JPH1044190A - 透明窓を有する2色成形同時絵付け品とその製造方法 - Google Patents

透明窓を有する2色成形同時絵付け品とその製造方法

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JPH1044190A
JPH1044190A JP21917096A JP21917096A JPH1044190A JP H1044190 A JPH1044190 A JP H1044190A JP 21917096 A JP21917096 A JP 21917096A JP 21917096 A JP21917096 A JP 21917096A JP H1044190 A JPH1044190 A JP H1044190A
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JP
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molding resin
mold
transparent
sheet
painting
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JP21917096A
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Takuji Shibata
卓治 柴田
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 見栄えの良い絵柄が形成された透明窓を有す
る2色成形同時絵付け品を効率良く生産し提供する。 【構成】 透明部を有する断裁された絵付けシート1を
キャビティ型2に添わせた後、スライドブロック4を有
するコア型3とキャビティ型2とを型閉めし、スライド
ブロック4の先端部40とキャビティ型2のキャビティ
面20とで絵付けシート1の透明部を挟み込み、絵付け
シート1とキャビティ型2とコア型3とスライドブロッ
ク4とで囲まれた1次成形空間に着色された1次成形樹
脂を射出して1次成形樹脂部を成形し、次に、スライド
ブロック4の先端部40をキャビティ面から引き離して
絵付けシート1とスライドブロック4と1次成形樹脂部
とで囲まれた2次成形空間を形成し、2次成形空間に透
明の2次成形樹脂を射出して2次成形樹脂部を成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、AV機器や家電製
品のフロントパネルやボタン、自動車の計器パネルやボ
タン等に用いられる透明窓を有する2色成形同時絵付け
品とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、色や材質等の異なる2種類の溶融
した成形樹脂を順次射出成形して、異なる2種類の成形
樹脂部が接合した2色成形品を製造する、いわゆる2色
成形法がある。また、絵付けされた2色成形品を得る方
法として、基体シートに印刷絵柄等が形成された絵付け
シートを型閉めして挟み込み、溶融した成形樹脂を射出
成形すると同時に射出成形品に絵付けシートを接着させ
る、いわゆる2色成形同時絵付け法がある(図10〜図
12)。
【0003】前者では、2色成形品に加飾する方法とし
てシルクスクリーン印刷で直接印刷する方法や、絵柄が
印刷された基体シートを2色成形品の立体形状に沿うよ
うに真空成形やプレス成形などでプレ成形し、粘着剤や
両面テープで2色成形品に貼り付ける方法があるが、印
刷工程やプレ成形工程、貼り付け工程など余分な工程が
多く、コスト的にも問題があった。さらにシートを粘着
により貼り付けるため粘着剤のむらによって絵付けシー
トが凹凸となったり、粘着力が不十分なために基体シー
トのエッジ部のはがれ等が問題になっている。
【0004】後者では、具体的には次の方法が考えられ
る。第1キャビティ型の上部に取り付けられた絵付けシ
ート送り出し装置と、第1キャビティ型の下部に取り付
けられた絵付けシート巻き取り装置とで、基体シート上
に絵柄層と接着層が積層された絵付けシートを、第1キ
ャビティ型とコア型との間の所定位置に配置する。次
に、小さい凹部を有する第1キャビティ型とコア型とを
型閉めして1次成形空間を形成し、1次成形空間に1次
成形樹脂射出ノズルから1次成形樹脂を射出して、射出
圧力によって第1キャビティ型のキャビティ面に密着さ
せるとともに、1次成形樹脂部を成形し、1次成形樹脂
