JP2003530245A - 情報または装飾のキャリアを製造する手段と方法 - Google Patents

情報または装飾のキャリアを製造する手段と方法

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JP2003530245A
JP2003530245A JP2001574344A JP2001574344A JP2003530245A JP 2003530245 A JP2003530245 A JP 2003530245A JP 2001574344 A JP2001574344 A JP 2001574344A JP 2001574344 A JP2001574344 A JP 2001574344A JP 2003530245 A JP2003530245 A JP 2003530245A
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injection molding
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mold
assembly
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ブリューウィッツ、ハンス
ペルソン、ラルス
スヴェンソン、トーマス
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ノラト モビール アクチボラゲット
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0053Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 情報または装飾のキャリア(4)を製造するための組立品であって、型ユニットが互いに接合可能な2つの型手段を含むことを特徴とする。型ユニットは、前記キャリア(4)を射出成形するための射出成形機構(1)と、情報または装飾に従って形成された覆いを前記キャリア(4)に貼り付けるためのスタンプ・ユニット(15)を有する印刷機構(2)とを含む。本発明はまた、これに対応する方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、情報または装飾のキャリアを製造するための手段または組立品およ
び方法に関する。特に本発明は、ポリマー材料の射出成形によって前記キャリア
を製造するためのそのような組立品およびそのような方法に関する。
【0002】 (背景技術) 冒頭で述べた形式のキャリアにはさまざまな適用分野がある。例えば、これら
のキャリアは電話のキーパッドを構成することができ、各キャリアは例えば文字
の形で情報を保持している。キャリアはまた装飾を備えた像から成ることもでき
る。このような像は例えば製品の商標を表示するためにその商品に適用すること
ができる。
【0003】 上記の形式のキャリアを製造するために、望みの情報または装飾を有する条片
から事前に作られた印刷物をキャリアに適用することがよくある。次いで、印刷
物をキャリアの上に正確に位置付けるために、条片にとっては、各キャリアに対
して正確に位置付けられることが最も重要である。
【0004】 別の一方法によれば、前記キャリアは例えばアルミニウムの金属箔から製造さ
れる。各キャリアは箔から打ち抜きされ、キャリアがベースとベースから突き出
た部分を含むような設計が与えられる。この部分はベースに背く表面を有し、こ
の表面の幾何学的外形は現行の情報または装飾に対応する。次いで、各キャリア
は塗料によって塗布される。それから、キャリアの表面に適用される塗料は、下
にある金属構造を露出するように摩滅されて除去される。この結果、情報または
装飾がはっきり見える。最後に、一滴の例えばアクリル塗料をキャリアに塗布し
て、こうして、突出部分とこれによって支えられる表面はアクリル塗料の滴によ
って囲まれる。滴は表面張力によって形成される。続く適切な処置によって滴を
固化する。こうして完成したキャリアは最も美的に満足のいく様式で現行の情報
または装飾を保持する。しかしこの方法には欠点がある。多数の作業が含まれて
生産コストが高くなる。また十分に高い品質レベルを得ることも困難で、高い不
合格率の原因となる。もちろんこの結果、生産コストの増加になる。
【0005】 日本国特許JP3135214は、鋳造物の上にルーズな装飾を配置した後に
、鋳造物とこの上に貼り付けた装飾を透明な上塗りで被覆することによる、装飾
の製造を開示している。システム全体は、4つの固定された機構の間で回転可能
な中央型ユニットに基づいている。これらの機構は、キャリアの鋳造、キャリア
の装飾、装飾されたキャリアの被覆、および完成したキャリアの最終的な取出し
から構成される。各装置において、個別の型は中央型ユニットに係合される。こ
の技法は多くの可動構成部分を含み、これによって工程が複雑になり、生産コス
トが増加する。
【0006】 したがって、前記キャリアの簡単かつ費用効果の高い製造を可能にする、情報
または装飾のキャリア製造法が必要である。
【0007】 (発明の概要) 本発明の目的は、情報または装飾のキャリアを製造するための改善された組立
品と改善された方法とを提供することである。この組立品と方法は、比較的低コ
ストで前記キャリアの合理的な製造を可能にするはずである。
【0008】 本発明によれば、この目的は、請求項1と18に定義された特徴を有する組立
品と請求項15と37に定義された特徴を有する方法によって達成される。組立
品の好ましい実施形態は請求項2〜14および19〜36から明らかであり、方
