JPH0131507Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131507Y2 JPH0131507Y2 JP4605483U JP4605483U JPH0131507Y2 JP H0131507 Y2 JPH0131507 Y2 JP H0131507Y2 JP 4605483 U JP4605483 U JP 4605483U JP 4605483 U JP4605483 U JP 4605483U JP H0131507 Y2 JPH0131507 Y2 JP H0131507Y2
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- Japan
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- black
- ink
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Printing Methods (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は偽造防止効果、装飾効果の高い偽造防
止用包装フイルムに関し、かかるフイルムにより
カセツトテープ等を包装することにより、商品展
示効果を高めるとともに、被包装物品の模造を防
止するものである。
止用包装フイルムに関し、かかるフイルムにより
カセツトテープ等を包装することにより、商品展
示効果を高めるとともに、被包装物品の模造を防
止するものである。
カセツトテープ等は近年多量に輪出されている
のであるが、最近これ等の物品の模造が多く現わ
れるようになつた。この模造品を防止するには偽
造しにくい包装フイルムで包装することにより達
成される。
のであるが、最近これ等の物品の模造が多く現わ
れるようになつた。この模造品を防止するには偽
造しにくい包装フイルムで包装することにより達
成される。
本考案は上記の目的のために開発されたもので
あつて、偽造しにくく、しかも被包装物品の商品
展示効果を高めるため重厚なメタリツク調の装飾
効果の高い包装フイルムに関するものである。
あつて、偽造しにくく、しかも被包装物品の商品
展示効果を高めるため重厚なメタリツク調の装飾
効果の高い包装フイルムに関するものである。
以下図面により本考案を詳細に説明する。第1
図及び第2図に示される如く、1は基材たる透明
なプラスチツクフイルムであつて、このプラスチ
ツクフイルム1としては例えば20μm〜30μm厚の
両面ヒートシール性OPPフイルム、共押し出し
KOPフイルム、等が好ましく、プラスチツクフ
イルムではないが防湿セロフアンフイルムでも良
い。
図及び第2図に示される如く、1は基材たる透明
なプラスチツクフイルムであつて、このプラスチ
ツクフイルム1としては例えば20μm〜30μm厚の
両面ヒートシール性OPPフイルム、共押し出し
KOPフイルム、等が好ましく、プラスチツクフ
イルムではないが防湿セロフアンフイルムでも良
い。
このプラスチツクフイルム1の裏面にパールイ
ンキによつてパール図柄層11を印刷形成する。
本考案に用いられるパールインキは、酸化チタン
の被覆された雲母であるパール顔料を含有する半
透明なインキであつて、例えば下記の如き配合比
により作ることができる。
ンキによつてパール図柄層11を印刷形成する。
本考案に用いられるパールインキは、酸化チタン
の被覆された雲母であるパール顔料を含有する半
透明なインキであつて、例えば下記の如き配合比
により作ることができる。
〔ベヒクル 70(W%)
パール顔料(メルクジヤパン社製;商標「イ
リオジン」) 22(W%) マツト剤 5(W%) 添加剤 3(W%)〕 このパール顔料の酸化チタンの被覆の厚さによ
りパール図柄層11は赤、青色に彩色されて表示
される。
リオジン」) 22(W%) マツト剤 5(W%) 添加剤 3(W%)〕 このパール顔料の酸化チタンの被覆の厚さによ
りパール図柄層11は赤、青色に彩色されて表示
される。
例えば被覆厚が約60mμ厚の場合は銀色に彩色
表示され、同様に約90mμの場合は金色に、約
115mμの場合は赤色に、約128mμの場合は紫色
に、約143mμの場合は青色に、約170mμの場合は
緑色に彩色表示され、この彩色表示効果はさらに
その背面に形成される黒色図柄層21により一層
強調され明瞭に美しく現わされる。パール図柄層
11の上に形成される黒色図柄層21は一般の黒
色インキにより印刷形成される。
表示され、同様に約90mμの場合は金色に、約
115mμの場合は赤色に、約128mμの場合は紫色
に、約143mμの場合は青色に、約170mμの場合は
緑色に彩色表示され、この彩色表示効果はさらに
その背面に形成される黒色図柄層21により一層
強調され明瞭に美しく現わされる。パール図柄層
11の上に形成される黒色図柄層21は一般の黒
色インキにより印刷形成される。
この黒色図柄層21を印刷形成後、さらにその
上から白又は青、赤、金、銀等の色彩インキによ
り他色図柄層31を形成する。他色図柄層31は
黒以外の色であればどのような色であつてもかま
わない。この実施例では他色図柄層31−Wは白