部に絵付けシートを接着させる(図10)。次に、絵付
けシートが接着した1次成形樹脂部がコア型側に残留す
るように第1キャビティ型とコア型とを型開きし、第1
キャビティ型と第2キャビティ型とを回転盤を回転させ
て入れ替える。次に、大きい凹部を有する第2キャビテ
ィ型と、1次成形樹脂部が残留したコア型とを型閉めし
て2次成形空間を形成し、2次成形空間に2次成形樹脂
射出ノズルから2次成形樹脂を射出して2次成形樹脂部
を成形する(図11)方法である。この方法では、絵付
けシートに覆われた1次成形樹脂部に、絵付けシートを
介して2次成形樹脂部が接合した2色成形同時絵付け品
が得られる(図12)。前記、絵付けシート送り込み装
置と巻き取り装置は回転盤に固定されているが、数百メ
ートルもの長さの絵付けシートをロール状に巻き取った
ロール状物を少なくとも2個と、ロール状物を回転駆動
させる金属製のモータ駆動装置、絵付けシートの送り動
作をスムーズにさせるための複数の金属製のターンロー
ル等を最低限必要とするため、絵付けシート送り込み装
置と巻き取り装置は、大型でかつ大重量となることが考
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、2次
成形時において、絵付けシートが供給されない第2キャ
ビティ型を使用している。このため、2色成形品のうち
1次成形樹脂部の表面には絵付けシートを接着できる
が、2次成形樹脂部の表面には絵付けシートを接着でき
ない。2次成形樹脂部の表面にも絵柄を形成するには、
2色成形工程の後の別工程で、2色成形同時絵付け品の
2次成形樹脂部の表面にスクリーン印刷等を施すしかな
い。スクリーン印刷による絵柄は、絵付けシートの絵柄
に比べ、色数の多さも模様の精密さも格段に劣る。ま
た、成形樹脂部の表面に既に接着されている絵付けシー
トの絵柄に、正確に位置合わせしてスクリーン印刷する
のは極めて困難である。したがって、2色成形の工程の
他に別工程を必要とする分、生産効率が悪かった。さら
に、2色成形同時絵付け品の表面には、絵付けシートの
絵柄とスクリーン印刷による絵柄とが並存することにな
り、絵柄の色数や精密さにムラのある見栄えの悪い2色
成形同時絵付け品しか生産できない。しかも、1次成形
樹脂部表面の絵柄と2次成形樹脂表面の絵柄との位置合
わせが正確でない見栄えの悪い2色成形同時絵付け品し
か生産できない。
【0006】また、絵付けシートが1次成形樹脂の射出
圧力によって第1キャビティ型のキャビティ面20に押
し付けられるので、キャビティ面に、立ち上がりの大き
い側面と底面との境界で屈曲した部分(以下「金型立ち
上がり屈曲凹部」という。)などが存在すると、金型立
ち上がり屈曲凹部においては射出圧力による無理な力が
絵付けシートにかかることになり、出来上がった2色成
形同時絵付け品の製品立ち上がり屈曲凸部で絵付けシー
トが損傷したり、しわになったりして、見栄えの悪い2
色成形同時絵付け品しか生産できない。
【0007】また、大型の製品を製造する場合は、上面
などの一部だけに絵付けされることが多い。しかし、従
来の絵付けシート送り出し装置と絵付けシート巻き取り
装置とを用いる方法では、製品の上面の全面に絵付けシ
ートを接着させることになる。このため、絵柄の部分が
ほとんどない絵付けシートを用意することになり、絵付
けとは関係のない無駄な部分の多い絵付けシートを使用
するのでコストがかかってしまう。
【0008】この発明の目的は、見栄えの良い絵柄が形
成された透明窓を有する2色成形同時絵付け品を効率良
く生産することができる透明窓を有する2色成形同時絵
付け品の製造方法と、見栄えの良い絵柄が形成された透
明窓を有する2色成形同時絵付け品を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付け品
とその製造方法は、要するに、断裁された絵付けシート
を金型に配置する方法と、着色された1次成形樹脂部と
透明の2次成形樹脂部とを成形するコアスライド方式あ
るいはコア型交換方式の2色成形法とを組み合せた製造
方法により、透明部を有する絵付けシートと着色された
1次成形樹脂部と透明の2次成形樹脂部とからなり、1
次成形樹脂部または2次成形樹脂部の少なくともいずれ
か一方の上面の一部に断裁された絵付けシートが形成さ
れた2色成形同時絵付け品を得るようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明を詳しく説明する。説明の便宜上、この発明の透明窓