法の好ましい実施形態は請求項16〜17および38〜40から明らかである。
【0009】 さらに特定すれば、互いに接合できる2つの型手段を含む型ユニットが、前記
キャリアを射出成形するための射出成形機構と、現行の情報または装飾に従って
形成された覆いを前記キャリアに貼り付けるためのスタンプ・ユニットを有する
印刷機構とを含み、印刷機構が射出成形機構に組み込まれていることを特徴とす
る、情報または装飾のキャリアを製造するための組立品が提供される。
【0010】 この結果、低コストで前記キャリアの合理的な製造を可能にする組立品が提供
される。
【0011】 射出成形機構では、キャリアが製造されて望みの設計が与えられる。
【0012】 印刷機構では、スタンプ・ユニットによって覆いがキャリアに貼り付けられる
。現行には、塗料などが単にキャリアに塗布され、スタンプ・ユニットによって
、覆いは望みの情報または装飾にしたがった設計を確実に有することになり、こ
の結果、情報または装飾ははっきり見える。キャリアの正確な位置決めは必要で
はない。
【0013】 印刷機構を射出成形機構の中に組み込むことによって、前記覆いの付加はキャ
リアの射出成形と共に実施され、これはキャリアの位置付けの問題が完全になく
なることを意味する。
【0014】 本発明の組立品が、キャリアに貼り付けられた覆いの上に透明な材料の被覆を
鋳造するための被覆機構を含むことは有利であり、第1の型手段は回転可能に配
置されて、印刷機構において覆いを備えて前記第1型手段の中に保持されたキャ
リアの、被覆機構への転位を可能にする。これによって、覆いの付加によって生
ずる情報または装飾が明瞭で美的に満足な様式で現れると共に、情報または装飾
が被覆によって保護される、キャリアの合理的製造が可能になる。
【0015】 印刷機構のスタンプ・ユニットが、各キャリアに前記覆いを貼り付けるために
型押しシートと係合可能なスタンプ手段を有することは好ましい。これは、覆い
が容易に貼り付けられることを意味する。スタンプ手段は、キャリアに覆いを貼
り付けるために型押しシートと係合するだけである。型押しシートは、各キャリ
アの事前に使用されていないシート部分を露出するために送出し可能であること
が好ましい。
【0016】 本発明による組立品の射出成形機構は、ベースと、ベースから突き出て、ベー
スが離れる端部が前記情報または装飾に対応する幾何学的外観の表面を支える少
なくとも一部分とを有するキャリアを製造するように適合されていることは有利
で、スタンプ・ユニットは前記表面に前記覆いを貼り付けるように適合されてい
る。各キャリアの突出部分がスタンプ・ユニットのスタンプ手段として作用する
ことは有利である。この結果、キャリアをスタンプ・ユニットに対して正確に位
置付けるための必要性は完全になくなる。もちろん、このための理由は、こうし
てスタンプ手段として作用する突出部分がそれ自体、覆いを備えるべき表面を画
定することである。
【0017】 したがって前記突出部分は、前記情報または装飾に対応する幾何学的外観を有
する表面を有する。情報が数字たとえば「1」である場合には、表面にはその数
字が与えられる。キャリアを射出成形によって製造することによって、多量のキ
ャリアの合理的生産が比較的低コストで可能になる。
【0018】 突出部分を有するキャリアを製造するために、射出成形機構が、第1型手段に
形成されて第2型手段の方に向かって開いている空隙と、第2型手段に配置され
て貫通孔を有するエレメントを有することは有利であり、第2型手段は、第1型
手段に向かって開いている孔の底部を形成し、前記エレメントは、型手段と共に
置かれるときは、空隙の上に配置されて空隙、孔、および底部によって画定され
る空洞を形成するように位置され、空隙は前記ベースを画定し、孔は前記突出部
分を画定し、底部は各キャリアの射出成形のために空洞を満たすことと共に前記
表面を画定する。この結果、本発明による組立品は、極めて融通の利く、しかも
比較的安価な射出成形機構を含む。射出成形機構のエレメントを交換することに
よって、同じ形状であるが異なる設計の情報または装飾を有するキャリアを製造
することが可能である。さらにまたエレメントは、第2型手段において対応する
孔を形成することに較べて、製造が非常に容易で安価である。こうして設計され
た型手段はより高価になることの外に、一形式の情報または装飾を有するキャリ
アの製造のみが可能で、したがって第2型手段を有する射出成形機構は融通性が
低くなる。
【0019】 前記エレメントは、対応する数の突出部分と関連表面を持つキャリアを製造で
きるように複数の孔を含むことができる。
【0020】 印刷機構も型押しシートを含むことができるのは有利であり、各キャリアの前
記表面は、キャリアの射出成形と共に型押しシートと係合する。したがって、各
キャリアの表面へ覆いが最も簡単な方法で貼り付けられる。各表面をキャリアの
突出部分へ配置することで、表面は型押しシートに向かうことだけが必要で、そ
れから型押しシートと係合する。キャリアの表面以外のいずれか他の部分に覆い
が貼り付けられるという危険性はない。また、型押しシートに対してキャリアを
位置決めする必要もない。これはもちろん、現行のキャリア上の情報または装飾
の位置がキャリアの突出部分によって支えられた表面によって決定されることに
よる。印刷機構では、この情報または装飾が覆いを表面に貼り付けることによっ
て確実に明瞭に現れるだけである。
【0021】 前記の型押しシートが、前記覆いを各キャリアの表面に貼り付ける前に、事前
に使用されなかったシート部分を露出するために送出し可能であることは好まし
い。これは各表面への覆いの十分な貼り付けを確実にする。
