JP3113219U - 装飾ペンダント及びペンダント用基台 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費者が必要に応じて簡単に製作出来、かつ色彩を立体的に現出することが出来るペンダントを提供する。
【解決手段】底面に白色層4が設けられた凹部3を十字形の台座2の表面に穿設してペンダント用基台5を形成し、かつ該ペンダント用基台5の凹部3内に所望の色彩を有する塗料6を充填し、さらに多数の小さなガラス製の装飾玉7の下部を塗料6の中に埋設して構成した装飾ペンダントの構造である。
【選択図】図1
【解決手段】底面に白色層4が設けられた凹部3を十字形の台座2の表面に穿設してペンダント用基台5を形成し、かつ該ペンダント用基台5の凹部3内に所望の色彩を有する塗料6を充填し、さらに多数の小さなガラス製の装飾玉7の下部を塗料6の中に埋設して構成した装飾ペンダントの構造である。
【選択図】図1
Description
本考案は首飾り等に使用されるペンダント及びそのペンダントの作成に用いられる基台に係り、特に表面に設けた凹部に所望の色の塗料が充填されかつ該塗料内に多数のガラス等の装飾玉が埋設して構成される装飾ペンダント及びペンダント用基台に関するものである。
従来一般的に市販されているペンダントとしては、球形、十字形、ハート形、長方形等に形成された金属、ガラス、プラスチックの表面に凹凸模様等を設けることによって装飾したペンダントが一般的であった。
また、例えば実開平6−38628号公報(特許文献1)、実用新案登録第3073270号公報(特許文献2)、或は実用新案登録第3040655号公報(特許文献3)等に示す如く、箱型状の中空ペンダント本体の中に芳香物体を収納し、内部から芳香が発散するようにしたペンダントも知られている。
また、特開2001−112524号公報(特許文献4)に示す如く、銅板の表面に凹凸加工を施した後で、かつその表面に紙粘土を積層し、さらに紙粘土の表面に絵具で模様を付けたペンダントにも使用出来るアクセサリーも知られている。
然るに、前述の特許文献1乃至特許文献3を含めた従来一般的に市販されていたペンダントは、外形を変化に富ませて装飾をし、或はペンダントの中に芳香物を収納して芳香を発散させる機能は有するが、全体的に色彩に乏しい等の問題があった。
また、前述の特許文献4に係る技術は、銅板の表面に積層した紙粘土の表面に絵具で模様を付けるので、ある程度は色彩で変化を持たせることは可能であるが、色調が扁平であり、立体的な色調及び変化を現出することが困難である問題があった。
本考案に係るペンダントは、前述の従来の多くの問題点に鑑み開発した全く新しい技術であって、特に、表面に凹部が形成されたペンダント用基台の該凹部に充填された塗料の中に多数の装飾玉を埋設して構成したペンダントであって、ペンダントの表面装飾を色彩で立体的に現出するようにした全く新しい技術である。
本考案に係る装飾ペンダント及びペンダント用基台は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術であって、そのペンダントの第1の構成は、ハート形、十字形、楕円形等の所定の外形を有する金属製或はプラスチック製の台座の表面に所定形状の凹部を形成すると共に、該凹部の底面に白色層を設けてペンダント用基台を形成し、かつ該ペンダント用基台の凹部に青、赤、黄等の所望の塗料を充填し、さらに該凹部に充填された塗料の中に多数の小さな宝石、ガラス、セラミック、プラスチック等の装飾玉の下部を埋設固定して構成したことを特徴とする装飾ペンダントである。
また、本考案に係る装飾ペンダントの第2の構成は、前記ペンダント用基台の凹部の白色層が白色塗料、白色紙、白色布等で形成されていることを特徴とした第1の構成の装飾ペンダントである。
また、本考案に係る装飾ペンダントの第3の構成は、前記塗料が水、油、アルコール等に顔料或は染料を混合した液状のマニキュア用ネイルエナメル、外装用ペンキ、絵具、印刷用インキ等であることを特徴とした第1の構成或は第2の構成の装飾ペンダントである。
また、本考案に係る装飾ペンダントの第4の構成は、前記ペンダント用基台の凹部に充填された塗料の中に埋設された多数の装飾玉の上部が塗料の表面より突出して構成されていることを特徴とした第1の構成の装飾ペンダントである。
さらに、本考案に係る装飾ペンダント用基台の構成は、所定の外形を有する金属製或はプラスチック製の台座の表面に所定形状の凹部を形成し、かつ該凹部の底面に白色層を設けて構成したことを特徴としたペンダント用基台である。
本考案に係る装飾ペンダントの第1考案は、前述のように台座の表面に所定の凹部を形成して基台を形成すると共に、この凹部に所望の色彩を有する塗料を充填した後で、多数の装飾玉の下部をこの塗料内に埋設固定して構成したので、凹部に充填された塗料によってペンダントの表面を所望の色彩で飾ることが出来る。
また、この色彩を有する塗料の中にガラス等の多数の装飾玉の下部を埋設固定したので、ペンダントの表面に装飾玉により凹凸模様を形成すると共に、この装飾玉に塗料の色彩を反射或は乱反射させて立体的な模様及び色彩をペンダントの表面に現出することが出来る。
本考案に係る装飾ペンダントの第2構成に於ては、ペンダント用基台の凹部の底部に白色ペンキ等で白色層を形成したので、この凹部に所望の色彩を持った塗料を充填した際に、その色彩を鮮明に美しく出すことが出来る。
本考案に係る装飾ペンダントの第3構成に於ては、前記ペンダント用基台の凹部に充填される塗料が、水、油、アルコール等に顔料或は染料を混合した液状のマニキュア用ネイルエナメル、外装用ペンキ、絵具、印刷用インキ等で構成されているので、消費者が所望の色彩のものを簡単に入手して使用することが出来る。かつ、前記ペンダント用基台の凹部に充填した後で、所定時間放置することによって水分を発散させて固化することが出来る。