を有する2色成形同時絵付け品の製造方法に用いる絵付
けシート1と、2色成形用の金型であるキャビティ型2
とコア型3とを先に説明する。
【0011】絵付けシート1を説明する(図9)。絵付
けシート1は、基本的に、透明の基体シート11上に少
なくとも絵柄層12、接着層13が積層されたものであ
り、透明部を有し断裁されたものである。絵付シートの
種類は、絵付けシート1に成形樹脂が接着した後に基体
シート11を剥離しないもの(「インサートシート」と
もいう。)(図9)と、基体シート11が剥離可能なも
の(以下、「転写シート」という。)とがある。転写シ
ートとして用いる場合は、基体シート11と絵柄層12
との間に剥離層を形成するか、基体シート11にニスな
どを塗って剥離性を付与するとよい。基体シート1の材
質は、ポリエチレンテレフタレートやアクリル、熱可塑
性エラストマー等の各種樹脂がある。絵柄層12は樹脂
バインダーと顔料または染料を用いる。絵柄層12は、
樹脂バインダーと隠蔽性のある金属顔料や無機顔料等、
あるいは蒸着層を用いて隠蔽層あるいは遮光層を部分的
に形成し、隠蔽層あるいは遮光層のないところに透明性
のある樹脂バインダーによって透明層を形成してもよ
く、隠蔽層或いは遮光層のない部分が透明部となる。接
着層13は、1次成形樹脂7と2次成形樹脂8の素材に
適した感熱性あるいは感圧性の透明の樹脂を適宜使用す
る。たとえば、1次成形樹脂7がアクリル樹脂で、2次
成形樹脂8がウレタン樹脂の場合は、接着層13として
塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂を用いるとよい。絵柄
層12、接着層13は各種印刷法で形成する。
【0012】2色成形用の金型であるキャビティ型2と
コア型3を説明する(図1)。コア型3は、いわゆるコ
アスライド方式とコア型交換方式に用いられるものがあ
る。コアスライド方式とはコア型3にスライドブロック
4が備わっており、キャビティ型に対するスライドブロ
ック4の位置が、1次成形時と2次成形時とでは変化す
るものである。コア型交換方式とは、第1コア型とキャ
ビティ型とで1次成形を行なった後、第1コア型を第2
コア型と交換し、1次成形で用いたキャビティ型と第2
コア型とで2次成形を行う方式である。
【0013】キャビティ型2は、コアスライド方式とコ
ア型交換方式に用いられるものがある。キャビティ型2
は、コア型3のスライドブロック4や第2コア型(図示
せず)に対向する面にキャビティ面20を有する。キャ
ビティ型2は1次成形時から2次成形時にかけて不動で
ある。キャビティ面20は、金型立ち上がり屈曲凹部1
6を有してもよい。金型立ち上がり屈曲凹部16は、キ
ャビティ面20のうち、立ち上がりの大きい側面と底面
との境界で屈曲した部分のことであり、大きい立ち上が
りを有する2色成形同時絵付け品の側面と上面との境界
で屈曲した部分(以下「製品立ち上がり屈曲凸部」とい
う。)に対応する部分である。キャビティ面20が金型
立ち上がり屈曲凹部16を有する場合は、金型立ち上が
り屈曲凸部17を有する場合がある。金型立ち上がり屈
曲凸部17は、立ち上がりの大きい金型の側面とパーテ
ィングライン15との境界で屈曲した部分のことであ
る。キャビティ面20のうち、スライドブロック4や第
1コア型とともに絵付けシート1を挟み込む部分は、凹
部となっていてもよいし、キャビティ型2の他の面と段
差を有しない平坦な面であってもよい。キャビティ型2
には、型閉め時に後述するコア型のコア部5とともに絵
付けシート1を挟み込むこととなる第2キャビティ面6
を有してもよい。キャビティ面20のうち、スライドブ
ロック4や第2コア型とともに絵付けシート1を挟み込
む部分や第2キャビティ面6は、前記立ち上がり屈曲凹
部16よりも立ち上がりが小さいものであり、角張った
凹みや球面状に凹んだ部分としてもよい。
【0014】コア型3は、コアスライド方式の場合、キ
ャビティ型2に対向する位置にスライドブロック4を有
する。スライドブロック4は、2次成形樹脂射出口41
を有するとともに、キャビティ型2に対して前後移動す
るものである。スライドブロック4の前後移動は、油圧
シリンダーや空気圧シリンダー等により行なう。スライ
ドブロック4の先端部40は、前記キャビティ面20と
ともに絵付けシート1を挟み込んだときに成形樹脂が入
り込む隙間が生じないように、前記キャビティ面20に
嵌まり込んで、キャビティ面20に面接触する形状等を
している。コア型3は、キャビティ型2と型閉めした時