色、他色図柄層31−Bは青色のインキにより形
成されている。パール図柄層11は半透明なパー
ルインキにより形成されているので、半透明又は
印刷されるインキ膜厚によつては不透明であり、
半透明の場合にはその背面に印刷される色が透過
表示される。従つてその背面に黒色が印刷された
場合はパール色が強調されて表示され、青色が印
刷された場合は青パール色に表示される。
上から白又は青、赤、金、銀等の色彩インキによ
り他色図柄層31を形成する。他色図柄層31は
黒以外の色であればどのような色であつてもかま
わない。この実施例では他色図柄層31−Wは白
色、他色図柄層31−Bは青色のインキにより形
成されている。パール図柄層11は半透明なパー
ルインキにより形成されているので、半透明又は
印刷されるインキ膜厚によつては不透明であり、
半透明の場合にはその背面に印刷される色が透過
表示される。従つてその背面に黒色が印刷された
場合はパール色が強調されて表示され、青色が印
刷された場合は青パール色に表示される。
ここでパール図柄層11の輪郭線13と黒色図
柄層21の輪郭線23とは微小の一定間隔dを隔
てて形成されている。この間隔dは小さ過ぎると
印刷精度上問題があり、又逆に大き過ぎると偽造
防止効果が薄れてしまうので、0.2〜0.5mm位が適
当である。又隔てる方向は内側、外側いづれでも
良く、例えば「F」の文字はパール図柄層11で
は抜き文字で表わされ、黒色図柄層の輪郭線23
はパール図柄層の輪郭線13の外側となつてい
る。又同様に抜き文字で表される「P」の字に於
いては黒色図柄層の輪郭線23はパール図柄層の
輪郭線13の内側となつている。
柄層21の輪郭線23とは微小の一定間隔dを隔
てて形成されている。この間隔dは小さ過ぎると
印刷精度上問題があり、又逆に大き過ぎると偽造
防止効果が薄れてしまうので、0.2〜0.5mm位が適
当である。又隔てる方向は内側、外側いづれでも
良く、例えば「F」の文字はパール図柄層11で
は抜き文字で表わされ、黒色図柄層の輪郭線23
はパール図柄層の輪郭線13の外側となつてい
る。又同様に抜き文字で表される「P」の字に於
いては黒色図柄層の輪郭線23はパール図柄層の
輪郭線13の内側となつている。
このようにパール図柄層の輪郭線13と黒色図
柄層の輪郭線23とは微小の間隔平行に開いてい
るので、この間隔の部分はプラスチツクフイルム
1の表側から見た場合その外、内側の色とは異な
つた縁どり図柄となる。即ち、「ト」の文字は、
部分41は白色で、間隔dの部分42は黒色の縁
どりとなり、部分43はパール色となる。又
「P」の文字に於いては部分46は青色で、間隔
dの部分47は青パール色の縁どりとなり、部分
43は、裏面に黒色図柄層21が印刷されてパー
ルの色調が強調されたパール色部分となる。
柄層の輪郭線23とは微小の間隔平行に開いてい
るので、この間隔の部分はプラスチツクフイルム
1の表側から見た場合その外、内側の色とは異な
つた縁どり図柄となる。即ち、「ト」の文字は、
部分41は白色で、間隔dの部分42は黒色の縁
どりとなり、部分43はパール色となる。又
「P」の文字に於いては部分46は青色で、間隔
dの部分47は青パール色の縁どりとなり、部分
43は、裏面に黒色図柄層21が印刷されてパー
ルの色調が強調されたパール色部分となる。
このような細い線の縁どり図柄は、パールの印
刷と黒色の印刷とが少しでも位置ズレすると間隔
dが部分々々により大きく異なつてしまい、印刷
不良が明瞭に現われてしまうので、特に伸縮性の
ために印刷ズレを起しやすいプラスチツクフイル
ムには行なわれない。しかし高度の印刷技術をも
つてすれば伸縮性のあるプラスチツクフイルムで
あつても印刷ズレを起すことなく製造し得る。こ
のことは印刷技術の低い者、少量しか製造しない
者等にとつてはこの考案の構成の縁どり図柄は極
めて偽造しにくい図柄となるのである。
刷と黒色の印刷とが少しでも位置ズレすると間隔
dが部分々々により大きく異なつてしまい、印刷
不良が明瞭に現われてしまうので、特に伸縮性の
ために印刷ズレを起しやすいプラスチツクフイル
ムには行なわれない。しかし高度の印刷技術をも
つてすれば伸縮性のあるプラスチツクフイルムで
あつても印刷ズレを起すことなく製造し得る。こ
のことは印刷技術の低い者、少量しか製造しない
者等にとつてはこの考案の構成の縁どり図柄は極
めて偽造しにくい図柄となるのである。
尚、前述の図示の実施例では全てが縁どり図柄
となつているが、実際の包装フイルムでは全ての
図柄を縁どり図柄とする必要はなく、多くの部分
に縁どり図柄を取入れることにより偽造防止効果
が得られる。
となつているが、実際の包装フイルムでは全ての
図柄を縁どり図柄とする必要はなく、多くの部分
に縁どり図柄を取入れることにより偽造防止効果
が得られる。
本考案は以上の如き構成であるから下記に示す
如き優れた実用上の効果を有する。
如き優れた実用上の効果を有する。
即ち、本考案の表示図柄は、半透明なパールイ
ンキによる縁どり図柄として現わされる図柄であ
るから、偽造防止効果が高く、特に輸出先の国に
於ける偽造防止効果が高い。又パールインキによ
るメタリツク効果は、他の手法によるメタリツク
効果に比べ重厚な高級感を与えるので極めて優れ