【0022】 型押しシートを、第2型手段とこれによって支持されたエレメントとの間で、
第2型手段の第1型手段に面する側に沿って配置することができ、各キャリアの
前記表面はキャリアの射出成形と共に型押しシートに係合可能である。これによ
って、キャリアの射出成形と、突出部分によって支えられた表面への覆いの貼り
付けが、1ステップで可能になる。
【0023】 組立品が突出部分を有するキャリアの製造を意図している場合には、型ユニッ
トは、キャリアの突出部分を覆って透明な材料の被覆を鋳造するための被覆機構
を含むこともできる。こうして、合理的な方法によって低コストで、外観が極め
て美的に満足でき、情報または装飾が三次元の深さを有することになるキャリア
を製造することが可能である。
【0024】 被覆機構が保持手段を含み、保持手段は第1型手段の上に配置されて、第2型
手段に面する突出部分を有するキャリアと、第2型手段の中に形成されて第1型
手段に向かって開いている空隙とを、留保するように適合されているのは好まし
く、前記型手段を一緒に合わせると、キャリアと空隙とによって画定された空洞
を形成し、この空洞の中に透明な材料が差し込み可能であり、前記突出部分と関
連する表面とを覆って被覆を鋳造することができる。保持手段が射出成形機構の
空隙と同一の空隙から成ることは有利であり、被覆機構の空隙は、回転軸の周り
に第1型手段を回転させることによって射出成形機構へ動くことができ、被覆機
構は空隙の中に保留された完成キャリアを放出するための手段を含む。
【0025】 第1型手段が180°の回転を意図しているのは有利で、これによって射出成
形機構の空隙は、前記の回転中に被覆機構の方へ動くことができる。
【0026】 さらにまた、本発明によれば、情報または装飾のキャリアを製造するための方
法が提供され、この方法は、前記のキャリアを型ユニットの中で射出成形するス
テップと、スタンプ・ユニットによって同じ型ユニットの中で前記キャリアに覆
いを貼り付けるステップとを含み、表面に前記覆いを貼り付けるステップは、キ
ャリアを射出成形するステップと統合して実施される。この結果、低コストで情
報または装飾のキャリアを合理的に製造することを可能にする方法が得られる。
キャリアに対して印刷物を位置付けることに関連する従来の問題点、複雑な生産
ステップ、および不十分な品質レベルはなくなるか、またはいずれにしても著し
く減少する。
【0027】 各キャリアが、ベースとベースから突出しベースから離れるその端部に表面を
担持する部分とを有するように射出成形され、前記覆いが前記表面に貼り付けら
れることは好ましい。
【0028】 この方法が、突出部分と関連する表面の上に透明なポリマー材料を鋳造するス
テップも含むことは好ましい。この結果、耐摩耗性のある情報または装飾を示す
極めて美的に魅力あるキャリアが得られる。
【0029】 さらにまた、情報または装飾のキャリアを製造するための組立品が提供され、
この組立品は、互いに接合可能な2つの型手段を含む型ユニットにおいて、型ユ
ニットは、前記キャリアを射出成形するための射出成形機構と、現行の情報また
は装飾に従って形成された覆いを前記キャリアに貼り付けるためのスタンプ・ユ
ニットを有する印刷機構とを含み、印刷機構のスタンプ・ユニットは、各キャリ
アに前記覆いを貼り付けるための型押しシートと係合可能なスタンプ手段を含む
ことを特徴とする。型押しシートを連続的に送出すことによってスタンプ手段は
各サイクルにおいて型押しシートの影響されない部分に寄り掛かるので、型押し
シートを使用することは有利である。これによって、情報または装飾の均質の印
刷が確実になる。さらにまた鮮明で滑らかな縁を有するきれいな印刷が得られる
【0030】 組立品の好ましい第2実施形態によれば、印刷機構は射出成形機構と別れて配
置され、第1の型手段は、射出成形機構において製造されて前記第1型手段の中
に保留されているキャリアを印刷機構へ転置できるように回転可能に配置されて
いる。しかしながら、印刷機構を射出成形機構と別けて配置することもでき、こ
れは型押しシートを含むことが有利であり、各キャリアの前記表面は、形手段を
一緒に合わせることによって前記型押しシートと係合する。印刷機構が第1型手
段の上に配置されて第2型手段に面する突出部分を有するキャリアを保留するよ
うに適合されており、キャリアの表面は型手段を一緒に合わせることによって前
記型押しシートと係合であることは有利である。保持手段が射出成形機構の空隙
と同一の空隙から成り、射出成形機構において製造されてその空隙中に保留され
ているキャリアが、第1型手段を回転軸の周りに回転させることによって印刷機
構に移動可能であることは有利である。
【0031】 型ユニットがまた射出成形機構から別に配置された印刷機構を含む場合には、
第1型手段が120°にわたって回転するように意図されていることは有利で、
これによって前記回転中に、射出成形機構において製造されてその空隙中に保留
されているキャリアは印刷機構に移動可能であり、印刷機構において覆いを備え
、その空隙中に保留されているキャリアは被覆機構に移動可能であり、被覆機構
に位置する空隙は、この空隙の中に保留されている被覆されたキャリアを放出す
るときに射出成形機構へ移動可能である。
【0032】 上記組立品の他の実施形態は従属請求項19〜36から明らかである。
【0033】 最後に、型ユニットにおいて前記キャリアを射出成形するステップと、前記キ
ャリアに覆いを貼り付けるために型ユニットのスタンプ・ユニットに含まれるス
タンプ手段を型押しシートと係合させるステップとを含む、情報または装飾の前
記キャリアを製造するための方法も提供される。