に1次成形樹脂7が射出される1次成形空間となる凹部
30を有する。凹部30を形成する壁面には1次成形樹
脂射出口31を有する。コア型3はコア部5を有しても
よい。コア部5は、キャビティ型2の平坦面で絵付けシ
ート1を挟み込むものでもよいし、前記第2キャビティ
面6に入り込み絵付けシート1を挟み込むものでもよ
い。射出ユニット21はキャビティ型2側あるいはコア
型3側に設置される。キャビティ型2側に射出ユニット
が設置されている場合は、1次成形樹脂射出口31およ
び2次成形樹脂射出口41と、射出ユニットから延長さ
れた射出シリンダーとを連結するサイドゲートを、コア
型3およびキャビティ型2に形成しておく。2色成形用
の金型としては、図13、図14に記載したものもあ
る。
【0015】あるいは、コア型交換方式にあっては、コ
ア型3は、第1コア型と第2コア型とからなるものがあ
る(図示せず。)。第1コア型は1次成形樹射出口を有
し、第2コア型は2次成形樹射出口を有する。第1コア
型の先端部はキャビティ面とともに絵付けシートを挟み
込んだときに成形樹脂が入り込む隙間が生じないよう
に、前記キャビティ面20に嵌まり込んで、キャビティ
面20に面接触する形状等をしている。第1コア型は、
キャビティ型2と型閉めした時に1次成形樹脂7が射出
される1次成形空間となる凹部を有する。凹部を形成す
る壁面には1次成形樹脂射出口を有する。第1コア型は
コア部を有してもよい。第1コア部は、キャビティ型の
平坦面で絵付けシートを挟み込むものでもよいし、前記
第2キャビティ面に入り込み絵付けシートを挟み込むも
のでもよい。
【0016】以下、上記絵付けシート1とキャビティ型
2とコア型3とを用いて、この発明の透明窓を有する2
色成形同時絵付け品の製造方法の各工程を説明する。ま
ず、絵付けシート1を切断あるいはトリミングして不要
部分を取り除き、キャビティ型2にインサートし添わせ
る。絵付けシート1の不要部分とは、2色成形同時絵付
け品のうち絵付けの不要な部分や、金型立ち上がり屈曲
凹部16や金型立ち上がり屈曲凸部17がある。つま
り、絵付けシート1をキャビティ型2に添わせる時に絵
付けシート1の屈曲率が大きくなってしまう部分などで
ある。金型立ち上がり屈曲凹部16としては、キャビテ
ィ面20のうち、立ち上がりの大きい側面と底面との境
界で屈曲した部分がある。金型立ち上がり屈曲凸部17
は、立ち上がりの大きい金型の側面とパーティングライ
ン15との境界で屈曲した部分がある。
【0017】次に、スライドブロック4を有するコア型
3とキャビティ型2とを型閉めし、スライドブロック4
の先端部40とキャビティ面20とで絵付けシート1の
透明部を挟み込む(図1)。あるいは第1コア型の先端
部とキャビティ面20とで絵付けシート1の透明部を挟
み込んでもよい(図示せず)。挟み込んだ部分には成形
樹脂が入り込まない。挟み込むことによって、図1〜図
4に示すコア型3の場合は、絵付けシート1とキャビテ
ィ型2とコア型3とスライドブロック4とで囲まれた1
次成形空間を形成する。図13に示すコア型3の場合
は、絵付けシート1とキャビティ型2とコア型3とスラ
イドブロック4とで囲まれた1次成形空間を形成する。
図14に示すコア型3の場合は、絵付けシート1とキャ
ビティ型2とコア型3とで囲まれた1次成形空間を形成
する。前記第2キャビティ面6を有するキャビティ型と
コア部5を有するコア型とを用いる場合は、コア部5が
前記第2キャビティ面6と協働して絵付けシート1を挟
み込む。第1コア型を用いる場合は、絵付けシート1と
キャビティ型2と第1コア型3とで囲まれた1次成形空
間を形成する。
【0018】次に、前記1次成形空間に着色された1次
成形樹脂7を射出する(図2)。着色された1次成形樹
脂7は射出後冷却され、周辺部などの着色された1次成
形樹脂部9となる。周辺部としては、押ボタンパネルの
筐体部の部分などがある。着色された1次成形樹脂7の
射出は、コア型3側に設置された射出ユニットから延長
された射出シリンダーを、1次樹脂射出口31に連結し
て行なってもよいし、キャビティ型2側に設置された射
出ユニットから延長された射出シリンダーを、サイドゲ
ート方式等により、1次樹脂射出口31に連結して行な
ってもよい。着色された1次成形樹脂7と後述する透明
の2次成形樹脂8とは相互に異なる硬度の成形樹脂であ
ってもよい。具体的には、1次成形樹脂7がJIS A
硬度100以上の硬度の高い熱可塑性樹脂であって、2
次成形樹脂8がJIS A硬度30〜100の熱可塑性
