JP3057290U - 指 輪 - Google Patents

指 輪

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JP3057290U
JP3057290U JP1998007918U JP791898U JP3057290U JP 3057290 U JP3057290 U JP 3057290U JP 1998007918 U JP1998007918 U JP 1998007918U JP 791898 U JP791898 U JP 791898U JP 3057290 U JP3057290 U JP 3057290U
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JP
Japan
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ring
groove
colored
colored resin
resin
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JP1998007918U
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English (en)
Inventor
俊幸 東
義久 市川
Original Assignee
シチズン商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有色刻印による意義を有する表示を有する指
輪を提供する。 【解決手段】 金属よりなる環状体1の内側に意味を有
する表示を溝8により形成して、その溝内に有色樹脂を
充填する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、環状部の内周壁に文字、マーク、模様、絵等の表示を有する指輪に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内側に、イニシアル、日付等の表示を刻印した指輪がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
例えば、結婚指輪の内側にイニシアル、日付が刻印される。その刻印は記念と されるとしてもそれ自身に特別の情愛を意味するものではなく、年を経るに従っ て刻印そのものの趣旨が薄れて行く例が多い。 本考案は、交換又はプレゼントした時の感情が消えることなく残る刻印と更に 、感情の表現が高まる色(例えば、サムシング ブルー等)を併用した指輪で、 内面の装飾性も向上した指輪を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1による指輪は、金属よりなる環状体の内側に意味を有する形状に形成 された溝と、該溝内に充填された有色樹脂または有色ガラスとよりなる。 これにより、刻印による意味は消えることなく残される。 請求項2による指輪は、内側の表面が平坦に形成されている。 請求項3による指輪は、溝の内壁に凹凸が形成されている。 これにより、有色樹脂または有色ガラスの密着性が向上する。 請求項4による指輪は、有色樹脂の上に透明樹脂被膜が充填されている。 これにより、溝内にごみ、油等が付着するのを防止できる。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の実施の形態の一例を示す斜視図、図2は指輪を展開して内側 を示す平面図、図3は刻印部分の拡大断面図である。 図1において、指輪の環状体1は、貴金属、例えばプラチナで形成されたもの で、その内側2は型打、研磨等により平坦に加工されている。 本考案によれば、環状体1の内側に、何等かの意味を有する文字、又は模様の 刻印よりなる表示3が形成されている。 その表示3は、例えば図2に示すように愛情表現部4、当事者名5、及び日付 6よりなる。 刻印は、図3に示すように環状体の内側2に、刻印用工具により形成された溝 8よりなる。溝8の内壁には工具の自然発生的振動、又は強制的振動により不規 則な凹凸10が形成されている。また、この凹凸10は、溝の内壁にホーニング 加工によって形成させても良い。
【0006】 溝8の内部に、例えば青色に着色された樹脂による有色樹脂11が溝の深さの 2分の1程度まで充填される。着色された有色樹脂11は着色されたウレタン、 アクリル、エポキシ、又はアルキッド等の一種、又は二種以上の混合よりなり、 好ましくは、二液を混合することにより反応硬化するアクリルウレタン二液反応 型塗料と称する塗料が望ましい。この塗料は、耐黄変性、光沢保持性、不揮発性 、耐久性、乾燥性、密着性等に優れ、指輪の内面に適応した特性を備えている。 また、上記において有色樹脂11を塗料で形成したが、ウレタン、アクリル、 エポキシ、又はアルキッド等の一種、又は二種以上の混合からなるインキで形成 しても良い。また、有色樹脂11の硬化法は、硬化剤との二液反応タイプ、熱硬 化タイプ、UV硬化タイプ、自然硬化タイプ等がある。 更に、有色樹脂の上に、透明の樹脂被膜12を内側2の表面と同一レベルまで 充填するのが望ましい。
【0007】 表示3の他の例としては、多数考えられるが、簡潔なものが好ましく、例えば Love & Peaceが上げられる。また模様としてはハートマークとバラ の花の組合せ、ハートと唐草の組合せ等がふさわしい。 一方、溝8の内壁に凹凸10が形成されているので、有色樹脂11の密着性が よい。 また、透明被膜12を施すことにより、ごみ、油等の付着を防ぎ、また感触を 損なうことがないようにすることができる。更に透明被膜12を補色に着色する ことにより、有色樹脂11の色との混合色が得られる。例えば、有色樹脂11が 青色の場合、透明被膜12を薄赤色にすると、薄紫の混合色となる。
【0008】 また、上記実施の形態においては、指輪の溝内に有色樹脂を充填したが、有色 ガラスを充填しても良い。これは一般に七宝と呼ばれるもので、フリットガラス と着色のための金属酸化物と樹脂と少量の有機溶剤等を混合したインキ状(ペー スト状)のものを、印刷、筆塗り、ディスペンサー等の手段で指輪の溝内充填し 、その後、焼成して、溝内に有色ガラスを形成させる。 本考案の実施の形態においては、比較的融点の低いフリットガラスと、着色剤 としてブルー色をだすためコバルト青(CoO・Al)を使用し、400 ℃〜520℃の温度範囲で焼成した。 指輪の溝内に形成された有色ガラスは、宝石のような光沢と輝きを有し、指輪 内面の装飾性を一段と向上させることができた。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、意義のある表示が指輪の内側に刻まれているので、その意義 が消えることなく永続し、所有者に喜びを与えることができる。その上、指輪内 面の装飾性を向上させることができる。また、溝の内壁を凹凸面とすることによ り、有色樹脂または有色ガラスの密着性を向上させることができる。更に、有色 樹脂の上に透明樹脂被膜を施すことにより、溝内にごみ、油等が付着するのを防 止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】指輪を展開して内側を示す平面図である。
【図3】刻印部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 環状体 2 内側 3 表示 4 愛情表現部 5 当事者名 6 日付 8 溝 10 凹凸 11 有色樹脂 12 透明樹脂被膜

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属よりなる環状体の内側に意味を有す
    る形状に形成された溝と、該溝内に充填された有色樹脂
    または有色ガラスとよりなる指輪。
  2. 【請求項2】 前記内側の表面が平坦に形成されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の指輪。
  3. 【請求項3】 溝の内壁に凹凸が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の指輪。
  4. 【請求項4】 前記有色樹脂の上に透明樹脂被膜が充填
    されていることを特徴とする請求項1に記載の指輪。
JP1998007918U 1998-09-04 1998-09-04 指 輪 Expired - Lifetime JP3057290U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010264218A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Toshio Shimizu 手書き文字の指輪

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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