【0034】 この方法のさらなる好ましい実施形態は従属請求項38〜40から明らかであ
る。
【0035】 以下、本発明を例示として添付の図面を参照して説明する。
【0036】 (実施形態の説明) ここで参照される図1a〜bおよび2a〜cは、本発明の組立品の好ましい実
施形態に含まれる3つの機構1、2、3と、機構1、2、3の各々において処理
された後の情報のキャリア4とを図示する。
【0037】 図1aは、射出成形キャリア4を製造するための射出成形機構1を示し、図1
bは、各キャリア4の表面5に覆いを貼り付けるための印刷機構2を示し、図1
cは、各キャリア4の表面5の上に透明なポリマー材料の被覆6を鋳造するため
の被覆機構3を示す。
【0038】 射出成形機構1は、互いに接合可能な2つの型手段V1、V2を有する型ユニ
ットを含む。第1型手段V1には空隙K1が形成され、前記空隙V1は第2型手
段V2に向かって開いている。第2型手段V2の第1型手段V1に面する側8に
はエレメント7が配置されている。エレメント7には貫通孔9が形成され、第2
型手段V2は前記孔9の底部10を形成する。
【0039】 型手段V1、V2を一緒に合わせると、エレメント7は、前記空隙K1、前記
孔9、および前記底部10によって画定される閉空洞11を形成するために、第
1型手段V1を覆って配置されるように位置付けられる。最後に、空隙K1に通
じるダクト12が第1型手段V1の中に形成されている。
【0040】 キャリア4を射出成形するときは、粘性ポリマー材料が射出成形手段(図示せ
ず)によって、ダクト12を通じて空隙K1の中に導入される。ポリマー材料は
空洞11を満たすことになる。すなわち空隙K1を満たし、さらに孔9を通過し
て孔を満たす。
【0041】 図2aに示すキャリア4は、前記射出成形機構1において製造される。キャリ
ア4は、ベース13とベース13から突き出た部分14とを含む。部分14はよ
り詳細には、エレメント7の孔9によって画定される空洞11の部分に形成され
る。突出部分14は、所定の情報または装飾に対応する形状の表面5を有する。
図2aに示す例では、前記表面5は数字「1」として形成されている。問題の情
報または装飾が例えば数字「11」の場合におけるようにいくつかの表面を必要
とする場合には、エレメント7がいくつかの孔を含むこともあることは認識され
よう。
【0042】 前記孔を第2型手段に直接形成することができ、これによってエレメントを省
くことが可能であることも認識されよう。しかしながら、孔としては第2型手段
の上に配置されたエレメントを貫通して、この中に形成されることが好ましい。
これによって、他の情報または装飾のキャリアを製造するために容易に調節する
ことができる射出成形機構1が得られる。適当に形成された孔を有するいくつか
のエレメントを使用することによって、例えば電話の番号付きキーパッドを1つ
および同じ射出成形機構で製造することが可能である。
【0043】 さらに、エレメントの中に貫通孔を製造するためのコストは、第2型手段の第
1型手段に面する側に直接非貫通孔を製造するための対応するコストよりも著し
く低い。
【0044】 したがって、第2型手段V2の上に配置されたエレメント7の使用の結果、射
出成形機構1のさらに容易な調節ができ、現行の射出成形機構1の製造コストは
低下することができる。
【0045】 図1bに示す印刷機構2は、互いに接合可能な2つの型手段V1、V2で構成
される型ユニットの中に配置されている。キャリア4は、その表面5が第2型手
段V2に面しており、第1型手段V1の保持手段の中に配置されている。保持手
段は図示の実施形態では、第1型手段V1の中に形成された空隙K1である。印
刷機構2はスタンプ・ユニット15を含み、スタンプ・ユニット15は、スタン
プ手段16と、第2型手段V2の第1型手段V1に面する側8に沿って配置され
た型押しシート17とを有する。シート17は送出し装置(図示せず)によって
支持され、この送出し装置は、キャリア4の表面5に覆いを貼り付ける前にシー
ト17の予め使用されていない部分を露出させるための送出しを可能にする。図
示した例では、スタンプ手段16は、キャリア4のベース13から突き出た部分
14とその関連する表面5とから成る。型手段V1、V2を一緒に合わせると、
より具体的には、第1型手段V1の空隙K1の中に配置されたキャリア4は第2
型手段V2と係合することになる。キャリア4の表面5は型押しシート17と係
合することになり、これによって、覆いはシート17から表面5へ移転される。
型手段V1、V2が互いに離れると、キャリア4は覆いを備えた表面5を有する
ことになる。次いで、望みの情報または装飾がキャリア4の上にはっきり現れる
【0046】 図2bに示すキャリア4は、図1bによる印刷機構2において処理されている
。この図から明らかなように、覆いは突出部分14によって支えられた表面5に
貼り付けられている。これはキャリア4によって支えられた情報を、図示の場合
では「1」をはっきり出現させる。
【0047】 ある適用例では、さらなる処理をすることなく図2bに示すキャリア4を使用
することができる。この方式で形成されたキャリア4は低コストで合理的に製造
できると同時に、美的に満足できる外観を有することになる。
【0048】 しかしながら、図2bに示すキャリアについては、図1cによる被覆機構3に
おいてさらに処理されることが好ましい。被覆機構3は2つの接合可能な型手段
V1、V2を有する型ユニットを含む。
【0049】 第1型手段V1に向かって開いている空隙K2は、第2型手段V2の中に形成
されている。第1型手段V1は、第2型手段V2に面している表面5を有するキ