エラストマーである組合せがある。または、1次成形樹
脂7がJIS A硬度30〜100の熱可塑性エラスト
マーで、2次成形樹脂8がJIS A硬度100以上の
硬度の高い樹脂である組合せがある。JIS A硬度1
00以上の硬度の高い樹脂としては、他に、アクリルス
チレン樹脂、アクリルスチレンブタジエン樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、アクリル樹脂、ナイロン樹脂、スチレ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレ
タン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂、あるいはこれらの樹脂
のアロイ(混ぜ物、複合品ともいう。)がある。JIS
A硬度30〜100の熱可塑性エラストマーとして
は、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)ブロッ
クコポリマー、水素添加SBSブロックコポリマー等の
スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマ
ー、ポリウレタン系エラストマー、ポリアミド系エラス
トマーがある。1次成形空間に位置する絵付けシートは
断裁されたものであるため、1次成形樹脂の射出時に樹
脂に押し流されやすいが、この発明ではコアスライド方
式あるいはコア交換公式なので、1次成形時にスライド
ブロックあるいは第1コア型によって、断裁された絵付
けシートを押さえ付けて仮固定しておける。このため、
絵付けシートは1次成形時に樹脂に押し流されたりせ
ず、よって、絵柄や透明部が正確に位置合わせされた透
明窓を有する2色成形同時絵付け品を得ることができ
る。
【0019】次に、スライドブロック4の先端部40を
キャビティ面20から引き離して2次成形空間を形成す
る(図3)。あるいは、第1コア型と第2コア型とを交
換して2次成形空間を形成する(図示せず)。スライド
ブロック4の先端部40の引き離しによって、絵付けシ
ート1の挟み込みが解除される。その結果、絵付けシー
ト1とスライドブロック4と1次成形樹脂部9とで囲ま
れた2次成形空間が形成される。図13に示すコア型3
の場合は、絵付けシート1とコア型3とスライドブロッ
ク4と1次成形樹脂部とで囲まれた2次成形空間を形成
する。図14に示すコア型3の場合は、絵付けシート1
の透明部とコア型3とスライドブロック4とで囲まれた
2次成形空間を形成する。第1コア型と第2コア型とを
交換したときは、絵付けシート1と第2コア型と1次成
形樹脂部8とで囲まれた2次成形空間を形成する。
【0020】次に、2次成形空間に透明の2次成形樹脂
8を射出する(図4)。透明の2次成形樹脂8は射出後
冷却され、透明の2次成形樹脂部10となる。2次成形
樹脂8の射出は、コア型3側に設置された射出ユニット
から延長された射出シリンダーを、スライドブロック4
の2次樹脂射出口に連結して行なってもよいし、キャビ
ティ型2側に設置された射出ユニットから延長された射
出シリンダーを、サイドゲート方式等により、2次樹脂
射出口に連結して行なってもよい。透明の2次成形樹脂
8の射出によって、図4の場合は、透明の2次成形樹脂
部10は、絵付けシート1の透明部および着色された1
次成形樹脂部9に接合する。接合とは、溶融状態の2次
成形樹脂8が1次成形樹脂部9に接触した状態で冷却固
化して2次成形樹脂部10となるとともに、2次成形樹
脂部10と1次成形樹脂部9とがひっついて一体となる
ことをいう。着色された1次成形樹脂部9と透明の2次
成形樹脂部10とは接合せずに隙間を有する物が製造さ
れてもよい(図7、図8)。
【0021】最後に、コア型3とキャビティ型2とを型
開きして、透明窓を有する2色成形同時絵付け品を取り
出す。得られた2色成形同時絵付け品は、1枚の絵付け
シート1の少なくとも絵柄層と接着層が、着色された1
次成形樹脂部9と透明の2次成形樹脂部10の表面に両
方にまたがって接着したものである(図5、図15)。
透明の2次成形樹脂部10が存在する箇所が透明窓とな
る。また、スライドブロック4あるいは第2コア型の形
状を変えることによって図6〜図8までの断面形状の透
明窓を有する2色成形同時絵付け品を製造できる。前記
第2キャビティ面6を有するキャビティ型とコア部5を
有するコア型とを用いた場合は、コア部5および第2キ
ャビティ面6に相当する部分は、絵付けシート1だけの
部分であり、立体的に盛り上がったボタン部の形状とな
