JPH0818345B2 - 装飾成形品の製造方法 - Google Patents

装飾成形品の製造方法

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JPH0818345B2
JPH0818345B2 JP61284063A JP28406386A JPH0818345B2 JP H0818345 B2 JPH0818345 B2 JP H0818345B2 JP 61284063 A JP61284063 A JP 61284063A JP 28406386 A JP28406386 A JP 28406386A JP H0818345 B2 JPH0818345 B2 JP H0818345B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、透視可能な合成樹脂から形成された表層側
部材と着色不透明の合成樹脂から形成された基層側部材
の両部材の間に異色な識別模様を有する装飾成形品の製
造方法に関するものである。
従来の技術 この種の装飾成形品として、例えば車輌装備品で示す
と、透明樹脂から射出成形したフィニッシャやコンビラ
ンプ等を挙げることができる。
これらの装飾成形品を製造するには透明な合成樹脂で
表層側部材を成形する際に所望の識別模様に相応する凹
部または凸部を表層側部材の表面に付形し、その凹部の
底面または凸部の頂面にホットスタンプや塗装等で着色
層を形成した後、この着色層と異色に着色した不透明樹
脂塗料で基層側を裏面全体に塗装するのが通常である。
然し、この製造方法によると、表層側部材の表面に識
別模様に相応する凹部または凸部を成形型のキャビティ
型面に刻設しなければならないから型費が嵩むばかりで
なく、成形型が一つのパターンの装飾成形品を製造する
ものに限定されてしまうことにより一つの成形型では複
数の異なる識別模様が要求されるときのような多様なニ
ーズに対応することが難しい。
また、これらの装飾成形品を被取付体へ取り付ける為
の取付具等を表層側部材の裏面に設けると、この取付具
等が表層側部材を透視して視認される為に装飾性を害し
やすいという問題点がある。
発明が解決しようとする課題 本発明は、一つの成形型で多様なパターンの識別模様
を形成できしかも型費等のコストを削減できると共に、
装飾性も向上できる装飾成形品の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明に係る装飾成形品の製造方法においては、第1
のキャビティ型と装飾成形品を被取付体に取り付けるた
めの取付具または取付具の固定手段を形成する凹所を備
えた第1のコア型とで形成される第1のキャビティ空間
に着色不透明な第1の樹脂を射出して、取付具または取
付具の固定手段が裏面から一体に突出する基層側部材を
先に形成し、 次いで、この基層側部材を第1のコア型に保持したま
まの状態で、第1のコア型を第1のキャビティ型の位置
から第1のキャビティ型とは離れた位置にある第2のキ
ャビティ型の位置に移動させ、この間に基層側部材の表
層側部材と対向する面の所定位置に識別模様を平坦に形
成し、 識別模様を形成した基層側部材を第1のコア型に保持
したまま、第2のキャビティ型の基層側部材とで形成さ
れる第2のキャビティ空間に透明な第2の樹脂を射出し
て、識別模様を含む基層側部材の表面を覆うように表層
側部材を形成するとともに両部材を積層一体化し、 表層側部材を通して、基層側部材の表面および識別模
様は目視できるが、裏面の前記取付具または取付具の固
定手段は目視不能となるように形成している。
作 用 この装飾成形品の製造方法では、先に成形する着色不
透明な樹脂の基層側部材と透明な樹脂の表層側部材との
対接面に平坦な識別模様を形成するようにするため、一
つの成形型で多様なパターンの識別模様を形成すること
ができる。それとともに、基層側部材の成形の際に、第
1のコア型に設けた凹所で基層側部材と一体にその裏面
から突出するように取付具または取付具の固定手段を形
成するので、基層側部材は第1のコア型から取り外され
ることなく移動して第1のコア型に対していつも正確な
位置を保ち、位置ズレなどが発生するのが防止できる。
また、その裏面に取付具または取付具の固定手段を一体
