JPH081118Y2 - 装飾体 - Google Patents

装飾体

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JPH081118Y2
JPH081118Y2 JP13475989U JP13475989U JPH081118Y2 JP H081118 Y2 JPH081118 Y2 JP H081118Y2 JP 13475989 U JP13475989 U JP 13475989U JP 13475989 U JP13475989 U JP 13475989U JP H081118 Y2 JPH081118 Y2 JP H081118Y2
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JP
Japan
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transparent
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present
base frame
dimensional
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JP13475989U
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JPH0372499U (ja
Inventor
紀夫 渡辺
新治 西片
Original Assignee
株式会社明和スクリーン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、硬質プラスチックス等により形成されて表
裏両側面から立体感が顕著に看取される装飾体に関す
る。
〔従来の技術〕
従来板状物等の表面を刻彫物を形成して立体感を現出
せしめる装飾体は古来から無数に知られ、これらは産業
上も数多く利用されている。しかし、該装飾体を裏から
見ても同様な立体感を有せしめることについては、配慮
されているものは殆んどなかった。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、かかる実状に鑑みてなされたもので、板状
物の表面に現出する立体的刻彫物を、該板状物の裏面か
らも立体感を有して視察しうる装飾体を提供することを
その目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、 a、所定の厚みを有する透明な硬質の基板部1上面に、 b、正方形のベース枠2と、該ベース枠の各枠辺2aから
上方に斜設する台形の半透明ないし不透明な側壁部3
と、4つの側壁部頂部に囲設される正方形の透明な平面
状の頭頂部4と、からなる截頭ピラミッド型の立体構造
物が、 c、縦横に隙間なく並列して構成される d、装飾体 をその要旨として成立するものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照し実施例に基づいて本考案を説明す
る。
第1図は、本考案に係る装飾体の表側の斜視説明図で
ある。所定の厚み例えば1.5mmを有する透明な硬質の基
板部1の上面には、正方形のベース枠2の枠辺2a,2a,…
から上方に斜設する台形の不透明な側壁部3と、4つの
側壁部3,3,3,3の頂部に囲設される正方形の透明な平面
状の頭頂部4とからなる截頭ピラミッド型の立体構造物
が形成されている。
即ち、基板部1の上面には正方形のベース枠が例えば
一辺5cm程度の基板の目状に縦横に広がって形成されて
いて、その上面に同様な形状と高さを有し平面状の頭頂
部を有する山が縦横に並列されている状態となってい
る。立体構造物の高さは通常約5mm程度である。
本考案品には螢光顔料が混入されてよく夜間に照明光
を投射すると、その輝きが一段と益すこととなる。
また、本考案品は、文字又は図形に擬して夫々文字
盤、図型盤に切断して展示することができる。
本考案に係る装飾体は、以上の如く硬質板上面に山部
が並列するものであるから、勿論表面からみて立体状物
を形成するが、重要な特徴は、その基板部が透明である
とともにその上面に立設されるピラミッド型の立体構造
物の截頭により形成される平面状の頭頂部4も透明に形
成されていることである。この結果、表面の平面部4か
ら入射する光は裏側の透光性硬質板に透過するので、裏
側から見ると、半透明又は不透明の側壁部の斜設状態が
鮮明に観察され、立体感が顕著に現出する。
この場合、側壁部が例えば截頭円錐壁で形成されてい
てもよい筈であるが、本考案において台形に限定される
のは、裏側のいずれの方向からみても側壁部内面の明暗
が判然と区別して立体感を顕著に現出させるためには、
多角形特に四角形の角錐に形成された本考案に基づくも
ので、例えば第3図に示すα方向からの光を受ける場合
を考えると、a面には影が生じ、b面は反対に明るく輝
き、c,d両面はそれらの中間の状態になる。この現象
は、投光方向が移動や装飾体が移動により種々変化しど
の方向からも何れかの側壁に明暗が生じ、側壁部の一層
の深さを感じ得て立体感が著しく増大されるものであ
る。
以上は裏側から見た場合であるが、表側から見た場合
は、当然に刻彫状態が歴然とあらわれて、しかも、山と
山との間に深い谷が現出する構成であるから看者に強い
立体的印象を与える。就中、各頭頂部は透明に形成され
ているので、その部分が周辺に比し一段輝きが顕著に見
られることとなり、しかもその輝きが規則正しく点在し
て、本装飾体を旋回動するか或いは透光の方向等を移転
する等することによる該頭頂部分による煌めきが美麗に
映えて筆舌に尽し難い程優れた美観を呈するものであ
る。
本考案に係る装飾体は、通常赤,青,黄等が薄く着色
された硬質の透明プラスチックを鋳造又は型押等して板
状製品を得たのち、その表側にあらわれる側壁部表面を
研磨又は塗装等を施して半透明又は不透明に仕上げるこ
とにより製造される。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成に基づくもので、透明な基板をベ
ースにしてその上面に截頭ピラミッド型の立体構造物が
隙間なく並列され、しかも、その頭頂部が透明で該頭頂
部を支持する側壁部が半透明又は不透明に形成されてい
るので、本装飾体の表側では立体的な構成が看取され、
特に頭頂部が平面であるから、周辺に比して一段と輝き
が見られ、これらの輝きの点在によって宝石にも似た煌
めきが発生し、また、裏側からは、透明板を介して側壁
部によってもたらされる立体的視野が、透光方向や本装
飾体の移動に伴って顕著な美的効果を奏するものであ
り、この結果表裏いずれの側からも、装飾体となりうる
ものであり、産業上にも利用し得て極めて有用な考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装飾体の表側を示す説明図、第2
図は裏側を示す説明図、第3図は投光による明暗を示す
説明図である。 1……基板、2……ベース枠、2a……枠辺、3……側壁
部、4……頭頂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の厚みを有する透明な硬質の基板部上
    面に、正方形のベース枠と、該ベース枠の各枠辺から上
    方に斜設する台形の半透明ないし不透明な側壁部と、4
    つの側壁部頂部に囲設される正方形の透明な平面状の頭
    頂部とからなる截頭ピラミッド型の立体構造物が、縦横
    に隙間なく並列して構成されることを特徴とする装飾
    体。
JP13475989U 1989-11-20 1989-11-20 装飾体 Expired - Lifetime JPH081118Y2 (ja)

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JPH0372499U JPH0372499U (ja) 1991-07-22
JPH081118Y2 true JPH081118Y2 (ja) 1996-01-17

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