り、この部分は透明窓となる。
【0022】この発明の透明窓を有する2色成形同時絵
付け品を説明する。この発明の透明窓を有する2色成形
同時絵付け品は、透明部を有する絵付けシート1と着色
された1次成形樹脂部9と透明の2次成形樹脂部10と
からなり、1次成形樹脂部9または2次成形樹脂部10
の少なくともいずれか一方の上面の一部に断裁された絵
付けシート1が形成されているものである(図5〜図
8、図15)。この発明の透明窓を有する2色成形同時
絵付け品は1次成形樹脂部9と2次成形樹脂部10とは
接合していてもよい(図5〜図7)。あるいは、1次成
形樹脂部9と2次成形樹脂部10との間に隙間を有して
おり、1次成形樹脂部9および2次成形樹脂部10にま
たがって絵付けシート1が形成されているものでもよい
(図7、図8)。あるいは、2次成形樹脂部10が窓部
19を有しており、絵付けシート1の透明部が窓部19
を覆っているものでもよい(図5)。窓部19を覆う絵
付けシート1は平坦であってもよいし、凸面となってい
てもよい。凸面としては角張って盛り上がった形状や球
面状に盛り上がった形状などがある。あるいは、1次成
形樹脂部9と2次成形樹脂部10とが、相互に異なる硬
度の樹脂で射出成形されたものでもよい。あるいは、1
次成形樹脂部9あるいは2次成形樹脂部10の製品立ち
上がり屈曲凸部18を避けて、断裁された絵付けシート
1が形成されているものでもよい(図5〜図8、図1
5)。
【0023】具体的には、図5〜図8に示すものがあ
る。図5の透明窓を有する2色成形同時絵付け品は、着
色された1次成形樹脂部9と透明の2次成形樹脂部10
とが接合したものであり、1枚の絵付けシート1が両成
形樹脂部の表面にまたがって接着している。透明の2次
成形樹脂部10が接着している絵付けシート1の透明部
は、角張って盛り上がっている。図6の透明窓を有する
2色成形同時絵付け品は、着色された1次成形樹脂部9
と透明の2次成形樹脂部10とが接合したものであり、
1枚の絵付けシート1が両成形樹脂部の表面にまたがっ
て接着しており、さらに、2次成形樹脂8が1次成形樹
脂7の背面にまで回り込んで接合しているものである。
この透明窓を有する2色成形同時絵付け品は、図13に
記載された2色成形用の金型を用いて製造することがで
きる。図7の透明窓を有する2色成形同時絵付け品は、
着色された1次成形樹脂部9と透明の2次成形樹脂部1
0とが隙間を有するものであり、1枚の絵付けシート1
が両成形樹脂部の表面にまたがって接着している。透明
の2次成形樹脂部10が接着している絵付けシート1の
透明部は、角張って盛り上がっている。この透明窓を有
する2色成形同時絵付け品は、図14に記載された2色
成形用の金型を用いて製造することができる。図8の透
明窓を有する2色成形同時絵付け品は、着色された1次
成形樹脂部9と透明の2次成形樹脂部10とが隙間を有
するものであり、1枚の絵付けシート1が両成形樹脂部
の表面にまたがって接着しており、透明の2次成形樹脂
部10が接着している絵付けシート1の透明部は、球面
状に盛り上がった形状のものである。
【0024】
【発明の効果】この発明の透明窓を有する2色成形同時
絵付け品の製造方法は、断裁された絵付けシートを金型
にインサートする方法と、着色された1次成形樹脂部と
透明の2次成形樹脂部とを成形するコアスライド方式あ
るいはコア型交換方式の2色成形法との組み合せによっ
て、1次成形においても2次成形においても同じ絵付け
シートを供給しておくことができるため、着色された1
次成形樹脂部と透明の2次成形樹脂部の双方に、2色成
形という1工程で、1枚の絵付けシートでもって、絵付
けすることも可能となり、2色成形工程の後工程として
のスクリーン印刷工程は全く不要であり、生産効率が格
段に向上する。
【0025】また、この発明の透明窓を有する2色成形
同時絵付け品の製造方法は、断裁された絵付けシートを
金型に配置する方法と、着色された1次成形樹脂部と透
明の2次成形樹脂部とを成形するコアスライド方式ある
いはコア型交換方式の2色成形法との組み合せによっ
て、金型立ち上がり屈曲凹部や金型立ち上がり屈曲凸部
を避けて絵付けシートを沿わせることができる。よっ
て、出来上がった2色成形同時絵付け品の製品立ち上が
り屈曲凸部には絵付けシートが存在しないようにできる
ため、絵付けシートの損傷やしわが発生することはな
く、見栄えの悪い2色成形同時絵付け品が生産できる。
【0026】また、この発明の透明窓を有する2色成形