に形成するので、透視可能な表層側部材を通して基層側
部材の表面および識別模様は目視できるが、取付具また
は取付具の固定手段が目視されずに装飾性が向上した成
形品が得られる。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
図示実施例では車輌用のフィニッシャを装飾成形品と
して製造する場合を例示し、それをインジェクション成
形で二層に積層成形する方法が記載されている。また、
このフィニッシャを製造するに際して、表面側からます
目模様状の所謂“ダイヤカット”の如きライン模様を透
視可能に形成するものが示されている。
この射出成形にあたっては第1図で示すように軸1を
中心にして矢印X方向に回転駆動するベース2の四面に
第1のコア型3a,3b,3c,3dを備え、その第1のコア型3a,
3b,3c,3dに図面上左右から近接動可能なプラテン4,5に
それぞれ支持された第1のキャビティ型6,第2のキャビ
ティ型7を有する射出成形型が用いられている。これら
の各キャビティ型6,7側には射出ノズル8,9が配置されて
いて異なる種類の溶融樹脂を射出充填できるようになっ
ている。第1のキャビティ型6の型面には、ます目模様
状のライン模様を装飾面に描出するべく、多数の凹凸面
6aがキャビティ型面に形成されている。また、各コア型
3a,3b,3c,3dには最終工程で装飾成形品20を型外しする
エジェクトピン10が備え付けられている。
この射出成形型を用いて、基層側部材を先に、次いで
表層側部材を別の合成樹脂で積層成形する。その合成樹
脂としては、基層側部材にはポリカーボネート樹脂とAB
S樹脂との混合材等の着色不透明な合成樹脂を用い、こ
れには金属粉等の如き光を反射する細かな物質を混合す
ると装飾性をより向上できる。また、表層側部材にはメ
チルメタクリレート樹脂等の無色または無色透明乃至半
透明な合成樹脂を用いる。その各合成樹脂は溶融状態で
射出ノズル8,9からキャビティ空間に射出充填するが、
この積層成形時に互いが融け合って色が混合した状態で
充填される事態を避けるために、先に射出成形する合成
樹脂としては溶融温度が250〜270℃程度のものを用い、
後に射出して積層成形する合成樹脂としては溶融温度が
230〜240℃程度と前記の先に射出成形する樹脂の溶融温
度よりも相対的に低温のものを用いるとよい。
この実施例は先に基層側部材を成形し、次に表層側部
材を積層成形する方法である。第1図の左側から近接動
して型締めした状態で、第2図で示すように第1の樹脂
として着色不透明な合成樹脂21′を第1のキャビティ型
6とコア型3aで形成される第1のキャビティ空間6b内に
射出ノズル8から第1の射出ゲート60を介して射出充填
して冷却硬化させることによりコア型3bが有する如き形
状の基層側部材21を形成する。その基層側部材21の表面
にはキャビティ型6の内面の凹凸面6aにより、この凹凸
面6aと反転した形状の多数の凹凸面21aが付形される。
また、他面側である基層側部材21の裏面にはコア型3aの
内面の凹所6cによりスタットボルトを取り付けるボス等
の固定手段21b或いは被取付体に対する取付具が基層側
部材21の成形と同時に一体成形される。
この基層側部材21の成形後に、第1のキャビティ型6
がコア型3aから離反すると、ベース2が矢印X方向に角
度90゜だけ回転することにより基層側部材21をコア型3a
に保持したままで第1図の上側に示すコア型3bの位置ま
で回転移動して停止する。この位置で基層側部材21の凹
凸面21aに対し、第3図で示す如く比較的剛直なシート
状に成形した識別部材22を仮固定する。この識別部材22
としては所望形状に形抜きしたアルミ,ステンレス等の
金属板や硬質合成樹脂フィルム乃至シートを用いること
ができ、或いは第4図で示すように金属や硬質樹脂フィ
ルム乃至シート22aに異色な印刷部22bを設けたものを用
いてもよい。その識別部材22の裏面には粘着材を設けて
仮固定することができ、また、この仮固定時には基層側
部材21の表面に凹凸21aが形成されていても識別部材22
が比較的剛直であるために平坦な識別模様として形成で
きる。
その識別部材22の仮固定後にベース2が更に矢印X方
