JPH07308Y2 - カード - Google Patents
カードInfo
- Publication number
- JPH07308Y2 JPH07308Y2 JP1987198994U JP19899487U JPH07308Y2 JP H07308 Y2 JPH07308 Y2 JP H07308Y2 JP 1987198994 U JP1987198994 U JP 1987198994U JP 19899487 U JP19899487 U JP 19899487U JP H07308 Y2 JPH07308 Y2 JP H07308Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- transparent
- colored layer
- laminated
- colored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、クレジットカード、メンバーズカード、プリ
ペイドカードなど各種カードに所望の文字、絵柄などの
デザイン着色表示を施したカードに関する。
ペイドカードなど各種カードに所望の文字、絵柄などの
デザイン着色表示を施したカードに関する。
（従来の技術） 上記各種カードは、一般に、規格によってサイズ、形
状、厚さなどが定型化されており、カードに施す文字、
絵柄などのデザインは表示要素としてだけでなく、カー
ド商品としてのイメージ要素としてもきわめて重要なも
のである。カードに施す着色表示は、カードの種類、銘
柄などの識別表示用としての実用性と装飾的趣向性とを
備えていることが要求されている。
状、厚さなどが定型化されており、カードに施す文字、
絵柄などのデザインは表示要素としてだけでなく、カー
ド商品としてのイメージ要素としてもきわめて重要なも
のである。カードに施す着色表示は、カードの種類、銘
柄などの識別表示用としての実用性と装飾的趣向性とを
備えていることが要求されている。
（考案が解決しようとする課題） 本考案は、外観的に定型化されているカードのデザイン
的イメージを高めて、カードとしての商品価値を向上さ
せることを目的とするものである。
的イメージを高めて、カードとしての商品価値を向上さ
せることを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） すなわち、本考案は、透明乃至着色透明カード１の全面
又は所望領域に網状又は点状パターンの不透視性積層着
色層を備え、これら不透視性積層着色層同志の間隙の部
位を透視部として成り、 上記不透視性積層着色層が、互いに位置合わせして順次
積層された第１着色層、不透視性隠蔽層及び第２着色層
から構成されていることを特徴とするものである。
又は所望領域に網状又は点状パターンの不透視性積層着
色層を備え、これら不透視性積層着色層同志の間隙の部
位を透視部として成り、 上記不透視性積層着色層が、互いに位置合わせして順次
積層された第１着色層、不透視性隠蔽層及び第２着色層
から構成されていることを特徴とするものである。
（作用） 本考案に係るカードによれば、不透視性積層着色層同志
の間隙の部位を透視部としているため、この透視部か
ら反対側を透視することができ、 また、上記不透視性積層着色層が、順次積層された第１
着色層、不透視性隠蔽層及び第２着色層から構成されて
いるため、カードの表側から見た場合と裏側から見た
場合とで異なる着色表示絵柄や同一方向性の同一絵柄を
見ることが可能である。
の間隙の部位を透視部としているため、この透視部か
ら反対側を透視することができ、 また、上記不透視性積層着色層が、順次積層された第１
着色層、不透視性隠蔽層及び第２着色層から構成されて
いるため、カードの表側から見た場合と裏側から見た
場合とで異なる着色表示絵柄や同一方向性の同一絵柄を
見ることが可能である。
このようにカードは透視作用と着色デザイン表示作用と
を有するため、カードの表裏における種類、銘柄などの
実用的表示はもとより、文字、絵柄などデザイン表示領
域に対して透視性を付与した新しい趣向的表示を有する
カードとして実用に供することができる。
を有するため、カードの表裏における種類、銘柄などの
実用的表示はもとより、文字、絵柄などデザイン表示領
域に対して透視性を付与した新しい趣向的表示を有する
カードとして実用に供することができる。
（実施例） 本考案を実施例に従って詳細に説明すれば、第１図は本
考案の一実施例であり、透明なポリ塩化ビニールのセン
ターコアシート２と、その表裏に貼着されたオーバーシ
ート３とからなる透明カード１であり、センターコアシ
ート２上に全面に微細な網状又は点状の積層着色層ａを
設けるものである。積層着色層ａは、センターコアシー
ト２上に、第１着色層４、不透視性隠蔽層５、第２着色
層６をこの順に積層した網状又は点状のものである。該
積層着色層ａは不透視性の着色表示部であり、これら積
層着色層ａ同志の間隙は透明部ｂである。そして、該セ
ンターコアシート２の表裏両側にポリ塩化ビニールの透
明オーバーシート３をラミネートする。前記第１着色層
４及び第２着色層６は印刷インキを用いて適宜色数のベ
タ着色、線画、階調再現画の印刷を施して形成したもの
である。
考案の一実施例であり、透明なポリ塩化ビニールのセン
ターコアシート２と、その表裏に貼着されたオーバーシ
ート３とからなる透明カード１であり、センターコアシ
ート２上に全面に微細な網状又は点状の積層着色層ａを
設けるものである。積層着色層ａは、センターコアシー
ト２上に、第１着色層４、不透視性隠蔽層５、第２着色
層６をこの順に積層した網状又は点状のものである。該
積層着色層ａは不透視性の着色表示部であり、これら積
層着色層ａ同志の間隙は透明部ｂである。そして、該セ
ンターコアシート２の表裏両側にポリ塩化ビニールの透
明オーバーシート３をラミネートする。前記第１着色層
４及び第２着色層６は印刷インキを用いて適宜色数のベ
タ着色、線画、階調再現画の印刷を施して形成したもの
である。
第２図は本考案の他の実施例であり、透明センターコア
シート２の表裏に積層ラミネートした透明オーバーシー
ト３上に前記着色層ａを施すものである。
シート２の表裏に積層ラミネートした透明オーバーシー
ト３上に前記着色層ａを施すものである。
尚、上記第１着色層４と第２着色層とは、微細な網又は
点が集合して全体として文字や絵柄を構成するようなパ
ターンに形成することができ、この場合、カード表側か
らはカードの最上層にある第２着色層６による表示文字
と隠蔽層５による下地着色表示が観察され、第１着色層
４による表示文字は全く観察されない。そして、積層着
色層同志の間隙の透視部ｂを透してカード１ノ反対側を