同時絵付け品の製造方法は、コアスライド方式あるいは
コア型交換方式で2色成形同時絵付けを行なうので、1
次成形でも2次成形でも絵付けシートを供給しておくこ
とができるため、1枚の絵付けシートが1次成形樹脂部
と2次成形樹脂部との両方の表面にまたがって形成され
た見栄えの良い2色成形同時絵付け品が製造できる。
【0027】また、この発明の透明窓を有する2色成形
同時絵付け品は、1枚の絵付けシートが着色された1次
成形樹脂部と透明の2次成形樹脂部の表面にまたがって
形成されたものができるので、色数の多さも模様の精密
さも統一された見栄えの良い美しい絵柄が、着色された
1次成形樹脂部表面にも透明の2次成形樹脂部表面にも
形成されたものである。また、着色された1次成形樹脂
部表面の絵柄と透明の2次成形樹脂部表面の絵柄とが位
置ずれのない見栄えの良い美しいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図2】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図3】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図4】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図5】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品を示す断面図である。
【図6】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品を示す断面図である。
【図7】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品を示す断面図である。
【図8】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品を示す断面図である。
【図9】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵付
け品の製造方法に用いる絵付けシートを示す断面図であ
る。
【図10】 従来の2色成形同時絵付け品の製造方法を
示す一部断面図である。
【図11】 従来の2色成形同時絵付け品の製造方法を
示す一部断面図である。
【図12】 従来の2色成形同時絵付け品を示す断面図
である。
【図13】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵
付け品の製造方法に用いる2色成形用の金型を示す断面
図である。
【図14】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵
付け品の製造方法に用いる2色成形用の金型を示す断面
図である。
【図15】 この発明の透明窓を有する2色成形同時絵
付け品を示す平面図である。
【符号の説明】
1 絵付けシート 11 基体シート 12 絵柄層 13 接着層 14 剥離層 2 キャビティ型 20 キャビティ面 3 コア型 30 凹部 31 1次成形樹脂射出口 4 スライドブロック 40 先端部 41 2次成形樹脂射出口 5 コア部 6 第2キャビティ面 7 1次成形樹脂 8 2次成形樹脂 9 1次成形樹脂部 10 2次成形樹脂部 15 パーティングライン 16 金型立ち上がり屈曲凹部 17 金型立ち上がり屈曲凸部 18 製品立ち上がり屈曲凸部 19 窓部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明部を有する断裁された絵付けシート
    をキャビティ型に添わせた後、スライドブロックを有す
    るコア型とキャビティ型とを型閉めし、スライドブロッ
    クの先端部とキャビティ型のキャビティ面とで絵付けシ
    ートの透明部を挟み込み、絵付けシートとキャビティ型
    とコア型とスライドブロックとで囲まれた1次成形空間
    に着色された1次成形樹脂を射出して1次成形樹脂部を
    成形し、次に、スライドブロックの先端部をキャビティ
    面から引き離して絵付けシートとスライドブロックと1
    次成形樹脂部とで囲まれた2次成形空間を形成し、2次
    成形空間に透明の2次成形樹脂を射出して2次成形樹脂
    部を成形することを特徴とする透明窓を有する2色成形
    同時絵付け品の製造方法。
  2. 【請求項2】 スライドブロックの先端部をキャビティ