た商品展示効果を有する。
ンキによる縁どり図柄として現わされる図柄であ
るから、偽造防止効果が高く、特に輸出先の国に
於ける偽造防止効果が高い。又パールインキによ
るメタリツク効果は、他の手法によるメタリツク
効果に比べ重厚な高級感を与えるので極めて優れ
た商品展示効果を有する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本偽造防止用包装フイルムの平面図、第2図は
第1図A−A線の断面図である。 1……プラスチツクフイルム、11……パール
図柄層、13……輪郭線、21……黒色図柄層、
23……輪郭線、31……他色図柄層。
は本偽造防止用包装フイルムの平面図、第2図は
第1図A−A線の断面図である。 1……プラスチツクフイルム、11……パール
図柄層、13……輪郭線、21……黒色図柄層、
23……輪郭線、31……他色図柄層。
Claims (1)
- 透明なフイルムの裏面にパールインキによるパ
ール図柄層が形成され、このパール図柄層の上に
黒色インキによる黒色図柄層が形成され、さらに
その上から白若しくは他の色彩インキによる他色
図柄層が形成され、前記パール図柄層の輪郭線
は、多くの部分に於いて黒色図柄層の輪郭線より
も0.2〜0.5mmの一定間隔内側又は外側に隔てられ
て縁どり図柄が現わされるように形成されたこと
を特色とする偽造防止用包装フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605483U JPS59153154U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 偽造防止用包装フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605483U JPS59153154U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 偽造防止用包装フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59153154U JPS59153154U (ja) | 1984-10-13 |
JPH0131507Y2 true JPH0131507Y2 (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=30176597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4605483U Granted JPS59153154U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 偽造防止用包装フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59153154U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006159536A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Kyodo Printing Co Ltd | 複製画の製造方法および複製画 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4033300C2 (de) * | 1990-10-19 | 1994-06-23 | Gao Ges Automation Org | Mehrschichtiger, kartenförmiger Datenträger und Verfahren zur Herstellung desselben |
JP5016170B2 (ja) * | 2001-09-11 | 2012-09-05 | サミー株式会社 | 印刷と塗装を施した加飾シートおよび加飾シートを用いた遊技機用リールテープと同装飾パネル |
JP2003306897A (ja) * | 2002-04-18 | 2003-10-31 | Tokushu Paper Mfg Co Ltd | 真贋判定機能を有するスレッド、及びそれを使用した偽造防止用紙 |
-
1983
- 1983-03-30 JP JP4605483U patent/JPS59153154U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006159536A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Kyodo Printing Co Ltd | 複製画の製造方法および複製画 |
JP4723851B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2011-07-13 | 共同印刷株式会社 | 複製画の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59153154U (ja) | 1984-10-13 |
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