透視することができる。また、カード１裏面側からは、
カード１を透して第１着色層４による表示文字が正像と
して観察され、第２表示層６による表示文字は全く観察
されない。
点が集合して全体として文字や絵柄を構成するようなパ
ターンに形成することができ、この場合、カード表側か
らはカードの最上層にある第２着色層６による表示文字
と隠蔽層５による下地着色表示が観察され、第１着色層
４による表示文字は全く観察されない。そして、積層着
色層同志の間隙の透視部ｂを透してカード１ノ反対側を
透視することができる。また、カード１裏面側からは、
カード１を透して第１着色層４による表示文字が正像と
して観察され、第２表示層６による表示文字は全く観察
されない。
尚、これら積層着色層ａと合わせて、通常の着色表示
を、上記積層着色層ａの形成されていない部位に施すこ
とができる。
を、上記積層着色層ａの形成されていない部位に施すこ
とができる。
第３図は、本考案に係るカードの他の実施例であり、透
明センターコアシート２を２枚重ね合わせ、その重ね合
わせたセンターコアシート２の表裏両側に透明なオーバ
ーシート３を積層ラミネートした透明カードであり、前
記重ね合わせたセンターコアシート２の内面に積層着色
層ａを設けたものである。
明センターコアシート２を２枚重ね合わせ、その重ね合
わせたセンターコアシート２の表裏両側に透明なオーバ
ーシート３を積層ラミネートした透明カードであり、前
記重ね合わせたセンターコアシート２の内面に積層着色
層ａを設けたものである。
尚、本考案においては、積層着色層ａのパターン形状を
部分的にその密度、大きさを適宜変化させたり、グラデ
ーションを付加することが可能である。
部分的にその密度、大きさを適宜変化させたり、グラデ
ーションを付加することが可能である。
第４図は、本考案の他のじっしれいであり、透明カード
１の一部分に微細網状又は点状パターンの積層着色層ａ
を設けたものであり、該積層着色層ａ形成領域を除き、
その他の部位ｄには不透明インキを用いて線画、階調再
現画などを印刷形成してもよい。
１の一部分に微細網状又は点状パターンの積層着色層ａ
を設けたものであり、該積層着色層ａ形成領域を除き、
その他の部位ｄには不透明インキを用いて線画、階調再
現画などを印刷形成してもよい。
（考案の効果） 本考案は、透視作用と着色デザイン表示作用とを有し、
カードの表裏における種類、銘柄などの実用的表示はも
とより、文字、絵柄などデザイン表示領域に対して透視
性を付与した新しい趣向的表示を有するため、カード表
裏への着色表示性と透視性とを備えた新しいデザインイ
メージを有するカードとして、カードの趣向性と商品価
値とを高める効果がある。
カードの表裏における種類、銘柄などの実用的表示はも
とより、文字、絵柄などデザイン表示領域に対して透視
性を付与した新しい趣向的表示を有するため、カード表
裏への着色表示性と透視性とを備えた新しいデザインイ
メージを有するカードとして、カードの趣向性と商品価
値とを高める効果がある。
第１図〜第４図は、それぞれ、本考案に係る実施例の断
面図である。 １……透明カード、２……センターコアシート ３……オーバーシート、４……第１着色層 ５……不透視性隠蔽層、６……第２着色層
面図である。 １……透明カード、２……センターコアシート ３……オーバーシート、４……第１着色層 ５……不透視性隠蔽層、６……第２着色層
Claims (1)
- 【請求項１】透明乃至着色透明カード１の全面又は所望
領域に網状又は点状パターンの不透視性積層着色層を備
え、これら不透視性積層着色層同志の間隙の部位を透視
部として成り、 上記不透視性積層着色層が、互いに位置合わせして順次
積層された第１着色層、不透視性隠蔽層及び第２着色層
から構成されていることを特徴とするカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987198994U JPH07308Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | カード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987198994U JPH07308Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | カード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01101879U JPH01101879U (ja) | 1989-07-10 |
| JPH07308Y2 true JPH07308Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31489468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987198994U Expired - Lifetime JPH07308Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07308Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5557802A (en) * | 1978-10-25 | 1980-04-30 | Katsuhiko Kondo | Light shield type sheet |
| JPS57151988A (en) * | 1981-03-17 | 1982-09-20 | Konishiroku Photo Ind | Certificate identification card and identifying method |
| JPH0139576Y2 (ja) * | 1981-05-22 | 1989-11-28 | ||
| JPS629570U (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-21 | ||
| JP2570778B2 (ja) * | 1987-12-04 | 1997-01-16 | 大日本印刷株式会社 | 透視可能な化粧スクリーンの製造方法 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987198994U patent/JPH07308Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01101879U (ja) | 1989-07-10 |
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