ャリア4を保留するための保持手段を含む。図示する実施形態では、前記保持手
段は空隙K1から成る。型手段V1、V2を一緒に合わせると、第2型手段V2
における空隙K2とキャリア4とによって画定される空洞18が形成される。射
出成形手段(図示せず)によって透明な粘性ポリマー材料を、第2型手段V2に
形成されたダクト19を通じて前記空洞18の中に導入することによって、キャ
リア4の突出部分14とその関連表面5を覆う被覆6が鋳造によって得られるこ
とになる。
【0050】 図2cに示すキャリア4は被覆機構3において処理される。キャリア4によっ
て支えられた情報すなわち「1」は鋳造によって被覆され、透明材料の被覆6が
得られる。こうして被覆4は極めて美的に満足できる外観を得る。被覆6はまた
表面5に貼り付けられた覆いを摩耗から防ぐ。これによって、キャリア4の長い
実用寿命を保証する。
【0051】 これまで、組立品の機構1、2、3を個別に説明してきた。しかしながら機構
1、2、3は本発明によれば共通の型ユニットの中に配置されている。
【0052】 図3aは、本発明の組立品の第1実施形態を示し、この場合、上に述べた3つ
の異なる機構1、2、3が1つの同じ型ユニットの中に配置されている。
【0053】 図1a〜cを参照して説明したものと同じ構造を有する構成部分に、同じ参照
番号を付けた。
【0054】 印刷機構2はより具体的には、射出成形機構1の中に組み込まれている。型押
しシート17はエレメントと第2型手段V2との間に配置され、これはシート部
分が孔9の底部10に配置されることを意味する。送出し手段20は2個のロー
ルを含み、これらのロールの間にシート17が延びている。送出し手段20を操
作することによって、新しいシート部分の送出しを、キャリア4の表面5に覆い
を貼り付ける前に行うことができる。
【0055】 キャリア4を製造するために、型手段V1,V2を一緒に合わせ、その後に粘
性ポリマー材料を、射出成形機構1において形成された空洞11の中に導入する
。こうして、キャリア4の突出部分14によって支えられた表面5への覆いの貼
り付けが、孔9によって画定された空間を粘性ポリマー材料が満たすことと共に
起る。型押しシート17は加熱による型押しのために配置され、これによって前
記覆いは、これが熱い状態にあってシート17に係合されると、前記表面5に貼
り付けられる。
【0056】 キャリア4が射出成形されて、その表面に前記覆いが備えられると、型手段V
1、V2は互いに引き離され、その後に第1型手段V1は回転軸21の周りに、
矢印に方向に180°回転する。空隙K1とその中に配置されたキャリア4は被
覆機構3に供給される。第1空隙K1と同一の第2空隙K1が第1型手段V1の
中に形成され、前記空隙K1は前記回転中に射出成形機構1に供給される。型手
段V2を繰り返し一緒に合わせることによって、第2キャリア4の射出成形と共
に、第1キャリア4の被覆6を作るための鋳造による被覆が被覆機構3において
起ることができる。もちろん、新しいシート部分が送出されて第2キャリア4の
表面5に覆いを貼り付けることが確実になる。
【0057】 続いて、型手段V1、V2は互いに引き離されて、このサイクルを繰り返すこ
とができる。型ユニットは、被覆機構3において完成したキャリア4を放出する
ための手段(図示せず)を含む。
【0058】 図3bは、図3aによる組立品において製造されたキャリア4を示す。このキ
ャリア4は、図示の事例では矢の装飾を支えている。
【0059】 図4aは本発明による好ましい第2実施形態を示し、すべての機構1、2、3
は1つの同じ型ユニットの中に配置されている。
【0060】 再度、構造的に等価の構成部分には、図1a〜cにおけるものと同じ参照番号
を付けた。
【0061】 組立品の第2実施形態は、印刷機構2が射出成形ユニット1から別に配置され
ていることで、図3aに示す組立品の第1実施形態とは本質的に異なっている。
【0062】 第1型手段V1は、回転軸21の周りに、矢印の方向に120°回転するよう
に配置され、これによって射出成形機構1において射出成形されるキャリア4は
、前記回転中に印刷機構2に供給される。同時に、印刷機構2において処理され
たキャリア4は被覆機構3に供給される。最後に、この回転も、被覆機構3に位
置付けられた空隙K1が射出成形装置1に供給されることを意味する。前記回転
前または回転中に被覆機構3において完成されたキャリア4を放出するための手
段(図示せず)が配置されている。それから工程を機構の各々において繰り返す
ことができ、その後に型手段は再度120°回転される。
【0063】 図4bは、図4aによる組立品において製造されたキャリア4を示す。この事
例では、キャリア4は円形の装飾を支えている。
【0064】 こうして、本発明の組立品と本発明の方法は、低い生産コストによる情報また
は装飾のキャリアの合理的な製造を可能にする。前記情報または装飾のキャリア
に対する位置付けに関する問題はすべて解消される。さらにまた、この方法は少
数の生産ステップしか含まず、すべてが制御および検査するには容易である。こ
れは高品質のレベルと低い不合格率を確実にする。
【0065】 本発明の組立品をさまざまに設計されたさまざまな形式の情報または装飾のキ
ャリアを製造するためには使用できることは認識されよう。例えば、キャリアは
電話などの電子製品の被覆を構成し、この場合、装飾は商標から成ることもある
。したがって、実際の突出部分およびこれを囲む被覆よりかなり大きな範囲を有
することを、キャリアのために考案することができる。
【0066】 結局、本発明は示された実施形態に限定されるものではなく、いくつかの変形
