方法、構成装置、構成内容、構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでなく、単なる説明例にすぎない。

【００１３】図１より、外枠１の形状は三角形であり、また内枠２の中央部表面に凸部３をハート形としたおにぎりの型押器である。

【００１４】図２より、おにぎり５は三角形であり、また凹部４として、ハート形にしたものである。

【００１５】外枠１に適量のご飯を詰め、凸部３がある内枠２を外枠１の上方から蓋をするようにして適度の圧力を加えて後に、外枠１と内枠２を取り外すと、表面に凹部があるおにぎができる。

【００１６】そして、おにぎりの表面にできた凹部４にたらこ６を入れて、必要があれば再度、凸部を有しない内枠２に入れて圧力を加えることで、具の表面が滑らかに整形する。

【００１７】以上本考案の実施例について説明したが、本考案はこのような実施例に何等限定されるものでなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることはもちろんである。

【００１８】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【００１９】所要形状をしたおにぎり５の表面略中央部に、任意形状の凹部４を設けて、該凹部に具を入れることで、見た目にも美しく成形できるので、子供たちに好評なおにぎりができた。

【００２０】また、請求項２於いて、所要形状をしたおにぎりの外枠１と、内部略中央部表面に任意形状の凸部３を設けた内枠２からなるおにぎり型押器は、従来の型押器に任意形状の凸部３を設けた内枠２を入れ換えることで、子供達にとって興味のある多種類のデザインや模様等を作るおにぎりの型押器ができた。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。１・・・外枠２・・・内枠３・・・凸部４・・・凹部５・・・おにぎり

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】所要形状をしたおにぎり（５）の表面略
中央部に、任意形状の凹部（４）を設けて、該凹部に具
を入れた事を特徴とするおにぎり。
【請求項２】所要形状をしたおにぎりの外枠（１）
と、内部略中央部表面に任意形状の凸部（３）を設けた
内枠（２）からなる事を特徴とするおにぎり型押器。