本考案に係る装飾ペンダントの第4構成に於ては、前記ペンダント用基台の凹部の塗料の中に埋設された多数の装飾玉の上部が塗料の表面より突出しているので、これ等の装飾玉によって所望の凹凸模様を形成すると共に、下部の塗料の色彩を多数の装飾玉に反射或は乱反射させて立体的色彩模様を現出することが出来る。
本考案に係る装飾ペンダント用基台は、前述の如く、金属製等の台座の表面に所定形状の凹部を形成すると共に、該凹部に白色層を設けて構成したので、この状態のまま市販することが出来る。そして購入して消費者が、この基台の凹所に手持ちのマニキュア用ネイルエナメル、ペンキ、絵具等の塗料を充填した後で、ガラス等の装飾玉をこの塗料に埋設して固化させることによって、前記本考案に係る装飾ペンダントを簡単に構成することが出来る。
図により本考案に係る装飾ペンダント及びペンダント用基台の一実施例を具体的に説明すると、図1は本考案に係る装飾ペンダントの斜視図、図2は図1の装飾ペンダントに用いられる基台の斜視図、図3は図1の装飾ペンダントを製造する工程を説明する説明図、図4及び図5は他例の装飾ペンダントの斜視図である。
図1乃至図3に於て、1は本考案に係る装飾ペンダントである。この装飾ペンダント1は、次のように構成されている。
即ち、金属製の十字形台座2の表面全面に亘って十字型の凹部3が設けられ、かつこの凹部3の底面に白色塗料が塗着されてなる白色層4が設けられて、図2に示すようなペンダント用基台5が構成されている。
前記ペンダント用基台5の凹部3には、マニキュア用の赤色のネイルエナメル(nail enamel)よりなる塗料6が充填されている。また、この塗料6の中には、多数の細かい透明ガラス製の装飾玉7の下部が埋設されて、固化した塗料6の中に安定した状態で固定されている。
上記実施例に於ては、十字形の台座2を使用したが、例えば図4に示す如く、ハート形の台座2或はダイヤ形の台座2も使用することが出来る。
これ等の台座2は金属のみならず、プラスチック、セラミック等で構成することも当然可能である。前記ペンダント用基台5の凹部3の底面に形成する白色層4は白色塗料の他に白色紙、白色布等を貼着して構成することも可能である。
本考案に使用される塗料6としては、水、油、アルコール等の溶液の中に顔料或は染料等を混合して構成した前述のネイルエナメル、ペンキ、絵具、印刷インキ等が広範囲に使用することが出来る。
本考案に係る装飾ペンダント1は、前記図2に示す状態のペンダント用基台5を消費者が購入した後、各人が所有しているネイルエナメル、絵具等の塗料6を該ペンダント用基台5の凹部3に充填し、該塗料6が固化する前に、該消費者が別に購入した小さな宝石、ガラス、セラミック、プラスチック等よりなる装飾玉7の下部を塗料6内に埋設固定して所望の形状と色彩を持った装飾ペンダント1を作ることが出来る。
本考案に係る装飾ペンダントは、一般的なペンダントの他に、ブローチ、指輪等のアクセサリーにも利用することが出来る。
1 ・・・装飾ペンダント
2 ・・・台座
3 ・・・凹部
4 ・・・白色層
5 ・・・ペンダント用基台
6 ・・・塗料
7 ・・・装飾玉
2 ・・・台座
3 ・・・凹部
4 ・・・白色層
5 ・・・ペンダント用基台
6 ・・・塗料
7 ・・・装飾玉
Claims (5)
- ハート形、十字形、楕円形等の所定の外形を有する金属製或はプラスチック製の台座の表面に所定形状の凹部を形成すると共に、該凹部の底面に白色層を設けてペンダント用基台を形成し、かつ該ペンダント用基台の凹部に青、赤、黄等の所望の塗料を充填し、さらに該凹部に充填された塗料の中に多数の小さな宝石、ガラス、セラミック、プラスチック等の装飾玉の下部を埋設固定して構成したことを特徴とする装飾ペンダント。
- 前記ペンダント用基台の凹部の白色層が白色塗料、白色紙、白色布等で形成されていることを特徴とした請求項1の装飾ペンダント。
- 前記塗料が水、油、アルコール等に顔料或は染料を混合した液状のマニキュア用ネイルエナメル、外装用ペンキ、絵具、印刷用インキ等であることを特徴とした請求項1或は請求項2の装飾ペンダント。
- 前記ペンダント用基台の凹部に充填された塗料の中に埋設された多数の装飾玉の上部が塗料の表面より突出して構成されていることを特徴とした請求項1の装飾ペンダント。
- 所定の外形を有する金属製或はプラスチック製の台座の表面に所定形状の凹部を形成し、かつ該凹部の底面に白色層を設けて構成したことを特徴としたペンダント用基台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005003940U JP3113219U (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | 装飾ペンダント及びペンダント用基台 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011083537A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Ei Kk | ペンダント |
CN108477778A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-09-04 | 珠海库摩饰品有限公司 | 一种软陶银饰品及其制造方法 |
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- 2005-06-01 JP JP2005003940U patent/JP3113219U/ja not_active Expired - Fee Related
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