および変更形態も考案することができる。したがって本発明はもっぱら添付の特
許請求の範囲によって定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明による射出成形機構の概略断面図である。
【図1b】 本発明による印雑機構の概略断面図である。
【図1c】 本発明による被覆機構の概略断面図である。
【図2a】 図1aにおける射出成形機構において製造されたキャリアの概略斜視図である
【図2b】 図1bにおける印刷機構において処理されたキャリアの概略斜視図である。
【図2c】 図1cにおける被覆機構において処理されたキャリアの概略斜視図である。
【図3a】 本発明の第1実施形態による組立品の概略斜視図である。
【図3b】 図3aによる組立品において製造されたキャリアを示す図である。
【図4a】 本発明の第2実施形態による組立品の概略斜視図である。
【図4b】 図4aによる組立品において製造されたキャリアを示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年4月9日(2002.4.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4F202 AG03 AH33 CA11 CB01 CB22 CC01 CK23 CK43 CK52 4F206 AG03 AH33 JA07 JB22 JL09 JN12 JN25 JQ81

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報または装飾のキャリア(4)を製造するための組立品で
    あって、 互いに接合可能な2つの型手段を含む型ユニットが、 前記キャリア(4)を射出成形するための射出成形機構(1)と、 情報または装飾に従って形成された覆いを前記キャリア(4)に貼り付けるた
    めのスタンプ・ユニット(15)を有する印刷機構(2)と を含み、 印刷機構(2)は射出成形機構(1)に組み込まれていること を特徴とする組立品。
  2. 【請求項2】 キャリア(4)に貼り付けられた覆いの上に透明な材料の被
    覆を鋳造するための被覆機構(3)をさらに含み、第1の型手段(V1)が回転
    可能に配置されて、印刷機構(2)において覆いを備えて前記第1型手段(V1
    )の中に保持されたキャリア(4)の、被覆機構(3)への転位を可能にする請
    求項1に記載の組立品。
  3. 【請求項3】 印刷機構(2)のスタンプ・ユニット(15)が、各キャリ
    ア(4)に前記覆いを貼り付けるために型押しシート(17)と係合可能なスタ
    ンプ手段(16)を有する請求項1または請求項2に記載の組立品。
  4. 【請求項4】 前記型押しシート(17)が、各キャリア(4)の事前に使
    用されていないシート部分を露出するために送出し可能である請求項3に記載の
    組立品。
  5. 【請求項5】 射出成形機構(1)が、ベース(13)と、ベース(13)
    から突き出た少なくとも1つの部分(14)とを有し、この部分(14)のベー
    ス(13)に背く端部が前記情報または装飾に対応する幾何学的外観の表面(5
    )を支えた、キャリア(4)を製造するように適合されており、スタンプ・ユニ
    ットは前記表面に前記覆いを貼り付けるように適合されている前記請求項のいず
    れか一項に記載の組立品。
  6. 【請求項6】 前記キャリア(4)の突出部分(14)がスタンプ・ユニッ
    ト(15)のスタンプ手段(16)として作用する請求項5に記載の組立品。
  7. 【請求項7】 射出成形機構(1)が、 第1型手段(V1)に形成されて第2型手段(V2)の方に向かって開いてい
    る空隙(K1)と、 第2型手段(V2)に配置されて、貫通孔(9)を有するエレメント(7)で
    あって、第2型手段(V2)は第1型手段(V1)に向かって開いている孔(9
    )の底部(10)を形成する、エレメント(7)と を有し、 前記エレメント(7)は、型手段(V1、V2)と共に置かれるときは、空隙
    (K1)の上に配置されて空隙(K1)、孔(9)、および底部(10)によっ
    て画定される空洞(11)を形成するように位置しており、 空隙(K1)は前記ベース(13)を画定し、孔(9)は前記突出部分(14
    )を画定し、底部(10)は各キャリア(4)の射出成形のために空洞(11)
    を満たすと共に前記表面(5)を画定する、 前記請求項のいずれか一項に記載の組立品。
  8. 【請求項8】 エレメント(7)が、対応する数の突出部分(14)と関連
    表面(5)を持つキャリア(4)を製造できるように複数の孔(9)を含む請求
    項7に記載の組立品。
  9. 【請求項9】 印刷機構(2)が型押しシート(17)を含み、各キャリア
    (4)の前記表面(5)は、キャリア(4)の射出成形と共に型押しシート(1
    7)と係合する請求項7または請求項8に記載の組立品。
  10. 【請求項10】 型押しシート(17)が、第2型手段(V2)の第1型手
    段(V1)に面する側(8)とエレメント(7)との間に配置されている請求項
    9に記載の組立品。
  11. 【請求項11】 型ユニットが、キャリア(4)の突出部分(14)を覆っ
    て透明な材料の被覆(6)を鋳造するための被覆機構(3)をさらに含む請求項
    9または請求項10に記載の組立品。
  12. 【請求項12】 被覆機構(3)が保持手段を含み、保持手段は第1型手段
    (V1)の上に配置されて、第2型手段(V2)に面する突出部分(14)を有