向に角度90゜だけ回転することにより、識別部材22の付
着された基層側部材21をコア型3aに保持状態で第1図右
側のコア型3cの位置に移動して第2のキャビティ型7と
対面する。この第2キャビティ型7が近接動して型締め
した状態で第5図で示すようにキャビティ型7の型面と
基層側部材21の表面とで形成される第2のキャビティ空
間7a内に射出ノズル9から第2の射出ゲート12を介して
第2の樹脂として着色透明の合成樹脂23′を射出充填す
ると、その合成樹脂23′は基層側部材21の凹凸面に沿っ
てキャビティ空間内7aに移動することにより識別部材22
の表面を覆って充填され、表層側部材23を形成する。
この合成樹脂23′の射出にあたっては前述した理由に
より基層側部材21の合成樹脂の溶融温度よりも溶融温度
が相対的に低い合成樹脂を用いるとよい。また基層側部
材21の凹凸側21aに溶融樹脂23′の射出流が直接衝突し
ないように第5図で示す如くスプール11を介して基層側
部材21の表面から外れた位置のゲート12から基層側部材
21の表面とほぼ平行方向に溶融樹脂23′を射出して充填
するとよい。その溶融樹脂23′が第2のキャビティ空間
7a内で識別部材22の上側に被るよう移動すると、第6図
で示すように流動圧で識別部材22を押圧するが、識別部
材22は比較的剛性を有するので変形せずに識別部材22を
介して基層側部材21の凹凸面21aの凸面を多少押し潰す
ように変形させると共に、その凹凸面21aの凹面の凹所
内に識別部材22の粘着剤22cを充填させて強固に接着さ
せることができる。
なお、基層側部材21は、第1のコア型3aと共に移動す
るが、基層側部材21の裏面には固定手段21bが一体に形
成され、しかも第1のコア型3aの凹所6cに嵌り込んで支
持された状態のまま移動するので、第1のコア型3aに対
して位置ズレを起こすようなことがない。
これに代えて、第7図で示すように先に成形する基層
側部材21の表面を平坦面に形成し、その平坦面に上述し
た識別部材22やホットスタンプ,印刷等で識別模様を平
坦に形成した後、前の実施例と同様に溶融樹脂23′を射
出充填して表層側部材23を積層成形することもできる。
その表層側部材23の成形後にベース2が矢印X方向に
更に角度90゜だけ回転すると、第1図の下側位置でコア
型3dで示す位置に来て、エジェクトピン10が突き出るこ
とにより、第8図で示すように基層側部材21と表層側部
材23との間に識別部材22をサンドイッチし、しかも基層
側部材21と表層側部材23とを積層一体成形した装飾成形
品20としてコア型3dで示す位置から型外しすることがで
きる。
このようにして製造する装飾成形品では、第9図で示
す如く内部に埋設されている識別部材22が基層側部材21
と異色の色を呈する平坦な識別模様X1として透明な合成
樹脂の表層側部材23から透視することができる。それに
加えて、識別部材22の存在しない部分ではダイヤカット
の如きライン模様X2を描出しても識別模様X1が平坦に透
視できるから、成形型付形で所定位置に平坦な識別部材
等を形成しなくてもよい。
また、表層側部材23は透明な合成樹脂から成形される
が、成形品20の裏面側には第10図で示すように基層側部
材21の裏面にボス等の取付具の固定手段が一体に形成さ
れても、この固定手段は表面側から目視されないように
一体に成形できるため装飾性を向上することができる。
また、これらの固定手段にスタットボルト24を固定すれ
ば被取付体に対する取付具として装着することができ
る。この固定手段は逆L字状,T字状或いは箱型等のリブ
として基層側部材21と一体に形成し、このリブで被取付
体に装着するクリップ等を嵌着することにより被取付体
に固定することもできる。
また、基層側部材21と表層側部材23とを射出成形する
合成樹脂として溶融温度のそれぞれ異なる合成樹脂で形
成するときでも、それぞれの異なる合成樹脂の溶解度パ
ラメータ(SP値)が同一または近似したものを選択する
とよい。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る装飾成形品の製造方法に依
れば、一つの成形型でも装飾模様のパターンや色,付形
位置を適宜変えて多様な装飾成形品を簡単に製造できる
ばかりでなく、その識別模様とは別にライン模様を描出