    面から引き離して絵付けシートとスライドブロックと1
    次成形樹脂部とコア型とで囲まれた2次成形空間を形成
    する請求項1記載の透明窓を有する2色成形同時絵付け
    品の製造方法。
  3. 【請求項3】 透明部を有する断裁された絵付けシート
    をキャビティ型に添わせた後、スライドブロックを有す
    るコア型とキャビティ型とを型閉めし、スライドブロッ
    クの先端部とキャビティ型のキャビティ面とで絵付けシ
    ートの透明部を挟み込み、絵付けシートとキャビティ型
    とコア型とで囲まれた1次成形空間に着色された1次成
    形樹脂を射出し、次に、スライドブロックの先端部をキ
    ャビティ面から引き離して絵付けシートとスライドブロ
    ックとコア型とで囲まれた2次成形空間を形成し、2次
    成形空間に透明の2次成形樹脂を射出して、1次成形樹
    脂部および2次成形樹脂部に絵付けシートを接着させる
    ことを特徴とする透明窓を有する2色成形同時絵付け品
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 透明部を有する断裁された絵付けシート
    をキャビティ型に添わせた後、第1コア型とキャビティ
    型とを型閉めし、第1コア型の先端部とキャビティ型の
    キャビティ面とで絵付けシートの透明部を挟み込み、絵
    付けシートとキャビティ型と第1コア型とで囲まれた1
    次成形空間に着色された1次成形樹脂を射出して1次樹
    脂成形部を成形し、次に、キャビティ型と第1コア型と
    を型開きし、1次成形樹脂部を保持したキャビティ型と
    第2コア型とを型閉めし、絵付けシートと第2コア型と
    1次成形樹脂部とで囲まれた2次成形空間に透明の2次
    成形樹脂を射出して2次成形樹脂部を成形することを特
    徴とする透明窓を有する2色成形同時絵付け品の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 剥離可能な基体シート上に転写層が形成
    された絵付けシートを用い、2次成形樹脂部を成形した
    後、基体シートを剥離して転写層のみを転写する請求項
    1〜4のいずれかに記載の透明窓を有する2色成形同時
    絵付け品の製造方法。
  6. 【請求項6】 キャビティ面の金型立ち上がり屈曲凹部
    を避けて、断裁された絵付けシートをキャビティ型に添
    わせる請求項1〜5に記載の2色成形同時絵付け品の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 透明部を有する絵付けシートと着色され
    た1次成形樹脂部と透明の2次成形樹脂部とからなり、
    1次成形樹脂部または2次成形樹脂部の少なくともいず
    れか一方の上面の一部に断裁された絵付けシートが形成
    されていることを特徴とする透明窓を有する2色成形同
    時絵付け品。
  8. 【請求項8】 1次成形樹脂部と2次成形樹脂部とが接
    合している請求項7記載の透明窓を有する2色成形同時
    絵付け品。
  9. 【請求項9】 1次成形樹脂部と2次成形樹脂部との間
    に隙間を有しており、1次成形樹脂部および2次成形樹
    脂部にまたがって絵付けシートが形成されているいる請
    求項7記載の透明窓を有する2色成形同時絵付け品。
  10. 【請求項10】 2次成形樹脂部に窓部を有しており、
    絵付けシートの透明部が窓部を覆っている請求項7〜請
    求項9のいずれかに記載の透明窓を有する2色成形同時
    絵付け品。
  11. 【請求項11】 1次成形樹脂部と2次成形樹脂部と
    が、相互に異なる硬度の樹脂で射出成形されたものであ
    る請求項7〜請求項10のいずれかに記載の透明窓を有
    する2色成形同時絵付け品。
  12. 【請求項12】 1次成形樹脂部あるいは2次成形樹脂
    部の製品立ち上がり屈曲凸部を避けて、断裁された絵付
    けシートが形成されている請求項7〜請求項11のいず
    れかに記載の透明窓を有する2色成形同時絵付け品。
JP21917096A 1996-07-31 1996-07-31 透明窓を有する2色成形同時絵付け品とその製造方法 Pending JPH1044190A (ja)

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