    するキャリア(4)と、第2型手段(V2)の中に形成されて第1型手段(V1
    )に向かって開いている空隙(K2)とを、保留するように適合されており、前
    記型手段(V1、V2)を一緒に合わせると、キャリア(4)と空隙(K2)と
    によって画定された空洞(18)を形成し、この空洞(18)の中に透明な材料
    が差し込み可能であり、前記突出部分(14)および関連する表面(5)とを覆
    って被覆(6)を鋳造する請求項11に記載の組立品。
  13. 【請求項13】 被覆機構(3)の保持手段が、射出成形機構(1)の空隙
    (K1)と同一の空隙(K1)から成り、被覆機構(3)の空隙(K1)は、回
    転軸(21)の周りに第1型手段(V1)を回転させることによって射出成形機
    構(1)へ動くことができ、被覆機構(3)は空隙(K1)の中に保留された完
    成キャリア(4)を放出するための手段を含む請求項12に記載の組立品。
  14. 【請求項14】 第1型手段(V1)が180°の回転を意図しており、こ
    れによって射出成形機構(1)の空隙(K1)は、前記の回転中に被覆機構(3
    )の方へ動くことができる請求項13に記載の組立品。
  15. 【請求項15】 情報または装飾のキャリア(4)を製造するための方法に
    おいて、 前記のキャリア(4)を型ユニットの中で射出成形するステップと、 スタンプ・ユニット(15)によって同じ型ユニットの中で前記キャリア(4
    )に覆いを貼り付けるステップと を含み、 表面(5)に前記覆いを貼り付けるステップは、キャリア(4)を射出成形す
    るステップと統合して実施される 方法。
  16. 【請求項16】 前記キャリア(4)が、ベース(13)およびベース(1
    3)から突出しベース(13)から離れるその端部に表面(5)を担持する部分
    (14)を有するように射出成形され、前記覆いが前記表面(5)に貼り付けら
    れる請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 覆いを備えたキャリア(4)の上に透明な材料の被覆(6
    )を鋳造するステップをさらに含む請求項15または請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 情報または装飾のキャリア(4)を製造するための組立品
    であって、 互いに接合可能な2つの型手段を含む型ユニットが、 前記キャリア(4)を射出成形するための射出成形機構(1)と、 現在情報または装飾に従って形成された覆いを前記キャリア(4)に貼り付け
    るためのスタンプ・ユニット(15)を有する印刷機構(2)と を含み、 印刷機構(2)のスタンプ・ユニット(15)は、各キャリア(4)に前記覆
    いを貼り付けるための型押しシート(17)と係合可能なスタンプ手段(16)
    を含むこと を特徴とする組立品。
  19. 【請求項19】 印刷機構(2)が射出成形機構(1)の中に統合されてい
    る請求項18に記載の組立品。
  20. 【請求項20】 印刷機構(2)が射出成形機構(1)とは別に配置され、
    第1型手段(V1)は、射出成形機構(1)において製造されて前記第1型手段
    (V1)の中に保留されているキャリア(4)を印刷機構(2)へ転置できるよ
    うに回転可能に配置されている請求項18に記載の組立品。
  21. 【請求項21】 キャリア(4)に貼り付けられた覆いの上に透明な材料の
    被覆(6)を鋳造するための被覆機構(3)をさらに含み、第1の型手段(V1
    )は回転可能に配置されて、印刷機構(2)において覆いを備えて前記第1型手
    段(V1)の中に保持されたキャリア(4)の、被覆機構(3)への転置を可能
    にする請求項19または請求項20に記載の組立品。
  22. 【請求項22】 前記型押しシート(17)が、各キャリア(4)の事前に
    使用されていないシート部分を露出するために送出し可能である請求項18から
    請求項21までのいずれか一項に記載の組立品。
  23. 【請求項23】 射出成形機構(1)が、ベース(13)と、ベース(13
    )から突き出た少なくとも1つの部分(14)とを有し、この部分(14)のベ
    ース(13)から離れる端部が前記情報または装飾に対応する幾何学的外観の表
    面(5)を担持した、キャリア(4)を製造することを意図しており、スタンプ
    ・ユニットは前記表面に前記覆いを貼り付けることを意図している請求項18か
    ら請求項22までのいずれか一項に記載の組立品。
  24. 【請求項24】 前記キャリア(4)の突出部分(14)がスタンプ・ユニ
    ット(15)の前記スタンプ手段(16)として作用する請求項23に記載の組
    立品。
  25. 【請求項25】 射出成形機構(1)が、 第1型手段(V1)に形成されて第2型手段(V2)の方に向かって開いてい
    る空隙(K1)と、 第2型手段(V2)に配置されて、貫通孔(9)を有するエレメント(7)で
    あって、第2型手段(V2)は第1型手段(V1)に向かって開いている孔(9
    )の底部(10)を形成する、エレメント(7)と を有し、 前記エレメント(7)は、型手段(V1、V2)と共に置かれるときは、空隙
    (K1)の上に配置されて空隙(K1)、孔(9)、および底部(10)によっ
    て画定される空洞(11)を形成するように位置しており、 空隙(K1)は前記ベース(13)を画定し、孔(9)は前記突出部分(14