しても装飾模様の位置が制約されることがないから多様
なニーズに容易に対応できるようになる。また、基層側
部材を成形する際に、第1のコア型で設けた凹所で基層
側部材と一体にその裏面から突出するように取付具また
は取付具の固定手段を形成するので、基層側部材は第1
のコア型から取り外されることなく移動して別途の装着
の工数を必要としないで済むことに加えて、第1のコア
型に対していつも正確な位置を保ち、位置ズレなどが発
生するのが防止される。また、基層側部材は不透明合成
樹脂で成形されているので、その表面側は表面側部材を
透視して目視できるが、裏面に一体に設けた固定手段等
は目視されないので装飾性を向上できるとともに、基層
側部材のどの位置にでも固定手段等を形成でき、その位
置を制約されることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装飾成形品の製造に適用する成形
型並びに成形工程を全体的に示す平面図、第2図は装飾
成形品の基層側部材を成形する工程の説明図、第3図は
基層側部材の成形後に該基層側部材の凹凸面に識別部材
を付着する工程の説明図、第4図は識別部材として適用
可能なシート乃至フィルム部材の部分斜視図、第5図は
表層側部材を積層成形する工程の説明図、第6図は溶融
樹脂の流動圧で識別部材を圧着する状態の拡大説明図、
第7図は本発明の別の実施例に係る装飾成形品の製造工
程を示す拡大説明図、第8図は装飾成形品の型外し工程
を示す説明図、第9図は本発明に係る方法で製造した装
飾成形品の表面側を示す斜視図、第10図は同成形品の裏
面側を示す斜視図である。 21:基層側部材、21a:凹凸面、21b:取付具または取付具
の固定手段、22:剛直な識別部材、22c:粘着材、23:表層
側部材、X1:識別模様。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な合成樹脂から透視可能に形成された
    表層側部材と、着色不透明な合成樹脂から透視不能に形
    成された基層側部材とが組み合わされ、被取付体に取り
    付けられる装飾成形品を製造するにあたり、 第1のキャビティ型の装飾成形品を被取付体に取り付け
    るための取付具または取付具の固定手段を形成する凹所
    を備えた第1のコア型とで形成される第1のキャビティ
    空間に着色不透明な第1の樹脂を射出して、取付具また
    は取付具の固定手段が裏面から一体に突出する基層側部
    材を先に形成し、 次いで、この基層側部材を第1のコア型に保持したまま
    の状態で、第1のコア型を第1のキャビティ型の位置か
    ら第1のキャビティ型とは離れた位置にある第2のキャ
    ビティ型の位置に移動させ、この間に基層側部材の表層
    側部材と対向する面の所定位置に識別模様を平坦に形成
    し、 識別模様を形成した基層側部材を第1のコア型に保持し
    たまま、第2のキャビティ型の基層側部材とで形成され
    る第2のキャビティ空間に透明な第2の樹脂を射出し
    て、識別模様を含む基層側部材の表面を覆うように表層
    側部材を形成するとともに両部材を積層一体化し、 表層側部材を通して、基層側部材の表面および識別模様
    は目視できるが、裏面の前記取付具または取付具の固定
    手段は目視不能となるように形成したことを特徴とする
    装飾成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】上記識別模様を比較的剛直なシート状の識
    別部材で形成するようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の装飾成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】上記基層側部材を、光を反射する微小物質
    を含有した合成樹脂で射出成形するようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装飾成形品の製
    造方法。
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