JPH0123951Y2 - - Google Patents

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JPH0123951Y2
JPH0123951Y2 JP1983155016U JP15501683U JPH0123951Y2 JP H0123951 Y2 JPH0123951 Y2 JP H0123951Y2 JP 1983155016 U JP1983155016 U JP 1983155016U JP 15501683 U JP15501683 U JP 15501683U JP H0123951 Y2 JPH0123951 Y2 JP H0123951Y2
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JP
Japan
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transparent film
window hole
decorative display
paper box
box
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JP1983155016U
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JPS6062423U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、正面に透明フイルム張りの窓孔を
設けて内部の商品が見えるようにした包装紙箱に
関するものであつて、特にこの窓孔に設けられた
透明フイルムは箱体外面全面にわたつて被装され
ており、かつ窓孔を覆う部分にも図柄、文字等適
宜の装飾表示を浮出し印刷により施してなるもの
である。
箱体正面に透明フイルム張りの窓孔を設けて内
容物が見えるようにした包装紙箱は従来周知であ
るが、これらのうち、内容物自体の美観を誇示し
たいもの、例えば化粧用具などを収容した箱にお
いては通常、箱体部分には装飾模様や商品を表わ
す文字等が現わされているが、窓孔の透明フイル
ムにはなんら記載されていないのが普通である。
つまり窓孔に張装された透明フイルムは箱体内外
を遮断するのが目的であつて、このためにはでき
るだけ透視性を妨げないことが要件と考えらてき
た。
しかし、最近のように、各種商品が普及して商
品である内容物自体の構造をすべて外部に露わす
必要がなくなり、むしろ包装箱を含む全体的の宣
伝効果を上げるためには、装飾模様や表示文字等
の顕著性を高揚した方が効果的である。
この考案は上記の点を考慮して、装飾表示を箱
体の非透明部分に設けるよりも、むしろ主に上記
窓孔の透明フイルム面に設けたものであつて、透
明フイルム面に設けると、透明フイルム表面の乱
反射による光輝性と透明フイルム下方の内容物の
着色外形との混合作用により、いちじるしく装飾
表示体が水面上に浮き上つて見えるような効果を
生じる点に着目して開発したものである。この考
案の実施例を図面について説明すると、第1図は
透明フイルムの窓孔に当る部分に花模様状の浮出
し部分が施されている場合を示し、予め窓孔を含
む全面に透明フイルムをラミネートした原紙を組
み立ててなるものである。この窓孔1を覆う透明
フイルム2には花模様状の装飾表示3がシルクス
クリーン印刷を2色付したのち浮上加工を施し
て、隆成されている。この構造により、箱体表面
の透明フイルムが全面的に一体となつて光輝面と
なるから、装飾表示3は、窓孔1よりはるかに高
い位置にあるように見え箱体より浮き上つて見え
る。なお、このラミネートされた透明フイルム2
は二次加工に耐えるため50〜100μmの塩化ビニー
ルフイルムを使用している。
次に第2図は、窓孔1を長楕円状にしたもの
で、透明フイルムの下部半分にオフセツト印刷に
よる微粒子状の半透明表面4を形成した物で、そ
の上にシルクスクリーン印刷と箔押加工により文
字表示をしている。さらに透明フイルムをラミネ
ートした原紙上の窓孔部分を除く部分にオフセツ
ト印刷により無光沢表面5を形成し、窓孔1の輪
郭上に箔押加工により縁取りを施した。この為に
光沢透明フイルム2と無光沢表面5との対比によ
り、透明窓孔フイルム2全体が浮き上がつて見え
るような効果を得ることができる。この効果は窓
孔1の輪郭上の箔押加工により助長される。従つ
て花模様状の装飾表示3は、無光沢表面5の箱体
よりはるかに浮き上つて見えるので効果的であ
る。
この考案は以上のように、装飾表示3を窓孔1
の透明フイルム2に設けたことにより、前記した
ように、装飾表示3があたかも商品である内容物
が沈んでいる水面上に浮いているように見えて美
的効果が大であり、かつ極めて興味深い。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれこの考案の実施例の
1つを示す正面よりみた斜面図である。 図中符号、1は窓孔、2は透明フイルム、3は
装飾表示を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要面に窓孔を設け、透明フイルムを介して内
    容物を透視できるようにした包装紙箱において、
    この紙箱の外面全面に窓孔にわたつて透明フイル
    ム2をラミネートするとともに、上記窓孔1に囲
    まれる透明フイルム2の表面適所に印刷、箔押し
    等を伴う浮出し加工により浮上げされた適宜の図
    柄、文字等を現わす装飾表示3を施してなる包装
    紙箱。
JP15501683U 1983-10-07 1983-10-07 包装紙箱 Granted JPS6062423U (ja)

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JP15501683U JPS6062423U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 包装紙箱

Applications Claiming Priority (1)

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JP15501683U JPS6062423U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 包装紙箱

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Publication Number Publication Date
JPS6062423U JPS6062423U (ja) 1985-05-01
JPH0123951Y2 true JPH0123951Y2 (ja) 1989-07-21

Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023275987A1 (ja) * 2021-06-28 2023-01-05 トーイン株式会社 箱又はラベル或いは台紙

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493795U (ja) * 1972-04-15 1974-01-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493795U (ja) * 1972-04-15 1974-01-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023275987A1 (ja) * 2021-06-28 2023-01-05 トーイン株式会社 箱又はラベル或いは台紙

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Publication number Publication date
JPS6062423U (ja) 1985-05-01

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