    )を画定し、底部(10)は各キャリア(4)の射出成形のために空洞(11)
    を満たすと共に前記表面(5)を画定する、 請求項18から請求項24までのいずれか一項に記載の組立品。
  26. 【請求項26】 エレメント(7)が、対応する数の突出部分(14)と関
    連表面(5)を持つキャリア(4)を製造できるように複数の孔(9)を含む請
    求項25に記載の組立品。
  27. 【請求項27】 印刷機構(2)が射出成形機構(1)の中に統合され、各
    キャリア(4)の前記表面(5)が、キャリア(4)の射出成形と共に、型押し
    シート(17)と係合する請求項25または請求項26に記載の組立品。
  28. 【請求項28】 型押しシート(17)が、第2型手段(V2)の第1型手
    段(V1)に面する側(8)とエレメント(7)との間に配置されている請求項
    27に記載の組立品。
  29. 【請求項29】 印刷機構(2)が射出成形機構(1)とは別に配置され、
    各キャリア(4)の前記表面(5)は、型手段(V1、V2)を一緒に合わせる
    と共に前記型押しシート(17)と係合する請求項25または請求項26に記載
    の組立品。
  30. 【請求項30】 印刷機構(2)が、第1型手段(V1)上に配置された保
    持手段を含み、保持手段は第2型手段(V2)に面する突出部分(14)を有す
    るキャリア(4)を保留するように適合されており、キャリア(4)の前記表面
    (5)は、型手段(V1、V2)を一緒に合わせることによって前記型押しシー
    ト(17)と係合することができる請求項29に記載の組立品。
  31. 【請求項31】 保持手段が射出成形機構(1)の空隙(K1)と同一の空
    隙(K1)から成り、射出成形機構(1)において作られその空隙(K1)の中
    に保留されたキャリア(4)は、回転軸(21)の周りに第1型手段(V1)を
    回転させることによって印刷機構(2)へ動くことができる請求項30に記載の
    組立品。
  32. 【請求項32】 型ユニットが、キャリア(4)の突出部分(14)の上に
    透明な材料の被覆(6)を鋳造するための被覆機構(3)をさらに含む請求項2
    7から請求項31までのいずれか一項に記載の組立品。
  33. 【請求項33】 被覆機構(3)が保持手段を含み、保持手段は第1型手段
    (V1)の上に配置されて、第2型手段(V2)に面する突出部分(14)を有
    するキャリア(4)と、第2型手段(V2)の中に形成されて第1型手段(V1
    )に向かって開いている空隙(K2)とを、保留するように適合されており、前
    記型手段(V1、V2)を一緒に合わせると、キャリア(4)と空隙(K2)と
    によって画定された空洞(18)を形成し、この空洞(18)の中に透明な材料
    が差し込み可能であり、前記突出部分(14)および関連する表面(5)とを覆
    って被覆(6)を鋳造する請求項32に記載の組立品。
  34. 【請求項34】 被覆機構(3)の保持手段が、射出成形機構(1)の空隙
    (K1)と同一の空隙(K1)から成り、被覆機構(3)の空隙(K1)は、回
    転軸(21)の周りに第1型手段(V1)を回転させることによって射出成形機
    構(1)へ動くことができ、被覆機構(3)は空隙(K1)の中に保留された完
    成キャリア(4)を放出するための手段を含む請求項33に記載の組立品。
  35. 【請求項35】 第1型手段(V1)が180°にわたって回転するように
    意図されており、これによって射出成形機構(1)の空隙(K1)は、前記の回
    転中に被覆機構(3)の方へ動くことができる請求項29から請求項31までの
    いずれか一項を参照するときの請求項34に記載の組立品。
  36. 【請求項36】 第1型手段(V1)が120°にわたって回転するように
    意図されており、これによって、印刷機構(2)に位置して第1型手段(V1)
    に保留されたキャリア(4)は、前記の回転によって被覆機構(3)の方へ動く
    ことができる、請求項29から請求項31までのいずれか一項を参照するときの
    請求項34に記載の組立品。
  37. 【請求項37】 情報または装飾のキャリア(4)を製造するための方法に
    おいて、 前記キャリア(4)を型ユニットの中で射出成形するステップと、 前記キャリア(4)に覆いを貼り付けるために、型ユニットのスタンプ・ユニ
    ット(15)の中に含まれるスタンプ手段(16)を型押しシート(17)と係
    合させるステップと を含む方法。
  38. 【請求項38】 前記キャリア(3)が、ベース(13)およびベース(1
    3)から突出しベース(13)から離れるその端部に表面(15)を担持する部
    分(14)を有するように射出成形され、前記覆いが前記表面(5)に貼り付け
    られる請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 覆いを備えたキャリア(4)の上に透明な材料の被覆(6
    )を鋳造するステップをさらに含む請求項37または請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 表面(5)に前記覆いを貼り付けるステップが、キャリア
    (4)を射出成形するステップと統合して実施される請求項37または請求項3
    8に記載の方法。
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